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[身体を掻き毟るショッキングな光景に、見ていることしか出来ず。
震えて、怯えて、なす術もなかった。
男性が卒倒する寸前、チズルは青白く光る火花を見たような気がした。
その様子は、まさに発狂していて。
危ないクスリの禁断症状……?咄嗟の印象ではそう思った、けれど。
今の光は、それでは説明がつかないような気がして。
何となく、ぞっとしたものが背筋に走った。]
い、いえ、その。
[>>234戸惑いながら、後の事も見ていることしか出来なかった。
チズルは腰が抜けてしまったようだ。
一時的に、立ち上がれなくなってしまったらしい。
バンクくんはと見れば、特に何事もなかったかのように丸くなっていた。ほっとしつつ。
そうして、守ってくれた大学生に声をかけられて。>>237]
……あ。
は、い。大丈夫です。
ごめんなさい、庇って頂きありがとうございます。
[座った体勢のまま、ぺこりと頭を下げて礼を言った。*]
[チズルは腰が抜けてしまってはいるが、
無事なようだ。
俊子がものを取りに行くと、
倒れた男へちら、と視線を向ける。]
病気って――あれっすかね。
[誰へともなく呟いた。
あんな症状、どこかで見たことがあっただろうか?
20≦医学:5]
──少し未来の時間軸:ある程度騒然さが収まった頃──
すみません……
避難されてきた皆さんのお手を煩わせますが、
父を寝室に運ぶのを手伝って頂けませんか……?
[俊子は、父の寝室であり書斎でもある部屋へと運ぶのを手伝って貰えないか、貴方達へと尋ねる。
書斎兼寝室は、ホールにある扉から行けるようだ。]
いえいえ、医者というわけではありませんが、
お薬を扱う商売を少し…。
[薬を扱っている以上、それなりに医学をかじっているわけだが、癲癇や痙攣による発作とは違う症状のようだ
そういえば、ここに病人がいるという話は聞いていたが彼がそうなのだろうが、しかしこの男の症状、見たことはなかった]
突然暴れたりするのは初めて?
[差支えがなければ、俊子にこの男の病気について訊ねただろうか**]
──現在・ホール──
いえ、初めてではありません。
少し長くなりますが、
私の話を聞いて頂けますか、キリクさん。
[俊子は、キリクの傍らで父の介抱をしながら話をし始める。]
自分も何か手伝うっす。
[と、言ってみたものの、
チズルはリーノが見ているし、
男は俊子とキリクが看ていた。
声がかかるまで、邪魔にならないよう
少し離れた場所から男の様子を伺う。
梨亜かヒデか、その場から離れている者が
いれば声を潜めて問うてみる]
何の病気っすかね……?
うつったりしないっすかね。
[病気よりはクスリっぽいような。]
──現在・ホール──
私達は、いえ、
私と母と父は三人で都内に住んでいたんです。
けれど、ある日。
半年前頃の事でした。
父は一人、突然この山小屋を買って引っ越しをしました。
最初は何か考えがあって、
おこなった事だとも思ったのですが、
その後、仕事も辞めて……。
私達に連絡も全然しなくなって。
……、
[俊子はそこで、過去を思い出したのか微かに俯き、悲しそうな表情を浮かべたが、すぐにキリクに向き直り、貴方達へと話を続ける。]
──ホール──
私にはお父さんが何を考えているかは分からなかった。
それで、私は秋頃にここに来ました。
父から話を聞こうと思ったのです。
でも、来た時にはもう昔の父ではなくなっていて。
今みたいに、おかしな症状が出て。
私は、父の身の回りの世話をしながら、
お父さんに病院に行こうと説得したのですが、
ここから離れないんだって、そう言って……。
状態もどんどん悪くなって、
今みたいに暴れる事も多くなって。
こんな生活は、お父さんの為にならない、
間違ってると思います。
でも、どうすれば良いのか、分からなくって。
私……麓に買い出しに行く時に、寝ているお父さんの手首を、暴れないように縛ったりも、したんです。
おかしいですよね……間違っていますよね?
[介抱疲れなのか、俊子の口調は重いように感じられたろう。何処か、悲嘆に暮れているように思えたかもしれない。
それは、蕾が萎れるような、そんな事を想起させたか。*]
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