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あ、いえ、そんな...
[怪訝な目を向けられたのがはっきりと分かった]
(嗚呼、もう....)
[と、後悔するも遅し。
さりとて、昨日、その前と全く状況が異なるのは、今日は二人きりだということ。いつも会う際は複数人同士での出会いと会話でしかなかったのだから。朴訥な青年にはそれが分からないのかもしれませぬ]
(若しくは、そういうことに慣れていらっしゃるのかしら?)
[夕べも藤乃の誘いを即受けしていたところを見るに、見た目より案外遊び人なのかも知れないと認識を新たにしたり。
ちなみに、かの友人井村の場合、遊び人というより、色魔の印象]
あ、いえ。そんな必要もございませんわ。
[そう言って、手を差し出したが、どう応答するものか]
足がぱんぱんでございますね。普段こんなに歩くことありませんから。
[言語が堅いのは自分も承知ではあるが、殿方と二人きりなどという場面にそうそう合うことはないだけに、自制ができないのがもどかしい]
西野さんは...さすがに、武術をやっていらっしゃるだけはありますね。
さらに、朝から鍛錬されて。
うちは、帰りがおっくうですわ。考えただけで汗が出そう。
[>>248 怪訝な表情を読み取られてしまったらしく、頭を掻く。
因みに、自分が特段緊張を見せていないのは。恐らく武術によって平常心を常に持ち続けるようにという訓練を課し続けているというのが一番大きいだろう。]
……恩に着る。
[何か返礼をすべきだろうかと考えながら、汗を拭くのに使った面をせめて内側になるようにして返す。
隣に何も言わずに座るのはどうかと考え、自らは立ったまま。]
…確かに、日頃身体を動かさぬ女性にとっては此処まで来るのも一苦労だろう。
僕は流石に毎日取り組んではいるからな。まだまだ未熟な身ではあるが、この程度であればな。
[ゆっくりと、調子を合わせるように言葉を落としていく。
緊張を掛けているようではあるが、話を辞めようとしているのでなければ。自らをそれに、合わせていこうと。]
…下りの方が、怪我は多いし。気をつけねばいけないな。
この程度...
[「恩に着せられても困ります」の言葉は飲み込んだ。受け取ったそのまま手巾は袂に戻す]
そうですね。普段は学校の体育くらいで。家事の手伝いと言っても、重労働には当たりませんし。
朝は毎日走っていらっしゃるの?
[所在なげに立っているのは気になったが、さりとて隣に誘うのも何かと思い、そのまま見上げる体制のまま話を続けた]
下りの方が怪我が多いのですか?
[山登りには慣れていないため、その手の知識はない]
[相手がこの程度、と思うことにこそ。その方の良心が映るから。だからこそ、感謝をするべきなのである。]
普段の体育だけでも、何もしないよりはいいのだろうな。
[何をしているのかは無論知らないが、それがなければ原田さんや藤乃さんは此処まで来れないように思う。]
普段なら他にも幾つかやるのだがな、此処ではやれないから。
[普段であれば剣道場で修練をある程度してから大学に向かう。物も場所もないから、最低限のことはやっておこうと。]
あぁ、足首を痛めてしまったりだとか、色々だな。疲労が蓄積しているのも原因の一つであろうが…君などは、心配だな。
[身体的なものも、そうだが。妙なところで気を抜いてしまって怪我する、などあっても良くない。とはいえ、今すぐに出来ることは思いつかないが。]
時に、家事の手伝いは日頃よりなのか?
[男子であるがために、自ら行うことはそう多くなかったもので。気付けばそのように尋ねていた。]
体育と言っても、お遊戯みたいなものです。女学校の体育なんて。
[校庭を散歩しているかのように歩いたり、舶来の「ダンス」と称して盆踊りを滑稽にしたようなもの等が主だった。もちろん、矢神などははりきって走り回るのだが]
ああ、でも、薙刀はちゃんとした運動かも知れませんわね。
[何故か薙刀だけは得意だったりする、瞬発力だけはあるのかも知れない。持久力はとんとだが]
他に...?
