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実は、俺も身長体重地味に増えてる
>あまね
姉は帰っては来ない気がする
シルバーウィークにちらっと寄って、そのときにおめでとうとか言われるとは思う
そのとき会えるなら会ってやって、姉も妹増えるの楽しみにしてるし
子どもは、どうかなあ、今はまだ天音の不安のが強いと思うけど
俺の家族と触れあって一緒に暮らしてゆくことで、記憶や感情は上書き出来ないかなって思ってるんだけどどうなんだろう
天音が怖れを抱いているうちは、俺からは何も言わないと思うよ
父親は三男だから跡取りが必要って訳でもないし、家族や親類から急かされるってこともないです
― 二学期 ―
肺活量は白兎のおかげ。腹式呼吸を教えてくれてたくさん練習に付き合ってくれたから。
[思い込んだらひたむきな性格のせいでブレーキが壊れていて、無理をしそうになったら必ず止めてくれる白兎のおかげで練習のしすぎで喉をこわすという事も無い。
練習中、白兎の母親が差し入れてくれるお菓子と飲み物で少し背が伸びて平均体重に近づいた。それでも痩せているので小さく見えるかもしれない。
手を繋いだ帰り道、別れ際のくちづけ。嬉しさと寂しさの入り交じる時間。手を繋いだままのくちづけの余韻に酔いながらぼうっと白兎の顔を見上げる]
誕生日、うん、もちろん。誘ってくれて嬉しい。
[ひさしぶりのちゃんとしたデートが白兎の誕生日なのがとても嬉しくて額へのキスのあと、頬へのキスで返してそっと手を離して買帰る後ろ姿を見送った]
/*
わざわざ仕事休んでくるわけないね(^_^;)こちらこそ、直接水着のお礼が言いたいのでお会いしたい。たくさん甘えさせてもらうんだ。妹さんたちに甘えてもらうのも嬉しいし。
間近で理想的な家族を見ていたらこういう風になりたい気持ちと、どこか妬ましい気持ちの葛藤はあるけど、白兎が癒やしてくれると思うから。
白兎に似た子供なら愛せるけど、自分に似たら愛せるんだろうか、と考えてて。自分の価値がわからないの。白兎に愛してもらえるなら、自分にも価値があるってわかるはず。
─ 9月26日 ─
[夏の一番大きな合唱コンクールの結果は。
県大会を勝ち進んだものの、9月頭、ブロック別大会で銅賞に終わった。
運動部と違うのは、3年生の引退がこの夏の大会ではなく、
このあとの文化祭であるということだろうか。
もちろん受験勉強を理由にここで引退する先輩もいる。
なのでこの時期は部活もそれほど遅くはならない。
>>49この日の放課後を誘って承諾を得た天音と手を繋いで]
天音はどこか寄りたい処、ある?
俺は、途中で自分の好きなケーキを買って、家に持ってく
それが家族から課せられた使命なんだけど
付き合ってくれますか
[微笑みながら、繋いだ指先にキスを落として]
/*
私も自分が嫌いだし、どちらかといえば容姿が不自由なほうと思っているので、娘が自分に似たら嫌だと思ってたけど。私に似てるのに可愛いんだ、娘。
娘のおかげで私の傷が癒されてる。相方にも癒やしてもらったけど、相方だけだと埋まらない部分を娘が埋めてくれてる。とても幸せ。
― 9/26 ―
[コンクールの結果に、一部の部員は泣いていたけど自分はただただ悔しくて、もう少し部員との調和を考えようと思う。合唱は団体で演るものだから。
部活の練習中、積極的にこちらから教えを請うたり、楽しい話題を振ったりしだしたら他の部員は驚いただろう。喜んでくれただろうか。
訪れた白兎の誕生日、制服姿で申し訳ない気持ちと、パーティ用の服がないからこのほうが気楽な気持ち]
パーティが終わってから白兎の部屋で一緒に過ごしたいから、使命を果たしたらなるべく早く白兎の家に行きたいな。
[指のケガは痕は残りそうだけど、白く薄く目立たなくなるようだから気にならないけど、白兎がくちづける指先がそこが増えた気がしてる]
