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小さな異邦者 イギーは『死神』 ゲイルに投票を委任しています。
機械生命体 ナトゥーリアは『死神』 ゲイルに投票を委任しています。
バグ・シング イグナティウスは『死神』 ゲイルに投票を委任しています。
小さな異邦者 イギー は 蒼い目の異邦者 タリア に投票した。
氷の目 セーガ は 蒼い目の異邦者 タリア に投票した。
『死神』 ゲイル は 蒼い目の異邦者 タリア に投票した。
日陰の花 エーディ は 蒼い目の異邦者 タリア に投票した。
特殊チーム トレイン は 蒼い目の異邦者 タリア に投票した。
機械生命体 ナトゥーリア は 蒼い目の異邦者 タリア に投票した。
蒼い目の異邦者 タリア は 特殊チーム トレイン に投票した。
P13警察機構 リル は 蒼い目の異邦者 タリア に投票した。
ウォッチャー ローズ は 機械生命体 ナトゥーリア に投票した。
バグ・シング イグナティウス は 蒼い目の異邦者 タリア に投票した。
蒼い目の異邦者 タリア は村人達の手により処刑された。
氷の目 セーガ は、特殊チーム トレイン を守っている。
ウォッチャー ローズ は、『死神』 ゲイル を守っている。
次の日の朝、氷の目 セーガ が無残な姿で発見された。
《★霊》 蒼い目の異邦者 タリア は 人間 のようだ。
現在の生存者は、小さな異邦者 イギー、『死神』 ゲイル、日陰の花 エーディ、特殊チーム トレイン、機械生命体 ナトゥーリア、P13警察機構 リル、ウォッチャー ローズ、バグ・シング イグナティウス の 8 名。
[拘束具を外せば急ぎ立ち上がり、
タリア、だったもの。
本来の姿、ナトゥーリア。
それが、セーガを含めたくさんの人間を巻き込もうとしていた。]
ヴェス…!
[そうして、そこで立ったままでいる、ヴェスの名前を呼び、
異能行使がなされた後だったろうか、その姿に駆け寄ろうとする。*]
[タリアが撃たれた時に喪失>>3:+46が過ぎった。
そして聞こえた重低音。
回し蹴りを『死神』に防がれた>>3:*8のやその他のことは、瑣末事ではあったろう]
[やがて、現れたのは氷柱の中から現れた白銀の輝き>>3:79]
[その輝きに魅せられて。
20幾らか前に見たよりも、怖気震うような姿>>3:87。
微かな期待、微かな喜び。
鋭利なそれ>>3:89で貫かれ切り刻まれ、或いは潰されたくなる。
それがきっと、正しかったのだと、そうも過ぎった]
[けれど]
[それは、大地が砕かれる>>3:90まで]
あ……
ぁ、あ……
嫌、だ。
嫌だ……嫌だ……
[免れきれなかったものがいれば、崩れ落ちる]
頼むから……死なないで……
お願い だから
[意識がぐちゃぐちゃに掻き回される]
俺が
あ、あぁ……
…………
[凄まじい、と。
影から再び現れ、本来の姿となったナトゥーリアを見遣る。
機械生命体としての姿になったにも関わらず、その造形美が際立った]
─── 完璧なる存在。
[テノールが賞賛するように響く*]
駄目……まだ、まにあう……
[血を流す者がいれば、遠隔移動能力を行使]
[バラリ]
[頭の中でページ落とし捲るように開かれるような映像の群れ、それは最寄りの医療機関を示し、転移となるか]
[エーディの懐には護身用の武器だけでなく、いくらかの種がある。
花の種だけではない。大木や蔦状植物、その他有事の際に役立ちそうな植物の種。
中層区域に街路樹の類がないなら、手近なところに己の持つ樹の種を植えて、
能力におけるアンテナ代わりにしなければなるまい。
とかく植物がなければ発動も安定もしない能力である。
花咲き木々芽吹くドームを守るために力を貸してほしいと、
まだ使われていない種から芽吹く生命に、内心、願う**]
[千里眼でヴェス達の様子を見る。
スティーブは拘束具から脱し、ヴェスへと駆け寄っていた。
当のヴェスは何かショックでも受けたのか、不安定な様子。
セーガはどうなったか。
ナトゥーリアの一撃を受けたのだ、どの道しばらくは動けまい]
[『死神』の意識は厄介そうなトレインと、ナトゥーリアへと向けられた*]
……っ
おい…っ
[地面に向かって吐いているヴェスの肩を、右手でヴェスの右肩を掴み、
左手はその背に触り、]
……っ
大丈夫か…?
[未だ、ナトゥーリアの攻撃は続いていただろうか。
続いていたなら、それを見上げ、ヴェスをその場所から引き剥がそうと*]
/*
実を言うと当初墓落ちする気はなかったんですよね
でもまあ全員墓落ちも面白いかと思って軽率に乗ったんですが
最終日が土日であることに気付いたうえリアル炎上で土日の両方お仕事が入った←いまここ
……行かなきゃ、行かなきゃ……
少しでも、助けて……
げほっ……ぅ、……うぅ……
[譫言のように繰り返す。
場所から引き剥がそう>>+6とされれば、死地へと向かう様に、振り払い、ナトゥーリアが行動している方へ向かおうとする*]
─ 下層区域・公園 ─
なに、エーディもスティの手の届く範囲に入りたいの?
[うらやましいと言う言葉>>2に、首を傾げながら問う。
顔には小さな笑み。
そんなやり取りをした後、リルはエーディと共に転移で中層区域へと向かった]
─ 中層区域 ─
─── よし、ありがとね。
[目的の場所へと転移し、協力してくれた転移能力者に礼を言う。
辿り着いた場所は未だ喧騒はなく、未だ居場所の特定が出来ぬバグ・シングに備えて待機しているといったところ]
この映像本部に上げて。
ここに映ってる女性が怪しいって情報が入ってるの。
[スティーブやセーガの証言を聞く限りは、十中八九と思っているのだが、確定的な証拠はないため可能性として報告を上げる]
[中層区域にも植物の類はある。
ただ、下層区域にある公園ほど纏まっていないのは事実だ。
しかし一定間隔で生える街路樹や植え込みがあるため、比較的範囲を広く取ることが出来るはずだ*]
……行くって…
[少しでも助けて、その言葉に、引き離そうとする手が少し緩み、
その手が振り払われる。]
……なぁ。
[向かおうとする、その背を追い、]
……
[言葉が、出ない。
少し、立ち止まり、ナトゥーリアが破壊した地面に視線を落す。]
[左手を強く握ったまま、ギリっと歯噛みし、
そして顔をあげる。
そして、また追いかけ、隣に並び。
ヴェスの頭を歩きながら、グシャリとする。
そうして、手を離し、]
─ 中層区域 ─
[やがて、下層区域と中層区域の境、大きな広場で起きた騒動が報告される]
「バグ・シングが現れました!」
「監視カメラの映像出します!」
[ようやく手に入った有力情報。
全職員、そして防衛に参加している能力者達の端末へと映像が一斉送信された]
─── ッ
[映し出されたのは、地面が捲り上がり、数多の瓦礫が人々を襲うところ。
間一髪、転移か何かで免れた人らもいたようだが、大怪我を負う者も映し出されていた]
[そして、それを為したバグ・シングの姿を見て、リルを始めとした警察機構の職員達が息を呑む。
耐え切れず身を震わせる者も多かった]
───、 これで対象が判明した。
目撃情報上げさせて。
位置を割り込んで包囲網作るよ。
[現場指揮として指示を出し、更に念話で各所の隊長と情報交換、及び一斉包囲を行うための段取りを行う。
今回の騒ぎで中層区域の危険度が上がったことが広まった。
また、異能者集団に所属しない者達の中からも防衛に加わろうとする者達も現れ始めた。
事態の深刻さが緩やかに広まっていく**]
……俺も行く。
お前は……
[口を開く。閉じる。言いたくない。だが、
しばしの間。]
……助けろ。
[そう言って、]
俺は……
お前を助ける。
死ぬなよ。俺のいないところで。
[頼むから…吐息のように聞こえるか聞こえないか、小さく小さく呟いた*]
『死神』 ゲイルは、日陰の花 エーディ を投票先に選びました。
P13警察機構 リルは、日陰の花 エーディ を投票先に選びました。
/*
女の子二人が話してると、和む。
そして、内容が俺についてで、あかん嬉しい。
いないとこで、PCの名前出ると嬉しい
今なら、助けられるから……
死んでも。助けなきゃ
償わないと……
俺が… 皆を殺したんだ……
[それは事実ではない>>0:328>>0:329]
今も、…… ……
[グシャリと手が触れる>>+9と、また振り払うようにした。
そんなものは、駄目だとばかりに]
…………!
