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――とある無人酒場・夜――
[ムービーは、哲学者風の額を持った弟からこんな話を聞かされたことがある。
ある放浪種族は、個体の寿命が一日しか持たないそうだ。その代わり、自分と全く同じ姿、記憶を持つ次世代を生み出すことができ、周りから見れば同一人物が生き続けているように見える。しかし実際は、日々新たな人格が生まれ、死んでいくことを繰り返しているのだと。
弟はここまで説明すると、熱っぽく自説を展開した。
日々生まれ変わるのは、別にその種族に限らないのではないのかと。自分達を構成する細胞は、常に新しいものと入れ替わり続けている。心だって、昨日思ったことと、今日思ったことが違うのはよくある話だ。昨日の自分と、今日の自分と、明日の自分は、もはや別人と考えるほうがよいのではないか?
なんせ、知ったかぶりが多かった弟だ。細かい知識を語る時の言い草には、どこか危ういものがあった。それでも、ムービーはこのたわごとをずっと忘れられずにいる。
――なんせ、怖かったから。]
[さびれたタヨーナの中でも特にさびれているこの地域は、住民のムービーが最も親しみを覚える場所だった。スラム街に近いので、カルックスと何度か鉢合わせしたのもこのあたりだった(はずである)。
ソコラ廃棄の噂がまことしやかに囁かれていた時も、ここのお化けビルは相変わらずがらんとしていて、シャッター通りは相変わらずシャッターが下ろされていた。ムービーは家の近くに来るたびに、ずっと変わらないものがあることを確かめることができた。――それももう、今となっては叶わない。
ムービーは今日、今まで通りすぎていた無人酒場に初めて入り、今まで飲んだことのないカクテルを初めて頼んだ。店員も客も他に誰もいない、文字通りの無人酒場に、小人族のうめくような声が響く。]
ソコラの、おえらいさんの、ばか……。
[カウンター席で酔いどれているムービーは、酒に弱い方である。]
むしょく、ばんざい……。
[ムービーはカクテルのグラスを一瞬掲げたかと思うと、そこで突っ伏すように寝てしまった。無人酒場を運営するロボットに、酔いつぶれた客を介抱する機能は、残念ながらついていなかった。**]
>>66 セイバリー
[丁寧で、しっかりとした解説を、じっとそちらを見つめながら聞いていた。
簡単な言葉を選んでくれているのがよくわかったし、まったく自分の知らない、新しい分野についての話はとても面白くて、刺激的だった。]
う、宇宙空間を渡る。
…植物って、本当に強いん、ですね。
ぼくらよりずっと、生きる力にあふれてる。
ちょっとずつ力をもらって、ちゃんと管理してあげなきゃ、だめなんですね。
[ヒーローに重大な秘密を知らされた子供のような顔つきでうなづいた。]
喜んでくれるなら、よかった。
ああでも…もし、壊れて動かなくなってしまったら。
直せる人は多くないですから。
たまーに。たまーに、歌わせてあげてください。
それがいちばん、長持ちします。
[一度ねじを撒けば数時間は歌い続けてしまう、祖父の得意だったからくりだ。よかったね、歌をたくさん聞いてもらえるね、とからくりオウムの頭をなでる。]
>>67 ニンフェ >>セイバリー
そうでしょ。ね。
素敵でしょ。
[そう、満足げに返しながらも、心の中では「その子のお歌『も』」という言葉がちょっぴり引っかかっていた。
こっちの方がずっといい、と言ってくれるのを期待していたのかもしれない。
やっぱりお祖父ちゃんはすごいなあ、といい思い出にできただろうから。]
…聞かせてあげられてよかった、約束だったから。
もう、会えなくなっちゃう、でしょ。
ニーにも、この子たちのこと、覚えててほしくて。
[言いながら、まだ歌い続けるオウムを鳥かごにいれて、セイバリーに渡した。]
歌ってるの、止めないで、ね。
壊れちゃう、から。[オウムはご機嫌に歌い続けている。]
>>65
ライカ。ライカね。俺はカルックス。
あんたと一緒で、入場無料だからもう入っていいかなって思っちゃってさ。
面白いよな。変なの色々あって。俺もいろいろ『お世話』になってる
[物理的になんだけどなって心の中でぺろりと舌を出して、カルックスはにっと笑った]
へー!ソコラの幽霊!すげーなー。
あれ?でも、このコロニー。廃棄が決まっただろ?
そうすると幽霊ってどこに行くんだ?アノヨってやつ?
