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[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
遺言メモが残されています。
カルテット メノミリアは研究者の娘 アリシアに投票を委任しています。
“蒐集家” ヴァレリア は 公安 リュミエール に投票した
“鋼の左手” ダンテ は コールガール ソーニャ に投票した
公安 リュミエール は “鋼の左手” ダンテ に投票した
コールガール ソーニャ は カルテット メノミリア に投票した
神父 クリストファー は コールガール ソーニャ に投票した
新参ナース リーン は コールガール ソーニャ に投票した
研究者の娘 アリシア は “鋼の左手” ダンテ に投票した
カルテット メノミリア は “鋼の左手” ダンテ に投票した
ギーク ジャンクス は “鋼の左手” ダンテ に投票した
“烏” ケビン は コールガール ソーニャ に投票した
“鋼の左手” ダンテ に 4人が投票した
公安 リュミエール に 1人が投票した
コールガール ソーニャ に 4人が投票した
カルテット メノミリア に 1人が投票した
“鋼の左手” ダンテ は村人の手により処刑された……
研究者の娘 アリシア は、新参ナース リーン を占った。
公安 リュミエール は、新参ナース リーン を守っている。
コールガール ソーニャ は、ギーク ジャンクス を守っている。
カルテット メノミリア は、研究者の娘 アリシア を守っている。
新参ナース リーン は カルテット メノミリア に憑依した。
次の日の朝、新参ナース リーン が無残な姿で発見された。
《★占》 新参ナース リーンは 【人狼】 のようだ。
現在の生存者は、“蒐集家” ヴァレリア、公安 リュミエール、コールガール ソーニャ、神父 クリストファー、研究者の娘 アリシア、カルテット メノミリア、ギーク ジャンクス、“烏” ケビンの8名。
/*
リーン姉さんだったかぁ。赤っぽいとは思ってたけど本狼だとは思ってなかったのです。
アリシア鋭いよアリシア。
そして病院が壊滅しそうな気がする。
[どっと流れてゆく記憶。
いつものことだがこの瞬間だけは全ての意識をそちらへ持っていかれる]
ふ、う。
[顔をあげると息をついた]
危ない危ない…
感付かれてた、か…
[にやりワラウ口許]
[口許に浮かべただけのそれは次第に声に]
ふふふふ…
あははは!
これでもう、忌々しいワクチンはなくなったわ!
[ひとしきりワラウと
すっ、と高笑いをおさめる]
今回は私が手を下して正解だったみたいね
お腹、空いてるでしょう?
[まだ意識を起こさぬ同胞へ語りかけた]
/*
うわぁ、朝から
マックス・ザ・変なテンション
フルスロットル
なのです
だって、先に決めた襲撃先がどんぴしゃだし、
表の展開も中々に一波乱ありそうだし
(直前で襲撃先決めたのでないことは赤ログ読んでもらえたらわかるし!)
まずやらないといけないこと
・メノミリアになりきる!
こんな不思議テンションのキャラやったことないよー
*/
/*
食べてくれてありがとうといわれると
なんとなく複雑ですよ。てれてれ(ぉ
食べちゃってごめんね。ミノ・・・じゃなくてメノ
*/
/*
う゛にゃぁぁぁあああ
メモ一つ貼るのもびびりが入るよーorz
変に意識すると余計怪しいかなとか
でもさらっといって素で間違えるとどうしようとか
とかとかいろいろとかっ!
*/
[広場でメノミリアと共にアリシアを待っていると、突如ミカたんの髪の色が明滅して変化する]
『緊急通信を傍受したなのです。Masquerade容疑者の発見情報なのです、マスター』
……何、どこだ?回してくれ。
『路地裏のスクラップ置き場付近らしいなのです』
わかった……ちょっと行ってくる。メノミリアはここでアリシアさんを待ってな。あ、知らない人に声かけられてもついてくなよ?それからいざって時にはこれを使え。威力はねえが、目くらましにゃなるだろ。
[懐から発光弾を取出して、メノミリアに差し出す。その後急いでスクラップ置き場へと向かう]
―回想・広場―
[広場でアリシアと落ち合えば、依頼品であるもの…ダンテの触れた椅子カバーをそっと手渡した。]
…あ、あとこれも、できれば引き取って下さい。
リーン、姉さん、が、くれた、やつなんで、その…姉さんを調べるのに使えるかも、って。
[ハート型の湿布をべりっとはがして、さりげなく依頼品の中に混ぜておいた。
恥じらいからちょっとだけ解放された。]
…え?リーン、姉さんが?
……できりゃ、んなコトないといいんですがねぇ。
[アリシアの驚くような声を聞き。
幾許かの不安。
そういえば自分は、無防備にリーンに触れられていた。]
― 路地裏・スクラップ置き場 ―
[見慣れたビークルが停まっている。無人だ]
『あっちから声が聞こえるなのです、マスター』
[ミカたんの指し示す方向を見ると、一人の少女と、そちらに向けて銃を構えるダンテの姿が目に入った。トリガーにかかった彼の指に力が込められる瞬間、撃たれる少女とMasqueradeと誤認されて射殺された妹の姿が重なった]
……止めろ!
[思わず懐からブラスターを取り出して、撃つ。そこから伸びる熱線は、狙い違わずダンテの身体を捉えた。倒れながらもブラスターの銃口をこちらに向けるダンテに、さらに二発。ダンテのブラスターで焼かれ絶命した少女と、動かなくなったダンテを前に、しばらくブラスターを手にしたまま*立ち尽くしていた*]
ギーク ジャンクスが「時間を進める」を選択しました
[広場にいたヴァレリアやジャン、ミリアに、不審に思われてなければいいけど、とちらと見遣った時、ジャンが何処かへと急いで駆け出すのが見えた。]
…ジャン?どこ向かうんだ……っ。
[追おうとしたが、足が動かない。
そこにいたミリアのことが気に掛かって。
ジャンがミリアに発光弾を手渡していたことには気付かなかった。
改めて両の手を眺める。素手だった。
ポケットに突っ込んでいた黒革の手袋をはめ直し、ミリアの傍に寄っていった。
必要だと思えば、先程端末越しにヴァレリアに伝えた、感染体の判別に関する話を伝える*心算だ。*]
/*
依頼品の持ち主であるダンテとリーンが両方この世にいない件について。
……先輩、お力に、なれません…で…し……(ばたん
“烏” ケビンが「時間を進める」を選択しました
/*
…いや、すごい大変、だよなぁ、騙り。
なってもいいように事前にみんなの文体を纏めてはいたけど、それでも上手く隠れられるか自信ないですもん…(汗
少女村の時でさえ騙るのにすごいがくがくしてた、から!実は騙りいれてたけど気付かれてなかったっぽいから!
…スキルアップのために希望入れても良かったかも。
―街・中心街―
[ソーニャを探しに、街へ向かう。場所にはほとんど心当たりはないのだが]
会った事のある場所は…"Blue Moon"と図書館くらいですかねえ…
[思い立つ場所を羅列した後に、とりあえずはと"Blue Moon"へ向かった。"Blue Moon"の近くまでたどり着いたが、繁華街のはずなのに、事件のせいか人影がまばらになっている]
寂しい物ですね…
[そうつぶやき、周りを見渡した。裏路地から、かすかな異臭がする]
『もしや…"Masquerade"…』
[嫌なにおいがする。懐に仕舞い込んでいた銃を握り締め、そちらに向かう]
[用心しつつ、路地裏を覗き込む。まず目に入ったのは、綺麗な桃色の髪の毛だった。所々に赤い色が飛び散っている]
リーン…さん…[声が震える]
さっきまで…お話してました…よね…うそ…でしょう…[身体も震える]
[地面に横たわっている死骸。左の足が腐食し、嫌な匂いを発している。
ざっと見渡せば、右の手の甲に奇妙な形の痣―"Masquerade"を示す痣が浮かんでいる]
感染…してたの…ですね…
[頬を冷たい物が伝い、地面に落ちた]
ああ…連絡しないと…
[震える腕で携帯端末を取り出して、連絡をする。
まずは"相棒"ケビンに。続いて結社に。
誰かが来るまで、その場で*立ち尽くしているだろう*]
/*
あうー。色々とあれというか、その。
リーンさんのー、ばかー(じたばた
昨日あんな感じになったあとにー
ちょっと、『あ、いいな』と思った人は、なんでいつも狼なんだー(笑
なんで私を襲撃してくれないんですかー(待
そして、デフォルト投票先がケビン君(笑えない…涙
*/
『検死を急ぐなのです、マスター』
あ、ああ。そうだったな。
[細胞の壊死が進まないうちに、転がる二つの遺体の腕に射出型注射器を当て、薬の注入を行なう。しばらく待つも、どちらの遺体も何の反応も示さなかった]
……そっか。おそらくどっちも、Masqueradeの感染体じゃなかったってことだろうな。
[精度の低い薬の反応に縋るならばだが。他に頼れる物もない以上、それを信じることにする]
通報があった場所だし、そのうち誰か見つけてくれるだろ……あばよ。
[二人の冥福を祈った後、現場をそのままにその場を*立ち去る*]
―回想・スクラップ置き場―
[緊急通報を受け、ビークルを駆る。
追い詰めたのは幼い少女。
ランニングコストの高い白熱線ブラスターを使うのは、ウイルスの飛散防止の為。
正確に狙いは頭部。
2発目を打とうとして、背中に熱い痛み。]
…っ!
[振り向き、向けた銃の引き金を、引く事は出来なかった。
視界は白く焼かれ、それで終わり。]
新参ナース リーンは、にゃーしたかった。 ( b4 )
―― 街外れ・自宅の自室 ――
………リーンさんが感染者だった………。
[解析結果を見て愕然とする。昨日ケビンが頬に貼っていたもの、ハート型の湿布薬から彼女を調べたのだ]
――ケビンくんに知らせなきゃ――
――っ!!!
[急いで端末を手にしたとき、頭を過ぎった一抹の不安]
……………。
確かBarで偶然リーンさんに会ったって言ってた。
昨日、ケビンくんがリーンさんと接触してしまっていたら……。
な…何を考えてるんだろう、わたし。
昨日、お願いしたものを受け取ったときのケビンくんは普通だったじゃない。
[打ち消そうとする自分の中の懸念]
(―未だ、発症していなかっただけかもしれない―)
違う!!!
[頭を振って否定する]
リーンさんが居れば、そんな心配することない。
Masqueradeが別の人間に感染するときは元の身体は破壊されるから。
リーンさんが生きていれば…この…銃で…わたしが…。
[護身用に持っておくといいと渡された唯一の武器を握りしめる。それはもともとリュミエールのものだった銃]
先にリーンさんを探そう。
そのあとでケビンくんに知らせればいい。
[ケビンに対して疑いの眼差しを向けたく*なかった*]
―― 自宅→街 ――
[端末に着信反応。“バディ”からのものだった。]
…………。
[その知らせの内容に、唖然とする。
ぞわり。一歩、ミリアから離れる。
少ししてから、クリスに「すぐそちらに向かいます」と返信し、端末を閉じる。]
…あ、ちっとまた野暮用が入ったんで、俺、行きますわ。
姐御……ミリアを、どうか頼みます。
ミリア…無事で、な。
[確かめ、なくては。
脇目も振らず、現場へと急ぐ。]
―→Bar"Blue Moon"近くの路地裏―
―路地裏―
…はぁ、はぁ。
神父、さま………、………っ!