ん、わかった
じゃあ途中の洋菓子店で、ショートケーキ買おう
ホールで、1と7の数字蝋燭を付けてもらって
[さすがにチョコプレートに名前を書かれるのは恥ずかしいお年頃。
包帯の取れた指先に負担が掛からないよう、手を繋いで帰路を辿る。
家についても、天音が制服だし、自分も制服のまま。
リビングで、両親と妹ふたりと、自分と天音の6人で。
姉は数日前の連休にちらっと帰ってきたけれど、今日はもういない。
その時に、天音に空いている自分の部屋を使っていいと伝えただろう]
/*
天音は放っておいたら危ないこととかケガとかするので、特にやりたいことはないです。イヴもお正月もバレンタインもこの先一緒に過ごすけど、そのあたりは幸せに暮らしました、でいいんじゃないかな。
現実的に考えたら、両親とは示談で済んでて、大学卒業までは贅沢しなければ不自由しないくらいはお金があって、祖父の遺産も大学いけるくらいはあって、元家主とは民事裁判になるのかな。暴力だけで未成年者いんこーはなかったのでそんなに重い刑にはならないし示談かな。接近禁止命令は出してもらわないと。
進路、就職、その他諸々。
白兎も結婚は自分で稼げるようになってからって考えてるでしょ。共働きでもいいし。
全部片付いてからかな、子供の事考えるのは。
17、か。白兎が結婚できる年齢まであと一年。
[ふと口をついて出た言葉。ハッとして白兎を見る]
高校生のうちに結婚したいとか思ってないから。
[白兎の帰る場所が自分の帰る場所に早くなれば良いとは思ってるけど]
お邪魔しまーす。
[何度か歌の練習でお邪魔しているから、妹たちともすでに顔を合わせている。下の妹の方が年が離れているけど気が合うみたいで少し話していると白兎に部屋に行くように言われた]
え、あたしよりも本日の主役が着替えて来たほうがいいんじゃないの。
/*
えへへ、ありがとう。いつかそうかさんに娘を見てもらいたいな。
私もね、相方好きすぎて、先立たれたら後を追いそうな勢いだけど、子供を一人立ちさせるか嫁に行かせるまでは踏ん張らないといけません。
ああ、いや、後見人さんに天音の金目当てだと疑われないなら、18歳になったら即結婚でも俺はいいと思ってる
どっちかっつーと自分のプライドよりも、天音に家族を作る・本物の家族になる、ことの方が大事だと思ってるかなあ
自分で稼げるようになってからって気持ちもなくもないけどね
金銭面で親に頼るのはどうしようもないし、その為に頭下げるの苦じゃないし
今まで自分に使ってもらったお金含めて、出世払いで返すつもり
なので高校卒業即結婚するなら、高科家で暮らすことになります
そこを出ていくのは自分で稼げるようになってから、みたいな
まあバイトはしますけれど
/*
同村の機会が今後あって、そうかさんのキャラの性別がわかってたら絶対同性選びます。
そうかさん好きすぎて、狙いにいってしまいそうだし。
同性でも親友になるけど。絶対。
/*
じゃあすぐもらってください。ひとりじゃない幸せを知ってから、ひとりの夜が寂しくなったから。
くちづけてくれた指先に自分でくちづけたりしてなんとか堪えてる。
高科家で暮らしたら、ふたり暮らしになった時に寂しく思うんだろうね。
ん、高校生のうちは、流石に
でも高校を卒業して即、ならいいよ、考えておいて
[家に入る前、ぽつりと零れた言葉に小さく笑って。
慣れたように自分の家に入る天音の後姿に目を細める。
早く、これが日常になればいいなと、自分も思っているから。
妹が天音を呼ぶなら、その意図を量ってひょいと片方の眉をあげる]
いや、俺は別に制服のままでもいいけど
部屋に行くなら、俺も一緒に行った方がいい?
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