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ああ、あんな所に……!
[木の上に見つかったバンクくんを、見失わないように、でも恐がらせないようにと身体に光を当てる。雪避けに木に向かっていたらしい。
吹雪の中では名前を呼んで叫ぶのは本当に危なさそうで、何も出来ずに大学生が助けに入るのを見守っていた。]
ありがとうございます。
良かった、ごめんねバンクくん……。
[毛布ごしにぎゅっと抱きしめた。]
このままじゃ、まだ寒いかな……。
[チズルはダウンジャケットを少し開けて、中へとバンクくんを入れる。
服の中に雪を入れたような冷たさが走るけれど、吹雪の寒さよりはきっとマシだと考えて。]
少し、我慢していてね。
[毛布ごとはやっぱり冷たかったけれど、バンクくんは微かに温かい。
バンクくんは中で大人しく、丸くなっていた。
優しく撫でて、荷物を背負う。
みんなは何かが分かったのか、移動し始めるようだった。
チズルも置いていかれないように、後ろからついていくことにした。]
[ふと、バスを前方から見上げれば。
毛布のかかって見えなくなった運転手さんがちらりと見えただろうか。
心の中で冥福を祈りつつ。
ごめんなさい、ありがとうございます、と頭を下げた。
この事故で生きているのは、きっと運転手さんのおかげだと思えて。
置いていってしまって申し訳なかったけれど。]
……っ。
[寒さの中でも、ゴーグルがあって良かったと思う。
誰もはぐれないように、チズルは後ろからみんなを見つつ。
寒くて凍えながら、必死についていった。バンクくんが時折気になるも、たまにもぞりと動くので大丈夫、と確認しながら。]
- ロッジ -
[たどり着いた頃には、色白の女性に事情を話している姿が見られた。
良かった、助かった――と安堵しつつ。
本当に、あと一歩でみんなが危なかったと思う。
雪をちゃんと落として、迷惑をかけないようにしつつ。
暖炉のあるホールへと案内される前に、チズルは色白の女性に訊ねた。
バンクくんの頭だけをひょこりと出して。
勝手な行動をして機嫌を損ねてはならないと気を遣いながら。]
あの、本当にありがとうございます。
この子を、暖めてあげたいのですが。
放しても、大丈夫でしょうか……?
──ロッジ前──
.........。
[青年はロッジ前でバスの乗客達を伺った。
キリクはどうかは分からなかったが、殆どのものが凍え、体力の限界のようだった。]
......。
[青年は防寒具と毛布の上から胸元に収めている懐中時計を確かめる。
そして位置を調整するように、一眼レフが入っているかまでは分からないが、肩掛け式の革製のカメラバックを、毛布の下で掛け直す。
玄関のチャイムを押したのは、梨亜だったように>>184、青年からは見えた。
やがてロッジの奥から物音がし────
多少無事な者か、もしくは皆でぽつぽつ>>189と説明を始める。**]
[──貴方たちの目の前に現れたのは洋風のロッジだった。
しっかりした佇まいのようだ。
二階建ての建物で、半地下があるのか地面近くに、
はめ殺しの採光窓が雪に埋もれながら見えていた。
凍えて注意力散漫になっていれば、
ロッジの後方横手側にある、小さな物置小屋や、
簡易的な焼却炉のような物までは目につかないかもしれない。
ロッジ外の横側面にある、
半地下へ続くような下り階段は見えていたかもしれないが。
とにかく、まずはこの寒さをどうにかしなければならない。]
[貴方たちがチャイムを押すと、
まだ集中力が残っている者や目敏い者は気付いたかもしれない。
二階の方の窓の一角には明かりがついていたが、
カーテンが揺れて暫くしてから、
ロッジの奥から誰かの足音が聞こえて来る。
玄関の明るいチャイムに気付き、
中の人が玄関の扉を開けてくれたのだ。*]
[...は、"山根俊子"は、二階からロッジの外を伺う。]
──あら、随分多いのね。
[勿論、生贄の数は多ければ多い程良い。
そう、彼女は犠牲者を数多く求めている。]
──ロッジ──
[玄関の扉が開かれると、中から暖かな空気が流れ出す。]
……はい、どちら様でしょうか。
[二階からロッジの外の貴方達を見ていたのか、女性は、この吹雪の日に突如現れた貴方達を、雪塗れの様子に驚きながらも、不審そうに訝しげに見ながら問いかける。
彼女は美しく、凍えた者達にとっては更に救いの天使のように美しさがプラスされて見えたかもしれない。]
あの……皆さん、何か御用でしょうか。
このロッジは経営をしていないのですが……。
[泊まり客の様に見えたのか、女性は困ったように言葉を口にする。]
──ロッジ──
[貴方達が口々に、事故や遭難の言葉、避難して来たという事を話し出すと、女性は驚いたように口元に手をやり、頷いた。]
分かりました。
こちらへどうぞ。
中に暖炉があります。
[女性は大きく玄関の扉を開け放ち、貴方達を迎え入れた。
貴方達を一人一人見ながら、]
私は、山根俊子と言います。
中には一人病人がいますので、
どうか騒がしくしないようにだけ、お願いします。
[女性は玄関から、一直線の通路(途中に扉が一つあるが触ってみても開かないようだ)を歩き、ホールへと貴方達を案内した。]
[ホールの二階は吹き抜けとなっており、
ホール直ぐには、新しそうなマットが敷かれていた。
マットの少し先から、暖かそうな絨毯が始まっている。
ホールは、ソファなどが置かれており、心地良さそうな空間だった。
そして、暖炉は赤々と燃えている。]
──ホール──
[女性は、貴方達へ乾いたタオルを貸し出したり、暖炉傍を勧めたり、そして暖かい飲物などを振る舞う。]
紅茶をお持ちしますね。
もし珈琲や他の飲物が良いなら教えて下さい。
[流石に雪山のロッジでは出せない飲物もあるけれども。
そうして、紅茶に砂糖壷などを持って来て、貴方達に振るまい、ようやく人心地つくだろうか。*]
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