[腐臭、立ち尽くしているクリス、そしてその前にいる…ある、桃色の髪をした無残な死体。
右の手には紛れもなく、あの痣。
引っ張られた左腕が、手当てを受けた右腕が、頬が、撫でられた頭が。
ぞわり。]
……神父様。
感染体は、リーン姉さん、で、間違いないん、ですね。
…お伝えしなきゃ、いけないコトが。
[先にバーで、自分がリーンと直に接触していたことを、告げる。
触れられることを拒むように、腕を弱く組んで。]
― 公立図書館 ―
[Masqueradeの噂が広まっているせいだろうか。公共の場所だというのに、人の姿はほとんど見えない。受付にIDカードを差し込んで中へと足を踏み入れる]
『中も独占貸切状態なのです。今なら何を見ても恥ずかしくないなのです、マスター』
……はいはい。顔見られなくても閲覧記録が残るからな。
[実際には記録を残さないような閲覧もできるのだが。子供向けコミックコーナーへ先導しようとするミカたんを嗜め、地下書庫への階段を下りていく]
[いつもの席につくと、スクラップ置き場で投薬の後に採取した二人分の変化の記録を、デジタルデータにコンバートしていく]
……面倒だな。部屋の機材が使えりゃいいんだが。ま、気にすることもねえか。ちゃんと足跡だけ消しときゃな。っと。
[館内の人の少なさから、足がつかないように入館記録も後で外から改竄しておこうと考えながら、ヘッドセットをつけたままキーボードを叩いていく。各種の偽装を施し、パスを掛けて街の外へと送信する]
ちょいちょい、仕事終わりっと。後は市民の情報も集めとくか。
[ここ数日で名前を知った相手たちの情報を、市民データバンクから引っ張り出す。と言っても名前と性別、職業、公開メールアドレス程度の情報しか得られないが]
手持ちのアクセスレベルじゃ、この程度が限界か。ま、何かの役に立つかもしんねえし、保存しといてくれ。
『らじゃなのです、マスター』
[ほぞん、ほっぞん〜♪と音の外れた歌を歌いながら、ミカたんはそれらのデータをメモリーに保存していく]
これでちっとは精度も上がっかね。
本当はアリシアさんから、強引にでも研究の成果って奴を聞き出して入手する方が手っ取り早えんだろうがな。
『どうしてそうしないなのです、マスター?』
……さあな。わかんね。
[ヘッドセットを外して机の上に放り投げると、椅子の背凭れに体を預け、天井を*眺めている*]
[亡骸は放置されたまま。
着信を知らせるメロディだけが流れる。
痩せた野良猫が音もなく歩み寄ると、微かな腐臭を嗅ぎとった。
舌を寄せるのは、義肢との接合部。]
[腐食した、ナノカーボンインターフェースユニット。
そこを喰いちぎった猫は、人のように笑った。]
ィヤッハァ!!
[漸く解放されたと、歓喜の叫び。]
― 回想 ―
[アリシアにワクチンを手渡した後、ナニか。
ナニか――――――――。]
えっ………。
[視界が霞んだ気がした。
けれど、一瞬のことで良く分からない。
小さく呻いた後、頭へと手をやった。
はずだったのに――――――。]
― 回想終了 ―
/*
あともうちょっとで箱っ!
テンションあげて上げて……
あたしはメノミリアだよっ!
にゃははーっ!
…ダメかもしんないよぅ
たはーっ
*/
― 記憶の海 ―
[いつものよう頭の上で聞こえるはFの音。]
…………ん。
[次に響くのはドラの音。
この音はGだった気がする。]
うるさい………??
[それから時計を叩き壊す音は、低く鈍いDの音だった記憶が―――――、]
ある……?
[沈んだ意識の海は凪のよう静かだ。]
―路地裏―
[どれだけ立ち尽くしていたのか。
はあはあと、荒い息遣いが聞こえる。ゆっくりと振り向いた]
ケビン君…
[相棒の姿を見て、ほっと息を漏らす]
[被害者について問う声には]
ええ。間違いないと思います…回収した後に、検査で確認されると思います。
[冷静を装い、話す]
[そして、バーでリーンに接触していた事を告げられた]
そうですか…そういえば先ほど別れたときに、ケビン君に会いに行くと言ってましたね…
[一瞬黙り、自分の手をじっとみる。一呼吸おいて、続きを話す]
…私も、さっきリーンさんと会ってました。そして、彼女の手に触りました。
―― 教会 ――
[勤務先の病院ではリーンの姿は見つけられなかった。
なんとなく思い立って今は無人の教会の礼拝堂に居る]
……………静かだね。
[自分の足音さえ響くような気がする]
わたし……。
気付かれてしまったのかな…やっぱり。
[昨日の一連の出来事にそれを考える]
わたしにはもう…時間がないかもしれない。
[祭壇の近くまでゆっくり歩いて行き跪いて手を組む]
どうか、わたしに出来ることをさせて下さい。
その為にずっと…隠してきたんです。
[目に涙が溢れてくる]
それがもう、無理なのなら。
せめて、わたしの姿をした病が大好きな人達を傷つけないように、わたしを――。
[死を望んでいるのではない。研究を続けたい。世界を変えたい。ただ、自分を信用してくれるひとを自分じゃない自分が襲うかもしれない恐怖が強かった]
……そう、ですか。
…ですよね。見りゃ、分かるってのに…。
[ふいと見降ろす、リーンだった遺体。
クリスが冷静を装っていることにまでは気付かない。
しかし彼が己が手をじっと見ているのを見て、まさか、と。
そして、開かれた口からの言葉を聞き。]
え?…神父、さま、も。リーン姉さん、に。
……ははは…はは…あは。
…そんな、不注意っすよ、神父様…。
……神父様も…俺…も……。
[ほろ、と幼い目に涙が滲む。そんな目を覆うように、両手を顔の前に。]
…やっと出られた。
まさか、乗っ取れないとはね…。
[ネットワークを視覚で知覚できるならば、思念は、長らく己を封じていた宿主の姿を模して。
支配下に置けぬまま長い時が過ぎたせいか、今は獣に宿るのが精々だったが。]
/*
つーかこれって。
次に襲われるの、普通に考えて、先輩ですよね?
にせはんていもらっちゃうよー!
く、覆せる、かな、かな…!
ええ。不注意でした…
それに…彼女に"異端審問官"である事を伝えてしまいました。
まったく…我ながら、不甲斐ないどころじゃないですよ。始末書物ですかね。
[ただ、淡々と告げていく。]
[手で顔を隠すケビンが目に入る。慰めようと一歩近づいて。
そこではっと、身体が止まる]
ごめんなさい…
今の私には、ケビン君の頭をなでることも、できないのですね…
[言葉から、冷静さが消えた]
[意識が浮上する。
それは、メノミリアだった意識。
客観的にはただの感情がある信号にすぎないが。
意識そのもの、主観的には世界が存在するかもしれない。]
ここが……月……?
[朝、いつも通り目覚めた時のような心地。
けれど焦点は定まらず瞳に光はない。
夜の海、波打ち際にいる感覚。
降ろした髪が、波にさらわれ戻ってくる。
そんな感覚が、あるだけ――――――。]
― 回想・広場 ―
っと・・・え?なに?
・・・ハッコウタイ?
・・・・・・・・・ってナニーーー?!
[聞き返したときにはそれを渡した男の姿はちいさくなっていた。
また大声を出していたけどそれには気付いていない。]
・・・なんだろね、コレ。
センパイ、しってる?
[そっちを向いたとき、
彼もヴァレリアになにか言って去っていくところだった。]
― 回想終了 ―
[クリスから、リーンに審問官であると伝えてしまったと聞けば、俯く。]
……じゃあ、“向こう”には神父様……俺らの素性、バレちまってますかね…。
…でも、もう、仕方ないっすよ、だから、だから……。
……つーか、始末書なんて俺が真っ先に書かされるっての。教会で発砲とか…さ。
[自嘲の苦笑い。でももう、それほど落ち込んでいない。
近づこうとして、ぱっと動きを止めるクリスの姿を、仕方ないよと言いたげに見遣る。]
…えへへ。神父様が謝るコトなんてないっすよ。
もう、俺は、誰にも触れられちゃいけねぇんです。
姐御に……神父様に……撫でて貰う、コトも。
[寂しげな、儚い笑み。]
[冷たくも暖かくもない波が頬へとかかる。
またも、そんな感覚だけ。]
へへ……えへへへへへ、ヘヘヘヘヘ。
[海の中、感覚と意識だけが研ぎ澄まされる。
音は聞こえない。
けれど、頭の中を流れる音。
壮大でけれど、静かな平均律。]
……ここにはパパもママもいない。
[コワイ、コワイ、コワイ。]
あれ…コワイって……なんだっけ……?
[良く分からない。]
[席に座ったまま、注射器を手に弄んでいる]
ヴァレリアが言ってたっけ。Masqueradeは皮膚感染する……としたら、こいつは注射器でなく、もっと遠距離から投与できるように改良しねえといけねえんかな。Masquerade、まだまだ謎が多すぎるな。もう少し待っててくれ、ミカ……。
『緊急通信を傍受したなのです。感染体の抜け殻が発見されたらしいなのです、マスター』
何!?場所はどこだ……路地裏?急いで向かうぞ。
[がばっと身を起こす。反動で椅子がずり下がって机に額を強打したが、幸い周囲には誰も目撃者はいなかった]
『凄い音なのです。平気なのです、マスター?』
[笑いを堪えている立体映像は見ていたようだ]
[何だろう、何か聞こえた気がする。]
ここが……月なら。
へへへ…えへへへへへへ…。
[でも――――――。]
寂しいね…うさぎさん、いないもん……。
アナタ……だぁれ……?
うさぎさん……??
[倒れた身体を起こそうと。
けれど、これも感覚だけであろう。]
/*
「脇目も振らず」だから、アウトすぎた。
がんばれ、ミリア!
例え精神が変わっちゃっても凄絶に後輩ちゃんを応援します。
ー回想/スラム街ー
[二人の男を残し路地裏を去ると、仕事場にしているbarの一つへ。
簡単な食事を済ませ、武器調達のつなぎを取ると非常階段に座り込み、パスティスのグラスを傾ける。
先ほど作った食事も、この酒も、誰が作ったのか分からない。
直接、”触れた”わけではないから、感染の危険は無いだろうけれど。
そんなことを考える自分にいらだちながら、暮れ行く街に目を落とした。
そこに響くのは、一つの銃声。
表情をきつくして、音のした方を眺めた。
非常階段から、非常階段へ、隣のビルへと飛び移る。]
いえ…相棒の名前は告げてません。だから、ケビン君についてはまだ大丈夫だと思います。
…すみません。私のせいで、貴方にまで危険が及ぶことになってしまったら…
[教会の発砲事件のことを話されて、思わず一緒に苦笑いをする。
あの時に止めてくれたダンテが殺された事は、まだ知らない]
[ケビンの寂しそうな笑みに気がついて、なきそうな顔になる]
…そんな悲しそうな顔をしてるケビン君に、私は何もできないのですか…
[しばらくケビンの顔を見つめていた。
程なくして、ぽつりとつぶやく]
…ケビン君…今のケビン君は、ケビン君です、よね。
私は…まだ、大丈夫です。いつまで大丈夫かは、わかりませんけどね。
― 公立図書館→路地裏 ―
[現場に到着した時には、すでに感染体の姿はなかった。防護服を着た役人らしい人々が、辺りを片付けているのが見える]
『来るのが遅かったなのです、マスター』
……そうみてえだな。知ってる奴じゃねえといいんだが。
[遠目から現場を眺めながら、感傷的につぶやいた]
[眼下に遠く、スクラップ溜まり場が見えた。
スラムの子らしい少女と、銀の髪の男が見える。
溜まり場に一番近いビルの外階段に飛び移り、踊り場からその様子を眺めた。
こちらに背を向けている少女の表情は分からない。
けれど、彼女に向かい、銃を構える男の顔は見えた。
いつも、何か言いたそうに自分を見る目。自分以外の誰かを見ている男。
どちらに向かってかは分からないけれど、体が勝手にナイフを構える。
瞬間、二つの銃声が響いた。]
あ…俺について、は。
……あ、ありがとう、ございます。その…その……。
[どうせバレるなら、もう長くはないかもしれない…それは感染に関係なく…自分だったら良かったのに。
神父自身も感染している可能性があることは、自分への疑惑で手いっぱいで頭から抜けている。]
神父様…。
神父様が、泣いちゃダメっすよ…。
だって神父様はいつも、ガッコウのコトとか、任務…のコトとか、ずっと相談してくれて。
悪いコトした時の、懺悔、も。
だから、だから、んな顔……。
…神父様には、できるコトあるじゃないっすか。
ほら。
俺がマジでヤバくなったら、さ。お互いサマでしょ?
