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[見上げるのは、幼少の頃ゆえか、それとも。
鋭い鉤爪のように、鋭利な指先のようなモノから、血が滴る。
ゾッとする程、美しくも殺戮に特化したような機械の姿態。
都市でいくつか見かける機械達とは違う。
機械は返り血を浴び、蒸発した血の粒子が周囲に舞い、濃い血臭が現実感を失わせていた]
あ、あぁ……
[殺される。
その鋭利な部品を一振りするだけで胴体は切断され、一突きで骨すら容易く貫通するだろうと、理解してしまった。
涙で濡れる顔は酷く憔悴し震えていただろう。
目の前には、発声機能は無かっただろう、機械音だけを響かせる無機の圧倒的理不尽があった]
[異能を向けても尚動き続け、殺害する時は容赦無く。
頭部が果実のように潰され、体が刻まれたのを見ただろう]
[機械の攻撃は子供のヴェスに振り下ろされなかった。
両親の遺体を前に、へたり込んで無防備だったというのに。
気づいていない筈がなかったのに]
[と、彼が話し始める前に、また子供たちが走ってくる。]
『すてぃーぶー!』『これー。ひろったー』
[持ってきたのは、何かの荷物。
いつものように、買って欲しいということだろう。]
はいはい、いつもご贔屓にー。
[そう言って、受け取って、"代金"を支払えば、
子供たちはまた、駆け出していく。]
……?
[ふと気付いた。行き先が書いてあるようだが、
それは、調査隊行きの荷物だったか。]
これ、お前が落したわけじゃねぇよな?
[見せれば、彼の反応はどうだったか。]
―中層区画 カフェ―
もむ!
[ユウヅキを見つけたのは口いっぱいにミックスサンドを頬張っていた時だった。>>228手を振って彼を迎える。
ユウヅキがソノランへ"特殊チーム"と言うのを聞けば、へぇと驚きつつも納得する。ソノランの能力なら重宝されている事だろう。
そして、少し胸がざわつく。
特殊チームの人間なら、もしや娘の正体を知っているのではないかと。村での事件の時、アーネストは色々知っているような口ぶりだったから。しかし、今のところ特に娘の素性について触れてくる気はなさそうだ。藪蛇をつつくのは避ける事にした。
ユウヅキとアデルが取引する間>>230は口を挟まず、ご馳走に集中していた。]
……ユウヅキ?
[さっきからちらちらと視線が飛んでくる。>>268 ははぁんと合点がいって、自分の皿からサンドを一つ差し出した。]
一つ、食べてくれない?
とってもおいしいんだけど、
全部食べたら動けなくなっちゃう。*
/*
しかし、エイミー、機械もってんだよな!!
やっちまった感がある…!!
エイミー、また落したとか…む、無理があるな…!!
[ゴミみたいな食べ物やクソ不味い物を口にしても腹を壊さない悪食になったのは、十中八九どころか、十中十、スティーブが原因だろう。
その頃は、まだ両親のショックが大きく『全部食べろよ』と言われれば、どうでもいい気持ちと共に、吐きそうになったり、あるいは少数ながら口に運んだだろう。
妹……男にとっては姉のような存在だったかもしれないが、彼女に譲ることもあったかもしれない。
それでも、暫くそうやってスラムで過ごせば正気を取り戻し、気づくだろう。
『残飯じゃん、これ!』と。
スティーブが味覚に悪い影響を与えていたのは確定的に明らかだった]
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