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[ぐぁんと、頭を殴られたような心地がした]
『どこも壊れていない、完全なる存在だった。
あの女王にあるのは圧倒的な【敵意】だけだった』
────……
『あれだけの戦闘力を有しているのに、
確実な殺戮は行わない。
”必要ない”と言っていた』
[咄嗟に言葉が出て来ない。
『死神』の仮面は見えていた。
トレインの位置は、よく確認はしていない]
わぁーナイスタイミング……。
[小型機から距離を置きつつ上を見れば、
重力制御と念動力の合わせ技で宙に浮く見覚えのある異能者ひとり。どうやら傷は癒えたらしい]
「………やっと来たぜ! 待ったか?」
まあねー、……待ちくたびれたって感じかも。
[とりあえず難を逃れたからにはさっきの男の人がいた方にちらと視線を向ける]
その、さっきまでのことはさておき助かった ………っていない!?
[その時にはもう踵返し立ち去っていく姿が見えるばかりだった。
長々とした嘆息]
[規模が違う、ナトゥーリアもおぞましい力を有していたけれど。それ以上にこれほどの力の持ち主たちが居たのかと、青年は少し目眩を覚える。]
……ーーー、ーーー…!?
[中層区域の火力とは比較にならない超高火力の攻撃が乱舞する地獄。ナトゥーリアの戦闘力に食らいつき、そして拮抗しようとする程のエネルギー。]
……ーーっ、……ーーー…
…何、か、出来ること、を…
[青年は、少し離れたところでまた観測を開始する。出来ることを探して*]
「ナイスタイミング!! 瓦礫かなんかこっちゃ寄越せ!」
[その間に到着したばかりの異能者を呼び寄せるのは、
氷の柱の封印補強にあたろうとしている異能者だ。
重力でなく磁力でわずかに宙に浮きスケーティングを免れている彼は、
持ち前の能力で氷の柱に磁力を張り巡らせていた]
「わかった!!」
[その声に応え崩落した建物を構成していた建材が浮き上がる。
ある程度氷の柱の傍まで重力制御で運ばれていった建材にもまた磁力が張り巡らされれば、
やがては自ずと氷の柱をさらに取り囲むように建材が張り付けられていく。磁力で。
そうして一仕事終えた感慨に浸る間もなく、
残る小型機の対処にもあたるべく散会する異能者たち]
── 中層→ ──
もくてき……?
[零れ落ちさせる気は無かったのに、ぽろりと言葉が落ちた。
『死神』>>+91が聞こえるか聞こえない程度の声だったろうか。
膝なりついているなら、見下ろす形ではあったろう]
…………あれだいじょうぶなの?
「電磁障壁付きだ。触るとびりびりするしちゃちな砲弾で跳ね返せる」
………ビームは?
「…………。
そういう手合いが来たらやられる前にやればいいだけの話だ」
[ちょっと不安になる回答だったがまあ、
不可能というわけではないのだろう。震えてもいないし。
いまだ虚勢交じりであったことには気付けず素人じみて安堵の息をつく。
とりあえず小型の機械生命体をある程度抑え込めたのなら、
また皆で束になって問題の大きい方の対処にあたる流れか。そう、あの問題の、]
/* 描写書いてて思うのは『上層部まじやべえ』
ドンパッチは元上層出身のオマケに空間制御能力とかいう1種のチート異能持ちだったから、実力そのものは相当上位にくい込んでたんじゃないかな。使用方法とメンタルの弱さと副作用云々で弱体化はしたけどさ。
やっぱセーガ君勝ち目ねえわ(まだ戦わせる気でいる)
[何かを気にする素振りをするスティーブ>>+93。
急かさなかったのはさっきのやり取りがあったことと、比較的直ぐに前を向いたため。
その後は共に上層区域へと急ぐ]
/*
スティーブ、ヴェスの助けになってるのかなぁ…って悩む…多分、妹のがヴェスの支えになってたんじゃないかなぁと。
[辿り着いたその場所>>6では地獄といって良い光景が広がっていた]
さっすが優秀なのが揃ってる……えぐいわ。
[外界と隔絶させる>>7ことで遺憾なく異能を発揮出来る空間を作る。
それが出来る能力者達が揃っているのだ]
バグ・シングに槍撃ち込んで直接異能叩き込もうとしてるのかしら。
でもあれ……
[見遣るのは槍に繋がれた伝達線。
ナトゥーリアにやられたのだろうか、引き千切られてしまっている]
あれじゃあ意味がない。
何とかならないかな。
[だがナトゥーリアの攻撃に耐え得るものなどあるのだろうか*]
/*
どうでもいいけどヴェスさんくるまでわーみんな名前に「ー」がついてるーとは思っていたよね 私はエーディで入るつもりだったし 既に
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