[声>>+10に返らず、ギリ、と軽く歯が鳴る。
それは、ヤケに>>0:365と言われてもおかしくはなく。
そしてただ動くだけだ、というものでもあったか*]
/*
ふわふわ甘さ完全に抜けてしまった。
一応方向としては、ナトゥーリアに誰も近づけず(死なないように)、かつ、自分を殺してもらう、という進め方をしようと思っていたのですが、犠牲者が出て取り乱し過ぎる状態になってしまった…
これ対峙したら、また魅了されるか微妙では…?
ー 最寄り 医療機関 ー
[医療機関はてんやわんやであった。次から次に増える患者、パニックを起こす者、それでも運営を継続し緊急の避難場所として機能することが出来ているのは一重に医者たちの能力が異能抜きにしても高いからだ。]
[さて、バグシング発生により送られてきたけが人の中に1人奇妙な怪我人がいた。 その怪我人は、厚いコートを身にまとっており足に怪我がある訳だが…『足以外の怪我』が見当たらなかった。]
[コートを脱がせてみると、普段着の上に、体の表面を覆うように何重にも張り巡らされた『氷で出来た鎧』を着ている。それは攻撃されたから咄嗟に防御して作れるような代物ではなく…常に自然生成された『氷』が体の表面を覆っていないとこうはならない、というのが診断だった]
[その氷の鎧のおかげであれほどの攻撃を耐え切ることが出来たらしいが……ずっとコートの中で冷気を保持し続けてその結果氷の鎧が出来たとするなら]
『全部終わったら絶対どっかの病院に入院させよう』
『カルテに書いときますね、次の仕事行きますよ!』
[医者の呟きと、ナースの呆れ声。怪我そのものの治療は存外早く終わったが、これは別件でまた呼び出しが必要そうである。]
………ーーー………。
[現在青年の身体は冷気を生成していない。
それは恐らく『触ったら凍らせる』なんて思考も出来ぬほどに深く眠っているから。人肌に戻った青年の顔にもようはついていなかった。]
……ーーーー……
(はやく、おきなくちゃ**)
[死んでも、その言葉に、ぴくっと手の指が動く。]
……ちがう。
[>>+11死んでも、償わないと、俺が皆を殺した。
自責の言葉の数々に男はそう呟く。]
……
[振り払われる手。
そのまま、落ちる。]
[ギリ、とヴェスの歯が鳴る様子。
口を開く。]
……死んだら、助けられないんだからな。
[ぽつり、呟き、]
……
[せっかく、少し、マシになったのにな。
一度、目を瞑り。
頭に響く、二発の銃声。
目を開ける。]
[広場の瓦礫に突き刺さる、崩れる最中、どこからか落ちてきたのだろう、
鉄製の棒。
それを視界に入れ、立ち止まり。
手を伸ばす。
伸ばした左手は震えたまま。]
……
[ざ、と足を引き、重心を落とし、居合と呼ばれる剣技でもするかのように、
一気に空間を薙ぐ。]
……
[ぶん、とそれを一度振り、
そして、また振り向いて、ヴェスの後を追い、
ナトゥーリアの向かう場に足を進めることになるか*]
……っ
[向かう最中、震える手を腹ただしく、乱暴にポケットに突っ込んだ。
そのとき、ポケットに入っていた通信機に触れ、思い出す。]
……
[少し、手が止まり、
そのまま作動させることなく、手を離し、
ポケットから手を抜いた*]
[両肩に重さが掛かった。
そう思った時には、口にボトルの口がねじ込まれ、不味いものが流し込まれていた]
「あはは。
あっははははは!
あーおかしい」
げほっ、げぼっ、んぁ……ごほっ……
[再び、膝をついて止まってしまう。
激しく咳き込み、えずいた。
辺りに響いたのは、場違いな笑い声]
「ふふ、あはは
あー楽し。
あなたらしくもない。やられたわね?」
[ひょいっと膝つくのに合わせ瓦礫に降り立ったのは、小柄な姿の情報屋。
外套のフードを目深に被っている]
………あ─── あ…──、
「で、あなたはそこまで面白く無い方。
3ヶ月ぶりのお久しぶり。
スティーブさん」
[遅れて来たスティーブにフードを向ける。
この場合、面白く無いというのは反応の話かもしれない]
「あなたって、勇気はあってもオツムが足りない感じ?」
[スティーブに向けて容赦ない批評の一言。
勇気と言うのはこの場合先程の一幕>>3:+27のことか。
そこに居たか居ないのかすら、情報屋は語らなかったし、スティーブもどうだったか見回してはいないだろう]
「こんな彼。
役立たないじゃない。
正気にまず戻しなさいよ」
/*
なんで、昨日あんなに羞恥爆発させたんだろう。
けっこう、いつもは楽しむぐらいなのにな…
あれだ、多分、公衆の面前の拘束が恥ずかしいんだ…
/*
いや、ちがうな、頭混乱すると駄目なのか。
むしろ、美味しかったじゃんな!!
