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[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
遺言メモが残されています。
神父 クリストファーは“烏” ケビンに投票を委任しています。
公安 リュミエール は カルテット メノミリア に投票した
神父 クリストファー は カルテット メノミリア に投票した
研究者の娘 アリシア は カルテット メノミリア に投票した
カルテット メノミリア は 研究者の娘 アリシア に投票した
ギーク ジャンクス は 公安 リュミエール に投票した
“烏” ケビン は カルテット メノミリア に投票した
公安 リュミエール に 1人が投票した
カルテット メノミリア に 4人が投票した
研究者の娘 アリシア に 1人が投票した
カルテット メノミリア は村人の手により処刑された……
研究者の娘 アリシア は、ギーク ジャンクス を占った。
公安 リュミエール は、研究者の娘 アリシア を守っている。
神父 クリストファー は 公安 リュミエール に憑依した。
次の日の朝、神父 クリストファー が無残な姿で発見された。
《★占》 ギーク ジャンクスは 人間 のようだ。
現在の生存者は、公安 リュミエール、研究者の娘 アリシア、ギーク ジャンクス、“烏” ケビンの4名。
/*
しかもまだ生きてるし!
……つーか神父は見破れなかった。姐御(だよね?)すげぇ。
…って、この調子だと、乗っ取られてんの…誰?
能力的なところだと先輩だけど、状況的にはリュミ兄ちゃん。
[自分ではない、自分がいる。
あれは私。それなら、「私」はなんだろう。
機械の歯車。物質の原子。
自分が崩れていく。
身体が崩れていくように、ぽろぽろと。
そして、海に*溶けた*]
/*
一晩寝て、少し落ち着いた…
結局何が怖かったのかと考えれば…発言タイミングなど、中の人に属する物(だと思ってる)物まで騙られたから、中身まで"Masquerade"に侵食された錯覚に陥ってたのかもしれない。
脱帽どころじゃないなあ。ほんと。すごすぎる。
*/
―繁華街―
…………っ。
[奥歯を噛み締める。目が、潤む。
ブラスターを握る手が震える。右腕の傷が疼く。]
…………。
ごめん、よ。
[トリガーを、引いた。]
[強い反動。焼ける音。
光線は少女の額を貫き。
小さな煙とともに、少女の身は地にくずおれる。
最期の時、彼女はどんな顔をしていたのだろう。
少年には、どんな顔が見えたのだろう。]
……ミリア…。
…………もう……疲れるコトなんて…ねぇ…よ…。
……だから……これ…で…。
[慟哭。]
[泣き叫ぶ声は、どこまで響いただろう。
やがて烏の声は止む。
ポケットから端末を取り出し、組織に、淡々と“駆除”の報告。
“バディ”から権限を任された、ということも付け加えて。]
……お休み。
って言えば……いいのか?ミリア。
[触れることの叶わない少女の遺体を前に、回収の者が来るまで、ただ*立ちつくしている。*]
/*
今気付いたけど、毎回必ずリュミ兄ちゃんに一票、入ってるんですよね(今更
これは憑依先は先輩、ってコトかなぁ?でもよくわかんない。
/*
あーでも…神父様が乗っ取られてから、どちらにも接触した描写はないし…。
千鳥足(?)のリュミ兄ちゃんが危ないと言えば危ないのかなぁ。
[身体に響く閃光・・・憑代から引き剥がされる意識。
最後に感じたのは、誰かの泣き叫ぶ・・・心]
[記憶の海に身を浸し、押し寄せる波間を彷徨う。
はじめから身体を持たぬ己は、何者、なのか―
己の存在を問うこの、意識すら仮初のものなのか―]
―― 街外れ・自宅の自室 ――
……ジャンクスさん……良かった……っ。
[コンピュータに映し出されている表示を確認し目を潤ませる。『Masqueradeを見分ける薬の試作品』と聞いて受け取った注射器に残る彼の痕跡から分析にかけたのだ]
感染していないんだよ…リアン。
[男性に懐いていた仔犬を抱きしめる]
……2回も調べたなんて知ったらジャンクスさん、どんな顔するんだろうね。
[信じてくれるまで待つと言ってくれたことを思い出す。理由は最初と変わらない。疑っていたくないから、信じたいから、そして自分が安心したいからだった]
……この事実を伝えなきゃっ。
広場に行ったらまた誰かに会えるかもしれない。
運が良ければ、もう一度、ジャンクスさんとも……。
――自宅→広場――
―― 街中央部・広場 ――
[解析結果のレポートを胸に、昨日ジャンクスと会話した噴水まで歩いてきた]
『Masqueradeだぞ…これ』
『嘘?!本当に…やだ、気持ち悪い』
[ひそひそ話すような声に視線を送ると、少し離れたところで何かを見て立ち尽くしている男女の姿。仔犬はそれに気づいたのだろうか。そちらを睨んで低く唸っている]
……あの、どうかしたのですか?
[ゆっくり近づいていく。それと比例して鼻を突くような異臭が増してくる]
!!!
[死体だった。顔の半分が腐食し爛れ右腕にはMasqueradeを示す特徴的な痣]
……クリストファーさ……。
[声が出なくなる。見覚えのある小麦色の肌、今は色のない、だけどいつも穏やかだった瞳]
そんな、あなたが…感染していたなんて…。
[深い悲しみ。ケビンがパートナーだと言っていた、自分なんかよりも遥かに便りがいがあるようなひと]
……しかるべきところに連絡しないと、すみません。
携帯端末持っていますか?貸していただきたいのですが……。
[役所のMasqueradeを担当する課に報告をすませる。後で、ケビンにも自身の端末から知らせることに*なるだろう*]
[ごぼり。
記憶の海に新たな波が生まれた。
私の意識と、誰かの意識が混ざり合う。
転換の時、彼は何を見ていたのだろうか。
今の彼と、私が混じる前の彼は何が違うのだろう。
波のうねりは心地よく、私という意識はどんどん流されていく。
流されてしまえば心地よいと分かっているのに、何故私はまだここにいるのだろう。]
[ここに来る前から、記憶も姿も無いような存在だった。
拘るものもないのに、私がこの海に溶けることなく在るのは何故だろう。]
[ふわふわと意識の波間にたゆたうと、かつての同胞の声]
偶然にも彼の言いがかりが的中してるからね・・・
アイツは、あたしが神父サマを乗っ取ったと思ったんだろうけど。
ちょっと、接触しすぎたのかもね、あたし、神父サマに。
アリシアもジャンクスも、クセが強いけど、
食われる可能性が高いってことは自覚してると思う。
あの二人の疑心を突ければ…
─街中央部・噴水のある広場─
[役所の命令を受け、広場へとやってきた。
直接触れないよう気を付けながら、遺体を観察する。]
まさか、神父さんが感染していたなんてね。
……飲みに行く約束、駄目になっちゃった。
[肩を落とし、力なく笑った。]
昨日、アイツは私を疑っている素振りを見せなかったわね
あぁっ、もう。
何を考えて何をしようとしているのかしら。
…でも、疑いを向けるべきターゲットは
アリシアだと思うの。
だって、昨日死のうとしたメノミリアに何も声かけなかったわ。
見殺しにしたのよ?
まるであたしたちみたいじゃない?
[くすくす]
どうして見殺しにしたのか、突いてみたら?
ケビンはあんなにも盛大に泣いてくれたわ。
それはもう、私も罪悪感を感じるくらいにね。
大切な『妹』のはずなのに、どうして庇おうとしなかったんだ、って
[頬を叩いて気合を入れ直し]
ん、こんなんじゃ駄目だね。
しゃんとしなきゃ。まだ事件は終わってないんだから。
[遺体の片付けに取り掛かった。]
それに、ジャンクスはあたしに触ろうとしたわ。
…突っぱねちゃったけど。
メノミリアに対する思いは、アリシアが一番・・・
冷たかった。
少なくともあたしはそう感じたわ。
・・・ま、当然よね。ワクチン届けなかったんだもの。
メノミリアが死んだことをどこかで知り得ないとね。
ケビンが放心状態なのを見つけてあげたら?
盛大に同情してあげたり、とか。
─回想・自宅─
ヴァレリアも……かぁ…。
実際に見てないから、実感がわかない…ダンテも、ヴァレリアも……。
やつあたり、してやろう。眼鏡投げてやる……
[ベッドサイドの眼鏡に手を伸ばす──
────伸ばそうとした。
そこでふいに指の先から離れていく感覚。]
……ああ、もしかして……
まいったねぇ、感染、しちゃった……?
[喰われたことを自覚したころには、腐り落ちるのだけはごめんだと、自らを殺すことすら、叶わなかった。]
─回想・了─
貸してあげてるんだからちゃーんとキレイに使いなよ?
綺麗に死んでくれたらベストだけども、腐り落ちて終わっちゃうかなぁ?
ワクチンを持っているのが誰か、ってことも
最初に知っていたのは彼女よね?
あぁ、そこまで持っていければ・・・
[もどかしくて足踏み。
・・・意識の中にある、足を]
綺麗に死ぬのなんて、どっちみち無理じゃないかな?
このまま殺されるんだとしたら、頭潰されるしさ。
[けらけらと笑う。]
[遺体の片付けが終わり、同僚たちが撤収した後も。
広場に留まっていた。]
リーンが、メノミリアに。
ヴァレリアが神父さんに……か。
[自身の長い髪を指でいじりつつ]
メノミリアが狙われた理由は、わかるけど。
神父さんを狙った理由ってあるのかな……
[その場で考え込んでいる。]
[ふ、と目を伏せた]
(昨日は改心したつもりだったんだけど、なぁ。
やっぱり、本性は変えられないってことかしらね)
[ごめんね、と呟く先には少女の面影]
だって、やっぱり食べつくしちゃいたいものっ!
メノミリアとワクチンの関係までは知ってるけど、そこまで踏み込んでは話すのは難しいよね。
さて、どうしたもんかな。
あー、僕は最初っから食い尽くすつもりだったんだけどね?
そういう生き方しか出来ないのは自覚してたからさ。
あはは。
ワクチンを彼女が持っていることを知っていて、
そして最初に彼女に疑いを向けて
そして・・・見殺しにした。
[ふる、っと大仰に身震い]
まぁ、こわい。
どうやってそこまでつなげるか・・・
……って、そうなんだっけ?
