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/*まあ正直どこが死んでどこが残ってもPC視点しんどいんだけど……。予想より修羅い。
こいつが残っても大丈夫?みたいな…心配が…。自分以外の方が面白くないんじゃ……みたいな……不安が……。今日長くお付き合いさせてしまったせいかその反動でこう……。
でもこいつが死ぬとあきらと常盤さんがしんどくなるんだよーーー*/
/*全然関係ないこと言い出したので、立花ちゃん立会い時に書き溜めておいたけどバタバタして使わなかったやつ供養して寝よ。
【秘密基地/深夜】
[人のいない商店街を抜け、転々とした灯りを辿れば、秘密基地に着く。
どうしても屋敷にいられる気分でなかった。
ーー沙霧は主人殺しの犯人である。
いずれ結婚する相手、それは遠い未来で現実感は薄く。相手に正しい態度を取っていたか、自信はなかったらしいが。
他の誰かと共に生きる約束。それに楽しさを見ていたからーー余計に理解しがたかった。だが受け入れずに駄々をこねるほど開き直れもしなかった。せめて今晩だけは遠のこうと、立花始め子供達との思い出がある、自然とこの空きビルに来てしまったのか、それとも。]*/
[この雌ネズミは駆けまわっていた。自らもが伝達ネズミとなったように方々を駆け、共有派の潜む先を暴くべく注力していた。それは他のネズミ達も同様で、故に、悪友の最期も、知りえなかった。]
【結界前:深夜】
[それは努力の結果というより、まったくの偶然であったといい。その微かな揺らぎに気付けたのは、あるいは神社をねぐらとした日々の、皮肉な賜物であったのかもしれない。]
(……やっと。見つけた。)
[触れれば、風景は水面のように揺らいだ。数が集まれば。妖力が集えば、おそらく突破はなるだろう。数は小妖怪どもが力を増すための、最も単純な理(コトワリ)だ。故に、この雌ネズミは、一斉に伝達を走らせた。"こちらの群れ"の全てを、呼び寄せる為に。]
【某廃ビル:深夜】
[連絡ネズミが。連絡ネズミ達が。
廃ビルに次から次へ駆け込んでくる。
部屋に、よく親しんだ姿があったかは知れない。
ビル内に、馴染みの姿がいたかは知れない。
ただ、連絡ネズミ達はよく働いた。
廃ビルに屯する数多の妖の内、ネズミ達の言葉を解するものが、さらに声を張り上げた。]
[「共存派どもの巣が見つかった!」]
[支配派の妖どもはにわかに色めき立つ。飛び出すもの、伝播に回るもの、この後に及んで尻込みするもの、それを咎めるもの、様々が入り乱れ、動きに動き、揺れに揺れ、廃ビルそのものが蘇ったかのように、喧騒に満たされた。]
[――連絡ネズミ達はよく働いた。錆ドアの一室に駆け込んだネズミは、一枚の紙を咥えていた。
雌ネズミ"ねね"と、その悪友と、昔馴染みと、愛らしく懐いていた少女が、屯していた一室で、埃だらけのテーブルに駆け上った連絡ネズミは、咥えた紙が部屋の住人の手に渡るのをじっと待った。紙には、太く輪郭の乱れた、汚い字で、こうある。]
[ 「"さきにいく"」 ]
[署名はない。字の部分はところどころ破れかけていて、まるで小石か何かでなすったようだった。この一室でこの連絡ネズミが待ち続けることだけが、唯一、発信者の手がかりだった。**]
[先に集った妖どもは、見る目に脆弱であった。ただ、数だけは、ぐんぐんと増え、やがて攻め込むに至る、一応の力を得た。]
[伝達ネズミの意を一早く解した妖獣の類、どの物陰にも潜む小妖ども、意志持つ蟲の類、そして、最も多数の妖鼠どもが、この群がりの大半を占めていた。ちらほらと力あるものも見られたが、そのようなものは皆、昨晩からの争いに逸っていた。
[故に、事は簡単に済んだ。
"こちらの群れ"の集結を、一度は待とうとした連中に、「驚かせてやりましょうよ」と、声をかけただけだ。
それだけで、侵攻は始まった。]
[とかく、急いていた。探り当てたことを知ったであろう相手に、また身を隠されるわけにはいかなかった。報を受けた"こちらの群れ"は集い、続々と数と力を増すだろう。それで構わない。ただの時間の問題だ。群れはこの先行隊の足跡を通り、必ず事を成すだろう――。]
【東亰の主の屋敷付近:深夜】
[結界を突き破った"群れ"が、屋敷目掛けて蠢き進む。]
――――。――――――――。
[高周波。駆けながら、うねるように、響かせ続ける高周波。それは、周囲を濁流のように往く、数多の妖鼠達への鼓舞だ。一体一体の力は弱く、ただの賢いネズミとされてもおかしくないそれらは、その数を力として、意志持つ力強き一塊となって突き進む。]
[
この東景に。どれだけのアタシ"達"がいるか。
人間どもより先に、知らしめてあげる。
アタシ達の"トモダチ"が、同胞が、仔が。"子"どもが。
どれほど、この都の暗がりに息づいていることか。
どれほど、畏れの再来を望んだか。
どれほど、人間どもの無知を食ってやりたいと騒いでいるか。
全部、全部。忘れられないように。
片っ端から、刻み付けてやりましょう。
]
(そうして、この諍いは、もうすぐにオシマイ。)
(そうやって、隠れて、長引かせたから。)
(こうして、無理にでも、攻め入らなかったから。)
(皆が皆、血みどろになんてなるんでしょう。)
["止めるなら早く、傷が浅いうちの方が良い。"]
(その通りね、常盤。)
(止めてあげる。――"こちらの群れ"が、事を成して!)
[駆ける。屋敷がぐんぐんと近づく。先頭を行ったものどもと、まだ遠くどよめく"向こうの群れ"とがついに衝突するかという瀬戸際、小妖どもの群れが、にわかに惑う様子を視認する。恐らくは術の類、あるいは第二の結界か。]
(時間稼ぎ? そんなの、)
[駆ける。駆ける。人の脚など、最早遅い。地を蹴り、手を前に突き出すようにして前へと跳ぶ。手が地に着けば指は鉤爪持つそれと化し、腕が、身体が、頭部が、ぶわりと膨らみ、波打つ。次の瞬間には、脚まですっかりと毛皮に覆われている。その姿は縮むことなく、一頭の獣と化す。
鉤爪が土を抉り、いよいよに速度を増して、跳ねるように駆けるこの獣こそ、高さ三尺に至る大鼠。"ねね"の正体だ。]
(今更がすぎるわ!)
[前方へと躍り出る。蛇を思わせる太尾を引き連れて。"敵方"の一群を目掛け、立ちはだかる全てを食い破らんと、群れと共に駆け迫る――。*]
/*
……という形にさせていただきました(土下座)
何かここどうにかしてよとかありましたら是非遠慮なく伝えてください……!
*/
/*
確率計算が恐ろしく苦手なんですけど(計算方法完全に忘れた)1D4、1d6の一発振りでいいのか? って顔してるんですよ
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