[にこっと笑う。]
……オオカミ…?
キャハハ、赤ずきんちゃんはおいしかった??
[首を振るうと、ミントグリーンの髪が揺れる。
夜の空を見上げるよう、天を仰ぐ。
声がそこから聞こえるような気がしたから。]
あたしはねー……えっとねー。
えーっと……ミノメリア…?
[記憶を整理するかのよう。
パズルのピースが次々とハマっていく。]
/*
あれ…?あの匿名メモ、表でも見えると思って貼ったのかな…?だとしたら、反応したのが恥ずかしいのですが…(*ノノ)キャ
― 広場 ―
[ぺたんと噴水の縁に座る。
ワクチンはどうなったのか気になって、携帯端末を取り出した。]
うーーっ
やっぱむつかしいーーっ
[昨日と同じように手記を追いながら
システムの文字を読んだ。]
えーっと
ワクチンTypeβ-32の効果は継続中です。
・・・あれ、昨日と違う・・・
そっか、アリシアねーちゃんと『Masquerade』は接触してないんだ!
あへへ・・・よかったーっ
[楽器を抱えてへらっと笑った。]
喰いっぱぐれたオオカミの腹ん中にゃ、石コロがたんまり詰まってるかもなぁ。
[笑い声は似て異なり。]
…クイズに答えて一千万か。
[複雑に解け合う膨大なデータの、ものすごく古い記憶が蘇ったらしい。]
[銃声に重なる声に、目撃者は自分だけでなかったことに気づく。
銃声がもう二発響して、辺りは静かになった。
やがて、ブラスターを構えた黒髪の男が、崩れ動かない銀髪の男に歩み寄るのを、ただ黙って見おろす。
やがて黒髪の男が立ち去るまで身じろぎもせずにじっと、一部始終を階段から見ていた。]
ー回想終了ー
[泣かないで、という少年の声。
はっとして、できるだけ笑おうとする…どこか引きつってはいるが]
す、すみません…
…ケビン君の色々な話を聞いたのは、ほんの最近のはずなのに。何かずいぶん昔のような気がしますね…
[お互い様、と聞けば]
…そうですね。お互い様、ですね。わかり…ました。
[自分がケビンに頼んだ事は、逆も起こりえる事だったのだが。
正直、逆は考えてなかった…考えたくなかっただけかもしれない]
[ケビンが振り向いたの気がつき、そちらを向いた]
[意識の中に響くやり取りはどこか気が抜けていて。
取り付いたばかりでぴりぴりとしている神経が
さわりさわりと鎮まっていくのを感じた]
そう、アナタもそこにいるのね。
[それはどこへ向けた言葉なのか―]
─東地区─
[父が『なりたて』らしき症状であるという通報が公安へと入り、そこから処分命令が送られてきた。]
あいつ、…かな。
[ターゲットの顔を、携帯端末へと送られてきたデータと見比べる。間違いないだろう。
確かに『なりたて』のような様子で、家の前でただ座っているだけの男。]
これが任務なんだ。……ごめんね。
[引き金を引く。
一発。
二発。
それで、終わり。
遺体の処理を、と役所へと連絡を入れた。]
あはは、じゃあ、お水飲めなくって沈んじゃうんだねーっ。
[けらけらと笑うもその声は何処か虚しい。]
ぶっぶー、はずっれー、てね。
ホントはね、メノミリアだよーっ。
[そうだった存在。]
……あたしは、あたしだったのに。
今は別のあたし、なのかなー……。
オオカミさんは…『Masquerade』なの?
[天を仰いだ顔は、疲れたのか俯く。
疲れた、なんて感覚もあるらしい。]
― 路地裏 ―
『あれ見るなのです、マスター』
どした?
[現場での作業員を眺めていたが、ミカたんが指差す方に顔を向けると、神父と雛烏の姿が見えるだろうか]
……何か変な雰囲気じゃねえか?
『そうなのです?よくわからないなのです、マスター』
気のせいか?
[遠目から微かに二人の表情にぎこちなさを感じて首を捻りつつも、軽く手を上げて挨拶し、近づいて行く]
だーかーらー…謝んなくて、いいんですっ。
[笑顔を作ろうとするクリスに、胸がちくり、とする。]
…それにさ、ずいぶん昔のような、だなんて、んな走馬灯の見えそうな台詞は聞きたくありませんっての。
[クリスのわかったという答えに、うんと屈託なく答える。
一瞬振り向いた後、小声で]
……なんか、ちっと人が増えてきたみたいっすね。
話聞かれてもアレっすし、ここで一旦引き揚げましょうか?
それに…もうひとり、聞きこみしなきゃいけない人が、いるんで。
―回想・広場―
[端末越しにケビンの話を聞く。]
ああ、そうなのか。
わかった。よく覚えとく。
隣のちっちゃいお嬢ちゃんは感染してないんだね。
[念を押すように聞く。
研究チームの話について、詳しく聞く心算はないようだ。]
ありがとね、わざわざ教えてくれてさ。
じゃ。
[ぷつり、と端末を切った。]
─回想終了─
/*
ダンテの遺体とか見たら、きっと取り乱すしかないだろうし
ソーニャと遭遇してみたい気もする。
でもそのままキリングな流れになるような気もする。
なるべく穏やかにとりつき初日は過ごしたい・・・
*/
『ナリソコナイ』の、マスカレイドさ…。
今は、何もできん。
[自嘲めいた苦笑い。
「生者のまま、黄泉行く者」ダンテの意志は、もうここには無い。
あるのは散り行く残滓だけ。]
ジャン……。
[やんわりと、手を振り返す。]
…ちっと、ここで、……リーン姉さんが。
感染して…亡くなってた。
[さっき彼が広場から駆け出して向かった先は、ここだったのだろうか。
…それはない。だとしたら自分より早く着いている。
ではどこに、と首を傾げるも、今は他に気掛かりなことがあって聞く気になれなかった。]
す、すみません…ああ、また言ってしまいました…
[あわてておどけるように口を押さえてみた]
[小声が耳に入れば、こちらも小声で答える]
そうですね…一旦別れましょう。
私も別口で聞き込み、しておきますから。
[そういって、近づいてくる男を視線で示す]
それでは。気をつけて。
[ケビンが場を離れるなら、笑顔で見送るだろう]
─中心街・ストリート─
[すっかり静かになった町の中を、携帯端末片手に歩く。]
ああ、そうかい。
例のモノ、手に入ったんだねぇ。ありがとさん。
じゃあ、明日辺りにでも落ち合えるかい。
ブツの受け渡しに。
[端末越しに、相手と軽いやりとりをした後、切る。]
さて。
あとはメディクスに連絡を付けるだけだが………。
知らんのよね。連絡先。
またケビンに頼るかな、どうするかな。
ううん。
[同朋の気配に、ニヤリと顔を歪めて。]
俺が眠ってる間に、随分派手にやってんじゃねぇか。
[首尾はどうだ?と問いながら。]
……判らない人は、撃たないんじゃなかったの?
[誰もいない非常階段に座り込み呟く。
やがて、疲れた動作でのろのろと立ち上がると、元のbarへ。
カウンターで、小さな包みを受け取り店を出る。
途方に暮れたように空を見上げると、赤い月が見えた。
サックス吹きの少女の言葉を思い出す。]
[口を押さえる神父に、ちょっと微笑ましげににこり。]
はい…神父様の方も、お願いします、ね。
じゃあ、これで。…神父様も、気を付けてください。
[笑顔のまま、手を振ってクリスと別れる。]
感染、か…。
[ふぅ、と物憂げに溜息を吐く。]
やだねぇ。
知り合いが感染してるかもしれない、なんて怯えるのは。
母子感染はないとして、粘膜、血液はとりあえず大丈夫。
ただ、皮膚接触もあるってことは………。
[指折り数える。]
何処でどう感染していてもおかしくないってか。
はぁ。
ま、直接触らなかったら大丈夫なんかね。
[ジャンとの擦れ違い様。
自分の身が、彼に触れてしまわないようにと仄かに身を捩って。]
……死ぬんじゃ、ねぇぞ。
俺より早く逝ったら、許さねぇからな。
[鳥のように、すっと離れていく。]
―→中心街・表通り―
へ?
[ケビンの言葉、リーン姉さんという名前から、Barで出会った看護師と結びつくまで数秒の間]
……感染って、Masqueradeのことだよな。リーンさんが?
[それ以上の言葉が紡げず、その場から立ち去るケビンを見送る]
派手に、も何も。
これがアタシらの生き方じゃないか。
生まれながらの役者にして演出家。ついでに脚本も書いてるかもね。
[けらけら。]
んー。
そいえば、ダンテとも連絡取れんよなぁ。
[連絡先の番号を押し、コールボタンを押すが繋がらず。
諦めて端末を切る。]
リュミに連絡取って、スイーツを奢りつつ情報をぶんどるかねぇ。
[今度は、リュミエールの連絡先に端末をつなげようとする。]
ナリソコナイ……なりそこない?
[ざぁぁ、と波が引いていく。]
なんか、よく分かんないやーっ。
えと、あたし、が、なりそこないで…。
必要がなかった…、だから、パパはあたしで…。
[瞳に光が戻ることはない、けれど――――。]
また…ダレかを困らせるの……?
人間になれやしないのに…。
[ぼんやりと呟く。
足元にまた波が静かに打ち寄せた。]
[立ち去るケビンを見送って、ジャンクスに向き直る]
ええ。リーンさんが"Masquerade"に感染してました。
先ほど遺体は回収されましたが…痣があることは、確認してます。
[ぎゅっと、拳を握る]
― 広場 ―
[日が沈みかけ、うっすらと月が見える。]
月・・・ウサギのお餅。
聞いてみたいな、おいしいのか・・・
[ケースを抱えたまま月を見上げた。
赤い月。
赤い色。
血の色・・・。
自分の血をもって完成する特殊なワクチン。]
あっ!届けなきゃっ!
[ケースを抱えたまま広場から歩き出した。]
…BGMとナレーションもやれば完璧だな。
[久しぶりの自由を謳歌するように、野良猫は路地を駆け回って。]
まぁ…俺ぁしばらく傍観させて貰うさ。
どうも、まだ本調子じゃねぇ。
そっち?どっち?
・・・あぁ、ごめん。
半分聞いてなかった・・・
ワクチンで感染したら、
アタシが偽者だってわかっちゃうじゃない
なしなしっ
[けらけら]
[路地に出た時、スクラップ置き場の方に一瞬視線が向いた。
けれど、そこに向かうことは無く、街の中心街へと続く道に足を向ける。]
fly me to the moon……。
[歌うように呟き、スラム街を後にした。]
/*
うわーーっ、ミリアさん怪しいぜ、怪しいぜっ!!
