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羊飼い メロス は 配達屋 ノエル に投票した。
闇商人 ライザ は 配達屋 ノエル に投票した。
農夫 ハロルド は 配達屋 ノエル に投票した。
配達屋 ノエル は 羊飼い メロス に投票した。
配達屋 ノエル は村人達の手により処刑された。
農夫 ハロルド は、配達屋 ノエル を守っている。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか。
現在の生存者は、羊飼い メロス、闇商人 ライザ、農夫 ハロルド の 3 名。
[メロスが、倒れたままなら見下ろし、立ち上がるなら視線を注ぐだろう]
構えろ。
何だその型も何も無い姿勢は。
お前の力とやらは、異能とやらはそんなものか?
[ライザは、メロスに言葉を浴びせかけてゆく*]
…任せた。
[借りると言ってメロスを引き受けるライザ>>0に頷き、解放された右腕でノエルの左腕を掴んだ。
ノエルに対して引力軽減を施し、向かい合う形でノエルの頭を自分の右肩へと乗せ、右腕を両腿の裏へと差し込み抱え上げる。
まるで子供を抱えるような体勢だが、左腕を使えない以上致し方ない]
ライザ、銃弾を借りられるか。
分析機器がある。
[銃弾のことを思い出してライザに問いかけると、彼はこちらを見ずに銃弾を投げ渡してきた>>3。
自分の状態を思い出し、あ、と思ったが、銃弾は運良く差し出した左掌の上で跳ねた。
触れた瞬間に引力制御を施して今度こそ掌に収める。
一度だけライザの背を見遣った後、ハロルドは救護テントへと足を向けた*]
/*
すいまーさん酷いし寝とこう…。
きっと明日はしばらく一人遊びだ!(
あ、投票デフォがメロスで、守護デフォがライザだったぞよ。
とりあえず投票はこのままかな。
守護はメロスにしとこっと。
農夫 ハロルドは、羊飼い メロス を能力(守る)の対象に選びました。
―救護テント―
[どうやら無事に女を確保できたようだ。
ほっと一息ついて、通信機から離れる。
ここまで戻ってくれば、カプセルが二人を癒してくれるだろう。]
一台村においてってくれないかしら。
[とつぶやいて、ふと気づく。
村に残れるのだろうか、と。
ドームに戻った方がいいのだろうか、と。
戻れば歓迎とまではいかずとも、実家に受け入れられるだろう。能力を取り戻したのだから。
戻れば冷たい井戸水であかぎれを、重い鍬でマメを作る事もない。
派手な力ではない。
運がよければ使用した事は誰にもばれていないはずだ。]
………
[しばらく無言で歩く。 少し意識が朦朧とする]
……やはり腕を撃ち抜くのはやめとくべきだったか
…いや、よく考えればアイツを捕まえた時点で割とズタボロだったっけ…
[犬の背に乗り地上に降り、また少し歩き出した。
巨大な水犬は、少しずつ形が崩れ始めていた]
………テントまで、意識が持てばいいが
[帰らなくては。約束を、したんだ。]
[ユウヅキは、必死に女を肩に担いで歩いた]
[どこかで突然倒れてもおかしくないような足取りで。**]
[決壊しそうなものを耐えた。
ライザの見た目は平静だ。
ライザは、地面に転がったメロスの胸ぐらを掴んだ]
お前の力で何が出来る?
やって見せろ。
[逆光の中、ライザの黒目は爛々とする。
その目が薄く青みを帯びた。
現在のライザの周囲は、物体収納能力、つまり空間を制御しているに等しい。
ライザには、周囲の望む場所から、収納している物なら何でも出せた]
お前の力を使わなければ、削れるぞ?
それとも、お前の腰の物でも使うか?
[腰の物、杖の話を口にする。
ライザは、メロスの胸ぐらを突き放すように離し、手元にナイフを現し、鞘を引き抜いた。
それを空中に放り投げる。
ナイフが消え、メロスの肩口を掠めるようにナイフが後方から前方の地面に突き立った]
/*
ゲート・オブ・バビロン!(ごっこ)
いや……そういう能力ではないんですけれどもね。
射出は出来ないけれども、落とすことは出来る感じです。
ライザ、何をする気だ!
[刃物の存在は、ライザの本気を感じさせるには十分だった。
彼は周囲の空間に能力を展開しているのだから、気付くのは遅すぎたくらいだが]
つっ……!
[ナイフが空中に消え、直後肩に走る痛み。
後方から前方へ飛んだナイフが、地面に突き立つのが見えた]
……う……。
[死角からの攻撃。
彼はその気になればそのくらいやってのけるのだと、組み手の師匠としての戦闘力しらないメロスは思う]
ライザ、何をする気だ!
[刃物の存在は、ライザの本気を感じさせるには十分だった。
彼は周囲の空間に能力を展開しているのだから、気付くのは遅すぎたくらいだが]
つっ……!
[ナイフが空中に消え、直後肩に走る痛み。
後方から前方へ飛んだナイフが、地面に突き立つのが見えた]
……う……。
[死角からの攻撃。
彼はその気になればそのくらいやってのけるのだと、組み手の師匠としての戦闘力しかしらないメロスは思う]
[逡巡している間に、ライザは頭上の空間に、ナイフの群れを出現させる。
何もせずに居れば、確実に大怪我を負わされる攻撃]
[意を決したように、腰の杖を引き抜く]
う――――
うわああああああっ!
[恐怖と怪我の痛みから、幾らか無様な動きになりながらも、必死に抜き身のナイフを避け、払おうとする*]
[木箱の対応が終わるか終わらないかの頃、ライザは、ト、と地面から跳躍した。
遮蔽として置いていた装甲板を途中で蹴り、加速。
メロスに肉薄し、首を刈る軌道で片方を振るい、もう片方はライザの身が一回転した後に腹部へと振るわれる]
退かないと死ぬぞ。
[ぽろり、とライザの懐の辺りから小型手榴弾が零れ落ち、そしてライザは後方へと下がり、メロスがどのような対応をしたのであれ、爆弾が爆発したのであれば煙の向こう側を透かしみようとしたか*]
くそっ……!
[頭上に大きな木箱が現れる>>16。
直撃すれば脳へのダメージは避けられないそれに、反射的に体が動く。
それは、弾かれたような――筋肉を電気で刺激して動かしたかのような、跳躍だった。
本来の筋力を越えた動きに地面を大きく削りながらの着地となるが、何が起こったのか考える暇は与えられない。
両腕の武器を展開したライザが、こちらに肉薄していたから>>17]
ぐっ!
[一撃目は首を刈る軌道、喰らえば致命傷となるそれを全身に冷や汗をかきながら大きく身を仰け反らせて避ける。
流れるように回転しての二撃目は、杖で受け止め。
反動で一歩下がった所で、無造作に転がり落ちた手榴弾が見えた]
嘘だろ……っ
[殺傷能力どころか、周囲に被害を及ぼしかねない武器だった。
しかしそれを止める手段を、自分は持ち合わせてはいない。
出来るのは、自分一人が必死に逃げることだけだ]
(さっき何か――普段とは違う動きをしていたはず)
[組み手での自分の力量も、筋肉の使い方も覚えている。
だから自分が、それとは外れた動きをしたことにも気付けた]
(おれの体――流れる、力……?)
[手にした杖が力を伝導する――それはメロス自身が気付いてはいない、無意識の行為ではあったが。
爆弾が炸裂する瞬間、メロスは限界を超えた跳躍力で、後方へ大きく跳ぶ]
――はあ、はあ……はあ……。
[煙が薄れたなら、そこには片膝をついて着地したメロスが、呼吸を乱しながらも相手を見据える姿があることだろう**]
それすら出来んのか?
本気にならないなら、俺が壊してやるぞ。
見窄らしい家屋。
住人。
羊。
[ライザは、メロスの反応を見るように、ひとつずつ単語を口にし、単語の間の時間を長めに開ける]
親が流行り病で死んだのは残念だな。
居れば、目の前で殺せた。
それとも、死んだから柵があるのか?
