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『ほうほう……それじゃあ俺たちの答えを聞かせてやろう!』
[ジャキン!と銃を構え直し引き金に手をかける音が響き渡った。]
ふむ、なるほどな
……では力づくで吐かせてやろう
[朱い目が、にいっと笑った*]
/*
しかし、ウロオバやタルタロス、いまいち良く分かっていないという!!対立組織で、どっちかが、機械つくって放ってるんだよね!多分!
[ユウヅキとの通信を切る頃にはウロボン13号は目的物へと辿り着いていた。]
やーっぱり、それがお目当てだったのね。
[ケースに入れられたとあるパーツ。前文明の遺産である機械生命体。以前捕獲されたという一部をとあるルートで手に入れた。未だに解析が進められているが、一つ解明されるごとに世間を驚かせるものばかりだ。]
お目が高いわー。
それを手に入れるのにアタシがどれだけの手を使ったことか。
[正直ドームの調査班にはとっくにバレているのだが、あちらはこれの大元を所持しているためか、半ば黙認されている。]
いいわよ、それ、貸してあげる。
付きまとってくるしつこい男は早めに叩くが吉ってね。
にしてもアナタ、よくできてるのねー、感心しちゃう。
[ウロボン13号は懸命にセキュリティを解除し、まもなくパーツを手に入れるだろう。]
[気持ち悪い。
苛立ちと綯い交ぜになる。
精一杯生きているその姿も、何もかも。
それに気持ち悪さを思ってしまう自分にも]
ハ、見てろよ。
[その苛立ちをそのままぶつけるように異能を行使させる]
ーVS タルタロス幹部 ー
[ドパパパパパパ!!! と無数の銃弾がユウヅキを狙う。
それを朱い目が視界に捉える。]
『空間制御能力発動 境内発動 指定範囲の銃火器の速度低下。 ……3秒でいいな』
[その瞬間、3秒間だけ弾丸の速度が止まったかのように遅くなる。それだけの時間で逃げられるかよと男達がせせら笑うが]
喰らえ
[バタン!!!と扉が開け放たれて凄まじい量の水が部屋の中に流れ込んでくる!その扉の奥には浴室が見えるが……その蛇口が吹き飛び、すごい勢いで水が溢れているのだ]
[そしてその水はユウヅキをその場からさらう。銃弾の速度が戻る頃にはもうそこにユウヅキはいない
水の中から部屋の中を見据える]
─ 回想・ソノランとの通信中 ─
はいはい、そうくる予感はあったわよ。
ふーんだ、アナタなんかこっちから願い下げよ!
あと、家来るときはお茶とか準備しなくちゃいけないんだから予め連絡入れなさいよね!
[ソノランの素っ気ない返事>>187に不機嫌になって答えた。ただ、案内をすることはやぶさかではないらしい。もてなしの意を伝えて通信を切るのだった。]
室内で戦いを挑んだのが間違いだったな
[部屋の中を水が満たしていく、天井まで。窓の所には氷を張り巡らせて出られないように封鎖する。
何人かは能力を使って脱出しようと試みるが]
『空間制御能力発動 ……この範囲ならばいくらでも封じれるぞ?』
[赤い目が、その能力を奪った。
ユウヅキの支配する空間内で、異能を使うことを禁じたのだ]
[ユウヅキの能力は広いところで使えば使うほど弱くなる ……だが、一部屋程度の狭い空間ならば……彼は無類の力を発揮することが出来るのだ]
[1人、また1人溺れていく 最後のひとりが……意識を手放した]
[バグ・シングの、本来であれば高出力砲にあたるであろう口元へと、掌の上の銃弾達が空間を撓ませ転移した]
──────── 一発だ。
[銃を構え、バグ・シングの口目掛け、撃つ。
連鎖的に銃弾達が破裂し炸裂するか*]
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