[ここでできないとなると、道場でやるなのかなのか程度の予想はつくが]
では、下りは気をつけて帰るようにいたしますわ。足首ですね。
[言われる通りに心に念を押した]
か、家事ですか?
あ、ああ、はい、母上のお手伝いなど。はい。
[婦女子たるもの、家事ができなくてどうするといつも母からは言いつけられるものの、数日に一度程度しか手伝いもしない。一人娘ということもあり、全体的には甘やかされて育ってきたのだ]
薙刀か、それはきちんと行うのであれば佇まいなども整うから美しいのだろうな。
[>>253 武道は、突き詰めれば美に届く可能性はあると考えている。勿論、心技体が揃わねばならぬのだろうが。]
…まぁ、型とかだな。
[剣道場を使って、存命していた頃の祖父に習った剣道の型である。柔道の型は、基本的に相手がいるものであるが。剣道であれば1人であれどある程度形になり得る。
まぁ、恐らく。飽くまで真似事の域は越えないが。祖父からの精神を受け継ぐと言う意味で日々行なっていた。]
ふむ…
[母上の手伝いなど、と言われて暫し黙る。実家を想起して。]
視野と見識を拡げるという意味ならば、家事も嗜むべきなのだろうか?
[大真面目に尋ねている。]
[美しいと言われて、鼓動が鳴った。今度から薙刀の授業はきちんとしようと思ったとかなんとか]
型ですか。
[剣道をやっているのは知らないので、柔道の型とやらを想像している]
...へ?
[彼の言う意味が一瞬では掴めず、戸惑ってしまった]
それは、西野さんが、家事をなさるということですか?
あの、お掃除はともかくとして、いくら世が変わったとは言え、男子厨房に入らずと申しますか、さすがに、お料理はどうなんでしょう?
[とは言え、巷では男料理なる言葉が生まれつつあるのも聞き及んではいるが、原田家の主は明治一桁産まれのごつごつの日本男児である]
楽しみというか、趣味?であるなら、それも愉しくはあるかも知れませんね。
[と、お茶を濁したり]
胴着の洗濯などは、昔から自分でやっていたが?
[>>256 自分の用いるものなのだ、手入れも勿論自分で行うべきであろうという家の考え方のものだ。]
本を読んでいてな。男女がこうあらねばならぬという当たり前の認識が間違っているような気がしてな。
大正2年には、女性も帝国大学に通う者が現れ始めた。その中で、自分自身も。今の時勢も見つめ直さねばならぬのかもしれない。そんなことを思ってな。
[自らに社会を変えるなどといった志まで、持っているとはいえないが。]
女性が男性がやるべきとするものに来るのであれば、逆もまた然りなのではないかとな。
料理である必要はないのだろうが。
[どうやら、反発は根強そうだと苦笑した。]
自由主義でございますか?
[ぽろりと出た言葉はそんな単語であった。特に教養だの何だのと気にしたことはないのだけれど、なんとなく最近大人たちが流行り熱のように語っている単語を口にしただけだった。
普段であれば、主義主張など、婦女子の口にすることではないと言われそうだが、この御人であれば、問題がなさそうとの思いで出たのかも知れない]
本というのは、先だってお読みになっていた御本でございますか?
[翻訳本だったというから、外国の思想にかぶれただけなのか、それとも、何か思うところがあったのか、少し興味があった]
まあ、まあやちゃんのような男女見てますから、いずれ、男女平等なる世の中が来るでのはないかという気はいたしますが、とてもうち等のような庶民にはあまり関係のない話と思っておりましたわ。
[矢神がいないことをいいことに酷い言いようだが。
反発はないが、そんなこと言い出す男子を初めて見ただけに戸惑いの方が先にあったのかも知れない]
…最近大人たちが言ってるそれか。それとは、違うと思うが。
[国家に対して人間は理性を持ち従来の権威から自由であり自己決定権を持つ、などと言ったものではない。
権威が不要だとは思わないからである。]
先立って…そうかもしれないな。
『天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと」いえり』とは、世の中に聞こえよがしに言われていることだと思うが、君なら『「人学ばざれば智なし、智なき者は愚人なり」とあり。されば賢人と愚人との別は学ぶと学ばざるとによりてできるものなり。』と後に続くことは知っているだろう?