ちょっと混乱してきたな。
最初に感染者として遺体になっていたのがリーンで、次はヴァレリア。
……メノミリアが狙われたのだとしたらリーンからだよね?あれ。
ヴァレリアから感染したとかありうるのか……?
とりあえず、神父さんの遺体が出てきた以上感染者はまだいる事になるけど……
だめだ、考えがまとまらない。
[頭を抱えた。]
そうね…
「知りえるはずがない情報」も、知っているから・・・
気をつけないと。
なんだか、はるか昔の刑事ドラマとかいうやつみたいね。
ホシしか知らないはずの情報を知っているやつが・・・!!
なんて
[くすくす]
……眠いね。
そうだ。こんなに眠いから考えがまとまらないんだね、きっと。
[うんうんと頷きながら近くのベンチへ行き、腰掛ける。]
寝よう。
というか寝る。誰か起こしてくれるといいんだけど。
[ベンチにもたれかかり、そのまま*眠り始めた*]
[寄せては返す渚には、猫を抱いてまどろむ姿だけの残滓。
他者の中の記憶だけが姿を留め、心はもはやそこにはない。
転写の出来ぬ存在故に、加われぬまま消滅し、
そこに在るのはただ、関わった者たちの感傷だけなのだろう。
ざわめきの彼方へと追い求めても、後を追うことすらゆるされず。
ただ、消えていっただけ。]
…こういう処理は迅速なんだね。
[役所の事情聴取に辟易しながら戻ってくると現場はすっかり片付けられていて、見た目は普段と変わらない広場になっていた]
クリストファーさん…おそらくヴァレリアさんから…だよね。
だとすると、ケビンくんにまた危険性が出てくるのかな…。
メノちゃん…今、どこで何をしてるの?
[自分を信頼してくれている後輩ばかりに感染の可能性を見てしまう。そんな現実が辛い。ケビンには余計なことは語らず、ただクリストファーが感染者として遺体で見つかったとだけ伝えている]
幸せ…になんかもう、なれない。
みんな、わたしの前から居なくなってしまうんだもの。
おっと、あぶない
アリシアはまだメノミリアが死んだことを、しらない。
ホシしかしらない情報をぽろっと漏らすのがあたしでよかったわ。
― バートラムホテル ―
[アリシアを途中まで送った後、アパートには帰れずにホテルへ。不特定多数の使う場所はMasqueradeを恐れる人は寄り付かず、ほとんどが空き部屋だった。その一室を借り中に入ると、すぐに体をシャワーに浸す。装置は壊れており、冷水しか出てこなかった]
……このままMasqueradeから逃げてるだけじゃ埒は開かねえ、か。
[頭をタオルで拭きながら、シャワールームから出てくる。ガウンを羽織り、ベッドに横になって煙草を咥え、天井を眺めながら考える]
『たいへんたいへんたいへんなのです、マスター』
……連呼するな。どした?
『むむ。寝タバコは危ないなのです、マスター』
はいはい。そんで?
『アンバーシティのグレッグから緊急通信なのです。政府はこのままMasqueradeの被害が広がるようなら、軍による浄化も視野に入れてるらしいなのです』
……浄化?要は無差別な虐殺ってことだろ。狂ってやがるな。
[膝の上の猫は、長らく己を封じていた、かつての宿主の声で笑う。]
猜疑心も、身勝手さも、みんな人間に貰ったものさ。
欲深さもな。
人の思考を転写しはじめてからさ。
俺達がこんなに勢力を増したのは。
―繁華街近く―
[やがてその場に役人たちの姿が見え始めれば、すっと店の陰に隠れる。
…ミリアを置いて。胸が、ちくり。]
……そうだ、神父様にも、連絡……。
[そう端末を取り出そうとした時、着信反応。通信主はアリシア。
そして彼女の口から、伝えられた言葉。]
……神父様、が?
―→広場―
[ホテルの部屋備え付けのマシンの前に座る]
ミカたん、ちっと手伝え。
『何なのです、マスター?』
公安局の非常用サブコンピュータまで入り口を開け。それでな、製薬会社の名前で情報をリークする……Masqueradeを見分けられる特効薬が見つかったこと、そして、そいつを持ってる奴の名前と居場所を。できれば複数のソースでだ。ヘクターに寄生してた奴なら、公安局に足がかりを残してるはず……だからそいつで誘き寄せる。朝までにゃ作業は終わるか?
『回線を繋げるタイミングが難しいなのです。解析プログラムもらえるなのです、マスター?』
ああ。やるしかねえだろ。
[生き生きとした表情、煙草を咥えたまま*にやりと笑う*]
眠い、のです。
さて、生き残るのは、誰なんで、しょうか。
そもそも、この、病原体、から、逃げられ、るんで、しょうか。
おはようおはよう。
まだ、さ。
昨日の神父さんよりは騙り易いんだ。
こっちの地に近い話し方だからね。それでも、油断はしないけどさ。
いいじゃあないか、習慣に縛られるってのも。
それが人間のいいところなんだよ。
がんじがらめで動けないところをもがいてもがいて……それが楽しいのさ。
―広場―
……ウソだろ。
[広場に向かいながら、何回も何回も、クリスに連絡を入れた。
…応答は、いつまでたっても、なかった。
広場に遺体はなかった。既に回収されていたらしい。
その場に見えるのは、隅で震えるアリシア。
ベンチで寝こけているリュミの姿は見逃していた。]
……先輩…。
[自分のことが今、一番疑わしいのだろうか。
クリスととても、近い位置にいた自分が。
そんな思いを抱きながら、アリシアのもとに歩み寄る。]
[ベンチから勢い良く転げ落ち、目を覚ました。]
……んあ?
あー……ったたた。
[腰を押さえながら立ち上がる。]
あれ……?アリシアとケビンじゃないか。
おーい。
[アリシアとケビンに向かって、大きく手を振ってみた。]
騙るのってさぁ。
すーっごく労力いるんだよね。
神経も使うし。ま、演技なんだから仕方ないんだけどさ。
[笑いながら肩を竦める。]
…ふぅん。
[つまらなそうに猫は言い。]
お前らを喰ってくうちに、俺達もだんだんそんな風になるのかな?
…よくわからん。
……あれ、リュミ兄ちゃん?
[声と、とてつもない物音がして、振り向く。]
…………リュミ兄ちゃん。
…その。
[神父が感染したのは本当か、と尋ねる。
答えを聞くのが、怖い。]
― 朝・バートラムホテル前 ―
[大きな欠伸を一つ。頭の上ではミカたんがすやすやと眠っている]
……結局寝られなかったか。こんなんならネットカフェでも行っときゃ良かったぜ。
ああ、そいつとそいつを。黄色を多めで頼まあ。
[花屋で花束を一つ買った。共同墓地へと足を運ぶとそれを供える]
よお、今日も生きてたぜ。あんたのくれたワクチンのおかげかね。
[口の端を上げ、また来るぜと軽く手を上げると、噴水のある広場へと足を向ける]
…察し、は?
[リュミに見詰められ、少しどきり。胸が、ちくり。]
……察しも何、も。
…………神父様、が、襲われ…たって、聞いて。
……聞か、なきゃ。
[おずおずと。]
……ジャン。元気そう、だな。
そん調子なら……先輩、泣かせて、ねぇな。
[彼が兄さまを殺したこと。
その恨みは、あったけれど。
聞きたいこと、話したいことはあったけれど。
リュミの答えの方に意識は向いたままで。]
詳しい話は省くね。
神父さんは、感染してた。僕もはっきり見たから間違いない。
[静かな声色で、淡々と]
遺体は役所で一時預かっているけど、どうする?
会いたいなら、手続きをすれば会えるよ。
相性のいい奴、悪い奴はとっとと把握するに限るのさ。
うん、相性はかなりいい方だよ。言葉を返すまでのタイムラグも僕と近いからね。
/なか/
ト書きの癖もきっちりしてるよな。
個々のト書きでは文をきっちりと終わらせないあたりとかオリジナルっぽさ出てる。
前のクリスの時の、一発言への短い詰め込み方とか、全体的に短さを出すあたりも上手かったし。
[ケビンとリュミエールが対峙している様子を訝しげに見ながら]
ああ。誰かさんに泣かせたら許されねぇって言われたからな……って?
[広場の隅、震えているアリシアの姿に気づく。同時に神父についての話が耳に入ってくる]
……本当、に。
[はっきり見た、とリュミは告げた。]
…………本当、なんすね…。
[遺体に会いたいかという問いに、ふるふると首を振る。
確かめたい、もし本当にそうなってしまったなら、傍にいたい、という思いとは裏腹に。
リュミエールの静かさが、どこか、おぞましかった。]
/なか/
現状を対峙とは言わねえな。
何か自分の日本語、いろいろ問題ありまくりだな。確信犯とか。
ま、何となく意味が通じればいいじゃんおおげさー。
そう、だな……ちゃんと、宿敵の約束、守って……。
……なあ、ジャン。
[リュミのこと、どんな風に見える?と尋ね…られない。口が凍りついたように。]
……だよね。
ごめん、かなり無神経なこと聞いちゃったね。
[くしゃりと顔を歪めて、苦笑い。]
悔しいな。
神父さんが感染してたことに、気付けなかったなんてさ。
[近くの木に、拳を叩き付ける。]
― 記憶の海 ―
[耳に焼き付く銃声。
イタイ、イタイ、イタイ、イタイ―――――。]
けれど、イタイのはダレ……?
[ダレかの泣き声が聞こえる。
悲しむ必要なんかないのに。
いや、違うかもしれない。]
皆、泣いているんだね。
人も、『Masquerade』も、皆―――――。
[己の身体を持っていたサックスが。
記憶だけの己のところに伝わった気がして。
それを愛しそうに抱き締めるも、空を切る。
寄せる波が、暖かく感じたのは何故だろうか。]
僕、普段からそこまで感情こめているような人間ではないけどねぇ……淡々としてるほうが僕らしいと思うんだけどもね。
ケビンから見れば"リュミエール"しか喰われてそうな人がいないのさ。
昨日の神父さんにあったのはケビンと"リュミエール"だけだからね。
……兄ちゃんが、謝ること、なん、て。
[苦笑いするリュミに、落ち着かない目のまま。]
………昨日、から。神父様は。
バーで、兄ちゃんと、俺と、居た時から。
……信じられ、ない。
……だって…神父…さま…。
ごめんって……手で……触れなかった……。
……だか…ら…。
[思い出すのは、前にリュミが言っていたこと。
感染していたはずのヴァレリアは、リュミに触れようとしなかった、と。]
[波間に漂う記憶が形を作り、また少女の姿をとる。
肩下まで降りた、ミントグリーンの髪から雫が海へと落ちると波紋を広げた。
それは、嘆きなのか、悲しみなのか。
なんだかよく分からなかった。]
……なんか、相変らずだねーっ。
ちょっとは、改心したのかと思ったのにぃ。
あっ、楽器大切にしてくれてありがとねっ。
嬉しかった。
[いつものよう空を仰ぐも、闇は一層その黒を増した気がして。]
肉体から離れたから生の感情がわからなくなってきたや。
そして、いつしか自らの存在すらもわからなくなる……と。
それが本当の『死』というものなのだろうかね。
[ケビンの視線を受けて、視線をリュミエールに送る。口元に浮かべていた笑みが消え、唾を飲み込む音が鳴る]
『ふえ、おはようの時間なのです?』
手で触れなかった……か。
どうしてなんだろうね。何か理由でもあるのかな。
[腕を引き戻すも、声はまだ震えている。]
ケビンは、何か心当たりあるかい?