まぁ、カッコ悪いから、スティーブは。
……ーーー……しくじった……
[そこは、病院。誰かに送り込まれたらしい。
患者が増えているため広い部屋に雑魚寝に近い形で多くの患者が集められている。セーガはその1人]
…あれは流石に想定してない…イギーの言った通りだった…
[ブツブツと呟きながら自身の傷の確認。 足を貫いているところは処置が施され、あとは氷の鎧もどきのおかげで全身を強く打った程度。 いや普通ならそれでも苦痛に苛まれること請け合いなのだが、青年は痛覚に鈍感だった。]
………ーーー、目的の変更…侵攻を…なんとか足止め…
よくわからない白いやつはどうするか…
[思考を回す、銀色だった目はじわりじわりと『元のオレンジ色』に戻り始めていた。顔の表面にあのマークがまた浮き出始める。]
[続いてスティーブに放り投げたのは、水のボトル。
これでも飲ませろという意味だろう]
「スティーブさん、ボトルの料金は五割増し。
ちょっとォ、今支払おうとしないで。
請求は全部彼に回すから」
[情報屋の軽く明るい笑い声で話は流され]
「あなたの馬鹿顔は堪能させてもらったわ。
あんな顔、出来るならもっと見せてくれたら良かったのに」
[地面に視線彷徨わせ、その後に辺りにまた視線を送り、能力行使対象を探そうとしているのを見遣りながら、情報屋は続ける]
「幾ら特ダネ送っても反応が無いと思ったら。
ああいうのが好みだったなんて」
[リサーチ不足だったわァ等と呑気にのたまっている姿に、赤い両眼を向ける]
[周囲を見わたし、自身のコートやブーツ、手袋を見つける。すぐに装着し着替えを済ませる。 1度目を閉じる。]
………ーーーー………。
[サムい。冷たい。 でも、制御しきれないなら、これで、いい。]
……ここを、抜け出す。 タリアを、とめる…
[目を開けば、そこにあるのはいつもと同じ顔、同じ瞳の色の氷の青年。中途半端に発動しっぱなしの能力によって得た『オレンジの瞳』で、この場を逃げ出す方法を考え始めていた**]
/*
ユウヅキに被せてるのかなーと思ったのもあるんですけどね(テンドン的な)
脳が俯瞰視点になってるので…=ドーム視点に寄ると、逃げ出す→捕まるのコンボかます前に患者が運ばれて来てそれどころじゃあねえ、というのも浮かんだんですよね。(細か脳なんで、そこらへんは各自に任せた方がログの伸びも楽しさも出るしメモ貼らない方が良さそうでしたね)
/*
そして、死者出さないってのは無理感があるのでどうしようとなっている状態です。
もう犠牲を受容するしかナイカ。
「その顔何かしら? 分からないー」
[情報屋は>>+25肩を竦める]
「スティーブさんもだけど、この世に自分達しか居ない、みたいな顔と行動は面白く無いわよ」
『こちらチーム・ハバネロ。
準備よし、てー!』
[何処ぞの店から調達して来たのか、広場からロケットランチャーが続け様に数発、ナトゥーリアに向けて直撃する。
更に破片と爆風が降り、というか、まだ逃げ切れてなかった通行人も爆風で飛ばされる始末]
「ダメージ効いて無さそう。
偽物事件とは耐久度が違うみたいね」
[とある中層バーの即席異能者集団(チーム)の物理攻撃を、爆風で舞い上がりかけるフードを抑え、情報屋は一言。
住人が爆風に巻き込まれているのに動じて居ないのは、それがドームの華のドンパチ所以だからか。
武器の選択を気にしていない所にも、市井の異能者達には、市井の強みがあるのが見受けられる]
「そろそろ行くわ。
あなたが死ぬと面白く無いし、玩具……じゃなくて、人生の楽しみが欠けるもの」
[わざと情報屋は言い間違えて言う]
「スティーブさん、まだ駄目だったらこれ試してみて。
マスター特製のハバネロohハバネロ。
ショック療法、強ち侮れないものよ」
[情報屋はマスターから奪…もとい預かったという、ハバネロ漬の小瓶を更にスティーブに投げた]
[引き攣った顔で、スティーブを見上げる。
まさか、食べさせないよな、という顔。
ふるふると逃げ腰になっている]
…や……だ
すてぃ……しない、よね……
「こちら、情報屋。
天女は移動してる。
広場での中層防衛線、ここを落ち着けたら合流するわ」
[情報屋はフード下、耳に装着した通信機で連絡を取る。
機械生命体によって破壊された大通り一帯の状況が落ち着いたら合流すると連絡し、ウインクをひとつ、二人に向けて行うと颯爽と踵を返した]
「今を楽しく生きる為に、今の脅威に立ち向かうってね。
分かるでしょう?」
[それは誰に言った言葉か。
それとも、情報屋自身の今の指針であったのか分からないが、まだ辺りで激しく揺らめく中、恐ろしさを感じていない筈が無いのに、情報屋は行ってしまっただろう**]
ー 医療機関 ー
[慌ただしく右へ左へと働く人々を横目に出口を目指す。
気配を消すのは割かし得意だった。パキリパキリとコートの中で音が立つのも本人以外には気づかないほどだろう。]
………ーーー…。
[タリアを足止めする方法、白い影を止める方法。ここを抜け出す方法。考えるべきことは山ほどある。冷気によっていつものような愚鈍な思考へ落ちる前に考えきらなければならない。]
『ちょっと君、どこに行くんだい?!』
……ーーー…!
[思考を巡らせている中、声をかけられた。それは彼を診断した治癒師だった。]
『全身打撲に、全身凍傷がある。ついでに足も怪我してるのにどこへ行く気なんだい?まさか防衛線に参加なんて…』
[そっちがついでなのか、と変な呆れが出る。貫かれていた筈なのだが。それとも処置の速さからそこまで大事にならなかったのか]
……行く、病院は、嫌い。
『はぁ?!』
[セーガの返事は淡々としていて、無表情。痛みがなさそうというか無いせいで自分の肉体状況を把握しきれていない。それなのに彼は間髪入れずに答えた。]
『…あのね、運ばれた時は奇跡的に瓦礫だけだったから君は生きてたんだよ。これがあのバグシングの攻撃が直接当たってたら君の場合木っ端微塵どころか粉々のダスト状態になっちゃう。 君は足を怪我してて素早く動けない。』
『死にに行く気かい?足でまといになるくらいなら防衛線に参加しない方がいいと思うんだけど?』
[それに対して治癒師も言うべきことを言う。 逃げ回れる足があるならこの程度の怪我なら見逃したかもしれないが、セーガは足を怪我している。最悪逃げきれないことを考えての…治癒師なりの善意だった]
行く。
[それに対する答えはたった二文字だった。それは氷結した氷河の如き意志。 氷山の一角しか見えぬ者には分からぬ、彼の絶対の意志だった。]
『…まさか、死ぬ気なのかい?』
死なない。
[たんたんと、無表情に、しかし確かに答えた。]
『何故、そこまで確信を持って死なないと言えるんだ君は…』
……ーーー……
[淡々と漏れる言葉は、崩れぬ氷河の意志を纏っていた。]
だから死なない。
[『死なない』という目的のために、理由も過程も必要ない。ただ、死ななければ良いのだ]
[そして彼は、『死なない』という目的を果たすためにタリアの排除を絶対とした。だからここを出なければならない。]
行く。
[…そして氷の目はそのまま治癒師の横を通り過ぎていったろう]
『……はぁぁあ…何あれ…アホなの…?阿呆なのか?!僕の担当するやつは馬鹿とか阿呆しかいないのか?!』
[取り残された治癒師は引き止めることも出来ずにそう言った。彼が直前に診ていた患者はそんな奴らばかり。 ドームを守ろうとする者、家族を守ろうとする者、とにかく、ドンパチするなら踊らにゃ損と脇目も振らず飛び出していくもの。]
[『暴徒を抑えておかねばまともにバグシングと戦えるわけない』と窓から飛び出していった頭のネジが外れきった大馬鹿者までいる始末。今頃暴徒狩りに精を出していることだろう]
『……ああーーー!!!そうだよっ!!!この街は馬鹿ばっかりさ!!!僕も含めてなっ!!!次の患者!!!次はなんだい!!!いつ出れるようになるか教えてやるからどんどんこい!!!』
[治癒師の忙しい悲鳴が轟いた**]
/*
「あなたの惚けた顔は堪能させてもらったわ。
あんな顔、出来るなんてね。
なんなら、もっと普段から気を抜いてたら?」
辺りかなあ。一つ単語修正するなら全部修正になる。
馬鹿顔の方だったら、普段からそういう顔、自分にも見せてよね的な意味にもなってしまう…。
投票を委任します。
小さな異邦者 イギーは、『死神』 ゲイル に投票を委任しました。
[陽気に響く、場違いな明るい声。
と、ヴェスが何かを飲まされ、咳き込み、膝をつく。]
な……
[瓦礫に降り立った小柄な姿は、情報屋。]
なんのことだよ。
けど、頭悪いのは認めますよ。
[首に手を触れ、顔を逸らせば、視線をヴェスに動かし、
振り向けば、走りヴェスのもとへ。]
[勇気、というのが先程の一幕であることには思い至らない。そもそもあの時は周りを見回す頭がなかった。]
……
[正気にまず戻しなさいよ。
正論だ。だから、返す言葉もなく。
そうして、放り投げられたのは水のボトル。]
……っ!
