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ー針葉樹の群生地ー
[ウラギリイーグルの生息地が見えてくれば、ギャアギャアと騒がしい声が次第に大きくなる
気付かれている訳ではない。同じ種族同士で牽制しあっているのだ
繁殖期で無くてもウラギリイーグル達は基本的に仲が悪い。
生態を聞いた時は良く今日まで種を存続できたなと思ったものだった]
[樹の一つに身を隠して、腰を下ろす
先に魔銃の準備に取り掛かる
魔銃は威力は高いものの、まだまだ発展途上の武器だ。1日に撃てるのはせいぜい6発が限度
それ以上はオーバーヒートを起こしてしまい、故障する。
魔銃は学校のものであるため、そうなれば弁償である
備品は大事に扱おう
気付かれないようにしながら、腰のポシェットから小型の丸い笛を取り出す。それを口に当てるとピューイピューイピューイと高い音が出る
吹き方次第でモンスターの声に似た音を出せる笛だ。高い音は、繁殖期のウラギリイーグルの求愛行動時に出す鳴き声に似せたものだ]
[ギャアギャアと騒ぐ声が一際大きくなる。中には同じようにピューイピューイと高く鳴いているものもいたか
バサバサバサと、樹の上にある巣で喧嘩をしているらしき音が聴こえはじめる
そして、二羽のウラギリイーグルが絡まりながら落ちてきた
一匹がもう一匹をマウントし、嘴で攻撃を仕掛けている
よっぽど酷いウラギリがあったのだろうか。苛烈である]
…………。
[笛から口を離して、やられている方に照準を定める
弱い個体であればじきに巣の力関係からあぶれて追い出されるか。あるいは抗争の末に命を落とすだろう
早いか遅いかの違いだと、アルジャーノンは考えた
ダァァン–––
魔法でできた銃弾が、的確にイーグルの急所を捉える。攻撃を加えていた個体は驚いて飛び去った
獲物は一瞬で沈黙した。念のため首を切り血抜きをして、脚を持ったまま小屋へと戻る
暫く針葉樹林は静寂に包まれた] **
[葉っぱで包んでいた鰐肉を取り出す。食べやすいサイズに切り分けた。
別の鍋を火に掛ける。このままキノコの鍋に入れてしまうのは良くない。
温まった鍋に鰐肉を入れて、塩を振る。軽く焼き目をつけてから、キノコ鍋に投入した。
周りは戦闘中。土ぼこりに少し眉を寄せたが、そちらをちらりとも見ずに、鍋に全神経を集中させている。
ニースやラキアを信用しているというのもあるが、調理科として料理に全力投球なのだった]
味付け。
[あとは調味料で味を調えれば完成だ。そして調味料は色々用意されているようだ。さすがグラウンド。持ち歩いていた塩しかなかった川辺とは違う。
完成させてしまっていいのか少し迷ったが、ニースがわざわざ調味料を入れれば完成と言ったということは、かまわないということだろうと解釈する]
……おぉ。
[さて、何味で仕上げようか。調味料を一瞥して、思わず小さく声を上げた。
なんということでしょう。調理科が開発した、アレがあるではありませんか!]
[迷わず手に取ったそれは、豆を発酵させたもの。発酵食品は体にいいのだ。なにより、美味しい。
にっこにこ笑顔で加減しつつ投入。味見をして、ドヤ顔で頷いた]
完成!
[かくして、ニースとパサラの共同作業なお鍋(味噌味)が完成したのだった……!*]
[さて、ご飯はできたけれど、いや、猪狩りが成功すれば、もう一品くらい増えそうだけれども、補習参加者はそろそろ全員集合するだろうか。
そういえば、と思い浮かべるのは知り合いたちの顔。確か彼らも補習に参加するとか言っていたような気がする。
鍋を沸騰させてしまわないように火加減に気をつけながら、そろそろ集合し始めた生徒たちの顔を眺める]
まだ?
[一人は図書室の本仲間。初めて言葉を交わした時は、盛大にネタバレを聞かされてしまったものだが、怒りよりも先にぽかーんとしてしまい、「それはネタバレだべえええええ!」と突っ込まずに済んだのは幸運なことだった。
それから時々感想を伝え合うようになり、テンションが上がってつい訛りをぽろりしたりしてしまったこともあったかもしれないが、訛りのことはばれてないんじゃないかな。ばれてなかったらいいな。希望的観測だけどね!と思っている]
[もう一人は学年こそこちらの方が上だが、歳はあちらの方が上なので、先輩呼ばわりをされるのが実は少し居心地が悪い。
初の狩猟実習で緊張している様子に、思わず声をかけてしまったのが言葉を交わすようになる切っ掛けだったか。>>50
といっても、口下手というよりほとんど話せない身だ。「平気?」と声をかけて、お手製の飴玉を進呈するくらいしかできなかったのだけど。
それから、志を近しくするもの同士として、時折ぽつりