情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
―スラムの花畑 二人の少女―
『アネモネ、すっごく可愛い!!!』
[そういって笑う少女は心底嬉しそうだったろう。]
『おにーちゃんが、付ける名前って、
エリーだとか、ミーアとか、メアリーとか。
前付けてくれた、"リーナ"はまぁ良かったんだけどさ!』
[全部、"ー"がつく名前で、絶対ちゃんと考えてない!!
と、文句をエーディにぶつけていただろう。]
『絶対、花の名前とかおにーちゃん知らないし!!』
[そう言って、兄のことに対しては、そんなことばかりだったろう。
そうして、花を持ち帰れば、そのうち一輪。一番気に入ったものはヴェスの家に飾っていただろう。]
["弟"の話もしただろう。そうして、その人物に対する気持ちが、少しずつ変化するのも、
エーディは知っていたかもしれない。"弟"だけど、そうじゃなくて、ただ一緒にいたい。
どうしたらいいか、分からない。揺れる瞳は"兄"と似たような。
誰にも見せないエーディの前だけの"癖"。
そうして、兄には決して場所を教えない、秘密の友だち。
喧騒溢れるスラムの中で、流れた穏やかな時間。
なのに、それは、唐突に途切れてしまった。]
『……』
[ごめんね。たまに花畑に訪れる、誰にも見えないその姿。花々だけが知っている。*]
[欲望と享楽が侭の都市。
辺りは、未曾有の危機に立ち向かい、欲望の姿を剥き出しに振る舞う]
[それが堪らなく、胸を騒がせる。
軽い苛立ちと言ってもいい。
或いは、八つ当たりのような感情]
[救われてもいた。
例えば、自分がタリアの手を取り歩いていたことを一笑に伏した情報屋とか、P13ドームの住人達の>>4:+75底力の姿など。
それは、欲望の渦のまま、ひとつとなった姿で、それは……誇らしいものでもあるのだろう]
[防衛線後方では、所謂【武器屋】。
商人による、武器の供給もあっただろうか。
合間を縫い、小型機と異能者達が戦う中、マガジンを換装しながらもそちらへ撤退するように向かう]
知りたい……
……どうして、 父さんと母さんが殺されて、俺が生き残ってしまったのか……
[小さな呟きは誰にも聞こえなかっただろう。
見慣れない文字の外套の商人、故に何処の商人か、よく分かる。
購入は速やかだった]
このタイプの銃の弾、あるだけ。
ハ、言葉の綾だ。
全部は買わねーよ。
ああ、それと……これとそれも幾つか詰めてくれ。
[キャッシュが必要ならキャッシュで支払っただろう。
幾つかは装備し、他は丈夫な袋に詰められると片肩に担いだ]
[何もかも嫌いだ。
この都市の在りようも、都市の外に広がる大地も。
…………]
……いいや、そうじゃないな。
知りもしたいが、……そうじゃない。
[そのまま行くことに恐怖もあったが、震えるそれを抑えるように中層防衛線を一瞥し、破壊された大通りを迂回するよう上層方面へと向かった**]
―過去話 ヴェスと妹―
『あ、おかえりぃ』
[にっと笑って。その笑い方は少し兄にも似ていただろう。
というよりは、わざと真似をしていたのだが。]
『今日はね。"アネモネ"っていう花。』
[そう言って、とても嬉しそうに笑い、話をする。
ヴェスがあまり響くような返事をしなくても、本人は気にすることなく、話をする。]
『また、射撃?がんばるなぁ。』
『でも、それだけやっても何も見つからないよ?』
[そう言って、容赦ない言葉も言うこともあっただろう。
たまに、兄と喧嘩したとか言って、ヴェスの家に転がり込むこともあっただろう。]
『で、頼みがあるんだけど。』
『料理教えてくれない?』
[そう言って真面目な顔でそんなことを言ったこともあったかもしれない。
もし聞かれたのなら、少し眼を逸し、もう一度戻す。
それは、真似をしたものではなく、兄と似たような"癖"。]
『……おねーちゃんの料理食べたくない?』
[そんなことを言ったりもしたのだった。