なんだか、不思議な感じだなー。
というか、オオカミさんたちは大変そうだ。
ホント、お疲れ様です。
テンション微妙なキャラでごめんね。
あたしは、こんなに美人に進化したのに(笑)
ぼでーちぇんじー。
―中心街・表通り―
[ただでさえ閑散としていた昨日よりも、さらに寂れた雰囲気の街。
ヴァレリアとは別の道を通っている。]
…普通に、話聞かれそうにねぇよな。
助かるっつっても、なんか切ねぇや。
……先輩に、言わなきゃ。
[ビルの裏の壁にもたれ掛かり、端末を開く。
そしてアリシアのアドレスに。]
……先輩。俺です、ケビンです。
[遺体が運ばれて行くのを見届け去ろうとした直後、携帯端末に通信が入る。ヴァレリアからのようだ。]
ん?どしたの?ヴァレリア?
君から連絡とは珍しいね。
ただ、そっちのトレースがぜんっぜんだったりするんだが。
何せ、接触ほとんどしてないからねぇ。
おかげで向こうから怪しまれてもいないけど。
リュミと神父サマ、覗き屋のトレースは大体完璧だと言っとくよ。
リサーチは大分済んでるからね。
[すれ違いざま、ケビンに掛けられた言葉にきょとんとして]
馬鹿野郎、簡単に逝くとか言ってんじゃねえよ。大体、お前に許されねえ筋合いなんかねえよ。くだらねえこと言ってねえで、家に帰って大人しくしてやがれっての!
[背中に向かって大声で怒鳴ると、クリスに向き合う。その後の言葉に小さく頷き]
そっか、痣か。間違いねえんだろうな……
[遺体発見現場らしい場所を眺めながら]
リーンさんから、誰かに
[小さな声。言葉に出すと妙な現実感が去来した]
/*
んー。明日村が続く為には今日狼落とした方が良いかなと思うのだけど、リュミエールを落とした方が良いのか、リーンを落とした方が良いのか悩む。
動いてくれそうなのはリーンの方なんだよね。
リュミはアリシアともっと絡むなら美味しいかと思ったのだけど、あまり絡む意思がなさそうだし。
落としやすいのはリーンの方なんだけどな。
人間に?
[少女の言葉を一笑に伏し。]
違うね。俺たちは人間になるんじゃなく、人間を辞めるのさ!
組織も秩序も、肉体もいらねぇ。
全てから解き放たれた自由!
溶け合い、ひとつになり、連なり合う膨大なネットワーク!!
これは進化さ。死なんかじゃない。
………?
[どれくらい時間が経っていたのかはわからない。いつからか鞄の端末が震えている]
……ケビンくん……。
[相手は昨日全てを打ち明け、そして、今日疑念を抱かざるを得なくなってしまった後輩だった。その声に心に苦しさを感じる]
ん、そうかい?
いや、ちょっとさ。ダンテを捕まえて飲みながら情報の交換をしようと思ったんだが。
如何にも連絡が付かんで困ってんのさ。
なんで、リュミんとこに連絡してみたってワケ。
今は暇かい?暇だったらスイーツ奢りつつ、代わりに情報を貰いたいんだけどさ。
[端末を繋げながら、口コミで話題になっているカフェへと足を運ぶ。]
ー公園近くの大通りー
[公安の男はサックス吹きの少女の遺体は見つかっていないと言っていた。
彼女が本当に感染しているのか確信は無いけれど、気になるのは彼女が口走っていた言葉。
死んだ男から調達したIDカードを手に、広場へ向かう。目的はその先の図書館。]
ま、神父サマを乗っ取る場合は反応速度にも気を使わないとね。
アタシの方が喋るスピードは早いから、ちょいとその辺は調節して、と。
ダンテに連絡がつかない?
寝てんのかなあ、アイツ。最近腕の調子悪いっぽいしね。
ちょうどよく暇になったとこだし、いいよ。
んじゃ、どこにいけばいい?
[ヴァレリアから場所を聞けばそちらへと向かうだろう。]
[端末越しのアリシアの声は、どこか心苦しそうに感じられた。]
…良かった、先輩、無事で。
その……例の、解析の件について聞こうか、と。
おっさんと、リーンねえさ……。
[告げなければならないこと。]
……リーン姉さんは、亡くなりました。
遺体には…あれの…Masqueradeの特徴が見られて。
それ…で。
俺、そのリーン姉さんと、接触してしまったんです。
口コミで噂になってるカフェさ。
んまいスイーツてんこもりらしいよ?
[カフェの名前と大体の場所を教え、一足先にカフェへ。]
─ストリート→カフェ─
[記憶を構築するもの。
情報、文字の羅列。
それは、同時に音の羅列でもあり―――――。]
…………、………ぁ。
[音の波が意識を飲み込む。
情報が組み立てられ、それから積み上げられる。
優しい父の姿、それを殴り殺す自分。
愛しい母の姿、同じように頭は潰れている。
その時の頭の中を流れたのは、子守唄。
母の声で優しく流れる唄。]
………へへへ、へへへへへ。
あたしじゃない、あたしが笑ってる……?
この記憶のあたしも、あたしじゃない??
[記憶の海を揺れる。]
― 広場から出た先の大通り ―
・・・届けなきゃ!
もうすぐ、1日経っちゃうからっ!
[慌てて通りに飛び出した。
その目に飛び込んできたのは
・・・見覚えのある金髪。]
コロサレル!
[逃げようと足に力を入れるが、
凍り付いてしまったように動かなかった]
イヤダ、イヤダイヤダ!
・・・コロサレル・・・!!
[ケビンに向かって大声で怒鳴る様子を見て、思わずくすりと微笑む]
本当に、仲がいいのですね。
[以前にケビンの話をしたときに、感じた安心感。少しうれしくなって、ジャンクスを見る]
ええ。リーンさんは…先ほど回収されていきました…そのうちに、間違いないことは確認されるでしょう。
[少し口ごもりながら、続ける]
『誰かに』
[小さな声が耳に入った。身体がぴくりと震えた]
―回想・路地裏―
[ジャンの怒鳴り声はもっともだと思った。
許されない筋合いなんかない、と言われてしまえば、きまり悪そうに小さく笑うことしかできなかった。
もし彼が、少年が『自殺志願者』だと知ったら、何と言うのだろう。]
ん?
結構触ってまわったわよ?
あの役人、だけは触りそこねたけど・・・
検査に来てるから触れた可能性はあるわね
あ、ミカたんも触ってないわ
しんか……?
[自由なんて、何処にあるんだろう。]
……そっかぁ……。
でも、ひとつになんてなれやしない。
あたしは、あたし。
どんなに音が重なりあっても、それぞれがあるからハーモニーとしていきるんだ。
四ツ葉が欠けて、三ツ葉になってしまっても。
1つよりは、きっといい。
[少しだけ瞳に光が戻るような感覚。]
へへへ……。
[また、瞳から光は失われて。]
ほほぅ……いいねぇ。
んじゃ、なるべく早くそちらへ向かうよ。
[ヴァレリアからの通信を切り、カフェへと向かう。
途中、ダンテへと連絡を入れてみたが、繋がらなかった。]
─東地域→カフェ─
おっけー。
疑惑の種は十分撒かれてるってことかい。
上出来。
[にやぁり、と哂う。]
ま、覗き屋とはこの後いくらでも接触できるさ。
ふふふ。
─カフェ─
[一足先に、苺パフェを頼んで待っていた。]
よっ。
好きなもん頼んでいいよ。
メニューの上から下まで全部、とかでもいいさ。
アタシも結構食べるだろうからねぇ。
[言いながら、メニューをすっと滑らせる。]
[最初誰か判らずに思わず一歩引いて道をあけた。
はじけるように響いた言葉が耳を撃つ。
”コロサレル”]
……生きていたのね。
[反射的に左手が足に触れた。barで調達したばかりの銃の存在を確かめる。
もう少し距離を取らねば、銃を取る前にこちらがやられる。]
……おばさんも、いるのー??
[気にするふうでもなく、はっきりと言った。]
そっか…おばさんにワクチンの話したから?
なら、あたしのことがおばさんにバレちゃってもおかしくないのかなぁ…。
おばさんのこと、信じてもいいかな…とか思ったけど。
やっぱり、おばさんなんて簡単に信じるものじゃないよねぇ…。
あたしは、嘘つけない性格だよ。
あたしになるつもりなら、ちゃんとおばさんって言わないと、おばさんには。
[ぼんやりと、だけどある単語だけははっきりと告げる。]
/*
そーいえば日程編成ってどうだっけ…
水_木_金_土
4d_5d_6d_7d
08→06→04→02
C狂編成だけど、偶数進行になったから、最長7日目まで確定(C狂生存なら3人で終わる事もあるから)
今日か明日に死にたいなあ。金曜日が最終日なら、リアル都合が少しきつい。
*/
はあ、まったく、死ってのは身近な所にごろごろと転がってるもんだよな……知ってる奴が死ぬってのは、何度味わっても嫌な気分だ。
[今はこの世にいない知り合いの顔を思い浮かべて、しんみり]
っと、専門家の神父様に言うことじゃねえよな。
俺と雛烏の仲がいいって?……まあ、ある意味仲はいいのかもな。
そうか。リーンさんと病院で会った時とか、そんな気配はぜんぜん感じなかったんだけどな。いつから感染してたんだろうな。Masqueradeってのは、何人分の記憶を持ってるものなのかね。
[リーンのことを思い出しながら、独り言のようにつぶやく。神父の体の震えには気づいた様子はない]
ええい、おばさんおばさん言うなっ!
…ま、いっか。
もうすぐおばさんじゃなくなるし。
しっかし、そろそろ個体名付けないとめんどくね?
元宿主の意識なんかも増えてきてるしさ。
なんか呼ばれたい名前があったら、リクエストにお答えするけど。どうする?
[と、同胞達に聞いてみる。]
ま、無理に接触せんでもいいさ。
今のアタシならほぼノーマーク。うまくいくって。
それより、ソーニャの扱いにも気を付けときなよ。
見つかったら、まず殺しにかかるだろうからさ。
違うな。
[猫に宿った病巣は、少女の言葉に指を振り。]
これは、アリアでもユニゾンでもない。
壮大なる交響曲さ。
様々な音が重なり、ひとつの大きなうねりになるんだ。
…………そう。
[心が悲鳴を上げる。恐れていたことがと]
…リーンさんを支配していたMasqueradeは他のひとに移ったってことだね。
実は、わたしは昨日、リーンさんを調べたの。だから彼女が感染者だと言うことは解析結果からもう知ってた。だから、リーンさんが生きていたら、Masqueradeが他のひとに移っていなかったら、リーンさんを手にかけようと考えてた。
…やっぱり接触して…。
[目を閉じる]
ケビンくん…どういうことか分かるよね?
今のままじゃ、わたしはケビンくんを信じることが出来ない。触れることが出来ない…。
─カフェ─
[ヴァレリアから少し遅れてカフェに着く。]
あ、それおいしそうだねぇ……。
んじゃあ、お言葉に甘えてメニューの上から下まで……と、裏面のこれとこれと……
[容赦なく注文を追加する。]
しっかし、まあ。
………猫とはね。また珍しい。
[猫の姿を意識しながら、呟く。]
猫いいよなぁ猫。
ふかふかのもふもふでさ。
コールガール ソーニャは、カルテット メノミリア を投票先に選びました。
にゃはは…じゃあ、あたしだけはおばさんと呼び続けてあげるよっ!!