[持っていた棒を離し、それを慌てて受け取る。]
……5……っ
……わかったよ。
[抗議の声は聞く耳はないだろう。]
[この世に自分たちしか、そう言われれば、]
んなの、分かってるっつーの。
つーか、なんで…行かせようとしてんだ俺は…
[俺も変じゃねぇか、と。そう零し。
ヴェスの傍に膝をつく。
水を飲ませようとしたところで、爆風が起こる。]
……!!??
[ぎょっとして、その方向を見る。離れてはいるが、届いた風に髪が揺れる。
落した、"武器"を見下ろして、
はぁ、ため息をつく。]
何やってんだ俺は。
[これは"武器"じゃない。
人ならともかく、これで太刀打ちできるわけがない。]
[ヴェスは自責の念に苛まれ。
スティーブはそれを支えようとし。
セーガは転移により医療機関へと運ばれた]
[ナトゥーリア目掛けロケットランチャーが数発立て続けに放たれる。
とある中層バーにたむろする異能者達で攻勢された即席の異能者集団だ。
武器の選択を気にしていないのは、市井の能力者達の強みと言ったところ]
流石に遠慮が無い。
[再び広場の中央へと現れ、異能者達に対して対立の姿勢を見せる。
杖を真っ直ぐに異能者達へと向けると、彼らの背後、それぞれの影から鎌のような形状、鋭さを宿した影が伸び上がった]
安心したまえ、殺しはしない。
暗殺業は休業中でね。
[本気か冗談か、判断をつけさせないような笑いが伴う。
事実、今の一撃で戦闘不能に陥る者はいなかっただろう。
それぞれの実力が相まっての結果だ]
[スティーブからリルへの信号は発されない。
セーガは治癒師の制止を振り切って医療機関を飛び出した]
[それぞれの思惑がドームの中に渦巻く*]
…こいつは玩具じゃねぇよ。
[ヴェスに"玩具"と言った言葉に、
男はどこか、むっとし、そう言う。
"お前は玩具だ"と世話になったじーさんに男も言われたことがあった。
三ヶ月前の事件の話だ。それでも今も、そいつを恨みきれていないのが、
腹ただしい。
だからかもしれない、『死神』を嫌うのは。
『遊戯』。そんな言葉を使うやつが。]
ー 中層 ナトゥーリア出現位置より離れた場所 ー
[カツカツとブーツの踵を鳴らし、歩く。
避難するものは異能や避難経路を使い次々逃げ出し、防衛線や機械生命体討伐隊へ参加する者達は広場へと集まっていた。]
………ーーー………ー。
『やっちまえてめえらぁ!』
『ひゃははは!どうせぶっ潰れんならてつだってやるよぉ!!!』
[パニックに乗じて無茶苦茶を働く者]
『この辺りは私が先に目をつけてたんだけど!!!私以外にドロボウなんてさせない!!!』
『な、なんだこのガキっ?!ぎゃぁぁあぁあ!!!!』
『クソガキ!俺達が先に目ぇつけてたんだぞゴルァ!おいてめえらガキに遅れをとるなよ!!!』
[それに対してよく分からない価値観から妨害し、結果的に暴徒を鎮圧する者]
………ーーー……ーーー。
[この街は、ひとつになろうとしている。各々が、己の欲望を叶えるために、己の最も必要とするものを護るために。]
……ーーー…ーーー。
[ひとつ息を吐く。 この状況なら、青年には逃げることだって選択肢にあった。死なないためなら、逃げ続けるというのも手であった。自分がやらずとも誰かがなんとかする。実際、そう感じさせるほどの活力がこの街にはある。]
……ーーー……ーーー。
[今までのように息を潜めていれば良いのではないか]
[そうして、今度は水ではない。
『マスター特製のハバネロohハバネロ。』
水のボトルはヴェスへと渡していただろう。
立ち上がり、今度はそれを受け取り。]
……
[小瓶を見て、ヴェスを見下ろす。
見上げるその目が合う。]
……
[情報屋の言葉が響き、
彼女の姿はその場から去る。]
[しばし、沈黙。
やがて、にぃっと笑う。]
そういや、今日、
お前に、飯食わせてねぇよなぁ。
[小瓶を開けて、
再び膝をつき、肩を掴めば、]
今、食えよ。
[その中身の一つを、強制的に口に突っ込もうとするか*]
………ーーーー……。
[その発想が出た時、一瞬だけ足を止める。このまま逃げてしまえば。]
……ーーー……ーーー。
[… …… ………]
ドームが無くなる、…ーーーに、会えなくなる。
[しかしまた、青年は1歩を踏み出す。]
……スティーブや、リルに、あのあったかさの理由、聞けなくなる
それは、困る。
[困る理由がまたひとつ。ならば原因は解消されねばならない。]
[青年は、先程倒された位置まで歩いて進む。怪我で動きが愚鈍でも、出来ることを探して*]
/*
あと……こう……なんで墓下の様子を地上に伝達する流れになっているんd
よくしゃべっていることが分かってひぎぃってなるしかない
/*
覚醒などしていなかった。
まぁ、ようやく、かな。
覚醒、というか、いざという時に出てくる強さ。かな。
戦闘面というより、心のというか。
/*
文章について個人的な意見を一つ。
俺が文章を書く時に心掛けていることの一つに、「自分の行動はなるべく確定として表記する」と言うのがある。
俺は「〜しようとする”か”」と””の部分を入れられると、「それは行動したの?しなかったの?どっちよ?」となることがよくある。
そう言う行動をしたい、と示すには「〜しようとする」で十分なんだよね。
相手に選択肢を残すのは悪いことじゃない、むしろ推奨されること。
ただ、その選択肢の提示の仕方で、自分の行動をあやふやにするのは相手を困らせることもあるんだよね。
/*
相手に選択肢を示してるんだろうけど、丁寧にしすぎてあやふやになりすぎてるように感じることがあります。
と言う話でした。
まぁこの辺、参加して来た場所とかメンバー内での傾向もあると思うので、「こうしろや!」って言ってるわけではなく。
「こう言う場合もありますぜ」と言う一意見です。
バトル系って結構自分の行動確定しても回るもんよ。
相手の攻撃受けた上で返す、ってのが醍醐味なので。
とか言いながら今回ハイスペック系なのでめっちゃ防いだり回避したりしてるけども!
ここらバランス難しい。
初撃は相殺、次手から攻撃受ける、って感じでやろうとしてたんだけど、次手まで進まなかったかなしさ。
/*
しかし、まじで今回、怖い…
ロルでやらかしてる感じしかしない…
いや、楽しいけどね!!楽しすぎて、遠足前にねれない子供みたいになって夜寝れない!!