そんなことが続いたのも5年前まで。もう二度と戻らない時間*]
―一方その頃スラム―
[スラムの集団は、会議を開く]
『いやぁ、ありゃ無理だ!』
『なんつーか、もう逃げた方よくねぇ?』
[そう言って、各々がヤジやらなんやら飛ばしながら、
まったくまとまらない会議と称した何かを行う。
こんなときでも、酒やら飲んでるのが逞しいかもしれない。
というか、今ならタダで飲み放題だからだ。
そうして、一人含み笑いをする者もいたか。]
『んじゃぁ、あれ使うか。』
『……あれは、やばい』
[あれ、というのは、ただの"鉄線"しかし、それは、ただの鉄線ではない。"恨みの"鉄線。スラムにはそう伝わる。どこぞでいう、藁人形みたいなものだ。
毎晩毎晩、恨みを込め、編まれ続けた鉄線。
長く太く。もっと長く太く……強く強く。
もう10年以上、編み続けている。]
『本人、"異能"だなんて気付いてねぇから、こえぇ…』
[何に恨んでいるか、それは誰も知らないが、
その"恨み"の強度は凄まじい。]
『恨まれたら、どうすんだ。10年だぞ。』
『『スティーブにおしつけとけ』』
[なんでだよ、そう突っ込みたいが、残念ながら男はそのやり取りを知らない。]
セーガ、怪獣よりかっくいーじゃんか。
[セーガの援護にはポツリと呟くように笑う。ゲイルの影が迫れば>>*8ポルポから影の動きの予測がもたらされる。だが、今回避に意識を割けばゲイルへの攻撃に支障が生じる。回転運動に少しでもズレが出れば、それぞれがぶつかりあい、威力は大幅に下がってしまうだろう。]
アイツもずいぶん動きのキレが落ちてる。
なら、ここで決めるしかないだろうが!
[トレインの決断は終わった。ニヤリと笑うと影を受け止めるように両手を差し出したのだった。]
次が閊えてるんでね、そろそろ倒れてもらうよ。
[いよいよ回転を増す瓦礫を、中心へと一気に加速させた。]*
[そうして、中層から上層へ、ナトゥーリアが移動するあたりか。それとも上層でか。
その鉄線が、スラム集団のハリボテ飛行物体により運ばれ、ぐるりとナトゥーリアの足を巻こうとするか。
それが成功し、ナトゥーリアが転ぶかどうか、それは果たしてどうだっただろう。
もしかしたら、いとも簡単に、それらは吹き飛ばされてしまったかもしれないが。*]
/*
スラムのは割とトリッキーというか、バカみたいなことやってる感じで…それが効くかはわからないんですけどね。
[揺れる瞳>>+51。
じ、とその動きを見遣る。
戸惑う時の彼の癖]
今回は引き摺ってでも行くかんね。
[いつもなら、と言うスティーブ>>+52にはそんなことを言って。
彼が頷くのを見た後に改めて向き直った]
おい。
[スティーブの両頬を掌で挟もうと手を伸ばす。
結果に関わらず彼の目を見詰めて]
何があったか知らないが、一人で抱え込みすぎるな。
人に言えないこともあるだろうが、抱え込みすぎて良いことなんてない。
適度に吐き出せ。
聞くぐらいなら出来る。
警察のアタシにゃ言えないなら他の人でも良い。
良いな、一人で抱え込みすぎるな。
[5年前から思っていたこと。
頼れ、とは今でも言わない。
頼って欲しいとは思う。
でもそれは押し付けるものではない]
そんな状態で手を伸ばせると思うな。
[スティーブの戸惑いがヴェスに関するものであるとは知らない。
けれど迷いがある状態で何かを為そうとするのは難しい。
叱咤を目的とした言葉を紡いだ後、ポケットへと突っ込まれたスティーブの左腕に手を伸ばした。
触れることが出来たなら、擦り傷は瞬く間に塞がるだろう*]
/*
鉄線まくってのは考えてたんだけど、簡単に切られるよなぁ…んじゃ、めちゃくちゃ太く編んだやつで…
10年くらい編み続けたやつ…
でも、それでも弱い…強化させるさせるには…
一番質悪いのは…
"恨み"!!!!!!!!!
ってなった馬鹿です
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新