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[待ち合わせは夕食を済ませ、風呂へ行こうとする級友たちで宿に動きがある頃。
浴場へ向かう通路とは外れた、先程会った場所。
逢瀬のあと風呂に行きますよと言わんばかりに、着替えを包んだ風呂敷を提げていた]
こんばんは矢神さん、夕食はどないでした?
あ、うち食べるときまでこれ持っているわけちゃいますのよ?
[にこやかに話しかけて旅のしおりをぱさぱさしてみせた。
もしかしたら緊張をほぐす意味合いもあったかもしれないが、気遣っていると印象はまず受けないだろう]
元を辿れば僕が誘ったようなものだからな。
[>>195 君と見ることが出来たなら、記憶に残るはずだと。それに貴女が答えてくれたのだから、此方はそれに応えるのだ。
袖を掴まれたことで、その手の小ささを感じられて。何となくむず痒いような心持ちを覚えるのは、新鮮な感覚であった。]
星が…
[見えてきた、と。
木々が拓けて、明るさが増して。
その光景が自分たちの前に姿を見せる。
少し感じる冷気さえ、今の自分には心地良くて。暫く声も出さずに見上げていた。]
…真砂なす 数なき星の 其中に
吾に向ひて 光る星あり
[短歌を1つ、諳んじて。
この光景を見ようと思った最初の切っ掛けを、伝える。]
― ロビー ―
ええと……勝負の場はあれです。
さ、どうぞ。
[促した先にあるのは物陰にある背もたれのない長椅子。
中央付近で長椅子をまたいで座り、身を乗り出して自分の目の前のあたりの埃を手で払って見せた――向かい合って座れと言っているらしい]
今でこそ柔道は立って組み合いますが、古来の武術とは本来座って戦うものらしかったそうですよ。
剣道の居合ありますよね、あの『居』って座った状態って意味らしいです。
……なんて言ってますけれど、うちはそういう心得とかまったくないんやけどね。
で、真っ向から柔道やったらうちが勝てるわけあらしまへん……なので実力差を埋める意味でこの『座り柔道』で勝負しませんか? 座っていればそうすぐには投げ飛ばされないでしょうから。
あとねぇ……うちって柔道できないって言ってるのに。『柔道できないって言っているけど実は寝技の鬼』とか級友に噂されてましてなぁ
矢神さんにどう思われているのか存じませんけど、これなら寝技にも持ち込みにくいから安心ちゃいますやろか
[ほんまに柔道やってへんねんけどなぁ……って小さくため息。西野ぐらいの実力者には分かってもらえるのだが]
一本勝負、投げ飛ばされたり背中ついたりしたら負け
どないです――?
[肌身離さず持ち歩いている旅のしおりを床に置いて――本気でやりますよとアピール。
負けたらどうなるか、とかは一切付け加えなかった。
矢神が西野に勝利を誓っているとかはもちろん知らない]
もしですね。
[井村の軽口>>151を耳にして、しばしの間口をつぐむ。何か考えるような仕草をしてから、おもむろに満面の笑顔を浮かべてから]
もし、うちの前に、空っぽの箱をお持ちになって、それを千両箱だなんて、おふざけたことを仰って、あまつさえ、うちをくださいなんて口にされる殿方がいらっしゃるなんてことが、万が一、万が一、あったら、即、番頭さんにお願いいたしまして、その殿方をその箱に詰めて、閂掛けて、一山も二山も越えた先にある琵琶湖の真ん中に、百貫の重しをつけてお沈めいただくことになると思いますわね。
[と、一気に言い放ち、再度満面の笑顔で*返した*]
それでも、貴方を誘いたいと思ったのは私もですから
ともに見られたのならば、良いと思いまして
[どんな記憶になるかは分らないけれど
こうして星を2人で静寂の中見遣れば
小さく吐息が零れるというものだ
自分の手と対照的に彼の手は大きく。
掴めばきっと、自分の手は隠れてしまうのだろうとは思う
声すら。吸い込まれるような
そんな数多の星浮かぶ、漆黒の空は
流れ星の1つでもあれば願いを唱えようが
今は満天の中、煌めくだけなので]
自分に向けて、光る星を詠んだ歌、ですね
私もその歌は好きです
西野さんは自分だけを見つめる星を
……求めておられるのでしょうか
[その句で思い浮かべた方は方は
どなたなのかしら。と小さく笑って尋ねてみせたりして]
空はかる うてなの上に上り立つ……
[告げつつ、貴方にそっと差し出す本は
ギリシア神話、星座に関わる物語を
翻訳したものであります
お気に召すといいのですが、と小さくささめきながら]
[同じくお風呂に行こうとする頃、柔道着ではなく着物に袴姿で先に待つ井村の元へ]
こんばんは。食事、か。
[正直味もわからなかった]
そりゃあ、いつも持ち歩いていたら阿呆だろう。風呂とかどうするんだ。
[西野に解された緊張がまた甦って来たのも忘れた。
井村によって解されたとは気付かなかったけど]
[長椅子を指さされればびっくり仰天]
真面目に言ってる、のか。
[長々と話すのを聞きながら疑っている]
まあいい、どちらにしろ負けるわけがないから、それで良い。
で、勝ったら、若しくは負けたらどうする。
[旅のしおりを手放したのを、本気の証拠と受け取って、向かい合う形で埃を払われた辺りに座った]
>>152西野
本当はおさぼりしたかったんですけどね。
[当然の意味がよく分かって、冗談を言ってみる。ついでにぺろっと舌を出してみる]
おかげ?うち、なにかしましたっけ?
