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[響く銃声は3発。
いずれも空間転移と重力加速を受け、攻撃対象を見失って動きを緩めた不恰好な機械生命体へと撃ち込まれた。
転移先は装甲の更に奥、コアパーツの間近。
従来よりも威力を上げた弾丸3発が立て続けに叩き込まれ、バチリとショートするような破裂が起きた。
直ぐには沈黙しないものの、機械生命体は正しい動きが出来ずにその場をぐるぐる回ったり、何もないところに刃を振り下ろしたりしている]
ダメ押し、っと。
[もう一度引鉄を引き、叩き込まれた銃弾の一つに重ねるように撃ち込む。
先に叩き込まれた銃弾がコアパーツを貫通し、その機能が低下、やがて沈黙へと至る。
それに伴い、機械生命体の動きもぎこちなくなり、ついには床へと崩れ落ちた]
[視界を戻し、元のビルへと転移する]
………あれ。
[そこに停止させたはずの機械生命体の姿はなかった]
なるほど?
もう一人どっかにいたかな、これは。
[物体転移の能力か何かを持つ者がいたらしい。
それは気絶した男が残されていたが故の推測。
流石に機械生命体をこれ以上奪われたくはなかったらしい]
さてさて、哀れにも見捨てられたコイツをどうするかな。
[気絶したままの男の胸倉を掴み上げて、良い笑顔を浮かべた**]
『新たな依頼というのは……捕縛ですね。
我らの使っているビルのひとつを襲撃した輩を捕えてほしいのです』
そういえばさっきそんなことを言ってたような……、
というか白昼堂々襲撃、だと?
『ええ、あの場には何も知らず普通にサラリーマン業務をしている者も大勢おりましたのに……』
……マジか。
[傍から見れば明らかに犯罪行為である。
たとえ一般人には被害はなかったと知ったとしても、
印象は変わらないだろう。器物破損とかある時点で]
………で、そんな大馬鹿をやらかした奴の身元は割れてるんだろうな。
『ええ、顔も隠さず堂々と襲撃を行いましたので。
なんでもこの辺りでは“ドンパチ探偵”と呼ばれている輩だそうで。
あとはアデルという名前の大オカマも一緒だったそうで……』
………………マジか。
[大馬鹿をやらかしたやつは本当に馬鹿だった。
どうにか叫びだしたくなるのを抑え、問う]
とにかく。
そいつらをここに連れてくれば養父さんを解放するということでいいな。
『ええ。初めに言っておきますがちゃんとその姿を見せてくれないと解放しませんからね』
解放が先という話ではないか……わかった。
あと、連れてくるのは二人ともか。
『もちろんです。…………あ』
[人影は端末を取り出した]
『そうそう。そちらの端末のアドレスを教えていただけません?
今部下に奴らを追わせているところでして。見つかり次第連絡させますので』
[データ解析、なら。もしかしたら、エイミーでも出来るのかもしれないが、言うつもりはなかった。]
え、いやいや。
このまんま行くの!?
[再度、腕を引く。
さっきより強めに。]
はぁ…
[俺はそんなにいらねぇんだけどな、と思いつつ、
立ち上がる。腕を外せないか何度か試す。
スラムのことも気になるし、悩んでいる時間もない。]
……っ
あぁ、もう!
分かりましたよ!
[そのまま、ぐいっと引いて歩きだす。]
[そうして、アドレスの交換やら細々とした話やらが済めば、
ノエルはひとりで転移装置のある部屋をあとにした。
人影はあくまで装置の護衛に徹する心積もりの模様]
………、さて。まずは大オカマとやらからか。
くそっ。ケリつけ次第こんな関係断ってやる。
追加の依頼されたって聞いてやらないからな……!
[とりあえずは襲撃されたビルの方に向かって駆けだすのだった**]
―スラム街―
[スラム街に辿り着けば、
周りを見渡す。
抗争の後はあったものの、今はもう収まっているようだった。
爆発でもあったのか、崩れている箇所もあった。
が、そこまで酷いことにはなっていないようだった。]
……
[少しだけ息をつく。]
『すてぃーぶー』『すてぃーぶ!』
[子供たちが何人か駆け寄ってきた。]
お前ら…無事か!?
[恐らくまだ、手は離されていないだろう。
片手で頭をぐしゃぐしゃと撫でる]
『すてぃーぶ、走っていった後、ドンパッチーが、
よーいドン!って!』
『あのね!ドーンって!すごかった!』
……原因、俺か…!!!
