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ースラム街ー
……おーい、ベリティ
べリティ!!アル、フレッド!
『あ、ドンパチじゃん』『ドンパチ探偵じゃん』
『ドンパッチ!』
…その声はフレッドとメアリーだな
『フレッドじゃなくてエドガー!』
また名前変わったのか…それで聞きたい話ってのは…
『最近見かけない人がよくこの街にくるよー
みんなスラムに昔からいたーって言うけど』
『そういう話が聞きたいんでしょー?そのおじさんはー?』
喧嘩売ってきたからボコボコにしてやっただけだって。それで、話の続きを……
[ヴェスやスティーブが小袋の投げ合いをしているころ、丁度すぐ横の脇道でユウヅキが調査を行っていた。]
[『ちょっとした』寄り道はあったが、ここからユウヅキの事件操作が始まる]*
「ふざけてないで仕事する」
……へーい。
「……おぅ」
[角が出そうな表情で女に怒られ、真面目に取り組むことにした。
男が身体を鋼鉄に変え、ソノランがその重量を軽減することで機械生命体の動きに対処可能な速度を生む。
加えて大太刀に重力加速を施し、男のもう一つの能力である筋力強化で機械生命体の装甲を貫く威力を作り上げた。
女はパイロキネシスと念動力で踊る焔を生み出し、機械生命体の炭化を目論む。
ソノランもまた貫通弾を利用した援護射撃を行い、再生を繰り返しながら能力者の殺戮を全うせんとする機械生命体に相対した]
[どれだけ時間が経ったことか。
襲撃を受けた部屋と隣接の部屋のいくつかは、壁や天井が崩れ、焼け焦げた痕があちこちに残り。
ソノラン達は全力を出し切った様子で息を上げ、満身創痍で瓦礫の中にいた。
彼らの中心には完膚なきまでに破壊された、元機械生命体の残骸]
─── もー、むり
俺様 連戦 なんです けど?
[しっかりとした治療もしないままに始まった総力戦。
他の二人は悪態をつく体力が残っていないようだった。
破壊しきったとはいえ、自己再生した経緯もあるため機械操作を得意とする者に見てもらい、機能が完全に停止していることを確認した上で残骸を一時保管することに。
いずれは対機械生命体の研究にでも使われることだろう**]
/*これが血反吐だって分かんの、前村知ってる人だけな気がする(あえて確実に勘違いさせるような表現使ってるやつ)
── ゲート ──
[ドームの内外を繋ぐゲート付近に何やらうろうろしている少女がいた。
男は完全な無視を決め込みながら、足を向け]
おい!
邪魔だ。
[偶然、目の前を横切った少女を腕で払う*]
したけど、お前から貰えるかってんだよ!何が台無しだ!
だーかーらー、行くんだから、返すっつーの!!
[振りかぶり投げ返された小袋を間髪いれず投げ返す。
そんなやり取りはどちらが勝ったか。
ゲートまで走る間、]
……っ、うっげ!
[途中、ヴェスと男の間を幾人かが走り抜け、ヴェスをあっという間に見失う。
小袋の投げ合いは男の手の中で終了した。]
あーー!!
もーー!
あんの、馬鹿…っ!
[そう声を張り上げれば、走り抜けた男らが振り返る。]
『なんだぁ?馬鹿って俺たちのことかい?』『しばくぞ、あぁ!?』
[ひく、と顔がひきつるが、すぐにまた走り出す。
逆方向へ。]
くっそ、めんどくせぇなぁ!
[逃げれば、またドンパチ探偵の脇を駆け抜けたかもしてない。*]
―― ゲート ――
いったい!
[突然腕が飛んできて、思い切り転んだ。
腕を振った男を睨みつける。]
ちょっと、いきなり何すんのよ!
手出さなくたっていいじゃないのよ。
[念のため小包を取り出し確認する。一応守るように転んだ甲斐あってか、外見上はなにもなさそうだ。]
よかった……?
って、中身に何かあったら弁償してもらうんだからね!
[立ち上がり、ずいと男に近寄ってすごむ。]*
── ゲート ──
[どうやら、スティーブとは途中ではぐれたようだ。
小袋勝負は勝ったものの、付き合わせなければ良かったかとも過ぎる。
何だかんだ逃げ足は早いので大丈夫だろう]
あ?
目の前をうろちょろしてるのが問題だろうが。
[若干、朝よりは機嫌は悪くない。
男もまた、荷を持っており、転んだ娘を見下ろす格好だろう。
立ち上がり近寄ろうとも、見下ろすのには変わりなく*]
── ゲート ──
[どうやら、スティーブとは途中ではぐれたようだ。
小袋勝負は勝ったものの、付き合わせなければ良かったかとも過ぎる。
何だかんだ逃げ足は早いので大丈夫だろう]
あ?
目の前をうろちょろしてるのが悪いんだろうが。
[若干、朝よりは機嫌は悪くない。
男もまた、荷を持っており、転んだ娘を見下ろす格好だろう。
立ち上がり近寄ろうとも、見下ろすのには変わりなく*]
『あー』『スティーブだー』
……ん?
[子供たちから話を聞いていると、向こうから走ってくるスティーブとそれを追う男達の姿が見える]
[スティーブが自分の脇を通り過ぎたところで]
よっと
『なっうわぁああ?!』
[男達に足を引っ掛けて転ばせてやる。ズザァァア!と二人の男は見事にすっ転んで子供たちに笑われている。
なぜ足を引っ掛けたのか。理由は単純、なんか困ってそうだったからである]**
[確かに、ふらふら歩いていたのは娘なのだ。
ぐぬぬ、と口ごもりかけたが、一度ついた火はなかなかおさまらない。]
見えてるなら避けなさいよね!
あぁ、目が悪かったのかしら?
それならごめんなさいね?
[見下ろされようとおかまいなしに噛みついてかかる。]*
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