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ジムゾン>>87、んじゃジムね。まーよろしく。
ほんとは神父さまとか、つーか教会とか?
虫唾がさ……[大げさに身震いし]
いやいやウソウソ。いまの懺悔だから、言わなかったことにしてくれよ?
ほんと、孤児院とか俺、ああいうのダメでさ。
施しを受けて生きてる? ってぇ感じの?
お断りなんだよね。
[天に向かってあかんべえをするしぐさ。神の徒の前でなんという罰当たり。非常事態とはいえ、あまりに羽目を外しすぎた行為と言える。
やはりレムスを長く表に出してはおけない。
はやくリーザが立ち直ることを願う。そして見守り役は再び"パレス"に。それがあるべき姿なのだ]
もう何が起こっても、私は驚かないね。
今度はそこの旅人さんが、やっぱり女でしたとでも言うんじゃないだろうね?
[開き直ったか。
そんな事を口走るのだった。]
なら先に行っておいておくれ。
私はエルナと朝食作って持っていくからさ。
昨日も言ったろう?
食欲の湧かない時にこそ、食事を取らなきゃ生きちゃいけないって。
[もう一度、少女の見た目をしたその子をちらりと見やると、エルナを促して調理場へ向かった。]
俺は大人の手は借りない。
自分の身は、そしてリーザの身は、俺が守る。
親父もおふくろも当てになんないからな。リーザがしんどいときは、俺の出番だった。
[そういいながら、懐から革製の鞘に収められた小ぶりの刃物を取り出した]
昨日はリーザがわがままで飛び出して迷子になりやがって、でもおかげで俺の出番があった。
ついでだから、隠れ家に行ってこいつを取ってきたんだ。
[それなりに手入れがしてあるのか、刃先は、宿屋の明かりを反射して冷たい輝きは放っている]
狼ヤロウに出くわしてもただじゃやられねえ。こいつで撃退してやるよ。
なあ、シモンの兄貴、あんた戦場にいたんだろ? ああ、リーザが小耳にはさんでたこと、ちゃんと俺も聞いてるぜ。
戦い方、教えてくれよ。なあ。
やっぱ軍隊だと盗人なんかよりずっと刃物の使い方もうまいんだろ? 訓練してるんだろ? 教えてくれよ〜。
[そうして、今。
幼い頃からの癖や仕草が抜けぬまま。
体格も、背は伸びたが筋肉や肩幅などはつかずに。
いまだ女性と間違われるのだから、
母の思いも男にとっては未だ困惑の種であった。]
[昔から、自分の世界は小さく、この手が届く範囲も狭かった。
知らないことが多すぎた。出来ないことが多すぎた。
それでも願いは人並み、いや人並み以上に抱えていて、結局は数え切れないほどに落として潰して塵にしてきた。
だが兄は多くを叶えていく。欲しいものは全部彼が持っていた。
健康な体も親の愛情も人の信頼も、彼女の思慕も。
それを憎むだけの力もなかった。ただ諦念だけがあった。
生まれてからずっと決して敵わぬ比較に晒されて、誰も彼も兄を選んで。
でも、生き残ってしまったのは、自分だったので。
死んでも尚、消えることのない兄の影。
円く、赤い彼女の眼>>81を見ているとその影が濃く見えるような気がして、ああきっと兄なら無理やりにでも笑って、“大丈夫だ、俺がいる、安心しろ”とその背を優しくなでたのだろう、と思う]
あの……ゲルトの、ことについて。
[口に出した単語には、既に状況が皆に知れ渡っていると教えられただろう。
伝えるまでもないことに覚えるのは、安堵だ。
クララにまた事情を説明させるのは酷なことだとも考えていたので。
調理室へ向かう数名とは別に、談話室へ向かう面々にはニコラスやジムゾン、少女の姿もあっただろうか。
それならばそちらにも目を向けて――はて、と首を傾ぐ]
…………?
[こんなやんちゃな子だっただろうか。
会話した覚えはないが、どうにも不思議に思え、疑問は眼差しだけで、少女に連れ立っていた他の人間に訴えただろう。
事情はもしかすると、少女本人から聞けたかもしれないが]
―― 談話室 ――
[現在の事態とは完全に不釣り合いなほど陽気な振る舞いを見せる"レムス"。エルナやリーネが食事の用意をしているほう>>89>>92へ無遠慮に『はやくはやくー腹減ったー』などと声と飛ばす。
その一方で適当にかいつまんで身の上話などをする場面も]
親父は出稼ぎに行くとかで何年も前に家を出ちまった。
おふくろを残してな。
まあ確かに仕送りは届くときもあるよ。でもこんなご時世だろ? 便りが来るのが不確かでさ。
おふくろはもともと体が……あと、まあ、おつむもちょっと、弱かった。
俺は、"リーザ"は、頼れる相手がいなかった。
……だから、神さまの助けは受けないって!
いろいろ危ない目も見ないと、今日の飯にもありつけない日ってのもあってさ。そんときは俺の出番さ。
ディーターの兄貴も、いろいろと教えてくれた。
処世術、っての? そーゆーの。
まあ俺が一方的に押しかけてただけなんだけどね。煙たがられたな。いーけど。
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