生きていれば、お前は自由に'外'に行けたかもしれんな。
くだらん。
お前の力をもっと見せてみろ。
【おれが】力を使う。
【おれが】やるんだろ?
使ってみせろ、メロス。
[異能を使うことによる、精神混濁やこれまでの記憶の亡失も、裏で進行しているかもしれない。
それでも、ライザは手を緩めなかった。
先程回収した大小のナイフを両手の指に挟むと、一挙にメロス目掛けて投擲する]
[ナイフ達は、メロスの体に疎らに突き刺さる軌道だった。
その一部が、突如消え他方向からメロスの体に突き刺さろうとする。
それを最後まで見ず、ライザは駆けた。
メロスの足元から、掬い上げるように足払い、肘を鳩尾に打ち込み、目を突き刺そうと刃を突き出した。
そのまま、可能であればメロスの背面へと背中合わせになるよう身を滑らせ、摺り抜ける最後に片手の武器で首を断とうとする]
[ス、とライザの両腕の武器が引っ込み、ライザの両手がメロスの杖を持ち、メロスを引き剥がそうと胴に強い蹴りを入れようとする。
もし引き剥がせたなら、メロス目掛けて杖を投擲するつもりでいたか**]
/*
>>3:+101
見落としてたけれども、トレインさんお疲れ様です。
だよねー感はありますねw
(トレインさん機械ラブだし耐火耐刃やら耐色々備えてそうなテント描写だったゆえ)
『やった…やったぞ!俺達の村をめちゃくちゃにした犯人を捕まえてやった!』
『ああ可哀想に…この娘まで手を出して、今度は一体何をしようって言うんだ!』
[取り落とした女や被害者の男が介抱され、テントの方へ抱えられ連れていかれるのがぼんやり見えた]
……ちがっ…、ぼく、は…
『うるさい!俺は見たんだ!お前が異能でハロルドを攻撃していたのを!あの時はとても近づけなくて逃げてしまったが…今ならどうとでも出来るな!』
『血まみれということは…誰か殺したに違いない!決定的だ!』
[あのときのこと>>2:54を、どうやらどこからか見られていたらしい。……そのせいで例の犯罪者か、それともその協力者と勘違いされたようだ。おまけに自分の吐いた血のせいで勘違いは加速している]
[……意識が遠のいていく…]
[………ユウヅキは特殊チームに引き渡されるべく、そのままズルズルと男達に引きずられてテントに運ばれる…**]
まぁいいや。ポルポー、システム復旧よろしく。
[取り出されて投げられた基盤は、トレインの能力でふわふわとポルポのもとへたどり着くと、ポルポはそれを飲み込むように前方部を開放し、内部へ取り込むのだった。]
とりあえず、カメラのチェックぐらいはしておいた方がいいよなー。
出来心か妨害かはさておき、オシオキは必要よなー。
[村の人間が特殊チームに不信感を抱いているとはいえ、医療器具の破損をわざと行ったならば大いに問題だ。治療中のノエルの他に、吐血していたり、腕を負傷してたり、後頭部を強打されてるような負傷者がいても適切な処置が行えない可能性があるのだから。]
/*
よく考えなくても:帰る描写すると不味い?
はよ戻りたいけど、戻ったら、コラー!って地上組乱入しそうですよね、このアーネスト。
ー救護テント・裏手ー
『おい、特殊チームの奴はいるか!』
[村人達が、女と男を抱えて裏手からテントに入ってくる。
表は現在進行形で異能力者となったメロスとライザの戦闘が繰り広げられておりとても近づけないからだ]
『例の犯人を捕まえてやったぞ!これで報奨金が出るんだろうな!』
『それから、急患だ!こいつに襲われてたんだ!』
[その後ろで何人かの男に引きずられてやって来るユウヅキの姿があった。 >>+4 意識はまだない。
村人の男はカメラのチェックをしているトレインに気づくと>>+5、 こいつが犯人なのではと詰め寄りはじめた。
犯人が捕まったと知らない村人達はどうも村を護ろうと焦っているらしい]
/*
報奨金のこと忘れてた!!!
岩山に行く理由あったじゃないかorz
いやそれでもメロスにやられてるし犯人相手は無理だよなぁ
初めの勢いはどうしたのさエイミー
/*
>>+7
流石にこれは無いのではと過ぎる……w
(最初にずっとテント内に居たからねトレインさんは)
トレインさんも大変やな。
>>+8
ユウヅキさんは高性能やでほんま。
── 少し前・岩山>>3:+91 ──
[くどくど人生論を説くトレインを見ながら、ユウヅキの血を吐いても無茶を通す姿は、アーネストからすれば好感のあるもので、口元に笑みが浮かんでいただろう。]
ハイハイ。
[トレインに流石に煙草を吹きかける事はせず、適当な返事をしつつ念動で煙の向きを変えようとするくらいはした。
風操作では無い為、どれだけ効果があったかは不明なものの。]
飴ちゃん食べるかい?
[頷いたなら、ユウヅキにパックを投げ渡したのと同様に、トレインにも飴ちゃんを投げ渡しただろう。ドームの有名店特製飴ちゃんである。]
── 少し前・岩山>>3:+91 ──
頑丈ってーか。
割りかし良いレベルだったヨ♥
[これまで特殊チーム達が相手した名だたる猛者達に比べれば、危険度は周囲を巻き込んで雪だるま式に増える>>1:185が故の危険度判断。
そのレベルくらいの頑丈さかと思えば、想定よりも上だったろうか。]
後はテントに連れてくだけだネ。
トレイン、頼むよ。
[アーネストが連れていっても良かったが、トレインに仕事を割り振る。姐御が連れてって下さいよーと言われれば、連れてく心算。]
それとも、ここらの物を調べる事がしたいかい?
[既に戦闘後で、殆ど熔解して残ってもいない機器達。
事後処理的な物である。これは、後で他の特殊チームの専門家の連中が調べに来るだろうから、話を振る程度。]
[さてはて。
テントには、そのうち首輪をされた満身創痍の犯人ギムレットが運ばれて来るだろう。
救護兼捕獲用の常駐テントとの名通り、テント内には犯人確保後にぶち込む為の“モノ”も用意されている。*]
/*
言葉足りずどころか、巧いこと全然伝わっていませんでしたね。
(同時に複数場所という言葉は良くなかったです)
地上側の短い時間内で、
犯人とバトル・犯人確保&護送・NPC狼確保&テント護送(違)・ユウヅキ回復(恐らく犯人確保かNPC狼確保辺りでノエル落ちくらいだと思われる)という事になっているので、時系列がね……w
誰かのせいや何かが悪いという訳ではなく、調整が必要そうってだけなので、気にしないで貰えると良いなーと。
/*
少なくとも、犯人確保戦はユウヅキが合流して15分以上、帰還に掛かる時間は不明。ゆっくり村へ戻る。NPC狼確保で大体10〜15分として……。
ライザとメロスの戦いで時間経過させないと、墓ログ反映しきれない感はある。むむむ。ゴリ押しで描写しようかな。
/*
イベントバトルしたいのは山々なんだけれど
テント外のドンパチを会話もせず放置してイベントに行く理由が
[頭抱え]
墓下と地上は物理的に行き来不可の方がよいきがした
── 岩山そして ──
[救護兼確保用の常駐テントの方から見える崩れた岩山。
そこでは熱と光が乱舞している。更には、チカ、チカ、と瞬く銀光らしき物。
何らかの空間制御であろうか、一度見た事がある者には分かるだろう『境』が空高く発生、km単位で岩山地帯を覆った。
それは、徐々に何かを閉じ込めようとするかのように、低く狭く小さくなってゆく。
救護テント内では、ジェイクやエイミーを運んだ後も、村人達は救護テントの中にいたり、表口からではなく裏手から出入りをしている者もいるようだった。*]
/*
救護テント内では、火事などの恐れは無いが(誰も気づかぬうちに)バチバチと一部の機器が一時的に火花を放ち、何者かに過去を想起させた。
これも書いたけれども、載せない方が良いでしょう〜。
/*
割と、ライザとメロスの戦いを村人達に目撃されていたら、ライザはもう村に来れなくなりますね……。。。
あー、こいつだ、こいつがやったな。
[カメラの映像とカプセルのログを発掘していると、とある瞬間にたどりついた。ある女性がカプセルに触った瞬間に異常が起こっているのだ。水をテントにもらいに来たエイミーのことを記憶していたトレインはそのままテント内のカメラの映像を辿る。彼女は逃げるどころか呑気にテント内のベッドでお休み中らしい。]
ぬはー、許せんぞー。待ってろあんちくしょー。
いくら俺ちゃんたちが嫌いだからって物に当たっちゃいけないって教わらなかったんかい。
[怒りに燃えたトレインは、鼻息荒くエイミーのいる部屋へと向かうのだった。]
/*
いやでも、ライザ理由を話して村の商いに来るのゴリ押しするかな? うーん。。。分からん。でも、来なくなる可能性は無くは無い。
/*
まあそうなるよねw
(外の電流、距離あるのに防げないのもどうかなーと思っていたやつ)
仮にそうでなくとも、トレインさん勘違いルートであっても面白い。
/*
ハロルドにプロの間に
「お嫁さんもらったりしないのか」って聞いておけばよかった!
