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─ 昔の話 ─
[ソノランには従弟がいた。
下層区域に住む歳の離れた従弟だったが、兄弟のいないソノランは従弟の存在を知るや、休みの度に構うようになった。
その時既に特殊チームに所属し、上層区域に居住していた身分。
従弟は随分戸惑ったようだが、ソノランは全く気にしていなかった]
ハロルドも特殊チーム来なよ。
[従弟が生き辛そうにしていた時、そう誘いをかけたことがある。
ソノランの右眼と同じ白銀の眼。
従弟が持つ両眼はソノランの右眼とは異なり、光に弱い性質を持っていた。
暗闇を見通すが故の反作用、ソノランの視界が二重になるのと似たような弊害。
だが常時発動している従弟の眼はソノランよりも辛いものだったらしい。
上層区域に住めばネオンも少ないし、特殊チームに入れば眼の対処も何かしら出来るはず、と思っての誘いだったが、従弟の返事は否だった]
どうしてだい?
ハロルドの能力なら十分……
[特殊チームでも通用すると伝えても、従弟は頑として首を縦に振らなかった。
その時、既に生き方を決めていたのかもしれない。
従弟はソノランが例の犯罪者を追っている間に姿を消した]
なんでまた外に。
ドームにいる方が便利だろうに。
[従弟がどこへ消えたかは直ぐに知れた。
ドームを出たことを知ってすぐ、ソノランは従弟の下を訪れたが、問いかけに返って来たのは『放っておいてくれ』の一言だけ]
はぁ……結構頑固だよな、ハロルドって。
俺様は諦めないよ?
頑固な君の従兄だからね。
[その時は仕事の合間でもあったため、それだけを言い残してソノランは退散した。
特殊チームへの誘いを伝えた辺りから、従弟はソノランに対し頑なな態度を取るようになっていた。
関わらないで欲しいと、態度からも分かるほどに]
/*
ギアとか言っちゃったからなぁ、
誰でも運転できるのにすればよかった。
エイミー、機械制御できるから大丈夫だろうと…ごめん…
[従弟は気付いていたのだ、ソノランが自分に固執する本当の理由に。
自分の能力を利用したいだけだということに。
ドームを出たら諦めるかと思っていたことは、計算違いだったようだが]
『……俺は、アンタの玩具じゃない』
[顔を出す度に振り回していくソノランに従弟は良い印象を抱いていなかった。
それに加えて自分への思いを知り、好意的には見れなくなった。
そのことに気付いているはずなのに関わることを止めないソノランは、さぞ疎ましい存在だろう]
[だが従弟は、ソノランはそれすらも楽しんでいるとは、まだ気付けていないようだ**]
/*
まぁまぁ纏まったのでぽいっ。
ソノランの年齢は未だ固まっていない(
ハロルドより8つくらいは上かも分からんなーぐらい。
はぁ……
[深い溜息。
最悪の場合、自分の目を騙し騙し異能を行使し続けるしかないとまで決めた。
逃げ続けながら、機械生命体に能力行使し続けるという茨の道をだ]
じゃあ、な。
頼むぞ!
[視界に、数百m先の調査隊の姿を収め、ドーム前にトばす。
次いで、スティーブに視線を移す。
睨むように真っ赤な双眸を向け、微かに笑いエイミーの乗る車へとトばした]
[ドームのすぐ外、ゲートからも見える空間が弛むように動いたかと思うと、調査隊の大型車ごと、遠隔移動しただろう]
[丁度、スティーブを車にトばした直後。
数百m先で、ずぅんと重いものが落下する音が響いた。
空中高くに飛ばした機械が、地面に落ちた音だ。
どれほどの衝撃を与えたかは分からない]
[装備の銃を確かめながら、男は遠く見える車とドームの方角へと駆け出した*]
[なんとか車が止まりかけた頃、突如助手席にスティーブが現れた。
娘はといえば両腕でハンドルを固定し、ブレーキを踏んでいる。とても口をきく余裕はなく、必死で助けを求める視線を送った。
運転席を変わらなければ。
とりあえずシートベルトを外せばいいか?
などと考えはするが、幸いというべきか、ハンドルから手を離せないでいた。]*
[なんとか車が止まりかけた頃、突如車内にスティーブが現れた。
娘はといえば両腕でハンドルを固定し、ブレーキを踏んでいる。とても口をきく余裕はなく、必死で助けを求める視線を送った。
運転席を変わらなければ。
とりあえずシートベルトを外せばいいか?
などと考えはするが、幸いというべきか、ハンドルから手を離せないでいた。]*
だーかーら!!
トばすなら、エイミーだけにしろっつーの!
[ドームに飛ばされて、新しく車でここまで来るとしたら、
時間のロスが大きい。
そうして、頼むぞと、赤い双眸が男に向けられ、]
/*このはちゃめちゃを見ただけでももうこの村にきたかいがあったわ((((
そうよ、何も暗いロールばかりすることないじゃない!
もっとはちゃめちゃに行こう!!!(ユウヅキの寿命縮めていくあれ???)(必要なのは血液だけなので寿命は無問題)(GOサイン!!!)
[空間から引っ張られるような奇妙な感覚は一瞬。
気づけば、車内の後部座席だった。]
うわ、わ…!!
[くるくる回る車内で、
急いで、前へ移動する。
必死で助けを求める視線を受け]
ハンドル離せ!!!
[必死にハンドルを握る彼女にそう叫ぶ、
ハンドルを離したなら、
サイドブレーキを引く。
車がとまりかけていたのは幸いだ、それで一度車は停止するだろう。]
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