[自身は聞いていないが、彼女自身も引用している>>15。それに]
君がいきなり読んでみよと勧めたのだ、不慣れながら真面目に読んで考えてみた結果のつもりだ。
[そう言って、反応を見るべく視線を真っ直ぐに合わせてみた。此処まで言って忘れられていれば、それはそれで…と言ったところであろうか。]
[彼の言葉を黙って聞いていて、最後の台詞で思い当たることがあった]
あ!
[思わず大きく開けた口を、慌てて手で塞いだ]
そうでしたね。お勧めしましたね。
[あれは、いつのことだったろうか。卒業前の中学三年の冬の時期であったように思う。何の気なしに言った言葉だっただけに、すっかり忘れていた、確か彼を入れた複数人の男女で何かを話しているところで、『これからの世の中は、体力だけでなく、教養も付けた方がよい』等と、誰かの言葉の受け売りをしたのだった]
福澤先生は、男女平等の精神は謳ってはいなかったように思いますが、確かに今まで私たちが育つにつれ会得してきた知識とは全く異なるお考えでございました。
[と、真面目吹いてから、くすりと笑い]
西野さんは、本当に生真面目でいらっしゃるのね。
でも、それであれば、男子が女子の真似事をするよりも、女子の気持ちを掬い取る気持ちをもたれる方がよろしいかも知れませんよ。
ああ、でも、真似事をすることでその気持ちを分かるということも確かではありますわね。
...難しいところですわ。
[とミイラ取りがミイラになった]
君もそのように驚くことがあるのだな。
[>>260 ハハッ、と。此方も軽くながら声を上げて笑うのは珍しいかもしれない。]
あの時は國語が苦手でな、やれることはやってみるかと読んでみたものだよ。
[生真面目というよりは馬鹿の一つ覚えであろう。兎に角一直線に行ったのであるから。]
謳ってはいないだろうが、そういう考え方もあるだろうなと思ったのだ。それは人生経験によるものなのかは分からぬが。
[それこそ、矢神の存在も関与してあるのかもしれない。]
女性の気持ちを掬い取る、か。
それは、中々に難しいものであろうな。女性というより。一人一人の気持ちを酌み取ることは難しいから。
君の言葉もな、どのような意図で言っているのか。
それを分からねばならぬのであろう?
[そう、返答する。でも、まずは朝の遭遇時より雰囲気が柔らかくなっていることに、内心で安心を覚えるのだ。]
[朝、井村に遭遇すれば、その手が握られているか確認する。さて、どうだろう。どちらにしろ]
井村さん、おはようございます。
[しおらしく挨拶して周囲を驚かせた。井村の反応を気にすることなく通り過ぎた**]
― 朝食後 ―
や〜
やっぱ何かあると落ち着きますなぁ
無いと不便ってわけちゃいますし、むしろある方が不便とか邪魔だったりするときも多々あるんやけれど、それでもおってくれるのがええんですな〜
……男女の仲もそういうものなんとちゃいます?
[大人しかったのは手が独り身だった間だけで。
結局、空き家となった手に収まったのは、朝食時に掴んだ醤油差しだった。
醤油をこぼさないように気をつけつつ、立ち話で捕まえた誰かと楽しく話しながら新たな人生のお供を口元にかざして交流を深めていた。]
醤油差し持ってたな。
[笑えば良いのか怒れば良いのか、呆れれば良いのかと考えれば、呆れ半分笑い半分といったところか。
この日は何度か思い出し笑いをすることになるだろう**]
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