エイミーはいつでもハロルドの家出れるよう
準備はしているのだけれど、
その事言っちゃうと出る流れになりそうで言えない
というのを さっさと地上で落としておけば
[今回こんなんばっかりや]
/*
やれやれー!(トレイン氏応援派)
やっちまいなー!(アーネストはポップコーンとコーラを手元に観戦だ!)
ああああああっ!!
[ライザの挑発>>25に、吠える。
自身がその言葉を吐いたことを明確には覚えていなかったが、自らの内にそうした人格が形成されつつあることを、ぼんやりとだが自覚し始めていた。
しかし、全てに納得するまで思考する時間を、ライザは与えてはくれなかった。
大小のナイフが、一気にこちらへ向け投擲される]
はっ!
[前方から迫るナイフは、反射的に弾けはしただろう。
しかし、空間転移し他方から迫るナイフ>>26に手が回らない。
その時、咄嗟に己の身から電気を放出させたのは、本能的なものか。
それは周囲の空間に影響を及ぼし、金属製のナイフが影響下に入れば、それを帯電させる]
くるなっ!!
[叫びを上げると、まるで命令に従ったかのように、空中のナイフが弾かれ地面に落ちた。
それは電磁気力による作用だったが――メロス自身にそれを理解するだけの教養はない。
ただ、そこに可能性を見出すことは可能だった]
[結果を見届けるより早く、ライザの足払いが到達する。
宙に浮いた体に、すかさず肘が打ち込まれ呼気が漏れる]
かは……っ
[痛みと共に呼吸が一瞬止まるが、それよりも目を狙い迫る刃への本能的な恐怖が勝った。
体を雷撃で跳ねさせ無理にでも回避しようとするが、それでも頬を深く斬られるのは避けられない。
なおも追撃は止まず、背面へと滑り込むようにしながら、首を刈る一撃が放たれる。
それを喰らう訳にはいかないと、右手の杖を割り込ませるように振り上げながら、杖の機構を操作する。
展開した槍の刃が、ライザの攻撃を受けつつ電撃を迸らせた。
それは僅かでも刃の軌道を逸らせることは出来ただろうか]
[ベッドに横たわるエイミーを見つけると、ずいずいと歩み寄って声をかける。ポルポが後を追いかけてきている。]
ヘイ、ご機嫌うるわしゅうお嬢さん、うちんとこの機械を派手にパンクさせておいて、こんなところで極楽天国夢の国ですかぁー?
[手袋を着けた人差し指で頬をぐりぐりと回す。それでも起きないようならば、頬をつねってグルグルと上下左右にもてあそぶだろう。]
── カメラのチェック中 ──
はぁん?そいつねー。結局助けてもらってるじゃんか。
さっきより死にそうになってるし、どっかで転んだのー?
おーい、生きてるー?死んでるー?
[手荒に運び込まれたユウヅキ>>+7を見て、ため息混じりに顔を覗き込む。とりあえず気つけに頬をぺちぺちと叩いておく。]
犯人?いやいや、犯人はとっくの昔に俺ちゃんたちが捕まえてるんだよねー。こいつはアレ、お手伝いさん的な?
何、もしかして君たちコイツをとっちめちゃった?うわー、暴行罪ってやつかもなー。怒られるかもなー。
ほら、さっさとそこのカプセルに入れてやんなよ。
死んじゃったら大変だぞー。サツジンだぞー。
[ヘラヘラと笑いながら、だが声色は低く、脅すように誤解した村人たちにユウヅキをカプセルへと運びこませる。お手柄と思っていた彼らはトレインの返答にがっくりと肩を落とし、一様に顔を青ざめるのだった。]
ホント、何が楽しくてそんなことしちゃうんだかねー。
[ユウヅキを見て何か遠い昔を思い出したのか、むず痒い気分を晴らそうと、ユウヅキにでこピンを一発追加しておくのだった。]
─ 救護テント ─
[ライザが積み上げた障害物や障壁を避けながら救護テントへと向かう。
その間、思い出すのはドームで暮らしていた頃のこと。
こうしてノエルを抱え上げるのも10年振りか。
あの時はもっとノエルは小さくて、片腕にも簡単に収まるほどだった。
会わなくなった歳月の長さを改めて思い知る]
…お転婆なのは昔のまま、なのかね。
[あまり良い異名とは言えないかもしれないが、それを得るほどの活躍をしているノエル。
昔を懐かしんで口元が僅かに緩んだ]
[ノエルを空いている医療ポッドへと収め、起動ボタンを押す。
自己再生能力を持つノエルだが、治療も合わせれば回復も格段に早くなると思ってのこと。
早く回復して欲しいと言う願いがそこにはあった]
…ん、こいつは良い。
[自分の治療をするために医療ブースを物色していると、負傷部位だけを覆って治療を施す機器を見つけた。
確実な治療をするならば医療ポッドに入った方が良いのだろうが、長く時間をかけるわけにはいかない。
ハロルドは見つけた機器を左腕と腹部に装着し、傷口の縫合だけを行った]
[救護テントの表口側に座り、縫合の完了を待っていると、奥から村人が一人やってきた]
「ハロルド、お前……異能者なのか?
メロスも……ずっと隠して……」
────………
[問いかけてくる相手に顔を向け、少しだけ顔を逸らして相手から視線を外す。
その村人はどうやら一部始終を見ていたようで、ハロルドへと向ける視線には困惑と憤りが垣間見えていた。
ハロルドがメロスに異能力者であることを明かした時と似たようなもの]
……俺は生まれつきだが、メロスは違う。
ドームから逃げてきた犯罪者に強制的に開花させられた。
あの暴走ぶりが何よりの証拠だ。
俺のことはどう思われようとも構わない。
だがアイツは……メロスは、望んで異能を得たわけではないし、
望んで人を傷つけたわけじゃない。
それだけは覚えていて欲しい。
[再び村人を見ての言葉に、相手は言葉を詰まらせたようだった。
地面に視線を落としてから、何かを振り切るように奥へと戻って行く]
……………
[それを見送った後、ハロルドは天井を仰ぎ大きく息を吐いた*]
[ライザはメロスから杖を奪い、懐かしい気持ちを感じるよりも先に、心胆を寒くした。
筋がいい。
そして、恐るべき速度で異能を物にしつつある]
飴ちゃん食べる!ガラクタは調べなーい。
欲しくなっても勝手に持って帰ると怒られるし。
何でわかっちゃうかなー、あの変態どもは。
[アーネストからもらった飴を口の中で満足気に転がしながら不満を言う。以前珍しい機械を証拠隠滅までしてこっそり持ち帰ったところ、どういう訳か事後調査の専門家たちにその機械の存在を突き止められ、ずいぶんと上司からお叱りを受けたのだった。]
んじゃー、姉御、俺ちゃんコイツ連れて先に戻るねー。
姉御はまだ戻らないんですかい?
