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そう、ヨアヒムお兄ちゃん>>3:28、なのね……。
それで、クララお姉ちゃん>>66も、シモンおじちゃん>>63も、その噛み傷を実際に見ているの? ……そう、ありがとう。
それに、その傷はエルナおねえちゃんがつけたものじゃないのね……。じゃあ、きっとヨアヒムお兄ちゃんを……ころした……狼のつけた傷……。
[この推測は、このあとクララが話したこと>>68と一致する。
ともかく、クララとシモンの証言は一致。噛み傷の実在、エルナとは別の狼によるものであることも。これでこの証言がブラフでないことはわかった。
……もっとも、ヨアヒムがその第二の狼の手にかかって死亡している今、後追いの確認でしかないのだけれど……。
そんなことを思っているとき、クララから思ってもいなかった質問>>66。
…………そうだった。人狼を探すことに夢中になっていて、わたしが何をしていたのか、説明していなかった]
……あっ、そうか。そうだったね。
ごめん、話してなかったの。
えっとね……。
リーネおねえちゃんはなかなか見つからなかった。
結局、村の西のはじっこまで探して回ったの。
[レムスのことや、リーザの家のことは省いて話す]
もうどこにいるか、わかんない……って思った。
そしたら、少し離れたところから、羊のなきごえ……ふつうじゃない……悲鳴みたいな……声がしたの。
そっちへ走ったら、小屋があったの。動物を入れておく、簡単な小屋なの。大扉が開いてて、外からでも小屋の中が見えた。
……中にリーネが立ってた。おっきな、刃物を持ってた。
足元に羊さんが何匹も倒れてて……。
きっと……リーネが、持ってた、刃物で……。
[言葉が詰まる。演技ではない。
羊たちの死を思い出してのこととクララたちには見えるだろうか。だがわたしはその羊たちの死骸に囲まれ、鉈をぶら下げて立ち尽くすリーネの姿を思い出して戦慄していた]
わたしを見て、リーネおねえちゃんは………びっくりしてた。
それで……刃物を、わたしに向けたの……。
[そうだ、彼女はわたしに驚いていた。恐れていたようにさえ見えた]
/*
談話室で堂々とキリングするリーネ素敵だし
自室で眠りにつくヨア君もヨア君らしくて最高だし
ララちゃんリーちゃんはずっと走り回ってて追いかけたいし、
ロートとニコちゃんはクールだった、背中見てたい
ジム兄はこの村一番の良心だー
来ないでって、おねえちゃんに言われた……。
[……何がそこまで彼女を…………。彼女は狼を恐れているふうではなかった。
外へ出る前、リーネはすべてをあきらめているふうだったと記憶している]
わたし……リーネおねえちゃんが、死ぬんじゃないかって……エルナおねえちゃんとお友だちだったから……おねえちゃんのところにいこうとしてたんじゃないか、って……。
でも、リーネおねえちゃんは、首を振った。
『私がオオカミだったら。
せめて、半分オオカミの人狼だったなら』って……
そう言ってた。
おねえちゃん、もうぐったりしてた。
わたしは、おねえちゃんの近くに行って、狼さんが好き? って。
狼さんの遊びの話をしてたときに、楽しそうにしてたリーネおねえちゃんに、戻ってほしくて……そう聞いたの。そしたら……。
おねえちゃん、とたんに起き上がって……まるで、おねえちゃんが、人狼みたいに……。
[ああ、そうか。
いまになって可能性に気付く。わたしの言葉が、彼女の狂気を呼び覚ましてしまったのかもしれない、という可能性に……]
[狼になりたかったリーネ。
友だちだったエルナ。狼だったエルナ。
エルナの死。その絶望。
狼さんの話を喜んで語っていた"リーザ"。
そのリーザが現れて、狼は好き? と。
絶望の中に狂気の呼び水を注いだ……]
おねえちゃん、狼になったのかな……?
狼になって、ここにきて、何をしようとしたんだろう……?
[答えは、あるのだろうか……。
エルナ……エルナおねえちゃん……]
いい子だね、リーザ
どんなあんたでも、好きでいるから
どうかそのままでいてね
つまんないなあって思ったら名前を呼んで お話して
届かなくてもきっと答えるから
[エルナに、最後にかけてもらった言葉が、ふと、よみがえった]
[リーザの話を聞けば、
カタリーネの想いが垣間見えただろうか。
人狼によせる想いは、自分には理解出来ないけれども。
世の中には、人狼を求める人もいるらしい。
騒動一つ取ってみても、
その中には様々な想いが交錯するのだろう。]
……人狼も。
何か、想うところがあるのでしょうか。
[ぽつり。そんなことを呟く。
果たして、彼はどう考えるだろうか、と。
視線はこの中では一番世慣れしているだろう、シモンの元へ。]
―戻って談話室―
[私が戻ったのは現場の部屋に行く人とすれ違いだったでしょうか
移動し窓際で様子をぼんやりと見つめる]
(……孤児院の子達やシスターは…大丈夫でしょう。
親がいない子達だけではない。
親の事情によって預かっている子達だっている。
……きっと、新しい人が選ばれてうまくやっていくことでしょう。)
……今は、みなさんが心配です。
みなさん、悪い人ではないと…私は思っているのですが。
[どんな状況でも人を愛しく感じるのは悪いことでしょうか*]
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