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[――――息が止まるかと、思った。]
ッ、……っ、!!
[比喩ではない。
気付けば顔まで水に沈んでいた。
かは、と息が泡になって零れていくさえ、呆然と見送ってしまう。
自分が彼の言葉に動揺している事実を突き付けられた。
綺麗だって、それを本心なのだと受け取って。
なに莫迦なことをと言い返すより、恥ずかしくなって。
うわぁ、本当にどうしたんだ。自分。]
─ 夏休み ─
[今年のコンクールの課題曲も難易度が高い。
流れるような掛け合いと美しいメロディに、哲学的な詞。
女声三部特有のやわらかさとたおやかさ、伸びやかな透明感。
それを身に着け表現するためには、とにかく練習をするしかない。
県大会の予選が7月末。それに残れば本選が8月半ば。
県大会を勝ち抜けば9月頭に地方ブロック別大会があり。
そこで優勝した学校だけが最終の全国大会に行ける。
課題曲だけではなく、自由曲の練習もある。
勝ちに行く為には自由曲の難易度と完成度も大事になる。
大半の運動部と同等に、夏から秋はひたすら部活中心になるのだ。
去年は県大会本選で銀賞。
ブロック別大会への壁は厚い]
[とりあえず、ひたすら弾く。指で覚える。目で覚える。耳で覚える。
予選はただの篩。そこを通って次は本選なのだから。
ふと、意識が途切れて。顔をあげる。時間を確認する]
……天音、遅いな
[ポケットからスマートフォンを取り出して。文字を打つ]
[喫茶店まで運んでもらい、暫くは安静にしていることに。]
陽炎くんは、優しいね。
[保冷剤や氷嚢に用意して冷たくなった彼の手を取り、
頬にくっつけてすりすり。ひんやりしていて気持ちいい。]*
― 保健室 ―
[指の4センチってけっこう長くて、カミソリってわりとすっぱり切れて、人差指から小指まで斜めに傷が入っていた。
夏休みなのに保健医がいて、眉をしかめたけどなにも聞かずに手当てをしてくれた。
包帯を巻かれて大袈裟な感じになったけど。
白兎からのラインは普段返信は両手でフリック入力なのに片手なのでいつもの二倍以上かかった]
天音︰ごめんね、今日は卵の特売があったのを忘れてて
天音︰先に帰ってる。
天音︰気持ちがせいちゃって、連絡わすれてたの、ほんとにごめんね、また明日
[しばらく保健室から動かないつもり]
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