僕は、ヴァレリアとのやりとりと似てるなと思ったけど。
理由まではちょっとわかんない。
………?
[誰かが近づいてくる気配に顔をあげると、それは渦中のケビンで、それと同時に大きな物音とともにリュミエールにも声をかけられて、複雑な気持ちでそれぞれが語ることを聞いていた。会話の中に後から来たジャンクスが混ざるのも静かに黙って見ていた]
(…ケビンくん…苦しそう…それに。みんなどこか悲しみに震えてる……)
ケビン先輩は、バカだなぁ。
[胸に手を当て、目を閉じる。]
あたしがさ、生きるの疲れたっていうわけないじゃんっ!!
そんなことも見抜けないのにぃー。
『Masquerade』が悪いとは思わないけど。
やっぱり生きてほしいって思うの。
アリシアねーちゃんに、ミカたんにおにーさん。
ケビン先輩、死んでる場合じゃない。
悲しんでる場合じゃない。
今度泣いたら、あたしが目覚まさしてやるんだからっ!
[こっそりシャドウボクシングしてみた。]
あれれぇー?役所のおじさん……??
…というか、あたし、まだ話せるみたい。
消えるのかなーって思ったけど。
うーんっ、しょうゆソフト食べてないから、消滅できないのかな??
[首を捻る。]
こーまったなー。
ケビンを喰ってもいいし、隙があるなら殺しちゃうとかでもいいんだけど。
誰が誰に殺意を持ってるかがいまいち把握できないからなぁ。
んー。
えぇぇぇぇ、おいしいのにっ!
しょうゆソフト美味しいのにっ!!
[至極残念そうに叫んだ。]
これだから、おばさんって。
『せんにゅうかん』なんて捨てちゃえばいいのにー。
[震える声の呟きには、何も答えられず。]
……手で触れなかったの…は。
……もしかして。
気付いて、いたから、なんでしょうか。
気付いてたから……触れてしまわないように、って。
……でも俺は、気付け、なくて。
[リュミの言葉を聞けば、頷く。]
……確かに、似てます。
リュミ兄ちゃんの話と。
心当たり…は。
リーン姉さんに触れていた、と…。
その時、から…?
ジャンクスがなにを考えてるのか・・・
見極め切れなかったらケビンでいいと思う
まぁ、誰でも・・・いけるとは思うのだけど。
じゃあ、おじさんっ。
ダレが何と言おうと、おじさんっ!!
あたしが生きてたら紙に『しょうゆソフト大好き』って紙に許可ってはんこもらうのになぁー。
というか、ホントにおじさんみたい。
[ちょっとビックリしている。]
公安 リュミエールは、ギーク ジャンクス を投票先に選びました。
公安 リュミエールは、“烏” ケビン を能力(襲う/憑依)の対象に選びました。
ジャンクス??
ってダレだっけ??
へへへー…あのおにいちゃんは、きっと人が大好きなんだね。
[ミカたんを見てて、漠然と感じたことを。]
しょうゆソフト美味しいそうしょっ!!
あたし、おじさんにご馳走してもらうつもり満々だったのにぃ。
でも、おじさんもあたしのこと殺すつもりだったでしょ。
[リュミエールの記憶に話しかける。]
[二人の会話に注意深く耳を傾けている。小声でミカたんに]
なあ、教会で観察してた時のあいつのデータと、今目の前にいる奴との差分データを算出できるか?
『わかったなのです。やってみるなのです、マスター』
[アリシアの視線には気付かないけれど、
どこか悲しく、身に刺さるものを感じては、いる。]
……ああ、その…兄ちゃん。
神父様が…何日か前、リーン姉さんと、接触した……そう言ってたんです。
でも……詳しいコト、何も…。
/なか/
情報を出さなすぎたり、自分の所で止める形にしたのが悪かったな。
ソロールが多すぎ。もう少し遠慮せず積極的に絡みに行く方が良かった。
最後まで残った場合、絡みがなかったキャラと、いまさら自己紹介でもねえし。
あと、ちょっと無敵様になりすぎた感もあるか。
他にもいろいろ反省点あるけど、とりあえず覚書。
なんかさぁ・・・
あたしが乗り移る気満々で神父サマのところに
行ったかのように言われているんだけど。
あたしから神父サマに触ってないんだからっ!
[ぷんすこ]
クリストファーさんとリーンさんが接触……。
聞いてない…けど、リーンさんのMasqueradeとクリストファーさんを支配したMasqueradeが同じとはわたしには思えない……。
可能性としては無いことはないけど……。
…………?
[ジャンクスと立体映像のやり取りにちらっと視線を送った。内容は聞こえなかったようだ]
不許可のはんこなんていらないもんっ。
おじさんの意地悪ーっ!!
[頬を膨らませて、怒ってみせる。]
あたしは、べあとりーちぇちゃん?が約束守ってくれたから。
もう、ダレも殺さないって。
だから、おじさんがやることには黙ってるー。
でも……うん、どうなんだろ。
[歯切れ悪く。
できれば月には来てほしくない、ダレも。]
あー、怒ってる怒ってる。
そだねぇ。
今記憶を手繰ってみたけど、神父さんから触ってるみたい。
あはは、とんだ濡れ衣?
と、いうかさ。
僕の差分データなんて、はっきり示せるのかな?
大分うまいことトレースしてるのにさ。
どうかな、みんな?
…………神父様が、そう言ってて。
それで……だから撫でられないって……。
……でも、確かか、は。
[分からない、と頭を押さえる。]
僕、セラフィムよりはバルトアンデルスの方が似合ってる気がするんだよね。名前。
[唐突に、関係ない話を切り出してみたり。]
僕との接触がほとんどないジャンクスが差分データを示す……僕の何を知っているというのやら。
ダンテやヴァレリアならばそれも可能なのだろうけどもね。
そうか?……リーンさんのMasqueradeが神父さんに寄生したってのは別におかしなことじゃねえと思うが。Bar Blue Moonで一緒に飲んでたのも見かけたことあるしな。
そもそも、Masqueradeってのは、本当に接触しねえと感染しねえもんなんかね?
[ソース元のヴァレリアがMasqueradeに寄生されていたことから、そもそもの疑問点をつぶやく]
[花の匂いに目を覚ました。
覚ます眼球など、私に残っているのか疑問だけれど。
誰かの感じる花の匂い、色彩が、記憶の海で浮かび上がる。]
殺意…かぁ。
[父親を殺した自分にははっきりとした殺意があったのだろうか。
殺意がなければ、人は人を殺せないのだろうか。]
気まぐれで殺されちゃうおにいさんがかわいそう??
おじさんが言う、事実がナニを言うか知らないけど。
あたし、あのおねーさんに謝りたいかなぁ…。
謝ってどうするか、よく分からないけど。
[彼女の頭を潰したのは自身の殺意だったかもしれない。]
結局、真相は不明のまま……なのかな。
でもさ、神父さんが大した理由もなくケビンに触りたがらなくなるなんてのは考えにくいんだけど。
どうだろう。
[考えたことを、口に出してみた。]
……………。
[淡々と語るリュミエール、しどろもどろなケビン、どちらもお互いを探ろうとしているかのようで、不自然に感じる]
…ケビンくん…こういう時こそ、冷静にならなくちゃ、ね?
[頭を押さえる後輩が心配になり声を掛けた]
約束、かぁ。
久しぶりに守ったかも。
[メノミリアを見てふふっと笑う]
でも改心しよっかなーと思ったのは
ほんとなんだからね?
・・・だめだったけど。
[肩をすくめた]
[その人へ向かう殺意が、私の中を流れる。
殺意。人を殺す意識は私に馴染んだものだったけれど、それよりも。
速いスピードの流れの先に彼がいることに私は首を振った。
記憶の海の意識を止められるものならば。
私は叫ぶだろう。]
リーン姉さんと神父様…は、繋がってない?
…分かってるん、すか?
[アリシアの言葉に驚く。
その後、ジャンの疑問に、何か思案しながら。]
……接触することでも、感染する。
…可能性は、あまり高くないけど。そう最近の研究で、言ってたって、俺は聞いてる。
……そう……。
……組織で、教わったから。
ジャンクスさん。
接触しないと感染しないというのは間違いないよ。
そういえば、ジャンクスさんは昨日の段階でクリストファーさんが感染してるかもって言ってましたよね?
あの薬で調べたって…。
わたしは未だ、あの薬が本当に感染の有無を調べられる試薬なのか確認していませんが、どこで手に入れたのかは気になります。
リーンさんのMasqueradeがクリストファーさんに移っていたなら、ヴァレリアさんのMasqueradeはどこに行ったと考えますか?
えへへー、約束は破るためにあるけどねっ!
でもね、でもね、守りたいって思うから約束するんだよっ!!
[ぴっ、と小指を立てる。]
あたしは、サックスを大切にしてくれるって約束だけでも嬉しかったよ。
だから、改心しようって思ってくれたならウレシイッ!!
ダメだったけど、もう友達だから。
これから、あたしが改心させるもんねーっ!
[へへへと笑っている。]
どうしてあたしと神父さまがつながってないなんて
言えるの、かなぁ〜?
あたし神父さまとは仲良かったのよ?