[アーネストからの指示>>+10を受け、ひょいとギムレットの体を持ち上げる。アーネストが途中まででも一緒に戻るのであれば、最近買ったゲームの話を一方的に話してテントへの道のりを歩いただろう。*]
―救護テント・ベッド―
――むぅ。
[眠りを邪魔する指から逃げようと反対側へ顔を向ける。
が、指は逃がしてくれないらしい。]
むぎゅぇぁぅ……
うぅ―――んなにすんのよっ!
[手で前を払いながら飛び起きる。
起こしに来たのがトレインだと気づけば、気まずそうに横を向いた。]
えっと――……さっきはごめんなさい。
[機械の件ももちろんなのだが、それより倉庫での件が、胸の中でずっと気になっていた。*]
/*
あたしだって人が多ければ特殊チームポジやりたかったわーーーーー
たぶん たぶんね もっとおいしそうなポジに移行してた気はしなくもないけど
もちろん今は今でだいぶおいしいけど
/*
マシンハックで近接戦闘する方法なぁ。
電気信号脳に伝える機械を自分に装着して
格ゲー的に操作すれば実際に動くよりも高精度でうごける
とかかなぁ。
媒介ないと動けないのがねー
/*
そういえば村中村建てさんとはナカノヒトが客観的に見てわからない状態で遊びたいと今年思っていたのを思い出しt
今はそれほどでもない気はするけど
「必要ない。足りている。代金の支払いを確認した」
『その能力、運べない物もあるのだろう?』
『不便ではないかい』
『空間制御の能力は使いようによっては強い力。攻撃に使ってみたくないかい?』
[緑色の目をした男を見遣る。
ベリティは別の店を見ているのか、友達とでも話しているのか、何時の間にか近くにいなかった]
「必要ない」
[ライザは短く、その時は犯人だと思っていなかった男に伝えた]
── 少し前>>+15 ──
ククク……サイコメトリー持ちの専門家も居たンじゃないかい。
それかアンタ並に、“嗅覚”が良いとかサ。
[飴ちゃんは正義。美味しいは正義である。
とはいえ、アーネストは飴ちゃんではなく煙草を口にしているが。]
そうだねェ。
何も起こらない様なら、そのまま帰るヨ。
[辺りを一瞥。
他に不穏な様子が無いなら、そのまま帰る心算。
今の所、岩山に不穏な予兆は無さそうだ。
その為、帰路の全部かは不明なものの、トレインと共に帰り道を歩いただろう。
心地良い疲労に、トレインのゲーム話は悪くないBGM。相槌こそは適当に打っていたが、興味のある格闘ゲームの話をされれば、少しは話も盛り上がったかもしれない。*]
/*
ライザの猛特訓によりメロスが異能を完全に掌握
↓
俺とラストバトル
↓
俺吊りでメロス勝利
って流れよくね?よくね?
[片手が痺れていても腕を振るえば刃は振るえる。
ライザは、遮蔽物の後ろに逃げ込んだメロス向け、小型手榴弾を投げ込んだ]
弱虫が。
[ライザは、両腕の武器を展開させ、一歩遅れてメロスへと疾駆する。
直前で自分の足元に突き上げるように集積物を現し、空中へと舞い、更に空中に角度を変える為にがらくたを現して、強く蹴って動きに変化をつける。
回転しながら、メロスに襲いかかった*]
/*
手榴弾二個目ならまだいけるが、ナイフ達が帯電とか、地面についてしまうのでは?(まだ村用なら安いから、損的には大丈夫だろうか)
[ライザはこちらに答えることなく攻撃に移る。
槍は先程まで自分が居た辺りを通過し、背後の遮蔽物に触れればそれを消し去る。
周囲の遮蔽物すら巻き込む広範囲の空間収納に、間一髪回避は出来たものの身震いする。
生半可な防御では防ぎ切れなかっただろう]
[遮蔽物の陰の手榴弾が投げ込まれ、追い立てられるようにそこから飛び出す。
次の遮蔽物に辿り着くより、空中を舞うライザがこちらへ迫る方が早いか。
途中、地面に突き立った槍が見え、それに飛びつくように低く跳んで手を伸ばす。
空中のがたくたを蹴り、回転しながらせまるライザに、立ち上がり対応する暇は与えられない。
右肩から地に着くようにして一度転がり、両手で握った杖をライザへ掲げるのが精一杯だった*]
/*
ひゃー! ランダムとかで勝敗が決まるタイプじゃないバトルって難しい!
俺が教育してやる展開だと思ってたけど、もしかして抵抗しないのが正解なのか……?
[ライザは、メロスを見極めるように浴びせに浴びせた。
心に秘している物や形にならない物すらも引き摺り出せればと思ったが、それを引き出すには言葉選びを間違ったようだが]
本気を出せと言ったぞ。
お前の力はこんなものか!
[鬼気迫る迫力。
額の薄い青痣>>3:131と薄く青みを帯びた黒目。
間近でメロスを傷つける武器を出せるが、ライザは続けざまに腕を振るい攻撃する。
頭を断つそれは、メロスの杖によって防がれ、火花のようなものが散る。
続く二撃目は喉へと向けられる]
やって見せろ!
メロス!!!
[外套が舞う。
更に、一歩踏み込む。
頭突きを行おうとした*]
/*
なぜなにコーナー
Q:どうして能力行使時にライザの額は星の痣みたいなのがあるの?
A:東洋ぽい浪漫ですね(
─ 救護テント ─
[傷の縫合が終わると、ハロルドは分析機器の下へと向かう。
使い方などまるで分からなかったが、これもどうやら全自動のよう。
ドーム型のサンプル収納部に銃弾を置き、分析開始のボタンを押す。
銃弾に計測レーザーやら何やらが照射され、モニターには分析中の文字が現れた]
…流石に時間がかかるか。
[詳細分析に設定されているようで即座に結果が出るなんてことはなく。
ならば待っている必要も無い、と機器を動かしたままハロルドは救護テントの外へ出た]
/*
誰かがバトルしてる場合は見守りたくなる人です。
乱入理由があるならやるけど、今回そっちの方にはならなかったなぁ。
メロスが異能掌握するのは俺も望むことだし。
……ぐっ!
[外套が舞い、踏み込みとともに行われる頭突き。
それを自らも頭を突き出すことで受け止めようとする。
強い衝撃はあるだろうが、意地で堪え]
喰らえっ!!
[そして槍の間の刃へ向け、己の意志を全て籠めるかのように、電撃を放つ。
それはライザに通じたかはわからないが、何れにしろ頭突きを受けてぐらつくのを堪えながら、攻撃の結果を確かめようとするだろう*]
[その電撃の衝撃は、腕ごとライザを弾き飛ばし、ライザは無意識に衝撃を殺すためにごろごろと転がった]
が、はっ……
[左腕全部が、まるで持っていかれたように熱く痛い。
痛みに耐える為の短い呼気が、断続的が繰り返された]
ようやくか……
[聞こえないほどの声で小さく呟く。
地面に転がりながらメロスを睨む]
俺はしぶといぞ……
異能者を止めるなら、殺す気でやれ。
[ギロリと睨む。
震える息を、噛み殺し、脂汗を拭う
ライザは、電撃で荒れる体に力を籠め立ち上がろうとし、右腕の刃を水平に伸ばそうとする*]
[障害物の上に降り立つと同時、ライザの繰り出した刃がメロスの持つ槍に止められ。
生身の、硬い音がぶつかり合う音が響く。
脳を揺さぶるであろう衝撃を互いに受け、その中で先に動いたのはメロスの方だった]
ッ、
[眩さに目を細め、光による目への衝撃をやり過ごす。
目が慣れた頃、地面を転がるライザの姿を見た]
[衝撃にぐらつく中でも、虚を衝かれたライザの表情>>57を視界に収めることは出来た。
ようやく一歩先んじられたと、思いはするが喜びも気を抜くこともない。
転がり、呻くライザ>>58に息を呑み、一瞬顔を歪めるが、手を止めるべきではないと思い槍を構え直す]
[地に倒れながらも、その瞳は強くこちらを睨みつけた>>59。
戦いは本意ではないが、こちらが背を向ければライザは村への破壊行為を実行へ移すだろう。
そう思わせるだけの気迫は、傷付き苦しい息を吐く今でも感じられた]
…………ああ。
[だから、短く応じる言葉だけを吐く。
刃を伸ばす姿を正面から捉え、自身も槍へ異能の力を伝わらせ――]
異能は馴染んだか、メロス。
お前が抱いていた衝動はまだあるか?