[割と本気。]
………、あたしじゃない、あたしがいて。
でも、あたしはここにいる。
あたしは、またダレかを傷つけるの……?
ねぇ、話せば…一緒に暮らす方法とかないのかな…。
あたし、『Masquerade』と話がしてみたかったの…。
[少しずつ記憶を積み上げていく。
そういえば、己が己であるとき、そう思ったと。]
“烏” ケビンは遺言メモを貼りました。
うっわ。
どんな胃袋してんだい、アンタは。
[容赦なく注文を追加するリュミエールを見て、笑う。]
ああ、それから。
とりあえず皮膚接触はお互いしないようにしような。
念の為。
………ま、今更無駄かもしれんけどさ。
[溜息。]
[動けっ!動け動けウゴケウゴケ!
自分の身体に必死で言い聞かせる。
ずりっと足がようやく後へ動いた。]
アリシアのおねーちゃんを、感染させようとしたのは
あなた・・・なの?
[その顔を睨みつけながら。]
あたし、わかるんだからっ!
誰かが、アリシアのおねーちゃんを・・・
だから、あたしがまもらなきゃいけないんだっ!!
[身体の硬直が解けてじりじりと間をあけた。]
専門家という訳ではないんですけどね…[少し苦笑いを浮かべ]
[リーンの話になって、思い出すように]
私も…彼女とは長い付き合いでしたのに、まったく気がつきませんでした。
ほんの先ほど、会ったばかりなのに…
[肩を落とした]
"Masquerade"については、わからない事だらけですね。
どれだけの記憶があるのかも、検討がつきません…
人は死んだら、神の審判をうけますけど。
"Masquerade"に殺された人は、どうなるんでしょうかね…
どこに行ってしまうんでしょうかね。
いやあ…ちょっと燃費が悪くてね。
ダンテとの見た目的若さの違いの裏にはこんな事情が……
[さっそく運ばれてきたモンブランを一口。]
そうだね、皮膚接触はやめておこうか。
念のために。
まあ、僕らの場合は違うとこで感染してそうだけどねえ。
[けらけら笑い飛ばす。]
傷付ける?
ああ、そうかもねぇ。
アタシらとしちゃ、ヒッチハイク程度の気分でいるんだが。
どうも特性上、どうにもならんみたいでねぇ?
[けらけら。]
……違うの、オオカミさん。
[力なく首を振る。
記憶の整理に意識が追いつかないのか。
酷く、不安定だった。]
うねりはね、1つ違う音が入ると狂うの。
それはうねりとは呼ばない。
どんなに素晴らしい楽曲でも、それはそう。
[己が己であったとき、傍にいた人。]
きっと、濁りはあるよ……。
『Masquerade』は月へと誘う存在。
あたしが作った曲も、最後はきれいなハーモニーで終わるの。
きっと、別の方法で救われる道があるの。
…はい、リーン姉さんは抜け殻、っすから。
そして今は…。
俺でもおかしくないんです。
[寂しげに笑う。
と、アリシアが昨日リーンを調べていたと聞けば]
…そう、っすか。
……もう少し、見つかるのが早ければ、喰われずに……っ。
[感じてしまった軽い苛立ちを、思わず口にしてしまい、息を呑む。]
…す、すいません…。
だよねぇ。
血腥い事件に関わる事も多いしさ。
モンブランか。栗好き?
[苺パフェを食べ終え、運ばれてきたフルーツタルトにフォークを突き刺す。
色とりどりのフルーツが食欲を誘う。]
おおい。
それをダンテが聞いたら怒るぞ…って。
ああそうだ、そっちもダンテとは連絡繋がらないのかい?
/*
しかし。「リーンさん」は誰なんだろう。
最初、ケビン君を結構怪しんでたんだよね。反応が、いつもより遅い気がしたから(リーンさんはあんまり反応が早くない印象)
でも、話してたら、そうでもなくて。
マジでわかんないっす。
*/
……はい、分かってます。
俺が今、もっとも危険な状態にあるって。
今は平気でも、いつか……喰われ切ったら、先輩を……みんなを。
……そう、もう誰にも。
だから、今日は…先輩もそう思ってるかもしれませんけど。
俺を調べて、ほしいんです。
[僅かな希望を、口に出す。]
[己の身体の危機を感じたのか、否か。
よく分からないが、身体が少し震えるような感覚が。]
へへへ、コワイ、コワイ、コワイ、コワイ。
キャハハハ、コワイね。
[他人事のように。
謳うよう、小さく呟いた。]
人に宿れるほど余力が無くてナ。
[些か不本意そうに。]
ジョーカー喰っちまうとは、俺もヤキが回ったかね?
…事切れる最後まで、全く支配を受け入れねぇとはなぁ。
かん、せん……?
守る?
[おぼつかない足取りで間を空ける少女から目を離さず、自身も下がる。
彼女の言葉は、相手にと言うよりは自身に語りかけるようで、意味をはかりかねる。
感染者なら、意味がわからない言葉をしゃべるのも仕方ないかもしれないが。
お互いに手の届かない距離を保って、スカートの下の銃に手を延ばした。
構えはしない。けれど、しっかりと握る。]
アリシア……? その子がどうしたの?
ジョーカー、ね。
あるいはそうだったんじゃないかい?
しっかしまあ、支配を受け入れない奴がいるとはねぇ。
体質?…では、なさそうだが。
・・・このままだと・・・コロサレル!
・・・・・・まだ、死ぬわけにはいかないんだっ!!
・・・ワクチンを届けるまではっ!!
[相手は容赦なく人を死に至らしめることができる人間。
・・・人間ではないかもしれないけど。
じりじりと間を空けながら建物の間の隙間に逃げ込む。
『Masquerade』に捕まるわけには行かない。
必死で狭くて入り組んだ建物の間を走り抜けていった。]
うん、栗は結構好き。
[早々にモンブランを平らげて、次のラズベリーソースのレアチーズケーキに手を伸ばす。]
ダンテをからかうのは面白いし、結構結構。
僕も来る途中に連絡を入れてみたけど、ダメっぽいね。端末の電源が切れてるみたいだ。
…そいつは出来ねえ相談だなぁ…嬢ちゃん。
人間は、「小麦が可哀相だから、今日からパンは食べずに抱いて寝ます。」なんて言うかい?
そうか……。
ほんの先程会ったってことは、リーンさんから誰かに寄生したのはつい最近ってことなんかね。それとも、神父さんが会った時にはすでに寄生済みだったんかね。
[スモッグに覆われた灰色の空を見上げて]
どこに行くんだろうな。Masqueradeに取り込まれてそのまま同化しちまうんだろうか……。
リーンさんの魂に平穏が訪れるよう、祈ってやってくれるかい?それと、Masqueradeの犠牲になった全ての人のために。
・・・このままだと・・・コロサレル!
・・・・・・まだ、死ぬわけにはいかないんだっ!!
・・・ワクチンを届けるまではっ!!
[相手は容赦なく人を死に至らしめることができる人間。
・・・人間ではないかもしれないけど。]
アリシアのおねーちゃんが、感染させられそうになったの
あたしが、まもったんだ・・・っ!
また、襲われるかもしれないから、
まもらなきゃ・・・!!
[夢中だった。
とにかく届けないと、と。]
そうか。
メディクスとも連絡が取れんしなぁ。
みんな、どうしちまったんだか。
[フルーツタルトを手に、眉を寄せていたが。
リュミエールが食べているラズベリーソースのレアチーズケーキが気になったようだ。]
ん、いいな。それ。
あとでそれ、頼もうかな。
持ち帰りでもいいけど。
/*
ダンテともう少し会話してからなら、死後のRPももう少し凝れたのにな。ごめんね。
すごく残念。
今後の展開的に、人間関係の密集してるアリシア、ケビンあたりにスナッチが起きると盛り上がるかなとして、私とヴァレリーは微妙に話からずれた位置に来ちゃったかなぁ。
そろそろ墓下でも良いのかもしれない。
だーよねぇ。
[猫の言葉に同意する。]
人間だって、同じ事してるじゃないか。
いや。
自分が生き延びる為以外の理由でも他の生き物や、同胞を殺してる。
そっちのがおかしくないかね?
/*
うねりとかハーモニーとか。
Σ!
そうか、楽器か。
うん。楽器だ。
まさかここでも楽器に触るとは思わなかったなぁ
*/
メディクス……?
[どこかでその名前を見たような、と思い手を止める。]
……ちょっとまってて
[端末をいじり、役所のデータベースへと繋ぐ。]
/なか/
このキャラって無敵系に入るのかな?
もう少し情報の制限してもいいんだけど、24Hで結構必要な情報量あるから、多少の超法規的情報収集能力は必要だと思うのですよ。
最も、その分は動かないといけないんだろうな。得た情報を振りまいて歩く情報屋。もうかりませんが?
“烏” ケビンは、コールガール ソーニャ を投票先に選びました。
んー、焼きたてのパンっておいしいよねーっ!
[ズレたことを言った。
真っ暗な空をまた見上げる。]
その理屈だと、『Masquerade』は迷惑だから頭を潰しちゃうよっ!と同じ理屈だよねっ。
それって、とっても悲しいことだと思うもん。
……あたしが、そんなこと言うのはおかしいかもしえないけど。
[過去の記憶の残像が意識を過ぎった。]
ワクチン……?
[相変わらず、少女の断片的な言葉の意味がつかめず顔を顰めた。]
そうね、確かに私は貴方を殺すつもりよ。
[下げていた腕を上げた。銃を構える。]
ねえ、貴方はMasqueradeじゃないの?
なぜ逃げたの?
なぜ今も逃げようとしてるの?
私には判らない。
判らないから、殺すしかないの。
貴方の死体が見つかってからじゃ遅いもの。
/なか/
最初のMasquerade感染者だって知ってるとか。
……明日にはヴァレリアから誰かに寄生してるんだろうな。今日のうちに情報ばら撒いておくか?
同じような理屈になるねぇ。
ちなみに、それを徹底的に履行してるのが異端審問官って連中。
まあしゃあないけどねぇ。
連中に捕まるようなら、アタシらもそれまでってことさ。
[からりと笑う。悲壮感は微塵もない。]
『なりたて』みたいな連中は大体駆逐されて。
結局は化けるのが上手い連中だけが生き残ってるけど。
弱肉強食って奴?ちょっと違うか。
[声を詰まらせつつケビンの苛立ちに謝罪する。それは自分も感じていることだから]
……ごめんなさい。
この研究は未だ途中だから、わたしにもっと能力があれば良かったんだけど。
[『俺でもおかしくない』という言葉には苦しさを抑えつつ]
……うん、その通りだよ。
だけど、どうしてわたしが今、正直にケビンくんに対する疑念を話してると思う?
それは、わたしがケビンくんを信じたいからなんだよ。
だから今からいうことに傷つかないで欲しい。
[どうか、と心の中で祈る]
わたしは今日、ケビンくんを調べようと思ってる。
コールガール ソーニャは、ギーク ジャンクス を能力(守る)の対象に選びました。
コールガール ソーニャが「時間を進める」を選択しました
ん、了解。
待ってるさ。
[フルーツタルトを口に運びながら、端末を弄るリュミエールを凝視。]
しかしまあ。
よくそんなに使いこなせるねぇ。アタシにゃ無理だ。
これで連絡取るくらいしか出来やしない。
おばさん……。
うん、そうだね……。
あたしは、パパとママを殺してるもんね…。
[光のない瞳のまま。]
へへっ……、アナタたちは…。
同胞を殺したりはしない……?
