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─ 勇者ゲイルの伝説 ─
そう、それはある暑い日の事だった。
ゲイルと拙者仲間たち、合わせて7人は、てれび局なる場所へ取材に向かった。
らいぶてれびには笑顔のにゅーすきゃすたーが、てれび局の別な部屋で、研究所の作りだした新しい技術について説明していた。
だが突然、映像から絶叫と破壊音が聞こえてきた。
そう、研究所の開発したういるすが何かの副作用を及ぼし、人間を生ける屍に変えてしまったというのだ。
生ける屍はいまや、てれび局の各所を襲っているという……。
7人では素早く動くことはできない。
拙者たちは2チームに分かれる事になった。拙者含む3人。ゲイルチームの4人だ。
後からゲイルチームから聞いた話では、ゲイルは獅子奮迅の働きをしたそうだ。
頭を使う謎解きでは素晴らしい閃きで次々と解いて行き、未確認エリアでは先に立って安全を確認し、危険エリアでは後に残って皆を先に行かせてたという。
チームの別れた拙者は、その姿を直接は見なかったが、熱く語る仲間たちの目には、まだ勇者ゲイルの姿が浮かんでいるようだった。
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シロガネが今一番情報持ってるからねー
僕から辿れちゃうし。
小悪魔シロガネの勝ち筋ってなんだろ?
頭回ってないから手順は任せる。
【村柱おけ】
これでええんか?
くくれさんはたぶんあんまし満足しなさげだが。
あいよー。
これ村柱で逃れたら面白くなりそうだし、もし吊られてもトア生存みたいになったら面白い。
襲撃はいなりでいいんじゃね。
もしトアが吊られそうなら狼しーおー狐告発よろ。
俺吊られるならそのまま放置で。
ここで止めれば 確白1人確保できるのですが…
村コンセプト的にも ここで止めることはできない〜
……という、勇者ゲイルの伝説を知っている拙者には、この村の「えっとえっと」ばかり言っている回転数の低いゲイルは、闇堕ちしていると感じられるのだよな。
本来の力が引き出せていないのは、本来染まるべきではない闇の勢力に飲まれているからではないのか。
というか、こんなゲイルは私が嫌だ。ゲイルはもっと出来る子のはずでござる。
というのが大枠で、細かいアンカーはちょい待て。
剣闘士 ゲイルは、御食津神 伊奈利 を能力(襲う)の対象に選びました。
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