[ライザとメロスの間に立つようにしてメロスへと向き直る]
──…壊すことにしか使えないと思っていた異能を、
別のことに使えたんじゃないか?
[正面から見据えるようにして、メロスの意思を問うた*]
――そう、なのかな。
[正面からの問いを肯定はせず、気が抜けた途端震え始めた手をぎゅっと握る]
でも、やっぱり、壊したんじゃないか……たくさん。
[目の前にはライザが倒れている。
はっきりとした記憶はないが、これまでにもこの力に倒れたものはいたのだろう。
それを思うとうんとは言えず、ゆるく瞬いた瞳からは、透明な雫が零れ落ちた]
俺が異能を持つことを知ってから、お前の異能は暴走した。
切欠を作ったようなものだ。
[ライザも、メロスはハロルドに反応していると言っていた。
少なからず影響を与えていたことは事実なのだろう。
効果が切れ、落下し始めたナイフを右手で掴んだ後、再び腰のベルトへと差し入れる]
悪いな、ライザ。
悪役引き受けさせちまって。
[恐らくライザの行動がなければ、メロスが異能を掌握することはなかっただろう。
少なくとも、ハロルドには出来そうにもなかった。
荒療治ではあったが、指導と言う点では彼の方が上のようだ**]
ー救護テントー
[トレインに連れてきた者が犯人ではないと言われた村人達は>>+14 真っ青な顔でユウヅキを医療ポッドへいれる]
[ユウヅキが抱えていた女や水獣が連れていた男>>3:+108もカプセルに入れさせてもらうとそそくさとバツが悪そうにテントを出ていってしまった]
……んぐっ……
[デコピンされたユウヅキは起きる気配はない。]
[医療ポッドの診断も『しばらくは絶対安静』という診断であった。]
[一瞬起きかけたユウヅキの意識は、ポッドが緊急治療を開始するために出した麻酔の効果でまた夢の中へと沈んでいったのだった**]
/*
エイミーメモの隠蔽諸々が分かっていなかったけれども、覚醒を隠すというルートもあるかもしれないからか。なるほど。。。?
── そして ──
[何時しか岩山の方向は鎮まりを見せていた。
『境』は狭く、既に救護兼確保用の常駐テントからは見えない大きさとなり、岩山の底の様な場所で、何かが煌めき最後に複数の音が重なったようだった。
一方その頃。
再び、村の一角で微かに騒動らしき始まりの声が上がった。
植え付けられた悪意は喩え犯人の行動が拘束されても解けないまま。
その操作系能力者の新たな行動だったが、それから更に暫しの時間が経過すれば、波はあれど、それらも徐々に鎮まりを見せてゆく様子もあっただろう。*]
/*
何か>>+7あてで突っ込み入れてたけど、プロでの頭部負傷した男性が、ここにトレイン氏がいたよ特殊チームだよ、って言わないと普通に何か怪しい系に見られなくはないかなとは思った()
(思考更新や気付きがあっても、言葉にしない事が多いので、ちゃんと残しておこう)
/*
>村中にモニタ設置なりしてたら(ナノマシン的な何かで)
あとどこぞの独り言。
流石にナノマシンは無いな。(そして、浪漫要素も無くなる)
ナノマシンは、バリバリSF世界でこそ輝くので、異能での輝きはいまいちだと思うんです。やや未来くらいの科学度だしね!
(その割には、治療機器が半端ない進歩してる気はしてる。ざっつご都合設定かな?)
/*
これは落とす事にならずに良かったな本当に。
なら、もういい。
死ね。
[ギリリと奥歯を食い縛る。
零れるばかりのものを睨む目に変えた。
それ以後の攻撃は、苛烈な一方だった。
舞い、舞い、肉薄し続ける。
腕を、足を、胴を抉っていこうとする攻撃]
お前が異能の使い方を覚えないなら、これで終わりだ。
[心臓を貫こうとした*]
[静かに目を閉じる。
ハロルドの語り口は穏やかで、ライザには、これならメロスの心に響いていくものだと、そう感じていた。
村で長く暮らす住人同士の絆。
立ち入ることの出来ない、確かな絆]
/*体調がかなり良くなったはいいのだけれど、もうネタが無い案件なのよね、僕視点。覚醒しちゃったし殴ってもらったし
三日目に楽しくて遊びすぎちゃったから。 うーんできればノエルを起こしてノエルと触れ合える感じにしたいのだけれど… ノエルこっちに来てからあまり遊べてないような気がするからできれば楽しんでほしいなって*/
悪いのはおれの方だったんだ。
異能があるかないかで、ハロルドの凄さが変わるわけじゃないのに。
[思えば、あれは嫉妬でもあったのだろう。
異能を隠した移住者でも、同じ村人としての役割と信頼を得ていたことへの。
自嘲を口の端に浮かべながら、ごしごしと目元を拭う]
――それにさ、思ったんだ。
本当は、異能を使うことよりも、使わないでいることの方が、ずっと難しいんじゃないかって。
[犯罪医師による精神操作が根底にあったとしても、力に溺れることがどれだけ容易いか、思い知らされたような気がした]
[メロスに何か喋ろうとしたが、口から零れるのは、荒い呼吸だけで、それが気持ち悪くライザの耳朶を打った。
体が自重のまま傾いて崩れる。
自分の体がどうなっているのか、痛みで掻き回されよく分からない]
[もしも左腕を触れば、電撃による負傷か火傷なのだろう。
外套の下の左腕は、グチャリとした。
じわりと薄朱い浸出液が染み出す。
それはメロスに、視覚的にも'壊れた'と先ず認識させてしまうものだったかもしれない*]
『かいぬしよ』
[メロスの感情が幾らか落ち着いた頃か、羊の声が語り掛ける]
『われわれのこえが きこえることが かいぬしをくるしめたのか』
[その言葉に、メロスは外観からはわからない程度だが、はっと息を呑んだ]
……そういうわけじゃない。
『しかし すこしまえから くるしそうなこえばかり あげていたぞ』
『まえはもっと みちたりたかおを していたのにな』
『ことばがわからなくても それくらい わかる』
……おれは……。
[羊たちの存在は、自分を村に閉じ込める柵なのだろうか。
しかしメロスは、羊がいなければと考えたことは一度だってなかった。
歪な外見をしていても、彼らの温もりが、血肉や骨の全てが、愛おしい相棒であり命の糧そのものだった]
――違う。
お前たちの声が、おれがおれで在ることを教えてくれたんだ。
お前たちがおれを呼んでくれなかったら、おれは元に戻れなかったかもしれない。
[ライザやハロルドらへの感謝は勿論あるが、羊たちもまた。
決して対等になることはない異種族の自分を、必死に呼び止めてくれたのだ]
『そうか』
『――きにすることはない かいぬしよ』
『われわれは さわいでいただけだ むれをまもるためにな』
うむ、とりあえず謝ったことを評価しよう。
[嫌がらせをしていた腕を引っ込めると、前に組み直しながら偉そうにふんぞり返る。]
しかしアレは一体どうやったの?
凄腕ハッカー?それとも嫌ってた割に自分が能力者?
どう解析しても外部からの打撃だとは思えないんだよねー。
[謝られているのが倉庫の件だとは気づいていないらしい。見たところ特殊な道具も持ち合わせていないエイミーがいかにしてカプセルを自滅に追い込んだかを聞き出そうとしているようだ。*]
ライザ、これ、
……お、おれが――……
[ライザに挑発されたからという言い訳は出来たが、それは頭の中から吹っ飛んでいった。
目を背けたくなるような傷を、信頼を寄せる相手に自分が負わせた、それが全てだった。
同時に、フラッシュバックが押し寄せる。
自身が傷付けながらも忘れ去っていた、全てのもの、人が]
い、嫌だ、こんな――
あああああああっ!!