だったら、素敵だよね…。
“蒐集家” ヴァレリアは、神父 クリストファー を能力(襲う/憑依)の対象に選びました。
あたしは、『Masquerade』なんかじゃないっっ!
それに、守らなきゃいけない大事な人が・・・
いるんだからっ!
[・・・センコウダン!]
[とっさに思いついたそれをポケットから取り出して
地面に投げつける。
目がくらむほどの強い光を放ち、
周囲が白く反転している間に、建物の隙間に逃げ込んだ]
イヤダイヤダイヤダイヤダ!
[狭くて入り組んだ隙間を必死で走りぬける。]
ええ。もちろん…
リーンさんも…すべての人に…平穏が訪れますように…
Requiem aeternam dona eis, Domine,
et lux perpetua luceat eis.
(主よ、永遠の安息を彼らに与え、
絶えざる光でお照らしください)
[レクイエムの一節を唱え、胸で十字を切る]
しかし…リーンさんに寄生していた"Masquerade"はどこに行ってしまったものやら…
ジャンクスさん、何か心当たりはありませんか?
[ジャンクスの方を向いて、問いかける]
さぁて、ね。
同胞を殺した奴もいるかもしれないさ。
[事も無げに。]
もっとも、その場合は生き延びる為…だろうけどね。
無意味に殺したりはしないさ。多分。
ああ、多分ってのはアレだ。
アタシはまだ同胞を殺した事がないってコト。
今のところはね。
…いや?
[声は冬風のように冷たく乾いて。]
足ぃ引っ張るなら、仲間でも追い出すさ。
喰うか喰われるか、それしか無ぇ。
…いや、俺こそ。
研究の成果が出てるだけでもすごいことだってのに…。
[ごめんなさいと謝るアリシアに、ううん、とふるふる首を横に振る。
気持ちを抑えるように言葉を綴るアリシアの声を、じっと聞き、頷く。]
ああもちろんっ。信頼できねぇ後輩なんざいらないっすから、ね。
それに、疑われるくらいで傷つくくらいヤワじゃないっすからっ。
[そして、続く思いに。]
…やっぱり、先輩もそう考えてくれてたんだ。
ありが、とう。
[少女が何か持ち出したのに咄嗟に身を庇う。
引き金を引く指がぶれた。
パァン。
乾いた音。
銃口は空を向いて。
目がくらむ光に後は*見えない*。]
……そう、じゃあお互い同意見だったんだね……。
[少しだけ可笑しくてくすりと笑う]
知っているとは思うけど、わたしの解析は結果が出た当日しか信用できないから。Masqueradeが次の日に乗り移ってきた場合、前の日の結果は意味がなくなる。
だから、メノちゃんも、今日は十分感染者である可能性があるの。
[クリスの祈りの言葉を聞きながら、目を閉じて神へと祈る]
ありがとな。
心当たりなあ。リーンさんと最近、接触のあった人がわかればいいんだろうがな。残念ながら俺は心当たりはねえな。教会で雛烏とソーニャさんの手当てをしてたのを見たのが最後だ。リーンさんと先程会ったってなら、神父さんの方が詳しそうだな。
『役に立たない情報屋なのです』
そりゃあ、僕は器用だから。
……器用貧乏とも言うんだけど。
[ぴっぴと端末を操作していく。
役所のデータベース。最近の情報へとアクセスする。]
メディクスって……この……
……!!
[目に入った情報に、青ざめ、端末を放り投げて駆けていった。
そのページにはリーンと……そしてダンテの名前が。
行き先は、ダンテが死亡していたと記された路地裏のスクラップ置き場。]
カルテット メノミリアが「時間を進める」を選択しました
ソフトクリーム…一緒に食べようって約束したのになぁ……。
仲良くなれないのかな……。
きっと、その道はあると思うのにぃ……。
[波は気が付けば、腰の高さにまできている。]
『Masquerade』もいろいろいるんだねっ。
人間とナニが違うのかなぁ……??
[喰うとか、喰わないとか。
また、ダレかが悲しむことが嫌だ。]
あたしがいなくなっても、ダレも悲しみはしないけど。
[目を閉じ、呟いた。]
[端末を放り投げ、駆けていくリュミエールに唖然。]
え、ちょっとちょっと。
一体どうしたんだ…い。
[放り出された端末を見て、絶句。]
っと、待ちなよ!
あ、キャッシュチップは置いとく。釣りはいらないよ!
[リュミエールの端末を拾い上げ、後を追う。]
─カフェ→スクラップ置き場─
…だって、先輩を……護りたいから。
そんためにゃ、自分の身の潔白、必要でしょう?
[自分自身でも、希望の光が欲しかったから。
と、解析が当日分しか信用できないとアリシアから伝えられれば、聞き落としていたのか少し驚いた声で]
…あ、はい、分かりました。覚えておきます。
…じゃあ、ミリアも……今は分からないんすね…。
[広場に置いてきたミリアのことを憂う。
それから、解析用の自分の持ち物を持ってくるために、また広場で落ち合おうかと提案する。]
─スクラップ置き場─
……ダンテっ!!
[全力で、ただひたすらに走って、やってきた。
が、データベースへと名前が載っているということは……すでに処理された後ということ。]
……嘘だろ…、さすがに、それは、ないよな……?
[がくりと膝をついた。]
…それと、もうひとつ、聞きたいコトがあるんです。
昨日か一昨日か…リーン姉さんと接触していた人、俺の他にいましたか?
[他にリーンに触れていた者がいれば、そちらの方に感染しているかもしれない。
だとすれば、自分は移されていない。
…ふと、そんなふうに思った。身勝手かな、とひとり笑う。
話が一段落つけば、待ち合わせの場所に向かい、アリシアに会い次第首元の青いスカーフを手渡す心算だ。
もちろん、手には黒い手袋を*はめて。*]
[ジャンクスの礼に、軽く頭を下げた]
最近接触のあった人、ですか?
[どきり、とする。間違いないのは、私と、ケビン君。
動揺は顔に出さずに、話し続ける]
いえ。私も大した事は知らないのですよ。
リーンさん、病院で"Masquerade"に感染した子の遺品を持ってきてくださって、それで別れましたから…
いえいえ、ありがとうございました。
[ジャンクスに頭を下げる。肩のミカたんにも、にこりと笑って軽く一礼]
─スクラップ置き場─
[こちらも全力で、息を切らせながらやってきた。]
そうだよな。アイツ、結構しぶといし。
…データベースの間違いって、ありうるのかい?
[まずないだろうとは思いながらも、聞かずにはいられなかった。]
そっか。リーンさん、病院勤めだったもんな。感染先の候補は山ほどいるってことか……
[困ったもんだ、とばかりに小さく首を横に振る。その肩の上でミカたんはクリスにつられるようにぺこりと一礼]
そうだ……
[懐から注射器を取り出して、クリスの目の前でくるりと回してみせる]
こいつはMasqueradeに感染してる奴には特別な効果が出るって代物なんだが。神父さんは実験に協力してくれる気はあるかい?もちろん、ただの人には何の影響もねえ……はずだ。
『はずなのです』
……人違い、かもしれない。
[この広い街のことだから、ダンテなんていうやつは山ほどいるに違いない。
彼の端末に繋がらないのは、気がつかないまま眠っているに違いない。
きっとそうに違いない。]
この、データベースの、死亡者の欄には間違いはない……はず。
[間違いであってほしいと思いたかった。]
[猫は、駆けつけた二人を瓦礫の上から見下ろして。]
奴ぁ、もう居ねぇよ。
転写できなかったからな。
…もう、消えちまった。
[だのに何故、彼らの姿を見て、こんなに胸が痛むのだろう。]
“烏” ケビンは遺言メモを貼りました。
だよ、な。
人違いかもしれないよな!
[空元気を出しながら、リュミエールの携帯を差し出す。]
これ。店に置いてあった。
…っと、受け取る時は注意しなよ?
だよなぁ。
転写されてりゃあ、まだ『消え』なくて済んだかもしれないってのに。
[足元に下りてきた猫を見下ろし。]
触っていいか?もふもふ。
[意識の中とはいえ、手をわきわきさせている姿はかなり怪しい。]
キャラメル、くれたよねっ…。
チェリーとメロン。
ねぇ、あれも嘘…?
[空に向かって首を傾げる。
全て感覚であり、本当はどうなっているのか知る由もなく。]
……もう、いいじゃんっ!!
もう…、これ以上…いいじゃん……。
[主語を探すも見つからずいた。]
そう、だよね。
あいつ、しぶといから、どっかで生きてるよね。
[携帯端末を差し出されれば、それをヴァレリアに触れないように注意して受け取る]
ごめん、拾っておいてくれてありがとう、ヴァレリア。
― スラム街 ―
[どこをどう走り抜けたのか。
気がつくと繁華街からスラム街へ移ってきていた。]
どこだろ・・・ここっ
にゃはは・・・知らないとこにきちゃった!
[道端に放置されていたガラクタの間を、
風が吹き抜けて音を鳴らす。]
A♭の音・・・それとE♭・・・。
[一つ、音が足りない。]
楽器吹きたいなぁ・・・。
[恨めしそうに赤い月を見上げる。]
嘘?
さぁ、どうかな。
いつも嘘を吐き続けているから、
どれが嘘で本当なのか・・・
[もう、わからなくなっているのかも]
そうだな、どっかで生きてるよな。…きっと。
[それ以上、ダンテの名前は出さず。
話題を変える。]
………ところで。
リーンの死因は…?
[端末のページには、死亡としか書かれておらず。
これ以上弄ると拙そうなので詳しくは見ていなかった。]
ねーこねーこねーこ。
[もふった。沢山もふった。]
いいねえ猫。
ほれ、アンタもやりなよ。
[と、同胞に猫を手渡した。]
ん……ああ……
[端末を弄り、詳細を見る]
左足の腐食、右の手の甲に痣……。
[それだけ言えばヴァレリアにも彼女の死因がわかるだろう。]
感染してた、ってことかい。
[天を仰ぎ、溜息を吐いた。]
じゃあ………誰が怪しいんだろうね。
リーンが触れたのは誰だった…?
[記憶を辿り、思い出そうとする。]
[目の前に取り出された注射器に、目を丸くして]
こんなもの、どうしたんですか…
[ジャンクスの話を聞いて考えている]
まだ実験段階の物ですか…
…これが実際に有効なら、"Masquerade"に対して有効な手立てになりますよね…
[結社でも、"Masquerade"感染者に対しての有効な手立てがないのが実情だ]
魅力的なお話、ですねえ…
[しばらく考えた後、首を縦に振る]
私でお役に立てるのでしたら。
広場だね…うん、わかった、待ってる。
リーンさんと接触してたひと?
…ケビンくんもわたしと同じことを考えてるみたいだね。
わたしも解析結果が出たときから、ずっと、それが頭にあったの。
………居るわ。
一人だけ、接触してた知ってるひと。
[守りたいと思った子、守ってくれた子]
……メノちゃん……だよ。
メノちゃんはMasqueradeに有効なワクチンを持っていて。
それをわたしにくれて守ってくれたみたいなの。
だけど、彼女にはこのワクチンは効かないらしくて。
昨日のメノちゃんは確実にメノちゃんだった。
だけど、もし、Masqueradeがメノちゃんの持つワクチンの存在に気づいたのだとしたら。
[リーンには気づかれないようにワクチンを受け取ったつもりだったが、あの時、もし気づかれていたのだとしたら、自身を狙って失敗したことからメノミリアが有効なワクチンを所持している人物だと容易に推理できるはず]
そっかぁ……。
サックス…吹きたいなぁ……。
[記憶の処理に意識が疲れたのか。
目を閉じたまま、眠りにつこうとする。]
あたしは…嘘だとは思えないもん……。
だから、もうダレも傷つけないでほしい…。
……おね…がい……。
[ブツッと消えるよう。
意識は記憶の波の中、*揺れている。*]
僕らが教会へ行った時、リーンが、確かいたよね?