/*
そういや、恥ずかしい恥ずかしい言ってたけど、
セーガが必死に助けようとしてくれたのは、とても嬉しかった。セーガに影響与えれたんだったら、それはとても嬉しい。
/*
拘束具を避ける避けないもなんで悩んでたんだろう。
なんかあの時はPCじゃなくてPLが飛び出してきてた気がする。頭混乱してる時は、落ち着かせる術を考えよう…
/*
この人って、なんか自分に対する意識薄い気がする…
辛いとかそういうのは、ないし、絶対言わないし、
言わないというか、そもそも思わないんだけど、
自分を大切にしてないわけじゃなくて、引き際は心得てるはずなんだけど、なんだろう、無自覚…?
ところで今回、俺は死なねぇよって言わないですね。
─ 中層区域・防衛線 ─
(スティの奴、どうしたかな……あれから連絡ないけど)
[ヴェスを止めに別れて、あれからどうなったのか。
念話を繋げば何か分かるのかもしれなかったが、今はそちらに能力を割いてる余裕は無かった]
『バグ・シングの発見の報告があったのは、下層と中層の間にある広場。
今は更に進んでいる可能性あり』
『大通りを通ってくるか?
そっちに戦力を集中させるのはどうだろうか』
『報告によればごついライフルでの一撃でも沈黙しなかったんだろ?
単純な物理攻撃はほぼ意味をなさないと見て良いぞ』
『完全破壊か封印が条件でしたよね。
動きを鈍らせる能力を持つ者達で動きを止めて、エレキ系やマシン系による回路の一時停止を施した上でありとあらゆる異能をぶつけてみるとか』
『ざっくりだな、上手く行くのか?』
…………
[各防衛線のリーダーによる念話会議が続いている。
正直、まどろっこしいと思えてくるやり取りだ]
『…なぁ、連携は確かに必要だろうけどさぁ。
ここで延々あーだこーだ会議してる場合じゃないだろ』
[有益とも不毛とも思えるやり取りに耐えかね、リルが言葉を投げる]
『こうしてる間にもバグ・シングは移動して来るぞ。
実地で動け。
繋いだままにするから逐次連絡入れろ。
動いた方が方法見つかるかもしんないよ』
[イライラも相まって口調は荒かったが、それが各防衛線が動き出す口火となった]
「リル姉、協力してくれる奴ら連れて来た!」
ジン、………ってぇ、お前ら。
[呼ばれて振り向けば、孤児院で共に過ごしていた子供達がいた。
そろそろ独り立ち出来る年頃、それぞれ異能も身につけている]
避難しときゃあ良かったのに。
でもありがとよ、心強い。
ジン、アンタがこいつらの頭になれ。
念話で指示を出す。
「りょーかいっ!」
[”弟”達の成長に目元を緩めながら、リルは彼ら全員の頭を撫でて笑った*]
/*
エーディのお兄さんみたいなこと言う人だなっていう言葉がとても嬉しかったり。
セーガもなんかスティーブのこと慕ってくれてるっぽいし、幸せもんだな。
そんでこういうキャラってさ、映画とか漫画とかだと、
だいたい死、、…
── 下層・中層広場手前大通り ──
[ねじ込まれたボトル>>+21は、中身を幾らか零して地面に転がる。
クソ不味い。
喩えようも無く不味い。
普段、バーで情報屋を"呼ぶ"為に注文する飲み物もクソ不味いが、その数倍は不味い何だこの凶器はなみの不味さだろうか。
バーでの味は慣れてしまったが、この調合は望ましく無い新鮮な不味さを揺さぶるように脳に与えた。
地面に両手を置いてえずき、辺りに視線を向け、そうこうしていると漸く話が耳に届き>>+25、情報屋を見上げたか]
[水をスティーブに渡し、渡された辺りで爆風は起こったか。
塵混じりの風に、両目を細めながらも、爆風に飛ばされ不味い方向へ向かいかけた通行人には、自然、半分無意識に遠隔移動能力の異能行使が行われていた]
……ぅ……────
[恐らく「玩具」という言葉の選択をしわざと言い間違えたのは>>+28>>+41、情報屋なりの意図があったのだろう。
それを察するような余裕も何も全く無かったが、スティーブはどうだったろうか?]
──── 第二幕。
[ナトゥーリアが移動を始めたなら、そう呟いてシルクハットを外す。
高々と掲げると、拳大の機器が複数飛び出し、『死神』の手の上に積み重なった]
精々足掻きたまえ。
[手に積み上がった機器を天へと投げ上げると、それぞれからプロペラが生え中層区域の各所へと飛び散って行った。
見た目はプロペラを備えたただの箱。
だが衝撃が加われば、ビル一つは倒壊させ得る程のエネルギーが蓄積されている。
建物にぶつかる前に迎撃などした場合は、距離によっては大きな衝撃に見舞われることになる*]
[ともあれ、情報屋が去る間も、視線が合った侭>>+44。
奇妙な間>>+45があった]
すてぃ……やだって……
……っ、やめ
[ガッ、と肩掴まれれば、悪い笑顔をした姿が目に映る。
逃げようとした所で、ガッツリと関節技でも極められたかもしれない]
う、ぐぅ………〜〜〜〜〜〜────!!!
[押し込められた塊を無理に食べさせられる。
あまりの辛さに、思わずスティーブを振り払おうともがき、拳が出た]
ふっ、はっ、はっ、はぁ………かっら … うっ …
[ぼろっと涙が溢れる程の激辛。
これ本当にハバネロ? ジョロキアじゃない? くらいの辛さだろうか。
その中に微かなスパイスの様なまろやか甘みもあるがそんなもの到底追いつきはしない、ただ辛い死にそうに辛い早く殺せ!みたいなものだ]
……う 〜〜〜〜 〜〜〜〜────
[悶え苦しんでいる]
……ぜって… おまえ 許さね……から
[痛みに地面に両膝両肘をついて涙目で見上げた。
ヒリヒリする口の中に、水を含めばどうなることか。
激辛激痛の緩和など到底行えない。
それでも、先程吐いたりクソ不味い飲み物を口にしえずいたのもあり、震える手で水のボトルを捻り、口の中を水で濯ぐようにし]
……トばす……
[完全に目が据わった状態で、スティーブを睨んだ*]
投票を委任します。
バグ・シング イグナティウスは、『死神』 ゲイル に投票を委任しました。
投票を委任します。
機械生命体 ナトゥーリアは、『死神』 ゲイル に投票を委任しました。
ウォッチャー ローズは、機械生命体 ナトゥーリア を投票先に選びました。
[大通りへの一打>>3:90>>3:91]
[何も行わなければ、それによる被害は甚大となった。
だが流石は特殊チームの一員。
隊員の念動力により>>3:98、制止、或いは急減速が掛けられ、被害は減少する]
[巨大な瓦礫は空中に浮遊し、或いは本来の速度よりもより低速となり、他の瓦礫も周囲に飛散した]
人手が足りないと聞いてね。
……心配せずとも暴走はしないよ、もう。
だいたい昔のことでぐだぐだ言ってる場合じゃないだろう?