[叫びを上げるメロスの身から、再び異能の気配が膨れ上がる。
ライザを傷付けることへの恐怖と異能への拒否感が力を押さえつけてはいるが、臨界点を超えれば無制御の異能が荒れ狂うこととなるだろう*]
/*
電撃の火傷による火膨れを潰したらこうなるかなって思ったのだけど、何か電撃による症状って電紋部分の火傷だけのような気もしてきた……(真顔)
皮膚と内臓の熱傷か……ううむ。(検索)
[そんな小さな音で、
ユウヅキの意識がぼんやりと引き戻される]
[それは医療ポッドの治療が終わった音。
バイタルチェックの欄も『絶対安静』>>+18から、
『休養が必要』に変わっている]
(………せまいな、ここは… いったいここはどこだ…)
[カプセルに入れられたままぼんやりと目を開ける。
そこから見えるのはノエルの眠るカプセル>>+6や他に並ぶ医療ポッド。テント内の様子だった]
(……ここから出たいな)
[蓋を押してみる。動かせない。]
[『休養が必要』な場合は、内側からでは開くことは出来ないらしい。外からならば開けられるかもしれない]
[出ようと試みてガタガタとカプセルを揺すってみる。その音で誰かがユウヅキが起きたと気づくかは分からないが**]
[皮膚と内臓の熱傷。
どんな具合か、電撃が通過した側が主に左腕とその半身が主だった。
それは腕に武器を付けており、その武器を通して電撃が体内に放電したのだろうか?]
…………お前ではなく俺のミスだ
[絞り出すように。
鼓動が変に打っている。
不整脈の傾向、心停止ではないものの脈が落ちている。
その時に脈をとったなら、脈を感じられないと捉えられてもおかしくはないか**]
/*【リアル医療機関にて】
センセー『身体を冷やすのこれからやめてな?』
僕「でもセンセー」
センセー『なんやユウヅキはん』
僕「僕の部屋、エアコン付けなかったら余裕で35度を超えるねんけども…夜も30度を超えててめっちゃ暑い」
センセー『ユウヅキはん、なんでそんな1人だけ亜熱帯地方に住んでんの?』
相談に相談を重ねた結果、扇風機という妥協案が出たとか*/
/*生半可なエアコンじゃぜったいに暑いのから逃げられないし脱水するし。かといって冷やすのを目的としてエアコン付けてると外部気温との差が激しすぎて廊下に出るだけでも気持ち悪くなる罠。 これが地球温暖化なんだなって思ったね!*/
/*
あれよね
ライザから指名手配見せてもらった時に
危険だけどいく、手伝ってくれっておねだりすれば
もう少し動きようがあったのよ
単独行動で突撃しようとしたから動けなくなったんだわorz
―テント・ベッド―
あなたって、気持ちいい程さっぱりしてるのね。
[引き続きの気まずさと、羨ましさの混じった視線をふんぞり返ったトレインに向ける。
そして続く問いに返す言葉に若干首を傾げたが、ハッカーという単語でぴんときた。]
……何の事かしら。
[ひとまず白を切る事にした。
が、カメラの事を持ち出されれば犯人の妨害なのでは、などと矛先をそらそうと試みる。
だがカメラには当然、他の機器を動かす映像も残っているわけで。]
[ぐぐ、と唇を噛み、声を荒げる。]
悪かったわね!
[再び気まずそうな顔に戻り、声を落として続ける。]
おっしゃる通り、能力よ。
あんな力があるだなんて、すっかり忘れてた。
[村人にではないといえ、ばれてしまった。
手が震えだす。]*
/*
うーん、おれ個人としてはそこまでバトルをしたかった訳じゃないというか…ハロルドがバトルしたくて、というならそれは勿論歓迎にしても。
メロス本人はあそこから暴走する心理状態ではなかったんじゃないかなぁ、という。
/*ユウヅキ(コラーダ)は外見がCV石田彰って前にどっかで言ったけど、行動が明らかに石田彰じゃないので誰が合うのか検討中*/
[――夢を見ていた。とてもとても懐かしい夢を]
………………。
[目を開けると近くに天井のようなものが見えた。
天井、というのは適切ではないかもしれない。何かの蓋のようであった。
その、蓋のようなものを間近に見られる状態で仰向けに寝かされていた。
内部は暗くなく、機械の作動音がうっすらと耳に入ってきている。
カプセルの中にいるみたいだ。
緩慢に瞬きを繰り返す。
どうしてここにいるのか。意識を失う前に何があったか思い出そうとしながら]
そうだ、あたしは、……メロスの力を受け止めて、
それで、……っ。
[ノエルの脳裏にハロルドの顔が浮かんだ。
寝ている場合ではない。そう思い蓋のようなものに手を伸ばす]
……っと。
[―――驚くほど軽く蓋のようなものは開いた。
ポッドの外部モニターには緑のランプとともに「治療完了」の文字があり、
あとは中にいるノエルが目覚めるだけ、となっていた、とは、
当人の知らない話]
…………。
[ひょい、と身を起こすとまじまじと自分の両手を見つめ始めた。
壊れたところの何一つない両手だ。
握ったり開いたりも問題なくできる]
……不死身か。
[呟く。その声に感慨じみたものはなかった。
案外悪くはないかも、とライザには告げたが。
護るために力を振るえば振るうほど、
護りたい者たちからは遠ざかる感じを長いこと味わい続けてもいる。
“不幸の配達屋”同様、
自分の口からは大っぴらには名乗るまい、とだけ思って、思考を打ち消した]
俺ちゃんからしてみれば、ここの村の連中は色々と我慢しすぎだと思うんだけどねー。
テレパスじゃないから言葉にしてくれなきゃ何もわかんないわけよ。
言いたいことあれば言えばいいのに。
[エイミーの言葉>>+22に無遠慮な言葉を紡ぐ。トレインは物心ついた時には能力者だった。無能力者の気持ちなどこれっぽっちもわからないだろう。ただ、トレインとて生まれ持っての強能力者ではない。相応の苦しみが相応の結果に繋がるということを彼は常日頃信じている。]
え、うん、ちょっと落ち着こうか。
ありえないでしょ、忘れてたってどういうこと?
朝起きたら呼吸の仕方を忘れちゃいました、てへっ。
ってレベルの話じゃないの異能を使う感覚って。
[嘘にしては>>+23の話はあまりにも幼稚である。だからこそ本当のことを言っているようにも聞こえるのだが。首をコテンと横に傾けて、男はエイミーを不思議そうに見つめるのだった。]
思い出して、そんで機械壊して逃げちゃったと。
それなのに、何でそんなにがっかりした顔しちゃってるのさ?
念願の異能をゲットしたんでしょ。
[おびえるようなエイミーにさらに問いかける声は幾分気を使ったようなものだっただろう。*]
/*
もしエピバトルされたい場合は、銃弾薬剤をギムレットが飲み込んで、第二段階に変身だ!
とかすれば良いのかな。
(時間があればと、したい方いればですが)
[少し逡巡した末おもむろに蓋を開けてみようと試みた。
モニターを操作していると画面上で開けるか否かを問われたので、
「はい」のボタンをタッチする。
ぴこーん、という音がして蓋は勝手に開いた]
(こいつ、正気か……? いや、違うか)
[目前にユウヅキの顔をとらえてまじまじと覗き込むが、
彼の目はあの時のように澱んだ緑色に染まってはいなかった。
それを確認すれば、依然真顔のままではあるが、
ノエルの表情から緊張感は消えたのだった*]
[その時ユウヅキは、ノエルが真顔で自分を見ていることに気がつく。>>+29
その顔をじっと見つめ……一つの答えにたどり着いた]
(やばい。襲ったの絶対怒ってる)
[その答えは、いつもの勘違いと思い込みかもしれないがそれはノエル本人にしか分からないことだろう]
あ……えっ、と……の、ノエル……
[ユウヅキは青い顔でしどろもどろに何か言い出そうとする。]
(こんな、時…なんて言えばいい?