ながぁいお付き合いだったし。
普段から入り浸ってんなら、別に見ててもおかしくないよなぁ。
うーん、ツッコミどころをツッコむ手ゴマがこっちに無いのが難しいね。
アリシアの不自然さは、ミリアが言うべきだったし。
とはいえ、今はアリシアがジャンクスにツッコんでるけど。
確かにおっかしいもんねぇ。
僕がリーンのところから来たMasqueradeだとしたらさぁ。
ケビンくん、分かってるとかじゃなく状況からわたしが導き出している可能性だよ。
前にも言ったけど、わたしはリーンさんのMasqueradeはメノちゃんを襲ったのではないかと考えているから。
メノちゃんを調べることが出来たら、それが確認できるのだけど……。
驚くほどにバルトアンデルス……のほうがいいんだっけ?
長いからバルトでいいや。
が、僕をコピーできているなと本人が思っているのだから行動に差、できるんだろうか。
理由は……あったと、思います。
[リュミに口を開く。]
……移したく、なかったから。
きっと姐御が、リュミ兄ちゃんに触れなかったのも、そうだと思うんです。
…………自分がダメ…なら…せめて、って。
[ヴァレリアのこと、クリスのこと。
その思いがどんなものだったかと考えた時、涙が出そうになったけれど。
アリシアから、こういう時こそ冷静に、声を掛けられ、落ち着こうとする。]
何だ、組織って?
学校のこと、じゃねえよな。
[ケビンは何者なんだろうかと疑問を抱く。リュミエールの言うことが本当なら神父さんは感染してて、それを知ってるってことは恐らく遺体が発見されたのだろう。目の前の会話から導かれた答えは、神父さんを支配していたMasqueradeが、誰かに寄生している可能性が高いこと。その時の状況から何かわかるのだろうかと悩む]
アリシアねーちゃんが分からないのはずっとだよ。
話聞いてくれるけど、話してはくれなかったもん。
それでもあたしを信じてくれるって言ってくれたから、あたしはおねーちゃんのこと信じてたけどねっ。
[周りの会話に興味があるのか、ないのか。]
あたし怖がって何もできなかった気がするけどねっ。
きっと、コワいって言って銃をつきつけるぐらいしか。
……何だ、こっちに気づいてたのか。
[ふいに声をかけてきたリュミエールを、薄く笑みを浮かべて見る]
すまんな、常識知らずで。
とすると、ヴァレリアに寄生してた奴は、最近彼女に触れた誰かに寄生したんだろうな。ヴァレリアが遺体で見つかった直前の行動がわかれば、範囲は絞れると思うが。何か心当たりはあるか?
かも、しれないね。
[ヴァレリアとのやりとり、そして昨日見たクリストファーとケビンのやりとりを思い出して目を伏せる。]
特に神父さんは、ケビンのことを大事に思ってたみたいだから……なおさらだと思うよ。
信じようとする気持ちよりも、
機械の結果の方を信じるなんて
…悲しいよね。
科学者とはああいうものなのか。
ま、医者もそんなもんだったけど。
改心しなきゃ、めーだよっ!!めーっ!!
[鼻歌には覚えがないのか、不思議そうにしている。]
あっ、今度シュークリーム食べたいなぁ。
[次はナニがいいかなとか考えてみたり。]
可能性…あ…はい。
すいません……つい、分かってるとか、そう思って。
[目を伏せる。]
……そう…リーン姉さんにいた“やつら”が…ミリアを……狙ってて……。
…だとしたら…神父様…は。
……姐御、から?
だとしたら…Blue Moon?
[その現場は見ていないけれど。
ミリアのことについては、しばらく、口を閉ざす。]
たとえ感染はしていても、発病までの時間は個体差があるんだけどな。
触れたら即交換とかじゃないんだけどさ。
人によっては数日かかったり、感染してもまともに発病しねぇ奴も居る。
ダンテ、みたいにな。
……組織。
[ジャンの方を向き。]
……もう…神父様も…兄さまも…いない、なら。
俺しか、いないから。
できるのは……俺だけ、だから。
[ジャケットの内側から、しゃらり、それとなくネックレスを取り出してジャンに見せる。
ネックレスの先には、赤石の十字架。]
ヴァレリアの行動?
僕が最後に見たのは、路地裏のスクラップ置き場だったな。
携帯端末を見て、ダンテがそこで死んだってわかってさ。
二人でそこに向かってね。
ダンテのとそっくりの眼鏡拾ってから、別れたよ。
そこから先は、知らない。
……そう、大事に…思ってた。
自分で、んなコト言うのも、なんだかアレだけど。
[リュミの言葉に、頷く。]
だから神父様は……せめて俺だけは、って思ってたんだと、思う。
俺のコトは……あんまし、気付かれて、なかったから。
…なめられてる、っていうのかな。
うん、だからあたしはデジタルよりアナログが好きだたよ。
機械よりもそっちの方が温かいもん。
[父親がそうだったから、嫌いだったのもあるが。]
やっぱり、『Masquerade』って優しいね、案外。
ざーんねんながら、違うんだけどなぁ。
僕がケビンを残したのは、徹底的にいたぶって遊ぶ為っ♪
悲劇の主人公って素敵じゃない?あはは。
そうだねぇ。
僕も、デジタルの時計よりはアナログの方が好きだな。
知ってる?ぜんまい巻きの懐中時計や目覚まし時計があるんだよ。
あれはいいよ。毎日螺子巻くのが楽しいんだ。
公安 リュミエールは、“烏” ケビン を投票先に選びました。
公安 リュミエールは、ギーク ジャンクス を能力(襲う/憑依)の対象に選びました。
あたし、いつ感染したんだろー??
[ネコをじーっと見ながら。]
あれかな、怪我を治してもらったときかなぁ??
それとも、森で会ったときかなぁ??
へへへ…意外といっぱいあったね、感染したかもって時。
[メノミリアの頭をなでなで]
ふふ、いいこと言うわね
でも平気で仲間食べたり斬り捨てたりするけど。
それは…人間も同じか。
あたしたちは人間を食べてから
意思を持って動くようになったんだものね。
神父さん、優しそうだったからねぇ。
そう考えていても、おかしくないと思う。
[一度だけ、頷いて]
喰われた後も意識が残っているなら……きっと触らないように気をつけるだろうね。神父さんは。
………………。
[一昨日、自分の感染の可能性も考慮して自ら、調べて欲しいと申し出てきたケビンと、今の、自分の感染の可能性を必死になって打ち消そうとするかのような態度が一致しない]
……ケビンくん……。
[尋問官である証のネックレスを見せる様子をただ見つめている]
あっははー♪
だーってさ。人間の書く戯曲って圧倒的に悲劇が多いよ?
それはさ、きっと人間が悲劇を好むからだと思うんだ。
めでたしめでたしで終わるお話よりもね。
スクラップ置き場……ああ、現場はそのままにしといたから、あの男の眼鏡がそこに落ちてて不思議じゃねえな。
ふうん、じゃ、リュミエールさんも容疑者Aって所か。
ちょうどこの辺りか、最近ヴァレリアから煙草もらった俺も、容疑者に入るんだろうな。
[指を顎に沿わせるようにして、考えている]
ケビン先輩かわいそう…。
[できればこれ以上傷ついてほしくはないけど。
何もすることはできない。]
うにゅ?ぜんまい??お米の種類??
でも、そんな素敵な時計もあるんだねーっ!!
あたしは…時計はよく壊しちゃうんだけど。
[家に残してきた墓標を思うと少し切なくなる。]
何だ、それ?
[ケビンが見せた十字架を呆気に取られて見る]
『ミカたんでーびーによると、あれは自殺志願者の証なのです、マスター』
……っ!
[その重さに言葉を失う。額を冷たい汗が伝った]
ベアトリーチェ。
僕の名前、間違えないで欲しいなあ。バルトアンデルスだよ。
あと、リュミエール。
僕に喰われた事を不運だと思ってくれ。
僕はどんな姿でもこんな性格なんだからさ。
アナログ、ねぇ。
突き詰めて突き詰めて突き詰めれば、全てはデジタルさ。
【ある】か【ない】か、それだけだ。
無数に枝別れした膨大なデジタルの条件分岐、それの誤差をアナログって言うんだ。
人の意識だって、神経細胞の配列と、回路のONOFFなんだぜ。
[頭をなでられている。]
えへへ…難しいことはよく分かんないけどーっ。
機械に頼りすぎて、心が死んじゃったのかな?
疑うことばっかり覚えて、信じることを忘れちゃったの。
あたしも…ダレも信じてなかったし…。
[父親を殺したことも、母親を殺したことも。]
人間も酷いよね。
でも、人間は素敵なんだよっ!!
そうだね。
僕も容疑者の一人だよ。
[木にもたれかかりながら、ジャンクスを見て]
ヴァレリアから、煙草を……?
それはまた、意外な接点だね。
間違えられるくらいなら、バルトと短く呼んでもいい。
[ぷいっとそっぽを向きながら]
で、猫様の言う事もなんか一理ありそな気はしてきたね。
ふむ。
人間の意識云々の話は、全面的に賛成だね。
……先輩…。
先輩は俺んコト……疑ってるっすよね。
……前に話した…神父様のコト…“バディ”だってコト。
だから……神父様と近かった……俺が……怪しいんじゃないかって。
……何かあったら、神父様を頼ってって。
そう言って、打ち明けて…。
でも…もう神父様は……いないから。
[じゃらん。
ネックレスは表に出てくる。]
…………感染体を、“駆除”できんのは、もう俺しかいない。
昨日も…ミリア…を……。
……権限任されて……。
[言葉を詰まらせる。]
そんな難しいこと良く分かんない。
[ネコをもふろうとして手を伸ばす。
記憶だけの自身にそれができたかどうかは分からないけれど。]
ようは、皆、情報でできてるってこと??
オオカミさん、頭いいんだねー。
公安 リュミエールは、ギーク ジャンクス を投票先に選びました。
[自分も容疑者に入るというジャンクスの言葉にレポートを提示しつつ口を挟む]
…ジャンクスさんは感染者ではありません…。
これが、その証拠です。
わたしが調べました。
公安 リュミエールは、研究者の娘 アリシア を能力(襲う/憑依)の対象に選びました。
身体を勝手に借りたからね。
それくらいは引き受けようじゃないか。
僕も大概むかっ腹立ってるからちょうどいい。
[にんまりと、チェシャ猫の笑み。]
/*
PCとしては、残っている全員が『Masquerade』という可能性だっておおいにあると思うんだけどね。
ミリアが生きていたら、全員怪しい、みんなシネッ!!ってのもできたかもしれない。
あれ、あたし村側の人間のハズなのになぁ。。
今回、あたしは守護者、守護者。
ま、ヴァレリアとは覗き屋仲間ってことでな。
[懐から煙草の箱を取り出して、中にもう一本しかないことを確認すると、そのまま懐へとしまう]
自殺志願者か。感染体に寄生される率は一般人に比べて格段に高えって聞くが……お前は違うよな、ケビン?
