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じゃあ、少年が聞いて育ったという昔話をお伝えしましょうか。
「昔々、いずれの時か、人間を喰らい、その人間になりすます鬼が現れた里でのこと。
その里には、一人の男がいた。義を重んじる騎士だった。
騎士はある舞姫を見初め、ついに結ばれた。
やがてふたりの間には女の子が生まれた。騎士も舞姫も娘をたいそう愛しんだが、互いに仕事…任で忙しく、なかなか可愛がれなかった。
それでも騎士は、幼い娘に、義の大切さを教え続けようとした。
ある日、騎士は仕事を休みがちになった。
だから娘は、今こそ父とたっぷり遊んでもらえる時だ、と大喜びした。
しかしそれは、喜んではいけないことだった。
前の日に、騎士は戦場でとある女に誑かされて関係を持っていた。その女こそ鬼だったのだろう。
鬼に取り憑かれたせいで、ぼんやりとしていたのだ」
「やがて鬼は、別の獲物へと取り憑いていった。
鬼の抜け殻の騎士は、ベッドの上で…」
[少し言葉を詰まらせる。]
「顔の半分を失って死んでいた。首筋には、鬼の足跡と呼ばれる痣がついていた。
娘はそれを見てしまった。臭いを嗅いでしまった。
幼子には死は理解できなかった。だが崩れた顔と不快な臭いに、慄いた。
強い恐怖に怯える娘に、舞姫は告げた。
父の顔を欲しがった鬼が、父を喰らったに間違いない、と。
父は生前言った。悪しき鬼は、祓わねば義に背くと。
母はこの場で言った。父を殺した悪しき鬼は、祓わねばお前の義に背くと。
娘は『復讐』の二文字を覚えた。
自分の命を復讐に捧げると誓った。
そして、鬼を祓う巫女になりたいと願い、そのために旅に出て行った」
…さぁて、この後、娘が巫女になれたかどうかは覚えてないワケですが。
こうして復讐に燃えるヒーロー…ヒロイン?の話を聞くたびに、少年の血は騒ぐのです。
だから「鬼」がいる証である、感染者、その死体を見たがる、というワケなんですわ。
…めでたし、めでたし、かな。
[ぱちぱちと手を叩く。少年の目は伏目がち。
と、ミルフィーユがテーブルに置かれる。食べたいなぁと思いつつ。]
“蒐集家” ヴァレリアは、神父 クリストファー を能力(襲う/憑依)の対象に選びました。
私ね、あなたに言い忘れたことがあって。
―ありがとう―
寄生されてからもずっとそれを言いたくて
あなたにめぐり合えたことも
あなたが、最期に私を・・・撃ってくれたことも
感謝してる・・・
[それまで不安定に揺らいでいたジャヌスの記憶が
ふ、と落ち着きを取り戻したように力を抜いた]
[持っていた高速振動ナイフで左腕を切り落としたのは自分だったのか、その辺の記憶は酷く曖昧で。
けれどその腕を捨てなければ、その場で自分は朽ちていたはずで。]
[ひとつになろう。その誘いに応えられぬまま。]
例えば、わたしが“何か”を知っていたとして。
それをリュミエールさんに伝えて、現状が変わりますか?
対策が出来ますか?
政府の対応はずっと後手後手で、世界に病を蔓延させてしまっている。
研究所の研究が進まないのは、病のせいだけじゃない。
認識だと思います。
リュミエールさんはお仕事でこの病のことを調べているのですよね?
“お仕事”でしているのなら。
辞めてください、その仕事自体を。
まあこれで、報酬の件は以上っ!ってコトですな。
これでも不足なら…ああ、まあ、ここのメニューで埋め合わせさせてくださいな。
[財布の入っているポーチを心配げにちら見していたところ、ふと、思い出して]
…ああ、そういや、今じゃなくて「前」、姉さんのコトが判った理由だったんでしたね…最初の報酬の件。
…また動物みたいな、って言わないでくださいよ?
あれは…姉さんの身の匂いと、それと声の調子、あとはまあなんとなくって感じの雰囲気から判ったんです。
そういうのを全部ひっくるめたのがカンの正体だっていう学者さまもいますけど…まあ。
・・・はぁ・・・
[ようやく自分の言葉が出るようになると、
大きく息をついた]
ダンテさん、だったんだね
苦悩の声の主は。
[ジャヌスの記憶の想いと、ダンテの様子と
両方感じているのでいつものような茶化す口調ではなく]
それともう一つ…まだ答えてない質問がありましたっけ。
“あれ”はどうやって生きた人間の体に寄生するのか。
[その話を振る少年の声は低く、重い。]
「触れるコト」で、っすよ。
身体が触れ合えば、それだけでも入り込める。たとえ…手と手であっても、できないワケじゃない。
ましてやもっと親密な接触なら…ねぇ?
[テーブルに腕を組んで乗せている少年の両手には、黒革の手袋がはめられていることに、ソーニャは気付いただろうか。]
[言葉になりきれぬ、切望。
共に在りたいとの願いは、叶うことなく。]
[その声に導かれたら、
その声に願われたら。
…どんな事であろうと従ってしまうかもしれない。]
変わらない……ね。
[残念ながら、そんな力は自分にはないから。]
ただ、できうる限りのことがしたいんだ。
お仕事、とはまあ言ったけども……
今朝、同僚がおそらく感染者にやられた。重症で、助かるかなんてわからない。
それ以前にも何十人という仲間が殺された。
中には感染していた人がいて、僕が直接手を下したことだってある。
感染者の恋人を殺して、今でもそれを引きずっている友がいる。
そういうのが嫌だから、ね。自分自身も、他の人がそうなってしまうのも。
たとえ仕事を辞めても僕のやることは変わらないよ。
…ま、情報屋やってると、んな与太話もわんさか入ってくるワケですわ。
[からからと笑ってみせる。
情報は“仕事”上で手に入れたもの、組織の中で初めて教えられたもの、どちらもあった。]
……こわーいお話は今はなしにしましょうや。
飢えた烏にせっかくのケーキを奪われるワケにゃいきませんし、ね。
[やっとのことで、ミルフィーユに*ありつけた。*]
/*
ちょっと待った。ベッドの上でって…。
自宅のベッドに誰か連れ込んだのか親父。
復讐を誓わせるために、母さんがわざとベッドに遺体を搬送したということにしよう。
[ジャヌスの記憶がソーニャにも大きく反応したことを思い出した]
ソーニャ・・・って似てるの?
だとしたら・・・ソーニャを私が食べたらどうなるだろう?
[聞いているかいないかも、何を考えているのかもわからないが、
隣にいるダンテに視線を送らずに意識だけを送る]
同じ顔で、同じ声で・・・話すのかな?
[うふふ]
それは、仕事とは関係なく、このMasqueradeに関わるということですか?
それが、どういうことが分かった上で、それでも…。
[男性の気持ちがわからないわけじゃない。それでも安易に打ち明ける訳にはいかないと思う]
だけど、リュミエールさん。
あなたが組織、それも政府というものに属している以上、知りえた情報は全て報告してしまいますよね?
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