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[なんやかんやで里音に呼ばれて>>252、先ほどの部屋に戻ってきました。
出されたのは、破られた日記のページと手帳の切れ端。
どうもこの部屋の床板から出てきたものでした。
どうりで見つからないわけだ。
私としたことが節穴でした。
南田さんが残したものでしょうか、俊子さんに見つからないように隠したものかもしれません。命を賭して。]
──半地下・外扉前──
[梨亜が内扉から突入した後か、それとも同じ頃か。
"山根忠彦"は、外扉から現れ、手近にいる人間へと押し掛かるように襲うだろう。
動きは緩慢で、逃げる事も容易いが、
"山根忠彦"から押し掛かられれ動きが取れなくなれば、喉元へと両手が伸ばされ、対象が気絶するまで力が籠められる事だろう。
最早、"山根忠彦"に声をかけても、うー、あー、と意味を為さない言葉を返すだけで、正常な精神が残っていない狂人である事が分かる。
止めるには、"忠彦"を殺すか、気絶させるか、身動きが取れないようにさせる他無い。**]
[回想:左下の部屋]
[>>243 部屋にキリクが入ってくると、成美を見てくくく、と笑った。
やっぱりこいつは胡散臭い。
>>250ヒデが、こいつがニヤついてる理由について聞くと、>>253中二病な回答が返ってきた。
俺も分かるぞー。ホラーゲームなんかでよくあるもんな。
だが、時と場所をわきまえないなら、○すぞ。]
禍々しい儀式っつってもな。
国内でこんな儀式をやるカルトな団体は無いんだよ。>>#0:16
もし、この儀式の意味が分かれば、
[ヒデの質問>>264に、ただの「医学的な」興味だ>>274と返答されれば、俺もこれ以上聞くこともない。]
[酷くためらってから、続ける。]
ただ、卵は壊すっす。
自分がやるっす。
きっと気持ち悪い事になるんで、
その時は皆大部屋を出ていてほしいっす。
[その頼みは聞き入れられるだろうか?]
──半地下──
......。
[廊下で、龍は純次郎に手渡された懐中時計、<M.Hana>と刻まれた懐中時計と、首から下げた侭の自分の懐中時計を手の上に出して、眺めていた。
龍とお揃いの、懐中時計。
この世に、二つしかないもの。]
... ...。
[小さく呟き。大事そうに握る。
二つの懐中時計に刻まれた文字も、青年の様子も、見ようと思えば誰でも見れるだろう。*]
−俊子の部屋−
[近づく唇に、君は一瞬だけきょとんとした後]
[避けることなく、口接けを受け>>268]
[ご褒美を貰った子どものように、くすくすと笑った]
[ちょ、ちょっと…おい!?]
・
伊達さん…山根忠彦…?
ああ、俊子さんのお父さん…は襲わない。はい。
龍くんのことは…
[痛めつけても、嬲っても…と言われ>>269]
[君は、どこかが痛んだように]
[顔を顰めるも]
[君は嬲るのが好きなはずだと、暗示のような言葉に]
[次第に、うっとりとした眼差しになり]
[こくり、と深く頷いた]
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