[はっ!とする。
ドンパチ探偵がいるから、追いかけてきた奴らを
置いてっても大丈夫だろうとは思ってしまったが、
それから、発展したのだろう。
些細な事でも、何か起きる。
それもまた、スラムの日常茶飯事で。]
ー 回想 ー
[ユウヅキ・ナイトラインという男は、かつては上層部にいた。幼き日から唯一の親である父に見てもらいたい一心で、『空間制御能力』を使い、人々に『尋問』を行う『尋問官』をしてきた。やってきたことは、異能を封じて相手を痛めつけるだけの簡単なお仕事である]
[幼き日から、ずっと人を苦しめることだけを教えこまれ利用されてきた。それが誤った事なのだと知ったのは、偶然スラムの少女に出会ってからだった]
[間違った価値観を持ったまま、ユウヅキは三ヵ月前の『連続異能暴走事件』に巻き込まれることになる。そこでまたユウヅキはいろんな人に諭され…自分があまりに子供であることを知った]
[だから、今までの間違いを正すためにも父の元を離れることを選んだ]
[が、ここで若干詰めが甘いのがユウヅキがユウヅキたる所以である]
…でも、爆発は、俺じゃねぇぞ…
[誰が、そんなことをしたかは分からないが、]
と、とにかく!無事なら良い。
かくれんぼしてるやつ、いたら言えよ!
[そう言って、]
『ねー、なんで、すてぃーぶとお手手つないでるのー?』
『ずるーい!』『いー!!』
[子供たちの興味はアデルへ移ったらしく、声をかけはじめる]
離してくんねぇんだよ…っ!!
[だっ、とまた走り出した。]
『自分は、人を苦しめて笑顔を奪ってきた。ならば人を笑顔に出来るように犯罪者を捕らえなければならない』
『自分は人を苦しめてきたのだから、自分もまた苦しまなければならない。幸いなことにこの異能は制御ができていない、そのまま使えばいい』
『誰も、罪人である自分に対して気にかける必要なんてない。自分が死んだら、それはみんなにとって喜ぶべきことなのだ』
[自分で過ちを正そうとすれば、当然ながらそれは自身の中の正義に基づく基準によって定められる。しかし、歪みきったユウヅキの正義感ではまともな正し方になるはずもなく]
[その結果、誰もがハラハラを抱える『ドンパチ探偵』が誕生する、という悪循環に陥っていた]
『……そうだ、あ ん た こ そ無茶をしないでくれよこの前みたいな。』>>1:172
『無茶…し、てるのか?僕は?
は、 は は は は… ま、前向きに検討し善処しよう……』>>1:174
[無茶をするな、と言われて曖昧な態度しか取れないのもつまりは『無茶』が理解できないからである。他人の無茶はすぐに気づくが自分の無茶には一切気づけない。なんてったってそれは罰だから]
[そういう、歪みに歪んだ感情を自分に抱いているのがこのユウヅキという男なのである]
[そしてその気持ちはどストレートに出てこない、そのせいでユウヅキの評価は大体『馬鹿』で統一されることになるのであった**]
[そうして、スラム街の路地裏を進む。]
…他言無用で頼みますよ。
上層にバレると面倒なんで。
[まぁ、厄介なデータを扱うのだ、
その心配はないだろうが。
そして、道の脇へと行きしゃがみ込む。
声をかけるのは、そこで寝ている男。]
おーい。あー…今日は『アンドレ』か?
[そう言って、その耳元で何かを言う。
そうすると、その男はのそりと動き出し、
後はそれについていく。]
ー 回想 ー
『ただいま』
『………』
『は、はははごめんな スカーフまた汚して』
[独りで調査に行って、帰ってきた時のこと。少女にまた無茶をしたのかと詰め寄られてタジタジになったような気がするが本当はどうだったか]
[ひどく澄んだ、その紫の瞳が自分だけを見てくれる。]
[それが何故か嬉しくて、くすぐったくて思わず少女の頭を撫でてしまう]
[自分には過ぎた幸福なのだと、ユウヅキは思っていた]**
はい、つきましたよ。
[そこは、一件のボロ屋。
そこらへんのガラクタを乗っけて組み合わせ、
すぐにでも、崩れそうなそんな場所。
スラムには弱い異能力者も多数棲みつく。
それらが、それぞれの能力を生かし、
また、知識を生かし、
例えば"微量"な電気を流すことの出来る人間。
たった5分、ネットワークに侵入できる人間。
どこで何をしてきたのか、機械の知識が優れているもの、などなど。
それを生かして、"厄介事"を引き受けている奴らだ。]
『おう、スティーブ!』
『なんだ、それ彼女か?』
ぜってぇ、違う。
違うからな。
[そう言って、またブンブンと掴まれた手を振る。]
…連れてきたんで、離してください。
交渉すっから…まぁ、交渉っつーか。
[果たして、それは離されたか、
まだそのままか。]
"厄介なデータ解析"
50万なら、十分だよな。
[自分の取り分は差し引かない。
そのままの値段を言い]
後は、頼んだぞ。
[それだけ言うと、もし離してもらえたなら、
アデルを残し、男は外へ。
…そのままなら、残らざるを得ない。**]
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