死んだら星になるって、スラムのばあちゃんから聞いたことあるんだけどさ。
[幽霊は初めて会う。好奇心の赴くまま聞いてみる。優しく穏やかそうな彼女なら、仲良くなってしまった方が得かもしれないと感じたのだ。
それに、怖がらせたくはなかった。ふわふわとした彼女は、どちらかと言ったら笑っていた方が似合いそうだったからだ]
>>67
喜んでもらえるならよかった。
控えめな花だけど、生命力は折り紙つきだよ。
退去するくらいまでなら、持ってくれるじゃないかな。
あまり水につけっぱなしも良くないから……あぁ、頭とかに載せておくといいかもね。
[あなたは水の中にいるから、とそんな提案をした]
うん、鳥、嬉しいなぁ。わたしみたいないい歳した男がもらうより、君みたいな女の子の方がいい気もするけど、動物好きだから、もらっていくよ。
>>70
[あなたが説明を理解してくれたようなので、表情の乏しい顔にも安堵の色が浮かぶ。]
宇宙空間を渡るってとこは、まだ実証されてないけどね。でも、心強いと思わないかい。どこででも育つということは、どこにでも人も住めるかもしれない気がしてくる。
[では、と花を持たない方の手でそっとからくりの鳥を受け取った。]
そうだね、壊れてしまったらとても悲しい。幸い、見てるだけでも楽しい子だ。一緒に連れていくよ。
じゃあとりあえず、何種類か種を渡しておくね。水と根っこが伸びるスペースさえあれば育つよ。まぁ、調べればすぐにわかるさ
[交換に種を数袋手渡した。]
>>71フェルム
[頷いていた頭が、そのうち曲に合わせてご機嫌に揺れる。相手の複雑な心境など知らず。……余談ながらこの人魚は、苦痛を感じるものでさえなければ、大体何でも好意的に受け止める。そうあるべきとされた愛玩生物としての性質なのか、この個体としての性質なのか、それはわからないにせよ]
うん、聞けてうれしい!
おぼえてる……おぼえて、たいけど。
[少し表情が曇った]
わたし、いろんなこと、すぐ忘れるから……
またときどき、会いたいな。
[この人魚はまだ知らない。「コロニーの廃棄が決まった」と、その噂は耳に届いていても、それが何を意味するのか、理解をしていない。だから、明日も、明後日も、その後もまだ。今日と同じように、この公園で、貴方達と会えると思っている]
>>72 カルックス
カルックス。
[聞き覚えのある名前だったから、音を確かめるように繰り返した。あれは確か、……そうだ、友達がそんな名前を口にしていた、と思う。
でも、自分に向けての言葉ではなかったから、あまり自信はない。
――あとで聞こう。そう決めた。]
わたし、入ったのは初めてで。まだ、この[視線でコロニーモデルを示す。]ソコラしか、見ていないのです。
でも、そんなにいろいろあるなら……楽しそう。
[あなたの心中など知らず、期待に少し笑った。まだ夜は長い、ゆっくり眺められそうだ。]
「どこに行くんだ?」
――わかりません。アノヨ……って、なんですか?
わたし、死んだことが……ありますけど、こうなってからは死んだことがなくて。
ごめんなさい、わからないことだらけで。
[困ったような笑みをあなたに向けて。そういえばずいぶん見下ろしたままだった、と気づけば、あなたと視線の高さを合わせるようにふわりと床へと近づく。]
>>73セイバリー
とってもうれしい!
おり……?たい……?げんき、ってこと?
[折り紙付きも、退去も、やわらかな頭には難しくて首を傾げたが。頭に、と言われた意味は流石にわかった。少し考え、自分の長い髪にそっと、髪飾りのように白い花を挿す]
いいな、いいな。
でも、歌わせすぎると、よくないのね?
またいつか、聞かせて!
[羨ましいと思いはしても、他人のものとわかっていて欲しがりはしない。ただ、また歌が聞けたら嬉しいなと思った]
/*
バカですまないとは思っている。
でも何かこう……みんなが終焉へ向けてざわざわしてる中で、一人だけ同じ明日が続いてると思ってるシチュやってみたくて……
もちろんずっと続ける気はなくて、誰かに言われれば理解するし、言われなければNPC経由で理解するつもり。
*/
>>73 セイバリー
僕らと同じ、生きてるんですから、ね。
[広い宇宙を生きる同志のような。そんな気持ちになって、咲いている花を見つめた。]
[からくりを受け取ってもらえば、生まれたペットを里子に出したような顔つきになっていた]
ごめん、なさい。僕、修理できなくて。でもきっと、長持ちしてくれます。
[つぶつぶとした種をまじまじ見つめ]
僕、ほんとに、育てるなんて初めてで!
わぁ、大丈夫かなあ。
あっ。た、大切に、育てます!
[そう思い出したように、大真面目に告げた。]
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