[自分がリーンを最後に見たのはそこだった。]
何をしていたっけ?
[ヴァレリアへと問いかける。]
[記憶を手繰りながら、口を開く。]
確か…。怪我人の治療をしてた。
ケビンと、ソーニャ。
記憶してる限りでは、あの時直接触ってたのはその二人だけだった筈。
掃除しながら見てたから、見落としている可能性はなくもないけど。
今ん所は、とある大手の製薬メーカー筋から入手したとしか言えねえんだが。
[クリスが考えた末、受諾の言葉を告げるのを聞くと]
本当かい?こんな胡散臭い話、てっきり断られると思ってたんだが。今は少しでもデータが欲しい所なんだ。協力に感謝するぜ。
それじゃ、ちょっと腕を掌を上にする格好で出してくれるか?それで、拳をぎゅっと握るようにして……
/*
もっといるじゃないか!
超手当てしてたじゃないか!
どこ見てるんだアリシアーっっ!!
あぁもう絶対鬼門だ・・・
ワクチンあげないんだからねっ!
・・・持ってないけどサ。
Σ!
ワクチン・・・あげたら使ってくれるかなぁ。
・・・黒出しされて、実は使っていませんでしたとかだったら凹むわぁ。
暴れまくってやる。
*/
― スラム街 ―
[赤い月。]
パパとママはそこにいるんだ。
あたしを置いて・・・あそこに。
だってあたしが・・・。
[再び歩き出した。
吹けない代わりに鼻歌を精一杯小さい声で歌いながら。]
確かに胡散臭い話ですよね。
[思わず苦笑いをして、ジャンクスの方を向く]
…もう…リーンさんみたいな…被害者が出るのは、いやなのです…
何か手段があれば、藁にでもすがりたい心境ですよ。
[まっすぐジャンクスの瞳を見つめた]
ええと、こうですかね…
[ジャンクスに言われるままに、腕を出す]
あの時、触っていたのは……ね。
ただ、そのタイミングであったとは限らず、前後……さすがにそれは分からない…かな。
ヴァレリア、リーンの交友関係とか…知ってる?
今日メノちゃんを狙ってくる可能性が十分過ぎるくらいに出てきてしまう。そして、事実としてリーンさんからMasqueradeは移動してしまった。
[自分を救ってくれた子に対して、
なんてひどい疑念を抱いているのか]
ケビンくん…わたしはもう。
おそらくMasqueradeに気づかれてしまったと思う。
狙われてしまっているのだと思う。
[脳裏に浮かぶのは昨日メノミリアが必死に警告したこと]
……残された時間はないかもしれない……。
だから、これからは、わたしをしっかり見ていて?
そして少しでも、おかしな行動をしたなら迷わず、わたしをその手にかけて欲しい。
[真剣にゆっくりと、切なるその願いを口にして、ケビンとの通信を切った]
[苦笑いには苦笑いで返す]
だよな。ああ。そのままじっとしててくれ。ちょっとちくっとするぜ。
[手袋を装着して、射出型の注射器の先端をクリスの腕に向けて、押し出す。パシュっという音とともに小さな痛みが走るだろう。注射器を腕から離す]
どうだい?気分は平気かい?……後は、こいつを腕に巻いてくれ。あ、ちゃんと消毒は済んでるぜ。
[データ観察用に、コードのついたバンドを腕に取り付けようとする。そのまま二分ほど観察を続けてから、装置を外すだろう]
だよねえ……
僕自身はリーンとの接触は……なかったな。
[検診の時も、ただ見ていただけだったから。]
ソーニャとケビンかぁ……とりあえずその二人には気を付けておこう、ヴァレリア。
まぁね・・・私もめんどくさいと思ってる。
ただ・・・生かしておいても面倒だよ。
この子の記憶から得られた知識をまとめると、
アリシアは・・・シーカーである可能性が高いからね。
アタシも、常連客として見かけてるだけだったからね。
触っちゃいない。
[ひらりと手を振って。]
わかった、気を付けとくよ。
ケビンを疑うのは、心苦しいけど…ね。
[取り出した煙草に火を点けながら、苦笑い。]
“蒐集家” ヴァレリアは、コールガール ソーニャ を投票先に選びました。
わかってる。
アタシが神父サマに憑依した後、まだアンタが生きてたら。
任せてもいいかい?駄目ならアタシが喰うけど。
なんとかして、癖をトレースするさ。生き延びる為だからね。
ま、あたしに万一のときはさっくり見捨ててちょーだい。
って言っておくよ。
どうもさっきからぞわぞわと嫌な予感がしてる。
・・・ゆうべみたいな。
[ちくり。腕に痛みが走る]
あ、はい。特に変なことはないですねえ。
[ジャンクスの手際のよさに感心しつつ、バンドをつけたりしている様子を眺めている。
装置が取り外されると]
…どう、ですかね?
[少し落ち着きなさげに、聞いてみた]
/*
さぁって、どうしよっかなぁ
なんかソロールで伏線張ればよかったか。
下手に回避に出るのもアレだしねぇ
あぁ、鬼門ダー
・・・なんか、日本古来の戦隊ものっぽい。
*/
[歩いているうちに、見覚えのある建物・・・だった場所に出た]
・・・教会・・・?。
[この前の騒ぎを思い出して足を止める。
あそこで向けられたは銃口と敵意。]
イヤ!!
[足は自然と教会を避けて繁華街への道へ。
いつも演奏していた通りを駆け抜けて、
突き当たりのベンチの上に楽器のケースを抱えてうずくまる。]
もう、あたしには・・・
[守りたい人がいる・・・
でも、それと同じくらい守られたいとどこかで思う自分・・・]
リュミはケビンとソーニャを疑ってる。
最悪、ケビンに罪を擦り付けて殺す…ってのもアリはアリだが。
アンタ、どうする?
誰が、感染しているかもわからないからね……。
僕も、ずっと……親しい人を疑っていたし。
[釣られて苦笑い。
少し悲しそうな表情だったかもしれない。]
ああ。
疑いたくなんかないのに、な。
[ぷかり、と煙を吐き出す。
口元に浮かんだ苦い笑みを隠すように、また煙草を咥えた。]
“蒐集家” ヴァレリアが「時間を進める」を選択しました
/*
明日、襲撃されてるかな。わくわく。
今回の中の人の目的は、襲撃されてみたい、ですからねえ。
かなり、楽しみ。
*/
投票を委任します。
神父 クリストファーは、“烏” ケビン に投票を委任しました。
っと。
ソーニャを疑ってるみたいだね。
『メノミリア』も、ソーニャを殺したいと思って当然だとは思うが…?
[にいやり。]
そっか、何ともないか。頭の上から腕が生えてくるとか、目からビームが出るようになるとか、期待してたんだがな。
[軽口を叩きながら、モニターに映るデータの経過をじっと見つめている]
あれ?……いや、今ん所、異常はなさそうだな。残念なような、ほっとしたような、複雑な気分だ。
[口の端を少し上げてクリスに告げ]
もらったデータは有効に活用させてもらうぜ。ありがとな。
[取り外した装置を袋にしまい込む]
そー、だね。
さっきも殺されかけたし。
あれ、うちらよりもヤバイって!
あれが人間とは、ねぇ・・・
[くす、くすくす]
カルテット メノミリアは、コールガール ソーニャ を投票先に選びました。
[ざりざりと毛並みを舐めて整えつつ。]
切りのいいところで見せ付けてもいいんじゃない?
…人間って、悲しいと色々判断力狂うらしいし、さ。
[眼鏡の事を暗に言いつつ、くしくし毛づくろい。]
そうか。
刺されてないんなら、良かった。
[ふぅ、と。
煙と一緒に、安堵の溜息を吐く。]
何にせよ…放っておくとかなり危険な気がしてきたね。
やっぱり、怪しい……か?
感染者の疑心暗鬼……?
[様子はどうだったか、と思いだそうとしている。
自分が感染しているのではと疑わないのか、と問われたこと……それは感染者とばれるのではないかと思っていたから出た言葉だったのだろうか?]
[ジャンクスの軽口を聞いて、ぷっと吹き出す]
目からビームなんて、いまどきの機械化でもありえませんよ。
[結果を伝えられれば]
異常、ないですか…それはよかったです。
といっても、異常が出たらそれがおかしいって事がわかるだけで…本当に有効なのか、私にはわからないのですけど。
[装置を仕舞い込む様子を眺めつつ、話す。]
神父 クリストファーが「時間を進める」を選択しました
怪しいのと、危険なのと。
今の話を聞いた感じでは、その両方かな。
ケビンは、怪しくもないし危険そうでもないと思った。
暫く連絡取ってないから、今はわかんないけどさ。
でも、疑えないよ。アタシには。
[短くなった煙草を携帯灰皿に押し付けながら、俯く。]
ヴァレリアはケビンを信頼しているんだね……いいことだ。
疑えないんなら、それでいいじゃないか。
疑心暗鬼ななかでも信用しようとすることはいいことだよ?ヴァレリア。
[僕もそうありたかった、と少し後悔をした。]
神父 クリストファーは、コールガール ソーニャ を投票先に選びました。
『ミカたんは目からビーム出せるなのです、シンプ』
いや、それは発光してるだけだから。
……まあ、そうなんだよな。有効かどうかは、この先に試行錯誤の上に現れるもんだから。今は過渡期って奴だな。神父さんの言ってた様に、藁にでもすがりたいのは俺も一緒だ。
協力、ありがとな。さて、他にも協力者を探しに行ってくるかな。
いえ。こちらこそ興味深い話を聞けてありがたかったです。
無事に結果が出るといいですね…そうそう、結果が出そうでしたら、早めに連絡もらえるとうれしいですよ、協力者としてね。
[ミカたんの様子に笑みをもらしつつ]
それでは、失礼します。
[去っていくだろうジャンクスに、手を振った]
[足元にあった、見覚えのある眼鏡を拾い上げる。]
なあ、リュミ。
これ…。似てないか?ダンテの眼鏡と。
[眼鏡のつるを持ち上げ、リュミエールに見せる。]
ケビンくんからの通信を受け取ったのがここで、本当に良かった。
誰もいないし、誰もこないし。
あっ、だとすると来ているわたしが怪しいのかな?
[リアンは先日の騒動の残骸で遊べるのが嬉しいようでしきりにうろちょろしている]
……もともと、静かな場所が好きなのはあるけど……。
投票を委任します。
神父 クリストファーは、“烏” ケビン に投票を委任しました。
[ヴァレリアの拾い上げた眼鏡をみた]
……一緒だ…ね、ダンテのと。
名前が一緒で、眼鏡も一緒で……偶然ダンテは眠っていて端末に出ない。
……ありえるかな?
神父 クリストファーは、コールガール ソーニャ を投票先に選びました。
ああ、結果出たら連絡するよ。そうなることを祈っててくれ。
[ミカたんと一緒に、クリスに手を振り返し別れる]
しっかし、最近の死者ってBar "Blue Moon"の関係者が多すぎるな。メディクスって言ったか、あのバイト青年に、銀髪の義手の男、それとリーンさんか……呪われてるんかね。
[つぶやきを残すと、路地裏を後にする]
公安 リュミエールは、コールガール ソーニャ を投票先に選びました。
投票を委任します。
神父 クリストファーは、“烏” ケビン に投票を委任しました。
そうだっ!
