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[ぷっちん。]
……痛いのか、じゃないわよ。
ばーーーか!
[恐らく今日は、娘の人生で一番ばかと言った日だ。
思い切り顔を振り上げたものだから、まとめていた髪が緩む]
確かに私はあなたみたいに戦える力もないし。
危なっかしいかもしれないけどねぇ!
あなたの事大事に思うのも許されないっての?
私だけじゃない。
みんなそうよ。
ヴェスだって、ハロルドだって、
みんなあなたの事が大事だから怒るんじゃない。
友達なんだから。
[そこまで言って、ユウヅキから目をそらす。]
なによ、かっこつけちゃって。
私だって自分の身くらいなんとか守るわよ。
手当たり次第なんでも守ってないで、
自分の一番大事なもの守りなさいよ。
失ってからじゃ遅いんだからね。
[これだけ言っても通じるのだろうか。眉間にしわよせ、床に目を落とした。]*
『自分の一番大事なもの守りなさいよ。』
[自分は何を護りたかったのだろうか?ふとユウヅキは考える]
[自分自身? 街の人? それとも]
『失ってからじゃ遅いんだからね。』
[………失って、絶対に後悔するものは…なんだ?]
/*
映像が綺麗に浮かぶのよね。
浮かんだ映像を文章に書き下ろしてるのかな?
とすると言語化うまいなぁ。
チップがあるせいかもだけど、細かく言及してないのに表情が浮かんでくるの。
はぁかっこいい。
[ゆっくりと顔を上げる。
ユウヅキを見つめ、問う。]
……悲しまないと思ってるの?
いえ。
悲しむで済むと思ってるの?
[知り合ってからの期間こそ、3ヶ月と短いが──その間に生まれた絆は細いものとは思えない。]*
[ユウヅキの口からノエルの名が出たのは意外だった。
けれど、嬉しかった。同時に娘がノエルへ抱いていた罪悪感がほんの少しやわらいだ。
人に甘える事の下手なノエルに甘えられる相手ができるなら、それがユウヅキなら、どんなにいい事だろう。
ノエルは幼い頃、ハロルドと兄妹のように過ごしていた。娘はそんな過去をきちんと知っているわけではないが、ハロルドはノエルが甘えられる相手なのだろうと思っていた。
3ヶ月前の事件の時、娘がハロルドの元を離れドームで暮らす事を選んでいれば、今でも2人の関係は変わらないはずだった。
いつも張りつめたようなノエルを気にしつつ、そんな資格はないと思っていた。ドームに来てすぐ彼女へ連絡を取らなかったのは、そんな理由。
事件からしばらく経って、村に遊びにきたノエルはほんの少しだけ、何かが変わったように見えた。それがユウヅキとの間にできた絆のおかげならば、本当に──]
話が早くて助かるわぁ。それじゃ、よろしく!
[依頼を了承したスティーブに続いて走る。]
『すてぃーぶだー。』
[スラムを走れば子供たちが寄ってくる。人気者のようだ。子供たちの安否を気遣うスティーブには、また一つ彼の内面を垣間見た気がした。]
『おばちゃん?』
『おじちゃん?』
お・ね・え・さ・ん・よ!
『おじちゃん、あそんでー!』
おじちゃんなんて知らないわねー?
アタシと遊びたいなら、かくれんぼしてあげる。
でもちょーっと今忙しいから、また後でね!
[かくれんぼならアデルは無敵なのだ。鬼限定だが。子供たちのがっかりした表情に多少後ろ髪引かれながらもさらに走り続けのだった。]
……こっちの話。
[思考が届いていなかったのか、
知らないふりをしてくれたのか。
どちらにせよ甘えて何もなかった事にする。]
ユウヅキは落ち着いたわよ。
ノエルに連絡するんだって。
私は今から解析にかかるわ。
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