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ありがとう、蘭ちゃん。お互い結婚しても仲良くしてね。多分蘭ちゃんとこに先に子供ができて、子供を抱っこさせてもらって。
両親への怒りはもっと深くなるの。こんな小さくて弱くてあたたかい存在に、どうして冷たく対応できたのか。
そんな風に自分の気持ちと向き合うのも天音の超えなきゃいけない壁のひとつ。白兎がいるからきっと、大丈夫。
返事は要らないの。実質最終日だし、みんな恋人を見ていればいいと思うの。
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台風心配ですがこちらは関西なので、被害が少ないことと水不足の解消を祈るしかできません。歯がゆいです。
そうかさんもそらさんも無理しないでー。
しおんちゃんの人と並木の人はどこ住みか知らないけど台風圏なら気をつけてー。
北海道もなんか大変なんだっけ?もふもふさんも頑張ってー。
《海辺の喫茶店》
まさか詩音の家があんな豪邸だと思わなかった。
[呼び方を聖沢から詩音に変える時の葛藤とか、初めてお宅訪問する時の緊張とか、ここに至るまで色々あった]
思えば、詩音と付き合うきっかけって、一緒にこの喫茶店に来た事だと思う。
[窓の外に視線を向ける。時期外れの砂浜を見るからに初々しいカップルが歩いている]
僕たちはあの時カップルじゃなかったけど、他の人から見たらあんな感じだったのかな。
豪邸を見て、中に入って割と気後れしたけど、
詩音は詩音だから。
[詩音の顔をまっすぐに見て微笑む]
とても愛しい。気高くて、面白くて、優しくて、強くて、ちょっと抜けてて、腹黒くて、誰よりも何よりもかわいい。
将来の約束はまだできないけど、ずっと一緒にいたいからそれだけの努力はする。
支えるって言ったけど、互いに支え合おう。
詩音は支えられるだけの弱い㊛じゃないから。
[手のひらを上にしてテーブルの上に置く]
それでも良いならこの手を取って。
[詩音はどうするだろう。
店長は注文の飲み物を出すタイミングを測り、場合によっては淹れ直そうと考えているかもしれない**]
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