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年が変わる時、デスカ。
[神様が口にする。
ある場所では戌年と、ルナは知らないけれど]
ハイ。
あけましテ、おめでとうございます。
[目の前の呂々に誘われるように声返す]
[玉音ふり告げる、星降りの夜]
[しゃらん]
年が変わる時、
夜が明ける時、デスカ。
砂漠での夜明け、好きでした。
[茶托にりんご飴を置き、風車置いて手を組み合わせ想像する。
遠く、星落ちる場所。
祭り場所からも見える月と星広がる夜空に、曙光。
闇を緩やかに払いゆく、鮮烈な光点は赫く熾え。
夜の帳のヴェールは、剥ぎ取られてゆく*]
[玉音ふり告げる、星降りの夜]
[しゃらん]
年が変わる時、
夜が明ける時、デスカ。
砂漠での夜明け、好きでした。
[茶托にりんご飴を置き、風車置いて手を組み合わせ想像する。
遠く、星落ちる場所。
祭り場所からも見える月と星広がる夜空に、曙光。
闇を緩やかに払いゆく、鮮烈な光点は赫く熾え。
夜の帳のヴェールは、剥ぎ取られてゆく*]
[さて、" 返事 " は直ぐに、耳元へ届けられた。
こうなれば、顔を見てとれぬだけで
会話しているのと左程違いを見いだせず。
利便な事だ、と苦笑にも似た色を浮かべた。]
ほう……人を楽しませるのが、生業か。
かと言って " 楽しませる " というのも
……… 奥が深いモノだな。
小噺で楽しませる者もいれば、
舌鼓を打つ料理で楽しませる者もいる。
闇博打の胴元にしても、見方に依れば。
いやはや…… 全く以って、絞れんな。
[ 特に詮索する気など無いが、
己自身 口に出してみて、気付く。
神は如何様な楽しみを望んでいるのだろうか。
案外、何でもいいのかもしれぬな などと。]
ほう、呂々殿か。
俺は………
そうだな、" 斎藤 " とでも呼んでくれ。
[ 声から察するに女性であろうか───
しかし、確信が持てるほどではない。
中々、この世界から出る事が叶わねば
何れ逢う事もあるだろう。深くは捉えずに。
そんな思考の中、突如右肩に軽い負荷を覚えた。
何かが肩に当たったか、程度の。
ころり、ころり
肩から転げていく其れを手の中に収める。
ゆっくり指を広げていけば、現れたのは
──── 小振りな蜜柑。]
………この蜜柑は、呂々殿から…かな?
[ 会話の最中、現れた蜜柑だ。
ひとまず相手に尋ねるのが筋だろう。
この後の反応で、それが御裾分けだと知れば
そっと目を閉じ────
返礼に送るは、苺の入った甘い大福。
いつの間にか掌の上に乗っている事だろう。
まあ、縁起とは何も関係はない。
単なる 俺の好物、というだけだが。 ]**
商品棚の下で震える吾輩を見て彼はこう言った。
[ゆっくりしていくといいよ]
それだけ言うと、こちらにぎこちない笑顔を見せて店の奥へと引き返していった。じゃらり、じゃらりと何かを引きずる音がする。最初は気づかなかったが、それは彼の足に無数に繋がれた鎖であることが分かった。驚いて少し様子を見ていると店の奥からあの声がした。
[驚かせてごめんね、こうしてないとみんなが安心できないんだ]
彼は自身のことを『悪意を喰うもの』であると名乗った。その代わり、その悪意に日々体を蝕まれ時折発作的に理性を無くすとか。
そのような生き物ならば閉じこもらずともそれを受け入れて自由に生きれば良いではないかと吾輩は訊ねた。ナァアンと鳴いた声の意味を彼は理解したようで、吾輩にこういった。
[ありがとう、君はとても優しいね]
[でも僕は、ここにいることを望んでいるんだ。
ここにいて、ここでみんなが幸せそうに笑う姿を見ているのが好きなんだ]
[僕が喰えば皆が笑顔になれるんだから…それは素晴らしいことだろう?]
本気でわけがわからなかった。
それでも彼はこの街で見た誰よりも誰よりも…幸せそうに笑っていた。
吾輩には持っていないものを持っていた**
[ふにっとした感触を指へと感じると同時、甘えたような声。へたりこんでしまえば、一度指は離れてしまうも、
女もそれに合わせるよう、その場に座り、首をかしげるも、もう一度手を伸ばし、]
ふふ。
気持ちいい?
[耳の裏を指先でこちょこちょと撫で、
そのまま、満足するまで撫でていれば、大きな犬も気付けばいなくなっているだろうか**]
[風車も茶も、無事彼女の手に渡った様だ>>32。
手は二つしか無いのに、こうも矢継ぎ早に与えられたのでは一苦労だろう。
解っていて、くつりと笑みを洩らすだけ。相手方の迷惑など、考えもせずに。
神の声は、彼女の物語の妨げにはならなかったらしい。
誰かとおめでとうを言い合うのは、さて、一体いつぶりだろう。
空虚感か、それとも物懐かしさか。なんとも言えぬ感情の去来をやり過ごしながら]
おや────これは確かに、美しい。
砂漠とやらには未だ行った事はないが、
これは唆られるね。
[玉音の後、緩やかに昇りたる、燃え上がる様な赫>>34。
軽く目を眇め、ほぅと吐息が零れ落ちた。
暫しして、祈りにも似て五指を組む彼女へ視線を移し]
さっき言った、
桃に助けられた神サンの居た國ではだね、
初日の出と共に、歳神様っつう
神サンが現れるっていうんだ。
だからその時に合わせて、願掛けをするんだとか。
ま、此処にも神サンは居るが
それならいっそう、ご利益もありそうだろう?
ルナ嬢も一つ、願掛けしておいちゃどうだい。
[彼女の創り出した陽の光を初日の出に数えて良いかとか、細かい事は置いといて。
ああも見事な陽光があるのだ、逃す手は無い]
あたしも、旅のみちゆきの
安全祈願でもしておこうか────、
[ぽつり、呟いてもみたり]*
ん、くるるるる……
[撫でられていると、幸せそうな喉の音が聞こえてきた。
ゆらゆらと尻尾が揺れ、嬉しそうに目を細め頬をゆるめている。手を丸めて毛繕いするような仕草まで始めて、ますます猫らしい]
[…彼女が満足して手を離してしばらくしてから、少年はハッとするだろうか。顔を紅くして、狼狽える]
し、沙華!い、い、今のことはみんなにはナイショな!
オイラ、もっとこう、キリッとした猫になりたくてさ!は、ははは!
ほら、色んなとこ案内するから行こうか!な?
[そうやって、笑い誤魔化した**]
しばらくあの店の周りで行動をしている。
勝手に商品をひっくり返して食ってもあの男は怒らないからだ。そして何よりこの店には基本的には誰一人として訪れない。店として成り立っているとは思えない。
吾輩が、店の裏手の池で水浴びをしているとふと向こうの曲がり角からこの店を眺める影を見つける。
頭に生える二本の角、どうやら小鬼らしい。小鬼はこちらに気づくと一目散に逃げ出した。いや、正確には裏手に出てきた店主だろうか?
[いい子だろう?いつもああして僕を心配してくれている。僕はなんて幸せものなんだろうな]
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