襲っちゃってすみません?怪我させたのは事実だ。
これですみませんですんだら尋問官なんていらないんだぞ)
[ユウヅキは友人関係が非常に乏しい。
だからこそ、誰かを怒らせてしまった時なんて言えばいいのか分からなかった]
[あー、とかうー、とか呻きながら彼はノエルになんて話を切り出そうか悩んでいた*]
[ライザをフォローした言葉にも噛み付くような様子で声を上げるメロス>>84だったが、それ自体は理解しつつあるよう。
割り切れない部分もあるようだが、それは時間が解決してくれることだろう]
あぁ。
自分では壊したと思っても、壊されたとは思わない場合もある。
そう言うことさ。
[こちらを見てくるメロス>>85に首肯し、願いも込めて口にする。
次いで、メロスが首を横に振るのを見れば、前髪の奥で目元を緩めた]
───……そうか、そう言ってくれるか。
ありがとな。
[口元も笑みを作り、感謝を口にする。
一人でもそう言ってくれるなら、それだけで十分だ]
ライザを死なせたくないなら、お前がしっかりしろ!!
今ライザを助けられるのはお前だけだ!!
[手が届いたならメロスを自分の傍に引き寄せ、己を認識させるべく顔を寄せて怒鳴る。
心停止が起きたなら医療ポッドに入れても間に合わないかもしれない。
それを回避出来るとしたら、メロスの異能しか手が無いのだ*]
/*
ああ……そういうことね……。
(必要ない時は電流が流れないアレを思い出した)
なんかおれに対する要求レベルが高すぎる気がするんだけど、とりあえず頑張ろう…。
[トレインの柔らかい声に誘われて、ぽつり、ぽつりと話し始める。]
力があれば見返してやれる――って思ってた。
私が能力ないからってバカにしてきた連中みんな。
ドーム戻って、バリバリやれるって。
そう、それこそアーネストみたいに。
でも今、怖いの。
私――村にいれなくなって――!
[肩が震え、涙がぽろぽろこぼれだす。
上層出身というだけのちっぽけなプライドにしがみついて、こんな簡単な事にも気づけなかった。
しばらくして落ち着くと自嘲ぎみに口を歪める。]
どっちみち、だめかも。
私、後先考えずにメロスの事攻撃しちゃったもの。
能力手に入れたって嫉妬だけで。
ライザに感謝しないとね。
[喋りはじめるとぼろぼろぼろぼろ口から飛び出してくる。
トレインはさぞかし迷惑だろうな、と体育座りの膝に顔を埋めた。]*
/*
し、しまった。そっちに行っちゃったか。
分かってた。死んだかもで絶望与えられるかなって思いつつ、これメロスで除細動器みたいなの出来るなって気づいてはいた。
直でバトルに持っていけなくてすまない……すまない……。
/*
>>+33
>>>唐突なアーネスト<<<
バリバリしちゃっていいんだよ〜。いいんだよォ〜。(某日曜朝のアニメロボ風)
/*
>>+34
おお。メロスのことが!
あのシーン気になっていたから、こう話に出てきて良かった……。
>>+33の心情と合わせて良いですね!
礼はいい。ただ治療用ポッドを開けただけだ。
[蓋を開けた後ユウヅキは前のめりになるような姿勢でポッドから出てきた。>>+30
そんなに出たかったというのか。
ノエルとしてはユウヅキが正気なのを確認できたらそれでよく、
怒るつもりも何もなかったので、
眼前でユウヅキが急に青い顔になったのを見て思わず首を傾げた。>>+31]
なんだ?
……言いたいことがあるならさっさと言ったらどうなんだ。
[ノエルはユウヅキの込み入った事情も友人関係の乏しさも知らないので、
急かすような反応をとることしかできなかったが、
そういえば彼とやりあってたんだし、と、ひとつの可能性に思い至る]
[どうにかライザの身を横たえた所に、ハロルドの声>>101が聞こえた。
混乱状態にあるためか、その声はどこか遠く、意識の深層までには至らない。
こちらが動けぬ間に、ハロルドはライザの脈を診終え近寄ってくる。
胸倉を掴む手>>102が、強制的に意識を眼前のハロルドへ向けさせた]
な、……なに、言って……。
[異能の発現はどうにか抑えながらも、ハロルドの言葉にはぶるぶると首を振る]
だって、おれのせいでライザはこんなことになったんだ。
こ、これ以上おれがどうにかするなんて……!
[異能を意識的に使えたとは言っても、その結果ライザの生命は危険に晒されている。
力が暴発しかねない以上、今出来る最善は彼に近付かぬことだというばかりに、じりじりとその場から逃げ出そうとした]
[力の加減が、まさにライザの懸念していた課題だとは、まだ気付かずにいる*]
/*
(言えない)(加減)(それは、思いっきり全力放出の加減とかの上限確認みたいな意味だったって)
全力放出の加減分かったら多分、ライザ黒焦げだとは思うが。
全力放出の上限が分かる→他の細々な加減も把握出来るようになるみたいな流れにしようと思っていたところはある模様。(PL談)
あたしを襲ったことならあんまり気にしなくてもいいぞ。
間違われて襲われることもたまにあるし、
……そもそもあれは犯人の差し金だろう。何をアンタが気に病む必要があるんだ。
[加えて言うならユウヅキがハロルドに怪我をさせたということも知らなかったため、
責める要素は何もないと言いたげにひらりと手を振った*]
[堰を切ったように溢れ出すエイミーの言葉をトレインはただただ黙って聞いていた。全てを聞き終えると、一息吐き出して帽子を取り、いつもと違ったトーンで静かに話し始める。]
カプセルを壊したことについては別に怒ってはいないさ。
故意でないとすれば、君はまだ自分の力を理解していない。何ができて何ができないのか。まずはそれを知るべきだろう。
血反吐を吐けとは言わない。ただ、楽をするための苦労というものは乗り越える必要がある。
君が能力を受け入れるかどうか。
これがまず一つの選択だろう。
だが、君の能力はおそらく今の世界ではさぞ貴重なものだ。
願わくば、その力が世界のために使われることを『僕』は望む。
[これまでのとまるで違う目の前の男にエイミーは何を思うだろうか。]
/*
そういえばトレインチップでメカニック設定を見たのはこれで二度目である
なんという肩書準拠にならない率(まあしゃーないが)
前回GNLチップ使った時は観光案内のかの字もないニコレッタだったのもあって
今回は肩書準拠にしてみた
い、いや、しかし、だな?
[ノエルの返答を聞いて>>+36、一瞬目を丸くしたが改めて何か言おうとする]
犯人の差金とはいえ
怪我をさせたし、酷いこともいったし
あまつさえ能力を封じて本気で殺そうとしてしまったんだぞ?…それもよりによってベリティの『トモダチ』に
[ユウヅキはすぐに赦してくれたノエルに困惑しているらしかった。『トモダチ』というものをほとんど持たないユウヅキにとってはそれを傷つける=かなりやばい罪状らしい]
『悪いこと』をしたなら、ちゃんと『償う』べきで…
それで…だけど…なにすればいいか……
その…あの…ごめん……
[結局出てきたのは、それだけだった。ほかの言葉なんて思いつかなかった。自信なさげに消え入りそうな声でそう呟くしか出来なかった。*]
/*
>>+37
もっとトレインさんと話したい…が、我慢する。
この応援の言葉は、メロスにも当てはまりますね。>何ができて何ができないのか
そうやってトレインさんも成長してきたのかと思うと、凄くイイ。うん、滲み出る歴史。多面性のあるキャラはイイぞ!
もし、村人たちが異能者であることを理由に君を追い立てるならば、こんな村などさっさと捨ててしまえばいい。
ドームの門は開かれている。
トライアルはあるだろうが、能力をあるものを拒みはしないだろう。
あるいは君が誰かを傷つけたことを悔やみ、その人がどんな誠意をもってしても君を許さないとするならば、そんな人のことは忘れてしまえばいい。
自分の人生を他人に左右されるのは実につまらないことだ。
君が村に残りたい理由は何か。今一度考えてみてはどうだろうか?
[そこまで言い切ったところで、また一息吐いて頬をぽりぽりと掻く。]
はー、なんだか真面目なこと言ったら俺ちゃん肩こっちゃった。
ま、ともあれ、後悔のないようにすればいーんじゃない?