[確信よりは、願望が多く交じった問い]
……検査の直後に、さくっと感染させることも可能なんだけどな?
その場合は、引っ掛からないし。
もしかして知らないのかな、アリシアは。
でも僕からは言えないんだよなぁ、ううん。
……だから俺は…。
せめて自分自身……信じなきゃって。
信じられなくなったら……「大事な人のための命」、無駄にしちまう…気がしたから。
…だから俺だけは、感染してないって。
そして……生きなきゃって……。
……先輩。
先輩が俺んコト、変だと思うなら…それは間違ってないんです。
[もう、死に急ぐことはしないから、と告げて。]
……ん、そのままの意味だが?
スクラップ置き場にゃ銀髪の男と、小さな女の子がいただろ?
ああ、ちょっとだけ実験に協力してもらったがな。
[リュミエールの視線に、それがどうかしたのかと不思議そうな顔]
リュミエールさん、落ち着いて下さい。
ジャンクスさんにも理由があると思うから…。
[ケビンを見つめ悲しげに頷く]
疑っているよ。
今日のケビンくん、いつもと違いすぎる。
それが、クリストファーさんを失った動揺から来るものか、それとも…なのか、正直わからない。
……ごめんなさい。
そういう事。
俺達はお前らの神経回路を複製転写して増える。
つまり、そこにいるお前らは、俺達の取ったコピーなのさ。
本当のお前らはもう遺体も処分されてるだろうしな。
語るに落ちたね、ジャンクス。
僕が来た時は、すでに現場は片付けられてた。
いなかったんだよ。その二人はね。
[視線を一層鋭くして]
実験っていうのは、何かな?
聞かせて欲しいんだけど。
はあ?俺が現場にいたときには、まだ二人ともいたぜ?
あんたが到着したのが遅かったと。それだけのことだろ。
[口の端をつり上げて]
……知りたいか?
実験ってのはな、Masqueradeを見分ける薬だ。
うーん、クローンみたいな感じ??
あたしはあたしだけど、オリジナルじゃないってこと??
[うむむ、と必死にない智恵を搾る。]
そういえば、あたしの身体どうなったんだろうね。
役所の人に処分されちゃったのかな??
あたし、目を付けられてたから死んで喜ばれてるんだろうなぁ…。
[しゅんと落ち込んだ。]
あ、でもそうだな。
僕が表向きアリシアに協力するって言ってケビンに殺意を向けて殺した後。
アリシアを喰って、最後に残ったジャンクスを思いっきりいたぶるってのはどうだろう。
そっちの方が素敵じゃないかい、リュミエール。
[アリシアの言葉には、目を細めて]
理由か?
……そうだな、太陽が眩しかったから、かな?
[茶化すような物言いはいつもと変わらず]
ケビンくん…それって。
メノちゃんをその手に掛けたってこと…だよね。
[大きく息を吸い、苦しさに目を閉じる]
…そのことは、メノちゃんのことは、わたしは責めないよ。わたしも、メノちゃんを疑っていたのだから。ううん、今も疑っているのだから。
ケビンくん…。
頑なに無理して信じなくてもいいんだよ?
不安があったら話せばいい。疑問があったら聞けばいい。
そうやって、ひとつひとつ解決していけばいいんじゃにかな?
……アタシのこと疑ったくせに、おねーちゃん酷いや。
[ほんの少し顔が歪む。]
あたしなんかよりも、そっちのおにいちゃん信じるんだね。
やっぱり、あたしが死んで良かったんだね。
………、へへ、傷ついてほしくないって思う、あたしが馬鹿なのかなぁ……。
まあ、確かに到着は遅かったけどね……
手馴れたやり口だったらしいし、ちょっと疑ってるんだよね。
まあ、その話は一旦おいといて……見分ける薬?
初耳なんだけど。
投票を委任します。
公安 リュミエールは、研究者の娘 アリシア に投票を委任しました。
[レポートをジャンに提出するアリシアの言葉を聞き]
…ジャンは、無事?
……良かったじゃねぇか。
[小さく、安堵して呟く。ジャンには聞こえただろうか。
そんなジャンに、願望のこもったような問いを掛けられ]
……正直、自信は、ねぇ。
確かに昨日は……シロだって、言われて……それもびっくりしたけどさ。
実際…神父様が俺に触れようとしなかったからって、もしかしたら…どっかで…って思うコトもある。
[ジャンクスの口調に首を振る]
―――嘘。
ジャンクスさんは、一番、無為にひとを殺したり殺されたりするのが嫌いなのでしょう?
そんな現実を変えたいって思っているのでしょう?
そう、昨日話してくれたじゃないですか。
そうかい?俺は公安局の情報欄で、見た気がするんだがなあ。
ジャンクスって奴が、対Masqueradeの試験薬を持ってその辺をうろついてるって。
案外、出回ってねえのか。失敗したな。
[今朝流した囮情報は効果を発揮しなかったことに落胆した]
というかさぁ。
喰らった後は、出来るだけ喰らう前と同じ人格を装うに決まってるじゃないかおおげさだなぁ。
あははっ。
……楽器が一番心配だなぁ…。
あたしの身体もそうなんだけど…。
[きゅっとされると、少し笑顔になる。]
えへへ…。
そうだね、お友達だもんねっ。
[きゅっと同じ様にしてみた。]
[アリシアに向けて、口だけで笑ってみせ]
……さあねえ。そうだったか?
情報屋の言うことなんざ、信じねえ方が身のためだぜ。
何しろ、平気で嘘がつける人種だからな。
[猫もふられまくり。うがー!]
あぁ、コイツ?
ダンテ、って奴。
俺が巣くってたけど、なんか変な奴でな。
転写出来なくて保存出来なかった。
[多分、もう消えたはず、と。]
[アリシアに、疑っていると告げられれば、寂しげながらも微笑む。]
……良かった。
そうでなきゃ、先輩こそ、変だったと思いました。
動揺……いっぱい、あり過ぎて。
姐御のコト、神父様のコト、兄さまのコト、…ミリアのコト。
……いっぱいあり過ぎて、どこまで自分の考えか、分からないような気も、しますから。
昨日は、びくびくしながら言葉を繋いでたからなあ。
ああ、今日は快適で仕方がないっ!
ほんっと感謝するよー、リュミエール。
[びしっとさむずあっぷ。]
[ケビンの言葉に、怪訝そうな目。自殺志願者ってフィルターを通して、今まで通りにケビンを見られるだろうかと自問]
……そうかい?
自分が感染してるかどうかすら、わからねえってか。
そういう自信のねえ、臆病で単純な所は、変わってねえな。自分のことくれえ信じてみな。でなきゃ、そこから先は始まんねえよ。
……え?
[Masqueradeを見分ける薬。その実験。
ジャンがそう言ったのを聞いて、驚く。]
…じゃあ、ジャン、も?
先輩と…同じふうに……“やつら”と…?
ダンテも癖がある人間だったし、ヴァレリアもそう。
ソーニャだったかな?ジャヌスに似たあの子も癖のある人間だった。
十分類は友を呼ぶ、だと思うけどね。
ケビンくん……。
ずっと、わたしはケビンくんには危険とは遠いところに居て欲しいと思ってた。
尋問官だって打ち明けられたとき、どんなに辛かったか分かる?
こういう状況になってしまうことが予想出来たからだよ。苦しむ姿が見えたからだよ…。
ううん。
ちょっと状況を整理しようかな。
[木にもたれかかったままで、足踏みをしながら]
アリシアはジャンクスを調べて、感染してなかったことを確認したんだよね。それは昨日の話?今日の話?
あと、ジャンクスは今まで誰を調べてどうだったのか教えて欲しいんだけど。
あくまで試験薬なんだよね?それってさ。
[ぼんやり思い出す。
薬の話をしたのはダレだったかな、と。
あの話をして何故疑われなかったのかな、と。]
…………あたしなんか、疑いやすいのにね。
なんか、いっぱい頑張れみたいなこと言われた気がする。
ミカたん…何か関係あるのかな。
女の人をあんまり疑わないよね。
[感覚だけで話している。]
[アリシアからミリアの話が出てくれば、少し目を伏せながらも]
……責めない…ですか?
……そっか…先輩も……疑ってた…から…。
頑なに無理してって…そうなんかな……。
無理しすぎって…神父様にも言われちまってますから…。
…不安なコト…口に出さなきゃ。
信じてるってコトに…ならないですもんね。…すいません。
[苦笑いを浮かべて。]
[足踏みしているのを不思議そうに見つつ]
リュミエールさん。
今日の話です。だから、今現在はジャンクスさんは感染者ではありません。確実です。
あれか!
「先生はお前等を疑っている訳じゃない。
怒らないから、正直に言いなさい。」
「はーい、僕です。」
「貴様かっ!!」
って奴か。
おい……臆病で単純って。
[ジャンにぶぅたれる。]
…感染してねぇか……どうか……。
分かんねぇ……のは……。
[一番の不安だったこと。
それは、昨日神父が手にブラスターを握らせてくれたこと。
…あの時に、手と手が直に触れていたか、思い出せない。
けれどジャンの言葉に…ちょっとした反発心もあって…押されて、なんとか思い出そうとしてみる。]
だからそうは言い切れないんだってば
アリシア・・・
あぁ、耳元で囁いて教えてあげたいわ。
そうしたらあの子、混乱しちゃうわね、きっと。
そっか。
じゃあ、僕はジャンクスを信じてもいいのかな?
アリシアのことは信じてるし。
[足踏みを不思議そうに見られていることに気付き、苦笑い。]
あ、ごめん。
迷惑な癖だったら、やめるよ。
あん?
……おいおい、ケビン。俺と一緒にしたらアリシアさんが可哀想だろ。
[状況を整理したがるリュミエールに向き直り]
ああ、試験薬だぜ。まだまだ改良の余地は残されてるさ。本当なら金を取るんだが、貸しってことで無料で教えてやるよ。投薬したのは、さっき言ったスクラップ置き場での銀髪の男とそこにいた少女、ただし二人とも死後。どっちもMasqueradeじゃなかった。神父さんに投薬して、Masqueradeの反応が出た。そいつが昨日の話だ。
……あんたも協力してくれるのかな?
