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─ 中層区域 ビルの屋上 ─
[何かしらの騒ぎが起きるのは日常茶飯事だが、白昼堂々ビルが襲われたというのは随分と派手な出来事だった。
知った顔がそれを為したというのは見ていないので知らない。
喧騒だけを聞きながら、屋上の縁に座ったまま、一つ欠伸をした]
んー……ちょっと飛ばしすぎたかな。
[能力行使による疲労の蓄積は避けられないもの。
ソノランの場合はそれが睡魔として現れる。
昼寝でもするかなぁ、と視線を地上へと落とした時、それは居た]
────………
[白のドレスを纏う、碧い眸を持つ人物。
左眼が、すい、と細まった]
噂にはきいてたけど……ドームの中にまで現れるのか。
[機械生命体の案件を請け負ったチームメンバーの幾人かから聞いた話と一致する人物。
姿を現し、話しかけてくるでもなく、気付けば消えている正体不明の女性。
誰かは『ウォッチャー』なんて呼び方をしていたか。
それが何を意味するかはソノランも知らぬところ。
しばし眺めていると、女性は路地へと入り込み、建物の影へと隠れた。
それを見通すために遠見してみる]
── いない、
[能力を行使する際のロスは然してなかったはずなのに、女性の姿はそこにはなかった。
追い切れぬそれにソノランは小さく舌打ちした]
訳わかんないな。
[再びの能力行使にまた欠伸が出た*]
── いない、
[能力を行使する際のロスは然してなかったはずなのに、女性の姿はそこにはなかった。
追い切れぬそれにソノランは小さく舌打ちする]
訳わかんないな。
[再びの能力行使にまた欠伸が出た*]
―― スラム某所/転移装置前 ――
[ひとつの機械がある部屋の中には沈黙が降りていた。
驚いて叫んだり怒鳴り散らすのをやめた顔の見えない人物と、
ようやくフリーズ状態から立ち直りつつあるノエルだ]
『…………どうやら依頼を変更する必要が出たようです』
どういうことだ!?
[静かな調子に戻った声と荒っぽい声はほぼ同時に響く]
[娘は黙って男二人の様子を見ていた。
が。]
(ばっっっっかじゃないの?!)
[とは、ヴェスが言っていなければ娘が言っていただろう。
降って落ちた拳骨に、胸の内でよくやったとエールを送る。
二人が言い争うのを聞きながら、娘は娘でふつふつと想いをたぎらせながら、ユウヅキの端末を拾い上げる。
ヴェスとの通信を切断し、娘の端末との通信を開始させた。]
ユウヅキ、持ってて。
[ユウヅキの端末を押し付けると、端末同士の通信を介して娘のエネルギーをユウヅキに送ろうと試みる。素直にユウヅキが受け取れば、多少元気になるだろう。
――この喋りようを見れば必要ないかもしれないが。]*
『そういえば話の途中でしたか。
単純な話です。
“依頼を断れば貴女の養い親の命はない”……と。
理解していただけましたでしょうか?』
だからどういうことだと訊いている……!
……そもそもあたしのもとにこの依頼が舞い込んできたのは、
アンタらの差し金だったと、……あの人も利用されたということなのか……?
『そのような流れで理解していただいてよろしいかと』
『なんだこいつ』
[幼い頃の僕がドン引きしてた。気持ちはわかる]
『なんで、こんなに、僕に触れようとするんだ』
『僕は罪人で、はやく罰を受けなきゃいけないのに』
『どうして邪魔をするんだ』
[厳格な『尋問官』の僕は、破天荒な判決を下すヴェスの言い分が分からないらしい。分かってたまるか]
ハ、何が、
『大丈夫だ、だから安全なところにいてくれないか』
『まだ、終わっていないんだ』
[にこっ、とした後、不機嫌さを煮詰めた凶悪な顔をした]
……だ?
お前は、血塗れで何を言ってるんだ。
ほんっと、何も分かってねーな……
[そこでエイミーを一瞥する]
[娘は黙って男二人の様子を見ていた。
が。]
(ばっっっっかじゃないの?!)
[とは、ヴェスが言っていなければ娘が言っていただろう。
降って落ちた拳骨に、胸の内でよくやったとエールを送る。
しばらくはじっと二人の様子を見ているつもりだった、が。
我慢できなかった。
ユウヅキへ拳を振り上げるヴェスに思い切り体当たりする。]
ばーか!ばーか!
みんな馬鹿でいいわよ!もう!
お前、そのままで歩いて帰れんのかよ。
ビルを襲撃してきた帰りなんだろ?
エイミーと一緒に飛ばしてやるから、そのきったねえ上等な服と、その血塗れの体を綺麗にしろ。
[話を聞かずに、ユウヅキをぐいっとエイミーの体の方へと投げようとしたか*]
[今でも時折夢に見る、幼き日の尋問官の自分がドン引きした顔でこちらを見ている幻覚をみる]
[いつも、冷酷な顔で罪を償え、償えと捲し立て、一人でも多く罪人を道連れにして死ねと宣う『ナイトライン尋問官』がドン引きしている]
[価値観の相違って、根深いんだなとユウヅキは思った*]
『……そうそう、助けに行くなどと簡単に思わないように。
言うまでもなくそう簡単に手出しのできない場所におりますので』
………、ッ
[ノエルは人影をものすごい勢いで睨みつけた。
……が、炎が消えたように眼差しの勢いは弱まっていく]
証拠は?
『……まあこんなもので』
[人影はローブの中からタブレット型端末を取り出して見せた。
倉庫じみた一室の中件の養い親が縄でぐるぐる縛られて転がされていた]
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