人狼物語(瓜科国)


1776 【R18】金鉱の村【人狼BBSRP村】


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羊飼い カタリーネ

[鉈は手に取ることができずに、空振った。]

 リーザぁ?
 んー、しーらない!

[何の迷いも無いようなその笑み。
子供であれば微笑ましかっただろうそれも、この状況では不気味さだけを増幅して。]

 おいで、おいで。
 頭を撫でてあげるよ。

[見えない何かをつかみ取ろうとするように、掌が宙を搔く。
そのままふらりと4人へ迫る。]

 見せておくれよ。
 この世界が終わってしまってもいいからさ。

( 143 ) 2017/05/02(火) 03:20:43

青年 ヨアヒム

[杖が鉈を弾いて、からからと床を滑る。
 鉈は床に血のラインを引いて、転がって彼女から離れていく]

 知らないって、待って、
 ……カタリーネ、さ……

[羊飼いが腕を伸ばす様を見て、ずるりと躙り下がった。
 思い出すのは白金の牙、あれが見えた時には肉に沈んでいったのだ。
 まさかリーザを殺したのか。何故、理由は。分からない、人であるならそんなことをする道理がない。それが獣の血であると知らぬが故に、思考は異なる方へと走る。
 もし、もしも彼女が人狼であるなら。
 ならばあの腕から――獣の爪が現れても、おかしくはないのではないか]

( 144 ) 2017/05/02(火) 03:51:54

青年 ヨアヒム

 寄らないで、……来るな、

[この体を動かす原動力を知らない。何かの感情が彼女の接近を拒絶し、咄嗟に取り出したのは黒のナイフ。
 自らが持つ唯一の、小さな抵抗の形]

 殺すの、……僕たちを?

[灯りを反射し鈍く光るナイフを握って、カタリーネに向けて問う。
 返事如何に関わらず、彼女が歩みを止めないのなら、それを振り翳すつもりで。

 “殺し方”も知らない抵抗が、どれほどまともに傷をつけられるかなど分からないが、逃げるつもりだけはないのだ]

( 145 ) 2017/05/02(火) 03:55:01

【独】 仕立て屋 エルナ

/*
ヨア君がんばれ ヨア君ーー!!
シーツありがとね!!遅くまでお疲れ様だよ!!

( -101 ) 2017/05/02(火) 03:59:16

羊飼い カタリーネ

 んふふふ・・・・・・
 どこ? どこなの?

[ナイフを差し向けられても、赤ずきんの動きは止まらない。
その瞳には何も映ってはいなかった。]

 あなたは違うの?
 ねえ、教えてよ。

 もう人である必要なんて、ないじゃないのさ。

[その言葉は、あるいは違った意味にも取ることができたか。
言い終わると、4人の真ん中に飛び掛かった。]

( 146 ) 2017/05/02(火) 04:01:17

青年 ヨアヒム、メモを貼った。 メモ

( A51 ) 2017/05/02(火) 04:02:51

羊飼い カタリーネ、メモを貼った。 メモ

( A52 ) 2017/05/02(火) 04:04:02

青年 ヨアヒム、メモを貼った。 メモ

( A53 ) 2017/05/02(火) 04:05:44

青年 ヨアヒム

 ……、……ッ、

[その言葉>>146が契機に、ナイフを握る右手に力を籠めた。
 “人である必要なんてない”――ああ、最早人狼となるのに、一刻の猶予もないのだと、そう思い込んだが故に。
 凶器どころかクルーク一つ持たないカタリーネが距離を縮めた時、自らもまた一歩前に出て、下から大きく振り上げる]

 う、っ! …… …………

[それはこちらへ伸びていた腕だったか、それとも別の箇所だったか。分からずとも、噴き出した鮮血が顔にかかれば、彼女に傷を負わせたことだけは分かる。
 深いか、浅いか。分からない、なにも、わからないけれど。
 未だ彼女が動くのなら、ふらりと尚も近付いて]

 ……終わらせないと、

[唯一この目で見た“殺し方”を真似るように、彼女の首を掻き切らんと。
 逃げるか暴れるようなら体を押さえつけてでもして、ナイフを振り上げた]

( 147 ) 2017/05/02(火) 04:15:42

司書 クララ

[前触れのない死がこわい。
鉱山の暗がりや獣の爪牙は恐ろしいけれど
人を殺したとしても 殺されたとしても
たぶん、その方がずっと良かった]

 え――。これ、は。

[ニコラス、シモンに指摘されたことに対する反応が一拍遅れたのは、心身の疲労が大きかった。

ヨアヒムの証言に続けて口を開こうとしたその時だ。
真紅の赤ずきんが現れたのは]

( 148 ) 2017/05/02(火) 04:16:19

羊飼い カタリーネ

[体を傷つけられ、鮮血が吹き出しても動揺する事はなかった。
最期のその時まで、何かに焦がれるように。]