[予備の注射器をポケットから取り出す]
ダンテは……Masqueradeだったんだよね?結果的には。
ということはジャンクスの薬は不完全、ということかな。
ああ、そういえば死後Masqueradeは消滅してしまうもんね、身体から。
だから僕らは最初『保護』しようとしていたし。
ん?まてよ、検視官が存在するということは痕跡は残るのか。
いたのは分かるが、Masquerade自身はない。ぐらいなのかな?
でないよ、ねぇ?
死体なんか調べたって、意味ないよねぇ?
何のために頭を打ち抜いて殺してるんだか。
あたしたちちょっとでも残ってたら、しぶといのに。
[それがこの猫だーっ!ともふもふした]
[ジャンクスが取り出した予備の注射器を見ながら、疑問を口にする。]
試験薬の使用条件、一定しないのが気になるんだけど。
死後と生前、二種類に分かれてるじゃないか。
そんなのできちんとした結果が出るのかな?
まあいいや。
痛くないなら協力するのもやぶさかじゃないよ?
[ケビンとアリシアの会話から、メノミリアの事が伝わり、唇を噛んで拳を握りしめ天を仰ぐ。月は見えないだろうが]
ウサギと餅つきか。月にゃ……楽園には、行けたのか?
『笑ってるなのです?演奏してるなのです?メノミリア?』
[数瞬だけ感傷に浸り、現実へと意識を戻した]
うーん、あたしの死体ってどうなってるのかなぁ??
[うむむと考える。]
腐るわけじゃないんだよね、頭を潰されたら。
だから、『Masquerade』に感染していたか見分けるための『けんしかん』って人がいるんだよね。
あのおじさんが『Masquerade』ってこと??
でも、生きている間にも投薬したって??
むー、よく分かんないねー。
[考えることを放棄した。]
[記憶を探る中、危険とは遠い所にいてほしかった、という言葉に。]
……先輩の気持ちは…辛いって…分かってた…から…。
先輩自身…危険なトコに…ずっとずっといたって知ってたから。
でも…打ち明けなきゃって…思ってた。先輩の大変な秘密、俺だけ知っててってのは…ずるかったから。
……苦しんでなんて、ないですから…。
[神父サマの姿の意識と、バルトを見比べて]
・・・あなたたち、本当に別人?
もうなんか、同じ人にしか見えなくなってきたわ
[けらけら]
にゃはは、月はどうなんだろ…。
見たことのあるような、海には行けたよ。
[足元の砂を波がさらっていく。]
うさぎさんはいないけど、オオカミさんはいたよ。
友達もできたもん。
演奏はしてないかなぁ……。
[聞こえた言葉にぼんやり返事する。]
いや、そこが微妙なところでさ。
俺はマスカレイドだけど、【ダンテ】はマスカレイドじゃないんだよな。
発病してないから。
調べても多分、試薬には反応しない。
[リュミエールの申し出に]
まあ、死後の場合は死にたて限定だがな。鮮度が落ちると効果も鈍る。言っただろ?改良の余地がまだまだあるって。
痛くねえとは言えねえが、ちょっとちくっとする程度だ。しかし、簡単に協力してくれるんだな。怪しいとは思わねえのかい?
[どこかで誰かにしたことのある問いを向ける]
そうかもね?バルトと僕は元は一つだったりして。
Masqueradeも面白いもんだね、ここまでそっくりだとは思わなかったさ。
[自分を信じてるというリュミエールには悲しげな目を向ける]
……わたしは、リュミエールさんにも、感染の可能性があると思っています。
昨日、クリストファーさんとご一緒だったみたいだから。
だから、そんなわたしを、簡単に信じないで下さい。
……辛いです……。
[最後の言葉は小さく呟く]
…だって、んな話、聞いたら。
[一緒にしたらアリシアが可哀想、というジャンに、ちょっと戸惑った。
と、ミリアが楽園に行けたか、という疑問に]
……笑ってた、あいつ。
殺してくれって…疲れてって…物騒なコト言ってるくせに。
ずっと、ポワンくん持ってて、一緒に持ってけるかな…とか。
…だったみたい、じゃなくて。
リュミ兄ちゃんは…昨日、神父様と飲んでたんです。
そこに…俺も来て……。
[クリスから借りたブラスターの記憶。]
……つけてた。手袋。
……だから…触れて…ない。
『何かアリシアへの態度が変なのです、マスター』
……俺との関わりがあるってわかったら、アリシアさんに迷惑がかかるだろが。
『……不器用なのです』
何か言ったか?
『何でもないなのです、マスター』
ははぁ、それで手袋してたのかあの子。
いやだなぁ、そんなの・・・
効果あるわけないじゃない・・・
わざと生かされているんだもの。
そうだね。
アリシアから見て、僕が感染してるかもって疑うのはわかるよ。
でも、それとアリシアを信じることとは別。
前に会った時と、変わった様子はないから。
だから信じてるのさ。きちんとした根拠はあるよ。
バルトを見ていると僕のほうがニセモノの"リュミエール"なのではないかと思えてきたよ……。
あれ?じゃあ僕は何だろうね?
[すこし思案してみる。]
ケビンくんから見て、その時のリュミエールさんとクリストファーさんが接触してしまったような可能性考えられるかな?例えばの話でもいいから……。
じゃあ、ケビンくんの記憶では昨日は確実に接触していないんだね?
一昨日はどうかな?
……あれ、こんな奴だったか?
[首を傾げる。目の前のリュミエールに対する疑惑が増した]
構わねえようだし、それじゃ検査させてもらおうかな。ちょっとちくっとするぜ。
[白い手袋をして、注射器をリュミエールの腕へと近づける]
まともな会話は教会での一会話。
バルト、それでいいと思うよ。というか僕とシンクロしすぎてるんだけどなあ、君。
こんな奴だったかもなにも。
僕とジャンクスの付き合いは深くないはずなんだけどね。
ま、いいか。どうぞ?
[動く気配はない。]
だよな。
ダンテとかヴァレリーあたりならリュミの態度がおかしいとか思えるけど、ジャンにゃわからんだろ、うん。
接触した可能性…。
[アリシアからの問いかけに、考えてみる。]
昨日は…俺は神父様が誰かに触れてんの…見てない。
…あり得るのは……俺がバーに、来る前に。
あるいは……俺が…出てった後。それからは、会ってないから。
一昨日は…神父様とは。
…ああ、一昨日だった、神父様…リーン姉さんに接触したって言ってたのは。
俺も…姉さんに触れたから…もう神父様の手…取れないって…。
……触れて、ない。
うんうん、でもダンテとヴァレリアでもわからないかも。
僕自身が僕とバルトの違いがわからない、見つけられない。
まあ、確かに深くはねえな。
[深い付き合いを想像して軽く身震いをする]
……ただちょっと、前に会った時よりも冷たい感じがしただけさ。
[瞳に微かに寂しそうな色を浮かべる。リュミエールが動かないままなら、腕に注射器をあて、投薬するか]
へへー、皆が疑わしいよねー。
些細なことですら、怪しいって思えちゃう。
おにいちゃんは、どうしてアリシアねーちゃんを無条件に信じられるのかなぁ??
あたしが、嘘ついたとか思わないのかなぁ…?
アリシアのおねーちゃんが『Masquerade』に感染されそうになったって、嘘かもなのに。
[なんだか、ちんぷんかんぷん。]
うむー、やっぱり考えると難しいよぉー。
/*
でも思い出せないとか、思い違いとかあった方が、自然な気はするんですよね…(汗
記憶はテープレコーダみたいに正確じゃない…と思うから。
そういえばあたしたちがやってたみたいに
違う誰かの目で見る機会がジャンクスにあったなら
ずっと観察してて違う、っていえるのかもね
……そっか。
[接触していないと語るケビンにほっとする反面、その弱々しい口調が気になった]
リュミエールさんはどうなのですか?
絶対接触してないって自信ありますか?
そうかな。
元からこんなだったと思うけどね。
[にやりと不敵に笑う]
自信なら、あるよ。
カフェで会った時もあるけど、触れられるような距離じゃないし。
教会でも直接は接触してない。
昨日も、そんなに近付いてなかったからね。
だから接触してないって言える。
[アリシアからの問いに、はっきりと答えを返した。]
そこまでの差異に気付けるなら、たいしたもんだと褒めてやる事にするよ。
でも、そこまではっきりとわかるとも思えないんだよね。
今いる面々じゃ。
そっくりだよね…あたし、絶対に分からない気がするーっ…。
そういえば、べあとりーちぇちゃんがあたしのフリをしてたのはバレバレだったのかなぁ??
へっへへ、似てなかったよねーっ!!
[悪気は全くないのだが、けらけら笑っている。]
[話を聞いて、アリシアがほっとしたらしいのを見ても、どこか気になっているように、思えた。]
……ジャンが変なコト言ってなかったら、
多分、思い出すコトも、できなかったと思います。
…臆病、とか。
[ジャンに複雑そうな目を向ける。]
[頭をなでなで。]
えへへ、大丈夫だよー。
多分、あたしじゃないってバレてないからっ。
…それは、それで寂しいかもしれないけど……。
[さらに撫でてみる。]
気障なおじさーんっ。
おばさんの時の雰囲気全然ないよねー。
[リュミエールの姿をしているものに笑う。]
そうだったかね。
[不敵に笑うリュミエールを見た後、予備の注射器を手にしたまま]
……他人のせいにするのはカッコ悪いぜ、ケビン。
なあ、ケビンも協力してくれっか?あ、無理にとは言わねえぜ。嫌なら断ってくれていい。注射が怖えとか、びびってるとかよ。
『お子様なのです、ケビン』
そうだったかね。
[不敵に笑うリュミエールを見た後、複雑な視線を向けるケビンに、予備の注射器を手にしたまま]
なあ、ケビンも協力してくれっか?あ、無理にとは言わねえぜ。嫌なら断ってくれていい。注射が怖えとか、びびってるとかよ。
『お子様なのです、ケビン』
………?
