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甘いの好きなら、よかった
甘味でーと可愛いな
[いちご飴に唇を寄せるさまに目を細めて。自分もリンゴ飴を舐める。
鳥居をくぐった先に、神社の案内図やパンフレットが置いてあり。
境内の場所を確認する意味も込めて、それを一部もらって開く]
俺も、言い伝えが正確にどういうものかは知らない気がするな
口伝っていうか、噂ならすごく耳に入ってくるんだけど
言い伝え、は……これか
“神楼神社の境内の伝説の木に、
好きな人の名前を書いてくくると、相手に思いが届く”
……縁結びの神様なんだろうな、ここは
[飴の薄くなった部分から、がぶりとリンゴを噛んで。
天音>>83の言葉に、周りを見回してみる]
[なんか、生徒会に入ってるコトとかで凛々しいイメージだった聖沢。一年かけて可愛い方に完全に傾いた]
一人で立てるようになるまで、僕にも頼っていいから。むしろ頼って欲しい。
[ハンドタオルを使ってくれてるコトが嬉しくて
神様の前でなければ押し倒してイイですよね!?と、叫ぶのは我慢できた、筈]
百倍のご縁の中にも入れて欲しいし。なんか、
先におみくじ引こう。
[エスコートの為に手を差し出した]
/*
き、基本的にはクールで凛々しいんですよ……。
動揺するとすぐに仮面が剥がれたり、心を許した相手には素の甘えん坊末っ子な部分を見せるだけで。
[白兎が持つパンフレットを横から覗き込む]
そっか。
[大体聞いた事とおんなじ内容で]
ありがとう。縁結び、か。
[アメを攻略していちごに届いた]
甘酸っぱくて美味しい。
[白兎にくっついてアリスの声の方へ]
うん、あたしもやるけどとりあえずみてる。
[白兎の傍を離れて見守った]
……頼ってもいいの?
もしかすると、頼り過ぎちゃうかもだよ?
[かつて家族やエリに依存していたように。
独り立ちを放棄してしまうかもしれない自分が、少しだけ怖い。
けれど、今はまだ、きっと大丈夫。
そう信じて彼の手を握り、今度はお神籤を引きに向かった。]
― ベンチ ―
[主語が抜け落ちていたが、何の話かは分かる。
ラムネを受け取り、代わりに代金を手渡して]
……ここんとこ疎遠でさ。
今までは何となしに学園生活送ってたら絡んできてくれるから俺も合わせたりお礼で誘ったりとかで、まぁなんかいい雰囲気になったりしたことあった。
けど、俺、いったん切れると何か難しいんだよな……ゼロになったら終わり的なさ。
天音ちゃんとのメッセのやり取りみたいに、ほんのちょっとでも何か繋がってたら離れてもどうにでもなるんだろうけど。
……俺、いつも近くにいる間じゃなきゃダメみたいだ。
てかさ、そこまで誘えるぐらいの子がいたらおみくじに名前ぐらい書けるって。
だから俺の名前書いたから、俺が誘えるの俺だけー。
[なんて笑いながら、ショートケーキをぱくついた。
――ぶべっ。]
僕もまだ頼りない子供だけど、できる限り頑張る。
[おみくじは社務所でおみくじ箱を振って出た番号をおみくじと引き換えてもらう]
じゃあ先に。
[おみくじ箱を振った76]
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