 もう、充分さ。
 人である私に、抗うのは。
 愛してる。
 私の・・・・・・大切な・・・・・・を・・・・・・・・・・・・。

[振り下ろされるナイフ。
運命は赤色に染まり、そして再びその瞳が光を宿す事はなかった。]

( 149 ) 2017/05/02(火) 04:27:53

司書 クララ

[まだ鮮やかな赤は何の――誰のものなのか。
戦慄しながら立ち上がれば、シモンがいち早く杖を振り上げる。

投げ出され、それでも止まらないカタリーネ。
とても尋常には見えない狂喜に、発しようとしていた身を守る言葉も猜疑も吹き飛んでゆく。

ただ分かるのは、最早
彼女は狼に喰われる赤ずきんでも
活発な羊飼いでもないということ。

迫り来る彼女をどうにかしなければならないということ――]

( 150 ) 2017/05/02(火) 04:40:58

羊飼い カタリーネ

―― 明くる朝 ――

[東の村に太い遠吠えがこだました。]

 『大変だ、オオカミが来たぞ』

[あわてふためく村人達。
その時、あるものを目に入れた村人がいた。]

 『あれはもしかして、リネの飼っていた?』

オオカミの群れの真ん中に佇んでいたのは、カタリーネの飼っていた立耳の牧羊犬。]

( 151 ) 2017/05/02(火) 04:45:05

羊飼い カタリーネ

[ところで知っているだろうか。
牧羊犬ってのは犬種にも大方相場が決まっている。
それはどれも耳の先端が折れ曲がっていて、ぴんと立てた耳なんてなかなかお目に掛かる事はできない。

そしてこの耳は、誇りあるオオカミの血の証。

群れを引き連れ先頭に立つその姿は、この群れの長である自身を誇示するようだった。]

( 152 ) 2017/05/02(火) 04:45:18

司書 クララ

 っ……!

 あなたの探しものは、此処にはいないでしょう…!

[カタリーネが求めるものを、単純に衝撃的な喪い方をした友・エルナ>>96だと思って発した言葉。彼女のこれまで、真意に思いを馳せようもなく。

苦し紛れに投げたティーカップは足止めにもならない。殺すか殺されるかが決まったら得ればいい、と思っていたせいで、ろくな武器も持っていなかった――エルナの時と、同じ過ち]

 ヨアヒムさんっ……!

[飛びかかる彼女に向けて振り下ろされるナイフ。

目前で繰り広げられる光景に、視界がちかちか瞬いた]

( 153 ) 2017/05/02(火) 04:45:20

羊飼い カタリーネ

[狼犬が銜えていた羊皮の文字を読んだ村人はあっと息を呑む。
"人狼が現れた。"
殴り書きのような乱雑な文字は、事態の切迫性を物語るかのようだった。

彼は獣にしか通る事の叶わぬ悪路を仲間>>2:218と共にひた走り、大切な手紙を東へと届けきったのだった。

やがて村人へ向けて1つあおんと鳴き、そのままオオカミの群れと共に森へと消えていった。]

( 154 ) 2017/05/02(火) 04:45:25

羊飼い カタリーネ

[雨は小降りになりつつあったが、道が元の状態に戻るには時間がかかる。

しかし村人達も手を決してこまねいていた訳ではない。
と言いたいところだが、こまねく他無かった。
大自然の脅威を前にして、人はあまりにも無力だった。

やがて、西の村人が新たに事態を察知するのはいつになるか。
救援が動き出すまで、まだ今暫く。**]

( 155 ) 2017/05/02(火) 04:48:54

羊飼い カタリーネ、メモを貼った。 メモ

( A54 ) 2017/05/02(火) 04:51:11

【独】 司書 クララ

カタリーネさんがババーンってなってるとこに挟まってしまった。どうせ遅れるなら後から書けばよかったな。

やっぱり人狼騒動のカタリナ、とても好きです…

( -102 ) 2017/05/02(火) 04:52:17

青年 ヨアヒム

[何かの血で染まる体を、自らの血で更に赤く彩りながらも。
 彼女は取り乱しもせず、……逃げもせず]

 …………カタリーネ、

[ふつりと沸いた違和感は、見ない振りをした。
 血を浴びようとも、二つの眼は立派にその姿を見てたというのに。
 ティーカップが割れる音>>153も、何かを求めるように紡がれた言葉>>149も聞いていたというのに。

 彼女を鮮やかな真紅に染め上げて、光を失う瞳をただ、見下ろした。
 がちがちに固まって手から落ちもしない、元の色を忘れたナイフは羊飼いと同じ色。
 勿論、返り血を浴びた己もまた同様に。
 誰かの声があるだろうか、何を言っているか、きちんと理解出来る気はしないのだけど]

 ……これで、終わるよね。

[色のない眼でぽつりと漏らしたなら、彼女の骸も、エルナの所に運んであげたほうがいいかな、とも続けて、その場にいる人間に手伝いを乞うだろう]

( 156 ) 2017/05/02(火) 05:00:31


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