[ジャンクスに対して不適に笑う様子が自分の知っている少しドジな?リュミエールとの違和感を生じさせる]
(―確かに今日のリュミエールさんは、なんだか冷たい気がする―)
はっきり覚えているのですね、リュミエールさん。
[ジャンの注射器の針を見る。痛そうで、ちょっとどきっとする。]
……ちゅ、注射…。
[なぜか、怖かった。怖かったけれど。
ジャンとミカたん、両方から挑発されて]
…う、受けて、やる…から。
[ふん、と鼻を鳴らして、腕をまくる。
針が近づけられるなら、その針から目を背けて。]
うん、はっきり覚えてるけど。
そんなに変、かな?
[困ったような苦笑いを、アリシアに見せる。]
メモに色々書く癖があると、きちんと記憶は整理出来るものだよ。
[ケビンの言葉を聞きとめて]
うん、おっさんと分類される瀬戸際だね。
でも前にも言ったと思うけど……うっかり手が滑っちゃうかも?
[懐に空いた手を滑らせてみる。]
ケビンくん。
ケビンくんには冷静になってもらって、自分の考えをケビンくんの視点で教えて欲しい。
今、現在、ケビンくんは感染者についてどう思っているの?
それが見えなきゃ、わたしには判断できないよ?
おじさんは絶対に『えんそうきょか』のはんこくれなかったもんっ。
意地悪、って感じ??
ドジとは思わなかったけど、あたしが知らないだけなのかなー??
リーンは会って少ししかしていないのに僕をとても理解しているような気がするよ。
ジャンクス追っかける時にこけるのだってちょっとした演出じゃないか。ねぇ?
……あ、あ、あはは…何でもないっすよ…お兄様お兄様お兄様っ。
[腕をまくったまま、注射でどきどきして動けないので、リュミが懐から何か出したとしてもすぐには応戦できない。]
[注射が終われば、リュミエールにはデータ取得用のバンドを取り付け。ケビンには今までの射出型注射器でなく、あえて注射針をつけた注射器を使う。ケビンの腕へと針を埋め、薬液を注入していく]
そっか。メノミリアは笑ってたか。
[ケビンの言葉を思い出すようにして、微かに頬を緩めて]
……この街にゃ、居場所が見つからなかったみてえだけど。今度行く場所では、見つかるといいな。
[リュミエールの記憶力の話に耳を傾けている]
おおおおっ!
もう、やっぱ中身入れ替わってないでしょ、それ
実はずっとその身体だったでしょーっ!
[思わず天を仰いだ]
…冷静……うん。
[ひい、ふう、と、気持ちを落ち着ける癖。]
……感染者については。
ジャンは、先輩が感染してないって言った。だからジャンは違う。
先輩が感染してたら、ジャンが感染してない、なんて言わない気がする。俺のコトも、無事だって言わなかったと思う。だから先輩も、違う。
だから、感染してるのは。
[さっきリュミが、神父の死について語っている時に感じた、妙な静けさ。それが、引っ掛かってて]
リュミ兄ちゃんしか、いないと思う。
[なんとかてきぱきと言えるように、冷静になろうと努めて。]
答え、という意味では持っているのはバルトよね。
一応、見えているんだから。
だからそこが逆に疑惑につながるのかな。
[注射されるであろう腕からは目をそらしているので、注射器の変化については気付かない。針がちくり。]
…不思議な、くらい、笑ってた。
俺に、演奏の客になれ、ってまで。
……綺麗、だった。
[居場所、と聞けば、黙って目を伏せる。
針の痛みのせいもあったが。]
……そうか。
それがあいつが残した、生きていた証か。その演奏、ずっと忘れるなよ。
[二人の注射を終えると、データを取得。ミカたんに分析させて様子を見ている]
『ただいま分析中なのです。しばらくごゆるりとご歓談くださいなのです』
[話される言葉に耳を*傾けている*]
[ケビンの返答に笑顔を見せる]
うん…それはケビンくんがちゃんと考えた答えだね。
わたしはケビンくんを信じてもいいのかな?
リュミエールさんが感染していると思える要素、ケビンくんなりでいいから話してくれる?
[リュミの手に握られているものを見た。
…飴玉だった。お腹が鳴る。
そうするうちに、注射が終わったらしい。一息つく。]
…生きていた証。そうだと、思う。
あいつ、最期まで音楽、好きだったから。
…忘れられねぇよ。
感染者について……か。
アリシアから話を聞くまでは、ジャンクスを疑ってたんだよね。
でも、アリシアはジャンクスを感染者じゃないって言った。
僕はアリシアに嘘をつく理由はないと思ったし。
接した感じでも、アリシアにおかしなところはなかった。
だから消去法的に、ケビンが感染者だということになってしまうんだけど。
[ケビンの注射が終わったのを見て、黄色い包み紙の飴を投げ渡す。]
はちみつレモン味。おいしいからどうぞ?
[アリシアからリュミを疑う要素がないか聞かれれば]
…まず、昨日、神父様と一緒にいたこと。
それから、今日、神父様のコト、聞きたい聞きたくないって、聞かれて。
聞きたいって、言ったら、感染してた、兄ちゃんも見てたから、って。
それが変に、落ち着いてて、変だって思った。
それに…昨日のコト、よく覚えてるのが。
不自然だと、思ったから。
/なか/
あれれ?
何かガチ村の説得論戦っぽいよ?
思考放棄……ってすると、またアリシアさんに嫌われるんだな(涙
シリアスな雰囲気だし、ミカたん自重しよう。
アリシアはあたしに手をべったり握られてるし
ケビンなんて二人からグリグリされてる。
ジャンクスだって、煙草、受け取ってるしね。
メノちゃん……。
居場所がなかったなんて、わたしは…。
わたしなんかを守らなければ、今もきっと元気でここに居られたかもしれない……。
きっと、全部わたしのせい。
……ごめんなさい……。
最後の演奏も聞いてあげられなくて、抱きしめてあげられなくて……。
[溢れてくる涙を止めることが出来なかった]
そのメノちゃんがいなくなったってことは
アリシアだって襲撃をされてる可能性が
十二分にあるってことだよねー。
いままでワクチンがワクチンがって
安心してたみたいだけど。
消去法、ってもなあ……ここにMasqueradeがいるって保証はどこにもねえんだが。
[リュミエールの話を聞きながらつぶやく]
アリシアさん……そんな風に思う方が、メノミリアが悲しむと思うぜ。あいつはアリシアさんを守りたかったんだ。だったら、あいつの選んだ道が正しかったって……そう思わせられるように、な。
それ、僕から反論してもいいかな。
[ケビンの口から語られる言葉に、思わず苦笑い。]
昨日は、偶然神父さんと出会ったんだよ。待ち合わせなんてしてなかった。
それに僕は、役所の人間だよ。命令でこの場所の処理を担当しただけ。
神父さんの遺体を発見したのは偶然みたいなものだね。
ケビンに神父さんのことを聞きたいかって言ったのは、ケビンの様子を見て神父さんを探してるのかなと思ったから。
神父さんの遺体を見た直後は、僕も驚いたよ。
でもあの時は、片付けてから随分経ってたし。
それから、昨日のことを覚えてるのはそんなにおかしいかな?
お酒は飲んでいたけど、潰れるほどじゃなかったよ。
ただ……アリシアに関して言うなら。
ワクチンを持っていたメノミリアが感染した時点で、いつ感染していてもおかしくない状態だったとは思う。
今の様子を見る感じでは、感染してないとは思うんだけど。
アリシアやジャンクスみたいに、確かめる為の手段がないからね。
確証とまでは言えないかな。
…ごめんなさい…っていわれてもなー
あたしもミリアだったからわかるけど
信用されてないんじゃないかって、どっかで思ってたんだよね。
口先だけで信用してるだとか言われてる感じ。
まぁ、これは攻撃には使えないけどさ。
…偽善ぽい。
少なくとも、神父さんが遺体になっている以上……街の中にMasqueradeがいるのは確かだよね。
そして、今までの行動パターンから類推して全くの他人を襲うとはあまり思えない。
それを起点とした考えなんだけどね?
[やれやれ、と言いたげにため息をつく。]
さっきはメノミリアが感染してるって仮説を立てて話をしたけど。
……メノミリアが感染してる可能性、高いって思ってたんだよね。
昨日、ケビンからメノミリアがワクチンを持ってたって話を聞いた時から。
なるほどな。
ただ神父さんの交友関係ってのを考えれば他にも選択肢はありそうだぜ……例えば考えたくねえが、教会の子供たちとか。
[教会のある方向を見やった後、静かに話を聞く]
[リュミの反論に、勇気を出そうと努めながら答える。]
偶然、偶然って。
グウゼンだったら、全然怪しくないって、言うんすか?
グウゼン、襲えそうな人間がいるから、襲ったっていうのも、あるんじゃないっすか。
俺が神父様を探してるから、聞きたいかなってのは、分かります。
でも、俺が神父様を探してるって分かるのは、俺があの人をどう思ってたか、知ってるからでしょう?
どうでもよければ、探さない。
だけど、兄ちゃんが俺にそのコト話した時、
「どうでもいいわけない」人に話すような、躊躇いが、なかったように、感じたから。
覚えてること自体は、これも、おかしくないっす。
だけど、あまりにも、自信がありすぎて。
少しくらい、迷いがあるんじゃないっすか、普通?
さっき、少し話をしたけど。
今回のMasquerade、行動に規則性があると思うんだよね。
赤の他人は襲ってない。それから、少し気になってるんだけど。
ヴァレリアの次は、神父さんが遺体で発見された。
どちらもケビンと親しい人だよね。
だから次は、またケビンと親しい人を襲うか。
ケビン本人を襲うかじゃないかな……って、考えたんだよ。
……ジャンクスさん……ごめんなさい……。
はい…ここで、止まることなんて出来ない…。
[目を潤ませつつもケビンとリュミエールの言葉には耳を傾ける。淡々と語るリュミエールに彼の中の感情が見えないと感じた]
ケビンと親しい人、か。
メノミリアがMasqueradeに感染してたなら、彼女もだな。
[リュミエールの言葉に、考え込む]
全くの他人は、襲わない。
…Blue Moonで一緒に飲んだ人間は、他人じゃないっ。
って、おっちゃんが口癖にしてた。
だから兄ちゃんも、俺も、ジャンも先輩も…っていうか、街の人間、半分は一緒。キテンとしてはアバウトだと思うけど。
[子どもっぽく。
ミリアのワクチンの話をケビンがした、という話には、だから?と言いたげな目。]
……ああ、やっぱりそう考えると。
ケビンが怪しくなるのかな。
また、Masqueradeがケビンと親しい人を襲った可能性……もある、けど。
[不意に言葉を止めて、考え込む。
表情には困惑の色が見える。]
だとすると、アリシアかケビンのどちらかになるのかな……?
