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[見送るクリスの言葉に振り向く。]
…俺…わたし、に?判断を?
[思いがけなかった。]
……分かり、ました。
……じゃあ、その。
[手持ちの銃では“感染者”を撃てないかもしれないからと、クリスにブラスターを貸してくれるよう頼んでみる。
手にすることができてもできなくても、そのままもう一度、ドアの内側のふたりに、ぺこりと一礼して。
ミリアを探しに出向くだろう。]
―→広場―
……だな、ミカ。
アリシアさん、そう怯えた目で見ないで、話、聞いてくれるかい。
[懐から注射器を取り出して、噴水の脇に置く]
こいつはMasqueradeを見分ける薬、の試作品だ。出所は言えねえんだが……あんたならこれを役に立ててくれるんじゃねえかと思ってる。勝手な頼みだが、もらっちゃくれねえだろうか?
[疑う視線に動じることはなく、ただ笑顔で告げる]
月……。
[今ここにいる、月は己が望んだ世界なのだろうか。]
へへっ……。
月にはうさぎさんがいて、お餅をついてるの。
それでねー、一緒にいよう、って。
皆で仲良く、暮らしましょう、って。
あれれー??あれ…。
ここは、1人なのにね。
うん?1人じゃない…?
音楽をすれば、心が繋がると思ったけど。
あたし、寂しかったのかなぁ……。
[自分の身体を抱くも、やっぱり震えが止まらない。]
[メノミリアに目線を合わせて、微かに微笑み]
月でウサギが餅つき……か。そいつはまたロマンチックだな。
それで、それから?
[広場に誰かが来れば、その気配は察知するだろうか]
“烏” ケビンは、カルテット メノミリア を投票先に選びました。
んじゃ、僕もそろそろ。
[神父に一礼をし]
神父さん、また機会があったら飲みましょうね。
……ソフトドリンクを。
[店を出ていくその姿はほんの少し酒に酔ったのか*ふらついていた。*]
お餅ついて…
それで、みんなで仲良く、暮そうって…
あれれ、なんか、変だね
あたし…
[上を向いたままの顔。
零れ落ちる涙。]
公安 リュミエールが「時間を進める」を選択しました
……変じゃねえよ。
だがな、月じゃなくても、この街でも、強く願えばきっと叶うさ。
[懐からハンカチを取り出して、メノミリアの涙を拭おうと近づいた]
わかりました。
ケビン君の銃では、少々心もとないですからね。
[ブラスターを取り出し、ケビンの手に握らせる]
ただし、必ず両手で支えながら撃ってください。
意外と反動が強いですから、その銃は。
では、いってらっしゃい。
リュミエールさんも、また会いましょうね。
[店を出て行くケビンとリュミエールを見送った後。
空になったグラスをマスターに渡し、*おかわり、と言った*]
[脇に置かれたジャンクスからの薬を慎重に受け取る]
これが…Masqueradeを見分ける薬…なのですか?
わたしに…いいのですか?
[申し出には驚いたが笑顔には少し気持ちが和らいだ]
わかりました。
わたしなんかが、頂いていいのかわかりませんが。
神父 クリストファーが「時間を進める」を選択しました
触らないほうが、いいんじゃないの?
[涙をぬぐう手を避けた。]
あたしに触ると、疑われちゃうよ?
…例えそれが違っても。
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