[それだけ告げるとすたすたと歩き去って街路樹の傍らに陣取る。
イギーを探して動き出したはずが、
ずいぶんと大きな波にのまれてしまった。
拾ったチップ内のデータに記してあった名前を思い出す。
“ナトゥーリア”。それは女性の名前。
また、リルが得た情報によると、機械生命体はヒトの女性の姿をしていたらしい。
機械生命体にも性差があるんだろうか]
/*
>>+48
これをどう取ったら良いんだろうか…
ただ読むなら、わざとスティーブに向けて言ったのか
それとも、じーさんのことを思い出させるために言ったのか…
[だが―――下層と中層の境にある広場で起きた騒動の渦中に現れた“それ”は、
もはやヒトの姿をしていなかった。
拳の一振りで通りには凹みができ、せり上がった破片が周囲を襲う]
……… っ
[背筋に冷たい汗が流れるのを感じた。
対処が間に合っていなければどうなっていたことか……]
……ーーー…!!!! っ、な…
[凄まじい轟音、爆発。ゴゴゴと音を立てて建物が崩れていく。 倒壊する建物と降り注ぐ瓦礫]
『建物を維持しろ!!!』『クソがっ!!!量が多すぎんだよ!!!』
[建物の爆発に気づき、念動力系の能力者たちが集まり瓦礫や倒壊する建物に対して能力を使う。]
……っっーーー…!
[しかし能力は続かないだろう。このままでは、長くは持たない。]
……ーーー…!!!
[咄嗟にセーガは手袋を外した。
崩させない、形を保たせ続ける。 それはセーガが最も得意とするもの]
ふーむ、なんだアイツ?
[タリアに向けてではない。ヴェスに向けた言葉である。そばにいる男は機械生命体側かと思っていたが、挙動がどうにも読めない。]
よし、アイツは無視!
って、あの死神、また面倒な玩具出しやがって……!
[未だタリアの一撃で発生した破片を大量に操っている中ではこれ以上の出力は難しい。ゲイルの手から飛び立つ物たち>>20をトレインは見送る他なかった。今は目の前の巨大な機械へと変貌を遂げたタリアがさらなる被害を出す前に何か手を打たねばならない。]
[其れは細い線。
極細い光線に似たか。
ナトゥーリアから、斜めに薙ぐ様に細い光が放たれる]
[誰かが『防げ』という叫びをあげただろう]
[辺りの建物が、その線に従い斜めの切口を見せて切断される]
[其れは下層-中層広場防衛線に至る前、までの町並みでか。
辺りが崩落と粉塵に見舞われるのであれば、阿鼻叫喚の声上がるだろうし、上がらないのであれば、その対処に追われる中、ナトゥーリアは悠々と歩きだす事となる]
[セーガが送られた最寄りの医療機関では、そういった者達が送られて来たのもあり、慌ただしかったのだろう]
[そしてまた、辺りが騒乱の状態となったからこそ、異能者集団達>>13>>14も火蓋を切られたように行動し始めたのか]
っ……うご、くなっ!!!!!
[息を吸って、地面に手を置く。
大きな声を轟かせると、その瞬間に両手や口元から大量の冷気が放出される。
バキバキバキ!!!!と念動力で空中に維持された瓦礫を凍結させその場に留めさせ、出来上がったのは雪崩た状態で凍結させた建物のオブジェ。 ]
…っ、はぁっはぁっ……ーーー…っ…!
『す、すげえ!これならまだ対処ができる!』
『あんがとよあんちゃん! これいつまで維持できる?!』
……さ、30分……
[荷物を凍結させているいつもの運搬業務とは規模の違う凍結に、少しくらくらしながら返答する。これでもあまり長くは持たないだろう。せいぜい逃げる時間を稼ぐ程度だ]
[しかしそれで十分だろう、周囲のものは避難を開始したり、爆発物が飛んでいることを防衛線に報告に行ったり皆が動き出していた]
……ーーー……っ…。
[他のところにも、あの謎のプロペラボックスは飛んでいっているはず。しかし今は他の市民たちに任せる。 一つ一つを相手にしていてはセーガの身が足りない。]
……ーーー…っ……。
いそ、ごう……ーーー……っ
[青年はまた歩き出した。スタート地点に戻るために]
ーーー『あんがとよあんちゃん!』
[その言葉に不思議な温もりを感じて、首をかしげながら*]
[リルが念話で防衛線のあちこちと連絡を取り合っている間、
エーディはひたすら街路樹にもたれかかるような体勢を取っていた。
休んでいるわけではない。
今もたれかかっている街路樹を起点に、一定間隔で生えている街路樹や植え込みを伝いに伝って、
知覚の根を/枝を伸ばすのを試みていた]
うわっ範囲広っ…………何これ目が回る…………
[驚きのような声は、リルと念話を繋いでいたならば彼女には鮮明に届いたろうし、
そうでなくともそれなりに大きな声だっただろう]
[肩を掴み、逃げようとすれば、その腕を掴み、
その勢いを利用し、関節技を極め、
その口に無理やり押し込んでやる。
そして、振り払おうともがくヴェスの拳が顔にクリーンヒット!]
……がっ!!
[舌を噛んで、離れ、口を手で覆い悶絶する。]
〜〜〜〜〜っ!
[一方、ヴェスはその辛さに悶え苦しんでいる。]
…っ…!。
[そうして涙目で見上げるヴェスを無言のまま、睨み。
いや、実際は痛みで話せないからだが。]
すーぐ、トばすっていう…
[ようやく痛みが引けば、そう言って、
目が据わった状態のヴェスに、負けじ睨み返す。*]
[移動する前、ナトゥーリアは眼は動かさずに辺りを認識した後に、向かった。
何処の位置からでも、その白銀の姿と透き通る眼は見えたことか*]
/*見知らぬ人との共同作業も、能力を受け入れられるのも、ありがとうと本気で言われるのも早々なくて受け入れられることに不思議な顔しちゃう系男子
一般市民さんと共同作業するのも、建物凍結させて倒壊阻止もやってみたかったからゲイルマジナイス
[関節技>>+56は見事に決まっただろう。
それはもう見事に]
……………ッ、
[激辛激痛でヒリヒリする中、四肢に力を籠め無言で立ち上がり>>+57、バツが悪そうな顔をした]
…………ごめん、スティーブ。
[舌がまだ痺れており、それは少し舌足らずだったが]
[その時、だろうか。
キィン・・・と鋭い高音の様なもの>>27が空気に満ちたように感じられた]
「防げ!」
[誰かが叫び>>31を上げ、そちらを見る。
放たれる光線に、咄嗟すぐに何かは出来なかったものの──]
ッ!
[両腕で顔を庇い、合間から見える建物>>30が崩落しようとする様子に。
落ち行く建物だった物に、目を瞠る。
或いは、それらの内、幾つかは異能者によって光を屈折する等で防ごうと試みられたかもしれないが]
[建物が壊れゆく、或いは建物から溢れようとする人間がいれば、躊躇なく遠隔移動を行使する]
[瓦礫は下に何も無い場所に。
そして落ちかけた人間も同様に]
[その少し後に、爆弾が中層側>>+51で新たな被害を作ることは、ここからでは分からずにいたか*]
戻ったんなら、いいけどさ。
[そう言って、また口を開こうとした、
その時。
キィン…と音がし、そしてすぐ、ナトゥーリアから光線が放たれる。]
……っ!!!
[建物は切り口を見せ崩れ、
そして、しばらくすれば、今度はプロペラのついた箱が、
あたりへ放たれるだろうか。]
[ナトゥーリアの歩みは止まらない。
あたりは騒乱し、そして、男は空を見上げ、
何かを見つければ、手をあげる。
それは、プロペラの生えた『死神』の放ったのとは違う飛行機器。
ガタガタと今にも壊れそうな動きで、こちらへ降りてくる。]
『スティーブ、お前さっ
ううううるせぇえええ!!!!