ジャンクスとケビンが親しいかどうかはわかんないけど。
薬液だが、今回のデータを元にした改良も必要だし、正直わからんな。精製量を考えると、ここに回ってくるかどうかも不明だ。
[ミカたんが首から『Sold Out』の看板を下げている]
……Blue Moonに来た客が怪しい、か。
リュミエールさん…そんなに推察出来る方だったんですか……?
以前喫茶店でお話して、わたし自身のことを隠してヒントを出したとき、全然明後日の方向に思考が飛んじゃってて、
『二流な学校の出の僕にはさっぱり』って言ってたのに……。
あの時は何か言いたくなさそうだったし、わざと話を違う方向に投げてたんだけど。
言いたくなさそうなのにわざわざ話させるのも、ひどいかなと思って。
謝ることじゃねえ。泣きたい時にはいっぱい泣くといいさ。ただし、自分のせいとか考えないでな。んで、彼女の死を無駄にしないこった。
[少しだけ遠い目をした後、リュミエールの言葉に]
俺とケビン?俺からは、親しい間柄だと思ってるがな。
[意地悪な笑みを浮かべてケビンをちらりと見る]
ジャンと俺が親しいかどうか?
[んなわけねぇ、と言おうと思ったが、先の自分の論理を思い出して]
…だ、ダチで、犬で、宿敵だっ!
[不本意ながら。]
リュミエールさん……。
それはつまり、わたしが感染者である可能性もあると思われているのですね?
推理としては妥当な考えではありますので、否定はしませんが。
/*
気付けば夜更かし組ばかり。
あたしもそろそろ限界ですよ、バルト…
でも気になるからがんばる。
眠くて変なこと言わないようにしなくちゃ。
*/
そうだね。
アリシアが感染者である可能性も、少しは見ておかなきゃいけないのかもしれないと思い始めた。
[次に、ジャンクスを見て]
ケビンの答えを聞いて、ジャンクスもやっぱり怪しいのか……?
なんて思ったりもしてるけどね。
ああ、だめだ。やっぱり混乱してるのかな、僕。
/なか/
リュミエールのことをあまり知らない立場だからなあ。
俺はケビンやアリシアと違って、リュミへの判断基準に乏しくて困るな。
わざと?!
どうして、そんなことを?
リュミエールさんから話がしたいって呼びだして、情報が欲しいって言われてたのですよ?
敢えて外す理由は何ですか?
[ジャンの意地悪な笑みに、たじたじと]
…あ、ああ、親しい、さっ。
親しいっても、ハードボイルドな意味で、だけどなっ。
[自分が犬扱いされてるみたいに首を傾げられ、頬を真っ赤に。]
そうか?
全然混乱してるようには見えねえぜ。
[リュミエールの顔をじっと見つめている]
まあ、俺は「リュミエール」のことをあまり知らねえからな。
バルトはとても僕なんだけど。
それが疑わしく見えるということは、他の人にとっちゃあ僕が信じるに値しない人だということさ。
ま、しょうがないよね?残った人たちとの関係は、僕は浅いもの。
……だから。
ジャンはハードボイルドだから。
先輩は先輩だから。
………リュミ兄ちゃんは、おっさんで、髪サラサラで、でも、…きっと兄ちゃんじゃないから。
[かちゃり。
ブラスターに手を掛ける。
少年の心は決まったようだ。]
いえ、そうではなくて…。
せっかく呼び出した意味がないんじゃないかと。
わたしのために演技をしてくれたのですね?
[それはなんだかとても寂しいことだった]
混乱してるように見えなくても、してるんだよ!
ああ、もう!
どこから考え直せばいいのか、わからなくなってきたじゃないかっ!?
[八つ当たり気味に、ジャンクスをにらみ付けた。]
僕は神出鬼没なのさ。
[驚いたようなリーンを見てそう言う]
こういうときは悲しめばいいかな?ダンテが死んでしまった時のように。同僚が重傷を負った時のように。
アリシアと?
数度会っただけの仲。
それは信じるに値しないものだったということさ。
バルトもめんどくさかったら「疑うのも勝手にどうぞ?」といって去ればよかったのに。
変に僕らしくしようとしすぎたんだ、バルトは。
[リュミエールの視線に、薄く笑う]
……そうか、悪いな。冷静になんな。
Masqueradeがケビンと親しい人に感染するとして、その理由って何だろうな。
[ケビンがブラスターに手をかけるのを見て、寂しそうに]
Masqueradeの感染体と人間ってのは、共存できねえのかねえ……
[今はまだ、と付け加える]
…できねぇよ。
できねぇから、こうやって、『異端審問官』があるって、父さまから教わった。
……ジャン。案外てめぇ、優しい、んだな。
[先日、ジャンがアリシアに語っていた夢のような話を少年は知らない。]
まあ、いいや。
疑うのも勝手にどうぞ?
[ケビンがブラスターを構えているにもかかわらず、すたすたと広場から*去っていった。*]
なあ、もしあんたがリュミエールじゃなくて。いろんな人の記憶を食ったMasqueradeで。それでも、元の自分たちや、リュミエールに戻りたい気持ちがあるなら。どこかにそんな気持ちが残ってるなら。この先、多くの人たちに同じ苦しみを味あわせたくねえと思ったら
……大人しく、投降する気はねえか?
俺たちが、いつかきっと治してやるから、それを信じてみることは、できねえか?
公安 リュミエールは、“烏” ケビン を投票先に選びました。
僕もこんなにまで僕を理解してくれる人に会うのは初めてかもしれない。
嬉しいものさ。死ぬのも惜しくないほどにね。
[笑い返す。]
だって僕には、バルトアンデルスという個体名があるからね。
Masqueradeと一括りにされたくないのさ。
[ジャンクスに投げなかった、答えの続き。]
公安 リュミエールが「時間を進める」を選択しました
ん、じゃあリュミエールの意志に任せるね。
そして僕はもう寝る。寝るったら寝るっ。
[ぶつんと意識が*切れた。*]
ケビンくん……。
[ジャンクスの言葉を否定するケビンを物言いたげに見つめる。そしてその後に続くジャンクスの提案を静かに見守っていた]
リュミエールさん……。
[『疑うなら勝手に』と去っていく男性の背中を追う。彼が、以前喫茶店で、そして教会で自分と話したリュミエールであって欲しくなかった。それは願望かもしれない]
研究者の娘 アリシアは、公安 リュミエール を投票先に選びました。
研究者の娘 アリシアは、“烏” ケビン を能力(占う)の対象に選びました。
……どこ行くんっすか、リュミ……。
…ミリアは…逃げなかった。
リュミ兄ちゃんは……逃げた。
………どこまで行ったって、追っかけてやるから。
[動きだそうとした時、聞こえたジャンの理想。
いつか病を治してみせるから投降しないか、と。]
…ジャン、てめぇ。
本っ当に優しいんじゃねぇか。
……俺には、んなこと、できねぇから。器用じゃねぇから。
ごめん。
[ブラスターを手に、去っていくリュミエールの背中を*追いかけ続ける。*]
[ケビンの言葉を聞いて]
そうか、父親から……な。人の数だけ正義があるか。ケビンもこれから、罪のねえ奴をMasqueradeとして殺していくんだろうな。自殺志願者と、道は交わることはねえ……のか?
……俺は優しくなんてねえよ。ただ自分勝手なだけさ。
[ミカたんは解析中。懐に手を入れるも、未だ狙いを迷っている]
それじゃぁ、あたしも
少し休ませてもらうわ。
[少し遠くを見る]
通じ合える仲間がいるあたしたちは、
幸せだったのかもしれないわ。
[そして、途切れる*意識*]
研究者の娘 アリシアが「時間を進める」を選択しました
ギーク ジャンクスが「時間を進める」を選択しました
ギーク ジャンクスは、公安 リュミエール を投票先に選びました。
[くるり、振り向き]
…親父の義がなかったら。
父さまの教えがなかったら。
普通に俺は生きていけなかったから。
……むしろこうやって生き急げて、幸せだったんかもしれねぇ。
だからただの自分勝手。
……てめぇと同じ自分勝手になりたくはねぇけどな。
[罪のない人間なんて、きっといないから、と小さく。
もう一度、その場のふたりに、ごめんと呟き、*走って行った。*]
/なか/
後の問題点としては、視点の分離かね。
キャラ視点の情報と、PL視点の情報を完全に乖離させること。
日が経つにつれて、両者が混じった気がする。無敵キャラっぽい。
/*
……今更。
リュミエールのらしくない点は、アリシアとフラグをたてに行かないところじゃないかと思う。
表面上は割と好意的に接してたんだよね。
……そうか。
前に言われたよな。お前より先に死んだら許さねぇって。
だったら、せいぜい長生きしろ。
……あと、俺に殺させるようなことになったら、許さねぇからな。
[走り去るケビンの背中を見送る]
『解析終了したなのです。前回のことがあるので、念入りにしたなのです、マスター』
そうか。ありがとな。
[簡易モニターに映し出される解析結果をしばし見つめて、目を閉じた]
そのデータをプロテクトをかけて、製薬会社に送ってくれ。
『らじゃなのです、マスター』
[背後に向けられる銃口を感じる。
あれが動けば、このバルトアンデスという海が朽ちれば、私の意識は消えるだろうか。
それとも、どこかで続いてる他の海へと流れるのだろうか。]
/*
おちつけ、おちつけ。
俺に殺されるようなことがあったら、だから。
まだ決まったわけじゃ、ないはず。
[いろいろと混乱している。]
リュミエールさん……。
[広場を出て、少ししたところで姿を見失った]
わたしが悲しむから、絶対死なないって言ってくれましたよね?
疑心暗鬼は嫌だって、出来る限りのことをしようって…。
全部、演技だったんですか…?
[リュミエールにもらった銃を取り出そうとするとポケットから黄色い包み紙の何かが零れる]
……はちみつレモン味……本当においしいのかな……。
[元気付ける為にともらったその飴をそっと口の中に入れると、なぜだかしょっぱい*味がした*]
“烏” ケビンが「時間を進める」を選択しました
[広場を出ていくアリシアの後ろ姿を見送り]
……Masqueradeの根絶、まだ先は長い、か。
[息を一つ吐き、*空を見上げた*]
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