おねーちゃんに渡さなきゃ!
[守りたいものがある。]
[携帯端末で連絡を取ると教会にいると言われた。
そこはさっき逃げてきた場所。
また近づくことはできそうにない。]
・・・うん。わかった・・・
[通信を切ると、楽器のケースから小さなケースを取り出す。
認証を通して取り出したのは1日だけの抗体の素。
それと、自分の血液を入れた注射器。
[無防備な屋台から包装材を調達してそれらを包む。
昨日、宇宙人と交信云々でバカにされた覚えのある少年がそばを通れば、
これを教会にいるおねーちゃんに渡して欲しいと
小銭を何枚か渡して*頼んだ*]
[ふと、時計を見る]
もうこんな時間ですか…そろそろ子供たちの所に戻らないと…
[そう口にすると、気分が重たくなった。
子供たちの中には、リーンに助けてもらった子がたくさんいる。
その子供たちにリーンの死をどう伝えるべきか…]
"Masquerade"…なぜこんな病が存在するのですか…神よ…
[小さくつぶやいて、その場を*立ち去った*]
/*
あぁ神父様ごめんなさい。
でも私は神父様が一番かぁいいと思っているのですよ。
かぁいいがゆえに、それがゆえに・・・
ついいじめてしまうのです。
食べちゃいたくもなるのです。
あぁどうかお許しを・・・
*/
ありがと。
どうしようかな……その辺をぶらぶら…
じゃなくって、調査を……
[すこし、歩き振り返って]
じゃあ、また……かな。
次会う時も無事だといいね、ヴァレリア。
― 街中 ―
[クリスと別れて繁華街へと出た。人通りが減り、閉まった店も多く見られる。普段と違う光景を眺めていると、路地から突然駆けてくる子供とぶつかりそうになった]
おっと……危ねえな。何を急いでやがんだか。
[そのまま駆けていく子供を見送った後、子供が駆けてきた路地の先を見る]
『あそこに見えるの、メノミリアなのです、マスター』
本当だ。あんな所で何してんだ?
[ベンチの上で楽器のケースを抱えたままの少女の姿に首を傾げ、そちらへと近づいていく]
[ヴァレリアへ挨拶をし、その場を後にする。
どこにいこうか……ふと思いついたのは教会。]
結構大変なことになってたけど、大丈夫かな。
[眼鏡を握りしめ、教会へとむかう。]
ああ、そうだね。
次会う時も、無事だといいな。
[手を振りながら、リュミエールを見送る。]
さて、と。
アタシも…足を使って、調査するかね。
[踵を返し、スクラップ置き場を*後にした。*]
よ、どした?
また何か不幸な目に合ってるのか?
[メノミリアがベンチに座ったままなら、声をかけた後、隣に腰掛ける。しばらく灰色の空を見上げた後、音の外れた口笛を*吹きはじめる*]
―――?!
[声が聞こえた気がして反射的に身構えた。自分の正体はもうMasqueradeに知られてしまっている]
――……誰?!
[リアンもぴくんと反応し、その方向へ走って行った]
ギーク ジャンクスは、公安 リュミエール を投票先に選びました。
おや……
[中に入り、駆け寄ってきたリアンを、しゃがんで撫でる]
いつの間にか神父さまは犬になってしまったのかな?
これだと懺悔は聞いてもらえないかな。
という冗談はいいとして、わんこ……君がいるということは……
[顔をあげ]
や、アリシア。
………リュミエールさん……。
[微妙にほっとする。彼はリーンと接触していただろうか]
どうして、こんなところに居るんですか?
/*
だめだー眠い。
ここんとこ連日夜更かしマックスだったしなぁ〜
リュミとアリシアはよくもつよ。
うふふ。
2村続けて(ガチ即墓が挟まってるけど)楽器持ち役とはうにゅにゅ。
サックスはそれだけでサマになってうらやましいよー
*/
ちょ、神父サマが犬とかっ!
こっちには猫がいるけど…
[寝ている隙を突いてもふった。
毛を逆立てるくらいもふった**]
……では。
[祭壇の前に立つ]
友を、信じることができませんでした。
考えれば考えるほどに、疑わしく思えてきて……銃を向けようとさえ考えてしまいました。
……そしてその友は遠くに去り。
彼がそうだったかは僕にはわからない。もしかしたら本当にそうだったのかもしれない。
けれど、友を疑った……そんな自分が赦せなくて……
信頼し合う人達を見ていると赦せなくなって……
ごめん……ダンテ。
[最後の呟きはとても小さい声だった。]
……………。
ダンテさん?
ダンテさんがどうかしたのですか?
遠くに去ったって……喧嘩でもしちゃったのですか?
それに、友を疑う自分が赦せないって、信頼し合う人達を見てると赦せないって……。
リュミエールさん……?
[心配になり、つい後ろから口を挟む]
……ダンテは…
[眼鏡をコトリと置く]
最後に会ったその後から、連絡が取れない……
それで、役所のデータベースに……ダンテという人物の死亡が記されていて……
Masqueradeじゃないかなんて疑ったから……いなくなってしまったのかと思えて……
[少し、声が震えた。]
ダンテさんが…死亡?!
[何を言えばいいのかわからない。だけど、自分もダンテを疑っていた]
Masqueradeじゃないかと疑ったから?
後悔してるのですか、リュミエールさんは?
疑わなければ良かったと。
理由があって疑っていたのではないのですか?
[震えているリュミエールに問うことではないのかもしれない。だけど、自分の気持ちと似ているから、話すことで整理をつけたいと思った]
……様子が変かなあって思ったんだ。
普段取らない行動を取っていたらしいし、ここ、教会であったこと……
[ひそかに見ていた光景を思い出す]
確証のないことで疑って……ダンテは一緒に笑ってくれていたのになぁ……。
疑わなければよかった……こんなに、嫌な気持ちになるのなら。
………リュミエールさん。
[寂しい、悲しい、切ない、そんな気持ちが混ざったような視線を向ける]
信じることって疑わないことではないとわたしは思うんです。疑っているなら、それをお話して、相手に理解を求めることだって出来るし。
[今日のケビンを思い浮かべる]
リュミエールさんが後悔しても、ダンテさんはきっと、喜ばない。
なんて言えばいいのかな…。
ほら、リュミエールさんっていつも前向きだったじゃないですか?
そっか……
[もうそれもできないのだけども。]
……ダンテがいなくなって、ちょっとだけ後ろ向きになっちゃったや……。
駄目だなあ……いつも通りでなくっちゃね。
[力なく笑う。]
そうですよ…そんなに落ち込んじゃったら、わたしも伝えたいことも伝えられなくなってしまいます。
[リュミエールを見ながら、少し微笑む]
わたしだって、今日ここに祈りに来ていたんですから。
誰かを信じることよりも、誰かに信じられているのに裏切ることになるかもしれないから…怖くて、ここに。
そう…わたしにはもう、時間がないかもしれないから。
以前お会いしたときにした弱くて頼りない…守ってもらうに値しないひとの話、覚えていますか?
[話しても大丈夫だろう。
友を失ってこんなに落ち込んでしまう彼なら。
自分は赦せないと後悔するような彼なら
それに今更隠す必要などない]
………そのひとは、わたしなんです。
[信じてくれるだろうかとリュミエールの反応を見つめる]
……へ?
[気の抜けた声を出す]
君…が?
君が……その……?
いや……確かに口振りはそう言っているように思えたけど……本当に…?
……嘘だと思います?
[寂しげにただ見つめるだけ]
隠していたんです。
感染者の方に見つからないように。
出来ることはないかとずっと思っていて。
疑いあって、無為にひとを殺さなくてすむような世界にしたくて…だけど、ダメみたいです。
なんだかバレちゃったみたいで。
[苦笑する]
先日、実際に狙われてしまいましたし。
……いや
さすがにこの場で冗談を言うはずがないし……
君を信じるよ。
[隠していたことを聞けば]
Masqueradeは意志を持ってる。自身を排除しようとする存在は消そうとする……
ばれてしまった……?一体どうして……
どうしてなのかな…隠してたつもりだったけど。
察しのいい感染者さんだったのかもですね。
リーンさんとか。
見つかっちゃったと感じてるのはあくまでわたしの主観なんだけど、でも……実際襲われてしまったことを考えると、次がないとは言えない。もう、気づかれたと考えて動くべきだと判断しました。
リーン……
襲われたなら、気付かれた、そう思っていたほうがいいね。
最悪を考えて動かなければ……
何か、僕に出来ることは?
[何も出来ない、そんな気さえするが、少しでも力になりたいと、そう聞いてみる。]
わたしはもう、いつわたしじゃ無くなってもおかしくない。
だから…もし、わたしが、わたしらしくないと思ったら、遠慮なく、駆除しちゃって下さい。
疑うことを恐れないで下さい。
後悔しないで下さい。
それは、わたしが望んでいることだから……。
わかった……
君が君でなくなった時は、僕が……
でも、そんなときはなるべく来てほしくない。
そうならないように、気を付けるんだよ?
気を付ける?
ずっと気を付け過ぎて疲れちゃいました。
さっき、ダンテさんのことで落ち込んでいるリュミエールさんに言ったことも、全部、自分を慰めるために話していたりなんかするんです。
わたしも今、自分が一度襲われた状況から推理して、最低だと思うかもしれないけど、自分を守るためのワクチンをくれた子が感染者じゃないかと疑っていたりするから。
なんの為に隠してきたのかな、馬鹿みたいです。
[涙が溢れる]
役に立ちたいと思ってきたのに。
杞憂だったら、いいのにな。
[希望を口にする]
そんなに甘くないですよね?
……そう、か。
[持っている秘密のせいで狙われて、状況から、大切な人を疑わざるを得ない状況でいる、そんな彼女。
涙を流す姿を見て、すこしでも安心させたいと頭を撫でようと手を伸ばすが]
……いや、これはやめておいたほうがいいだろうね。
僕もいつの間にか感染しているかもしれないから。
安心して、君を守ってあげるから
なんて大層なことは言えないけど……何か少しでも力になれるように、協力するよ。
前向きに考えよう、アリシア。
君はまだ、感染していない。そう思って、できうる限りのことをしようよ。
前向きなリュミエールさんが帰ってきてくれたんですか?
[泣き笑いの表情で見つめる]
前に言った通りだったでしょう?
弱くて頼りない、守るに値しないひと。
公安 リュミエールが「時間を進める」を選択しました
公安 リュミエールは、研究者の娘 アリシア を能力(守る)の対象に選びました。
研究者の娘 アリシアは、“烏” ケビン を能力(占う)の対象に選びました。
研究者の娘 アリシアは、カルテット メノミリア を投票先に選びました。
研究者の娘 アリシアが「時間を進める」を選択しました
元気付けるために、甘いものとか……どう?
[ポケットから一つ、黄色い包み紙の飴をとりだし、投げ渡す。]
はちみつレモン味。おいしいよ?
[元気になればいいなと、*微笑んだ*]
―回想・中心街―
ミリアのやつ、が?
[「同じ事を考えてるみたい」という言葉をまた聞いて、ちょっとばかりこそばゆくなったのだが。
リーンと接触していた人間について聞き、え?と声を漏らす。
しかも、そのミリアは…有効なワクチンを持っていた、と。]
……なぁ、それって…。
気付かれた、とした、ら。
[アリシアと同じ懸念を、呟く。]
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