[そう言葉を遮り、そして、ナトゥーリアを指差す。]
あれ、パージ?だっけ。
できるっつってたよな。
[ナトゥーリアの方を指差した。
パージが可能、情報にはそうのっていた。]
─ 防衛線 ─
エーディ、大丈夫?
無理はしなくて良いからね。
[聞こえた声>>33に声を向ける。
そうは言うものの、レーダーの代わりになるエーディの植物を介した探知能力は活用したいところ。
バグ・シングが植物のある場所へと足を踏み入れたなら、エーディがいち早く気付けるかもしれない]
防壁作成者いる?
バグ・シングが現れたら進路を限定するようにして誘導出来ないかな。
誘導先に能力者を集めておいて、一気に畳み掛ける。
やってみる価値はあるでしょ。
[先程念話会議した時の一案>>17を実行してみようと考えた*]
[ヴェスの方を向く。ヴェスは異能を行使しているか。]
……ヴェス。
[この会話が聞こえてるなら、ヴェスにも話すだろう。]
わざと、細かく切り離させて、
それ叩けないか?
なるべく、大勢。
手段はなんでもいい。
……ま、うまくいくか分かんねぇけど…
[そう、呟く。]
と、<断熱皮膜塗装、シェル状障壁装備>
だっけ。そっち先に、なんとかしなきゃなんねぇよな。
[そう言って]
…見えれば、少しくらい穴開けるくらいはできっかもだけど。
[だが、それも僅か、修復がどれほどの速さかはわからないが。開けれたとして、ほんの数秒程度だろうか。
そして、その小さな穴を確実に狙い撃てる狙撃の腕も必要となるか。*]
『死神』 ゲイルは、特殊チーム トレイン を能力(襲う)の対象に選びました。
[視線は、建物の方へ向けられていた]
…………
いや、俺まだ……ちゃんと情報確認は。
[集中していたからか、少し間が開いてから、視線はそのまま、スティーブ>>+62>>+63に『情報確認を正確にはしていない』と言い難そうにする]
『死神』の書き込みにあったらしいというのは聞いた。
パージ、なあ……
群体として扱えるというのは……手数が多くなるということ…だぜ?
それに、"彼女"を遠隔移動させようにも出来なかったし……
……パージすら出来るかなんて、分からない。
[ナトゥーリアが中心を目指し進む。
『死神』はそれを確認しながら、トレインの動向を見た。
彼女が進むのを邪魔するのならば阻む、そう示すかのように]
断熱皮膜塗装?
……
[首を捻りつ、何か思い当たることがあったのか続ける]
もしかして、エネルギー系の重火器が効かないあのことか……?
[名称よりは効能の方を思い当たったらしい]
シェル状の障壁なんて、展開されてる様子は無いが……
[防御時にでも行われるのだろうか?]
まあ、バリア系なら異能の一点集中で突破出来るかもしれないが
[明確なことは不明な為、言葉を濁しながらだが口にし]
もう一度……。
[目を閉じる。
相談話の声も耳に入らないくらいに集中して、>>37
植物の見る光景に内なる目を向ける。
どっちを向けばいいかわからない時は、なるべく人通りの少ないところを観ていくようにする。
やがて――]
とらえた……!
機械生命体が! 来ているよ!
[向かっているのは、思い思いに武装したり無手だったりする集団が防衛線を敷く円形広場>>35のある方だ]
ん? 他にもなんか……飛んでる……?
なんだろう、プロペラがついた箱のようなものに見えるんだけど。
あれも……よくないもののような気がする。
[あくまで“植物にとって”よくないものであるが。>>20
ならばヒトにとってもよくないものである可能性はあるのでそうやって伝える*]
パージは試みてもいいけ……
[そして、す、と視線を粉塵の中に立つタリア>>*1へと向け]
ど………
………………
/*
防衛線の位置が想定より前にある…?
表では広場を防衛線にしてるとは言ってないんだよね…。
墓からもその示唆は無かったって言うか、広場までの距離がそんなにあるとは思っていなかったゲイルの中の人である。
(広場の中央に出現している)
…………………………………………
なぁ、スティーブ。
本当に、彼女は…………
バグ・シングなのか?
[問いを零した*]
[しかしなんだって植物たちにとってのプロペラ付き箱の認識が“よくないもの”になっているのだろうか。
教えて、と囁きかける。やがて中層のどこかで起きていた光景が観えた]
…………え? 箱がぶつかったら……爆発した?
[大丈夫、との言葉>>38を受けて、エーディの報告を待った。
そうして齎された>>40のは]
了解っ!
『円形広場にバグ・シング出現!
他を張ってる連中は広場に集まれ!』
[念話を通してバグ・シングの居場所を通達する。
それぞれの移動方法で集合することになるそれ。
転移能力者を有するチームは直ぐに広間へと現れることになる]
『円形広場の防衛組、もう見えてるね!?
他の連中も向かわせてる、有効打探りつつ凌いでくれ!』
[ここで食い止める心算で動け、と。
念話で言えば鬨の声のような返事が返って来た]
[バグ・シングの姿を捉える>>35と、それに対し真っ先にパイロキネシス能力者から煉獄の焔が放たれる。
それを念動力者が繰り、焔がバグ・シングを取り巻くように踊った。
続けざまに重力操作者がバグ・シングを押し潰そうと力を繰る。
エレキ能力者は貫通能力者の補助を受け、バグ・シングの装甲に避雷針を撃ち立てようと特殊銃の引鉄を引いていた。
避雷針を追うように雷が宙を奔る*]
[ちゃんと情報確認は。その言葉で意味は伝わる。
確認していない。それがどうしてか、理由は目の当たりにした。]
だけど、あの大きさじゃ、叩くに叩けねぇだろ。
『敵の少なさを取るか、戦いやすさを取るかってか』
[やるにしても賭けだ。
下手したら、状況を悪化させかねないだろう。
"彼女"その言葉にふと違和感を覚える。]
お前、"彼女"って人みてぇな言い方…
……
[遠隔移動ができない、その理由は『亜空間』だとは、
思い至らず。]
あー、しんどっ。
[念動力で受け止めることができた破片を被害の少ないところに落としていく。被害を多少抑えることはできただろうが、トレインの能力は基本的には個別一つ一つが対象だ。さらに言えば、対象は視界内に限られる。]
は?……くぉっ!!
[突如放たれた光はどこまで届いたであろうか。トレインが身をよじった一瞬の後には建物が斜めに滑り落ちていく>>30。]
くっそ、かっこいいことしてくれるじゃんか!
[悪態をつきつつも、その目には羨望の眼差しが宿っている。あれだけのエネルギーを放出するエネルギー源、放熱処理、反動軽減。人類が夢見る空想上の兵器だ。その兵器が今目の前で猛威を振るっている。]
[エーディが齎した情報はバグ・シングのことだけではなかった]
プロペラがついた箱のようなもの?
よくないもの、か。
[それだけではその箱が何なのか全く分からない。
それが何なのか、推測するための情報はやはりエーディの口から零れ出た>>41]
爆発しただって!?
[リルの声に周囲がざわめく。
爆発したことに対するものと、受けたばかりの報告と同じことを言われたがため。
現場にいた者が到着>>34したのだ]
そっちの対処も必要だね…仕方ない。
[各所に散らばっていたチームのいくつかに連絡し、プロペラ付きの箱の対処に回ってもらう。
バグ・シングを止めることが最優先事項ではあるが、ドームを護ることも優先すべきことなのだ*]
多分。
[断熱皮膜塗装。それについてヴェスが答える。
それにはそう返し。]
見えねぇからどうにも。
ただ、情報だとそう…
[考え、ヴェスの見解に頷く。]
それも、やってみねぇとわかんねぇよな。
[そう言い、]
『んじゃ、いっちょ、パージってやつやってみようじゃねぇか!!』
[そう、ガラクタの飛行物体はその場を離れていく。
しばらくすれば、ガタガタと飛行物体は分裂し、
しかしその分、小型化され、目に見えないほどになる。
そして、それはガタガタと、飛び去る。
無機物の分裂能力。飛行能力。遠隔操作。
様々な異能の合成技。
小さな爆弾を積んだそれは、そのままナトゥーリアへと突撃していくか。
対象が小さければ、確かに攻撃は当たりにくいが、
あの量にチクチクやられるのは、相当めんどうくさいだろうが。]
……いや、できるか…?
[もし、その意味を捉えるものがいたなら、
試すものもいるかもしれないか。]
ー別視点 ・ 中層区域広場・防衛線>>35>>36 ー
[ドームを護るために、はたまたひたすら盛り上がる『祭り』に参加するために多くの住民、フリーランス、即席の異能力者チームが集まり徒党を組む防衛線。]
『嬢ちゃんそんなこともわかんの?見た目によらずやるじゃんよ>>40』
『行くぞお前らァ!!!』
『やだやだやだぁ!!!これ絶対金にならない仕事ジャーン!研究費足りないのにーーー!』
『ドーム潰れたら研究もクソもないだろが!』
『家族を護るために…ここで…!』
『あれ崩したら欠片ひとつも残すなよ、全部売りさばくんだからな!』『イエッサー!ボス!!!!』
『ーーーーーさん、無茶はやめてくださいね?!娘さんも心配するんだから!』
[盛り上がりワイワイと話す言葉は、全てテンション高めだが確かに緊張感とピリピリと張り詰めた空気を放っていた。]
ぬぅう、おもてー。
[徐々に集まる防衛線参加者たちに合わせてタリアを念動力で縛ろうとするが、悠々とタリアは進む。そらならと空中へ浮かせることを試せば、まるで大地に深く根を張っているかのようにその巨体はビクともしない。]
思った以上のさらに上の上の上ってやつか。
[念動力と並行して持ち込んだ弾を次々と撃ち込んでいるが、ぶち抜くはずだった装甲はほぼほぼ上層で弾かれているようである。]
っ!!!?
バグ野郎だよ!!!
[ヴェスの肩を押すように掴み、
お前、あれ!!
[『機械生命体』の存在を指差す。]
どう見ても!!バグ野郎だろ!!!
[声をあげる。心が、頼むから行くなと叫ぶ*]
[そのバラバラになっていたテンションをまとめあげる声が響いた。]
『円形広場の防衛組、もう見えてるね!?
他の連中も向かわせてる、有効打探りつつ凌いでくれ!』>>43
『っしゃぁぁあぁあ!!!!死に晒せバグ野郎ぉぉぉぉ!!!』
[ワァァァァァァア!!!!]
[ガガガガガガガ!!!!ドドドドドド!!!]
[一斉に響く人々の声、響き渡る銃火器の弾幕音。
能力が使えるものは能力を、武器を使うものはありったけの武器を。各々が各々の武器を手に立ち向かう。大した効果が無かろうが、効果は今ひとつであろうが、というか一切聞いてない攻撃もあるだろうが熱狂した人々は攻撃の手を休めぬように動き続ける。]
[これこそ、享楽と欲望の街、P13ドームの底力**]
/*
ト、トレインさんのログ待ってれば良かった!!!
そしたら歩みくらい止めたのに〜〜〜〜〜
(特殊チームを贔屓してゆくスタイル)
エ、エース機だから止まらなかった、という事にしとこうかな…
[奮闘の最中、ゲイルの視線を感じ取る>>39。]
死神ー、俺ちゃんと闘り合いたいってかい?
こっちはこっちで忙しいんだよ。
こんな時でも自分勝手なことしてるなんてお前友達いないだろ!
[タリアへの攻撃を続け、ギリギリと歯を食いしばりながら悪態をつく。]
……このお人形と友達ごっこ続けるなら、先にやっつけてやるぞ。
[ギラリとトレインの目が見開いた。]**
特殊チーム トレインは、日陰の花 エーディ を投票先に選びました。
…………
[視線が、ゆる、とガラクタの飛行物体>>+71へ向けられる。
遠隔移動の能力行使はしないものの、両眼は発動段階の赤。
それは瓦礫や人を転移させている方向から、視線を移したので当たり前だったが]
……、…………
分かってるよ。
[スティーブに肩を掴まれれば>>+74、そう零す]
だけど、何て言えばいいのか分からないけど……
優しかったからさ。
狂っているようには、思えなくて。
もしかして、さ……
いや、まさかな。
・・・・・
狂って無いなんてこと、無いよな
[呟きを落とす。
バグ・シングとは、狂った機械。
前文明の生き残りというのが定説ではあった*]
良いだろう。
ここで君を抑えられるなら悪い手でもない。
[足元の影が揺らめき、杖に纏わりついて鎌首を擡げる。
両手に握るほどの大きさの大鎌。
『死神』の名に相応しき得物]
ワルツに付き合ってもらおうか。
[ふわりと、足元の影に乗り踏み切り、影が身を弾く反動も推進力に加わり、通常よりも速い速度でトレインの懐に飛び込もうとする。
相手との距離がどうなろうと、己の左から右へ薙ぐ軌道で大鎌の切先を振り切った*]
そう……、私が観たのとは別のところでも爆発してたんだ。
[その報告>>34>>45はエーディも耳にしていた。
ビルひとつすら容易く崩落させる空飛ぶ爆発物。
確かによくないものだ。植物にとっても人にとっても]
………。
[端末に地図を表示させる。
そうして街路樹に手を触れ囁きかける。
《近くによくないものがあるなら教えて》――と。
やがて植物が見せてくれた場所――と思われるところに触れて地図にチェックマークをつける。
全部で3(6)箇所。行程を終えればリルにチェックマークのついた地図を見せた。
爆発物は空を飛び移動する。どうしても誤差は生じるがそれでもなんとかしてくれると信じて]
………ーーーー……ーーー。
[戦う声が聞こえる。 どこか遠くで爆発音。 どこかで響く異能を使う音。青年はそれを聞きながら目的地へと歩く。]
…ーーー……ーーー。
[怪我した足は重い。 しかし止めることはせず。 合流することを優先した。]
……ーーー……ーーー。
[今は手袋を付けていない。咄嗟の時の対応をするのにいちいち手袋の着脱などしていられない。]
……ーーー……ーーー。
[『死なない』『イギーを助けたい』『スティーブに頼まれた』。凍結しかけた思考回路がつなぎ止めるもの。そのために、青年は歩く。]
………ーーー……
あいつは…どっちへ、いった…?
[辿り着いた、スタート地点。最初に自身が倒された場所。]
[その近くにいたヴェスやスティーブに訊ねたか、それとも近くで防衛線に参加しようとしていた人々に訊ねたかは分からぬが]
………ドームが無くなる、それは困る。
[青年は、タリアを止めるためにまた動こうとしていた**]
ごめん、ちょっと休めるところ……あるか……わかる?
[やがてリルにそう訊ねるエーディの顔は見るからに赤い。それにふらふらしている。
それでも休息地点まで倒れず行くくらいのガッツを見せられるかどうかは……回答次第になるか**]
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