[自分で本を薦めたのを覚えていない]
あの本は何の本でしたの?また、時間がある時にでも教えてくださいな。
[と、別れ際にそう問うた*でしょう*]
[吐息の音も聞こえそうなこの静けさは、自らをもその漆黒に溶け込んでしまいそうな感覚さえ及ぼしているが。
引かれたままのその袖が、自分を此処に留めているような、そんな感覚。]
籠の中の鳥を愛でる趣味もないのだがな。
変わらぬものなどない。僕自身でさえ、知らぬ間に変容している。
[そう、関係性も。何時迄も同じでは居られなくて。
小さく尋ねられた言葉には、軽く肩を竦めようか。]
自分だけを見つめる星が欲しいだなんて、言わないけれど。為人を、知っていく中で。ふと感じたことに合うような気がしたから。
[君がその歌を好きなのはどうしてだい?と今度は問いを投げかけながら、彼女の手にしていた本を受け取った。]
-林間学校の夜-
[代返要員として、一人部屋に残っている。先生の見回りがあれば、代わりに誤魔化す役割だ。
二人の布団には、別の部屋から持ってきた枕を仕込んである]
逢い引きかあ。
[二人が戻ってくる頃には、寝息をたてて寝入っていること*だろう*]
あら、星が輝くとはいえ
籠の中の鳥というだけではありますまい
並ぶ双子星の様に
隣で輝きながら見つめ返すものも
あるかもしれませんよ
変わらぬものはない、ですか
確かにそうですね。時が経つにつれ
変わるものもあるでしょう
[自分の知らぬ間に、周囲の変化に置いていかれそうになる
そんな風に感じるのは己だけやも、知れず]
なるほど……ふと、感じたのです?
だとすればそれこそ貴方の変容かもしれませんね
今迄に星を見ても。そんな風に感じたことがあるのなら
別でしょうが
[自分がその歌が好きなのはどうしてか
尋ねられたなら、小さく微笑み]
だって。星が自分を見てくれているようだ、なんて
数多の人の中から、自分だけを見つめてくれる人がいる
そんな風に解釈したら浪漫ですし
それに、親の、子の背を慈しみながら見つめている
と、解釈すれば。親の愛を思い浮かべますし
解釈次第で、変わるのが面白いのです
[と、告げた]
んー……武道の勝ち負けに何かをつけるのはどうないなんやろって思いますけど……じゃあうちが勝ったら髪の毛一本ください
負けたら……うちが提示した勝負ですし何言われても断れへんねぇ、あとで好きなもの決めてくださいな
[この勝負によってどうこうするつもりは特に無いらしい。
向かいに座るのを確認すれば両腕を上げて、にこやかなままいかにも素人とわかる構えをとる]
――では勝負
…………はじめ!
[自分で発した掛け声とともに試合開始]
おっと、おおっ
わっ! これは……本当にお強いですねぇ
[お互い座っているので上半身だけのつかみ合いになるわけだが……それだけでも実力は遥かに違うのはお互いすぐに分かっただろう。
ただし――床につく足で踏ん張れば投げ飛ばされることはなかった。
長椅子にまたいで座ればそれだけ重心が下がるわけで……矢神がどれだけ熟練していても"柔"では投げようがないのである。
それでもかなり慌てることになったのは結構な計算外だったのだろうが]
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