情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
まあそこら辺は私の産まれが原因であるのだがな。
どうにもあそこにいては1ジャンルに特化してしまう。
[大きな石を両手で抱くように持ち、歩き始める。あまりゆさぶらないように、温めるようにゆっくりと。]
…この大樹も此処にながれついた、か…面白い仮説だな。
…そして…死して尚、その姿を残し鉱石達の依り代となる。…刹那的、余りに無謀、そして愚かしい選択、だからこそ美しいのかもなぁ…
[フラフラとなんとなく歩いている…がメギドに言われて足が止まる]
な、な、何を言っているんだ!流石に目に見えているなら向かえるさ!多分な!
[ちなみに白髪が進もうとしていたのはインテグラル・ツリーから少しずれた所の採掘場に出る道だったのは想像に難くない*]
良ければ聞かせてよ。
「かね」が鳴るまでの時間潰しにさ。
[メギドは、ヤクシの産まれの話を希望した。]
おっとと。
宇宙コンビニに辿り着けるのかの思い出しツッコミ、遅いよ。
[けらりけらりと笑って。
メギドは、ヤクシの腕へと石を抱えるのに邪魔しないよう自分の腕を絡めると、インテグラル・ツリーの方へと真っ直ぐに歩き始めた。
因みに、購入した食べ物飲み物は、合成帯で宙を移動させるように運んでいる。]
さあ、ここに腰を下ろして。
「かね」が鳴る時を待とうじゃないか。
[インテグラル・ツリーの元に着くと、メギドは胡座を組み、ワインを取り出す。]
私の産まれか?あまり面白いものでもないとは思うがな。
[クスクスと白髪は笑った。メギドの目の前に座り、あぐらの上に担いでいた石を乗せる。雛に足の温もりがまた伝わってきた]
この大樹は本当に見事であるな…私1人では辿り着けなかったかもしれん。ありがとうな、メギド。
…Vリリーや、あの寝ていた男やコンビニの店員…、他の者達もここに来ているのだろうか?もし会えたら宴会にしたいな、ふふふ
[メギドに合わせ、おでんのケースや、駅員から貰っておいたみかんを幾らか隣に並べる。蜜柑の一つはなんだか真っ白だが気にしない方向で]
…で、何の話だったかな? そうだ、私の産まれだったな。
私はとある生き物に産まれた『知識』だったんだ。
もっと分かりやすく言えば…、ある生き物の「人間的思考能力」かな?そいつらは生き残るためにある一点において「思考能力」を特化させる必要があった。だから私はそいつらから学び続けたのさ。
次第に私はそいつらの意識から出てきて実体化するくらいに成長した。それからもその能力を尖らせるために、知識を蓄え続けていた。…そして6000年目に飽きた。
[ケラっと白髪は笑った。同じことを学び続けるのはどうにもなとあくまでも軽く。]
さて…もうすぐだな*
[かね、と言うに相応しい音色だった。
鉱石樹の胎の中から、響いて来る。
星は落ちていないものの、何となしに、空が白じんできたようにも思えた。*]
…素晴らしい鐘の音であったな。
[白髪は感嘆する。ガィイイン、ゴウウウンと彼には聞こえた。それは故郷で聞いた寺の鐘に近いような気がした。魂を揺さぶる鐘の音は、白髪の心に染み入った、ぼんやりとそれに聞き入る]
…そうだ、忘れる所であった。
メギド、あけましておめでとうだな。
今年もよろしくな、はっはっはっ!
[白髪は快活に挨拶をした。1年の、幕開けだ**]
んーー
起きた、だぞっ!
[ベッドの上で半分体を起こすと背伸びをした。
深い眠りで酔いも醒め、体の疲れもがっつりとれたようだ。
ひょいとベッドから降りると、顔を洗って準備を始める。]
あっ
[バッグの中を整理しようとすると、何かがぽさっと床に落ちた。
サンタからのプレゼントの入った箱だ。]
…着て行っちゃおうかな、きっと、もう夜明けが近いわ。
[微笑むと、鏡の前で着替え始める。]
ん、ああ、そうだね。
[どうやら、メギドも音にほうとしていたようだ。
メギドには、様々に音が重なって、ヴィイイン、ウァオヮァゥゥンという、音に聞こえていた。
そうやって、擬音にしてしまえば、正しく聞こえていた音が記憶から消えてなくなりそうではあったが。]
ヤクシ。
あけましておめでとう。
今年もよろしくね。
[にっと笑って、杯を掲げた。
杯に満ちるのは、遠い銀河のブルーナン。
金箔の浮かぶスパークリングワインを、ヤクシ向けて掲げ、そっと一口飲み干し、一年の幕開けを、始まりを祝った。**]
うん、可愛い。
サイズもぴったり、だぞっ!
[大きな花柄がプリントされたセパレートの水着姿になり、くるくると周ってみた。]
よしよしー
あとはこれと、これと…
うん、宇宙艇からまた新しい瓶を持って行こう。
[にやりと笑って上から服を着こむと、部屋を出た。]
むむっ!?
[やはり揺れるランプの明かりに灯されつつも薄暗いロビーにたどり着くと、見覚えのある男が椅子に座る姿があった。
雑誌をぺらり、ぺらり、と捲る音が静かに響く。
しかし、寝ている。
寝ているのだろうか…]
あの、こんにちは?
[小さな声で話しかけたが、様子は変わらない。]
…あっ。
[もう少し近づいて、その顔を覗きこもうとした時に気が付いた。
プレートの、自分が書いた文字の横に、「← ありがとう ^o^」と文字が書き加えられている。]
あなたが書いたの?
うっ…ふふふ。
[そこで額の「肉」まで残っている事に気が付き、思わず噴き出した。
本当に、起きているのか眠っているのかわからない。
起きて顔でも洗ったら、普通鏡を見て気が付くだろう。]
変わった人、だぞっ。
でも、嫌じゃなくって良かった。
[どうやら車の側から移動させたのに不満があることはないみたいだ。
彼も観光できたのだろうか。
どこかに行く予定はあるのだろうか。
しかし、今の状態ではなにも分かりそうにない。
バッグの中から、マジックを取り出すと、さらにボードに文字を付け足す。
”←見ました。どういたしまして。ヤクシ&Vリリー”
その間にも、彼はゆっくりとページをめくり続けていただろうか。]
[宿を出て、駅の方へ周ったその時、がこぉん、という音がして振り返る。
そのうちにも、ごとん、ごとん、とレールの軋むような音はどんどん遠ざかっていく。]
トロッコ、かな。
ツリーの方角へ向かってく。
ということは、きっともうすぐなんだね。
[ふっと笑うと、駅の隣の空き地に置いてある艇のキャビン、ではなく運転席を開け、そのまま乗り込んだ。]
…指さし確認良し。
南方輸送連合レイナー2、Vリリー、離陸します。
[今は相互無線は完全に切っているが、いつもの癖で呟くと、エンジンをかけた。
ごうっと音が鳴り、垂直に機体が浮き上がる。
次の瞬間、後方へのブースターが噴射煙を上げ、どおん、と機体がインテグラル・ツリー方面の空へと一気に打ち出されていった。**]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新