それじゃ、ごゆっくりー。
[いつもの調子に戻るとトレインは部屋を後にする。エイミーの異変を察知したポルポは、近くで待機状態となっている。必要であればティッシュを差し出すだろう。*]
/*
お見事! さすトレインさんでした!
含蓄ある。
そうだぜ。何てったって、欲望系都市かもしれないけれど、万人には開いてる!
アーネストは、こうもう……好きにしたらいいジャン。で終わらせる方だからなあ。快か不快かで判断してる気儘さんだから、こうして諭す事の出来る大人は貴重です。。。
……おい『知識』!こういう時どうすればいい!
僕はどうやって償えばいい!
『………』
いつもは自分からしゃしゃり出るくせに黙っているな!
『………は、腹が減った…』
生き倒れてんじゃねえよ!!!!?
[異世界から『空間制御』を教えてくれた『知識人』は、
どうにもこういう場面になると一切役に立たなさそうであった]
……分かるか?
今お前に俺の力をかけている。
本当なら地面に這い蹲らせることだって出来る。
だがこうしてかける負荷を調整することも出来る。
お前の力もそれが出来るはずだ。
[暴発しかけているところに他の異能を重ねるのは危険だったが、メロスに伝えるにはこれしかない、と。
万一の場合は全てを受け止める覚悟で彼に異能をかける。
前髪の奥では白銀の瞳が金を帯びていた]
今のライザは心停止しかねない。
そうなったら、機能維持のために心臓マッサージか電気ショックが必要になる。
ライザの左半身が傷ついている以上、心臓マッサージは難しい。
だがお前の雷撃を調整すれば、電気ショックで処置することが出来る。
[言葉を重ねながら、メロスにかけていた異能をふっと解いた。
効果範囲を拡大しての能力行使はやはり辛い*]
/*
ところで吊りはどっちにしたら良いんだろう。
メロス吊りでも怪我してるライザ吊りでもエピだからなぁ。
多分俺の票がどっちに入るか、みたいな状態?
(ライザ→メロス投票、メロス→ライザ投票、と予想)
まぁ三竦みで票が入ってもエピだから深く考えなくても良いのかな(笑)。
[なんとか言葉を絞り出したユウヅキが話すのを口を挟まず余すことなく聞いてしばし。>>+38]
…………。
そうだな、あたしは傷ついた。
能力が封じられた空間の中で死ぬかもしれなかった。
[だが、それだけのことだ、とは、しかしいつものようには言えなかった。
またもベリティとの思い出が去来したためだった。
ノエルはベリティのことを己の“トモダチ”だと認めるつもりはない。
そのせいでベリティが厄介ごとに巻き込まれてほしくはないからだ。
だが、口ではしかたないやつだ、と言いつつ、
嬉しかったのは事実だ。ノエルしか知らなくていい事実]
……それもよくあることだ。
[結局誤魔化すように付け加えてから一息ついて]
だが問題はそこじゃなくてだな……ええと……。
ユウヅキ、アンタはちゃんと『ごめん』が言えた。
だから大丈夫だ。
[消え入りそうな声だったが確かに聞こえていた。
その、謝罪の言葉は]
償いなんてのは別に大げさなものじゃなくてもいい。
自分がやったことを認めて謝る。それが一番大事なことなんだ。
……っていうのは義父さんの受け売りだが。
今思うと変なもんだよな、ごめんですむなら治安維持部隊とかもいらないっていうのに。
だから、えぇと、あー……。
[そうして今度はノエルがしどろもどろに言葉を詰まらせる番だった。
“トモダチ”の少なさはノエルも似たようなもの。
ゆえに明らかに落ち込んでいる相手を慰める方法などとっさに浮かんでは来ていなかった*]
[眼前には、今にも心臓の動きを止めてしまいそうなライザが横たわっている。
ふらつく足で歩み寄り、膝を着いて顔を覗き込んだ。
命を懸けてまで自分の心を守り教育してくれた彼を、今度は自分が救いたい。
その思いは、確かに抱いているのだ]
[遠くから、羊の声が聞こえる]
『かいぬし だいじょうぶだ』
『いつも おれたちにはなしかける そのこえはやさしかっただろう』
[メロスには、そう聞こえていた*]
/*
羊との精神感応は、実は微弱な電磁波を介して脳波のやり取りをしているという裏設定。
(それが可能なら微調整での電気ショックも出来るはずと、何故羊が理解出来たかは……こいつら多分羊という名の何かだから……)
それにな。
俺は8年も異能を使っていなかったが、こうして使えているだろう?
[年月の問題ではないと言うように、軽口めいた様子で言った*]
/*
表ログでの投下タイミングを逃したので、灰ログで供養的な。
ライザの過去話も投下を逃し続けているので、そちらはエピでかな。
―テント・ベッド―
[トレインが話し始めると少しだけ顔を彼へ向けた。
静かな声に困惑し、動けずにいたのはわずかな時間。
身体をおこし、時折小さく頷きながら耳を傾ける。
娘の知る彼は軽く、調子のいい男だった。
けれど、彼の語る言葉はそれだけではとても紡げない言葉。]
世界の、ために?
[トレインの"望み">>+37を聞くと、目を丸くし、そして自身の手を見つめた。彼は混乱した頭が見落としていた可能性を示してくれた。
彼が話し終えて、少しの間。
すぐに何か応える事はできず、言われた言葉をただ胸の内で反芻していた。]
――えっ、あ、 ちょっと!
[そうする間にトレインはまた軽い調子に戻っていた。
頭の切り替えが追いつかない。
その間に彼はさっさと部屋を去ってしまっていた。]
…自分のやったことを…認めて、謝る…か
[ユウヅキは、そう呟いた。
今までドームの中で自分のやった事で謝ったことは1度でもあったろうか。…少なくとも記憶にはなかった。
『悪いこと』には『裁き』を。
それが父の教えであったから、謝る前に罰が与えられるなんてザラだった。逆もまたしかり。
だから余計に、ノエルの言葉は…心に染みた
許してくれて、更には慰めてくれようとしているのが分かった]
……ありがとう…ノエル……
[…自然に、笑みがこぼれた。
…そっとノエルの頭に手を伸ばし…恐る恐る撫でようとする]
…僕は…僕の価値観は、間違ってたんだな
……それを…正せることができた。
…本当に…ありがとう。**
農夫 ハロルドは、闇商人 ライザ を投票先に選びました。
[ライザの方へ向き直る。
苦しげに目を閉じる姿、脈は感じ取れないほど弱まっており、呼吸もほぼしていないように見える。
一刻を争う事態なのは確実だった]
ライザ。
……元気になったらまた、おれにたくさんのことを教えてくれないか。
村の外のことも、異能のことも。
[囁いた言葉は聞こえてはいなかっただろうが、祈りの代わりのように口にしていた。
自身の両手をライザの胸の上へ、重ねるようにそっと置く]
まぁ、最悪なんとかして買えばいいか。
[開き直り、食材を拝借して腕をふるい始める。
犯人は捕まった。
ならば、全てうまくいくと信じて待つのみだ。
一応、請求された時のため使ったものはリスト化しておこうか]*
……知りたいのか?
やめておけ。聞いたやつまで不幸になるとスラム街のごくごく一部では評判らしいぞ。
あたしは全く関与してない噂だが。
[さらっと忠告する。あくまで真顔だった。>>+42
不幸になるとは言ったが……ベリティに言わせればそれも「幸運になる」のか。
そこだけは認識を改めてほしいとは強く思うのだがまったく。
ともあれノエルの言葉は、ちゃんと、ユウヅキに届いたらしかった。>>+45
とはいえお礼を言われあまつさえ頭を撫でられてしまえば、
瞬間的に頬から……耳のあたりまでを紅潮させていた。
エイミーがこの現場を見ていなくてもよかった。
非情に親近感を感じたかもしれない顔面の状況になっていたから]
れ、礼はいい。
それでアンタは―――これからどうするんだ。
[どうにか顔の赤みもひいた頃ユウヅキに訊ねる。
ちらり、と、テントの出入り口へと視線を向けながら**]
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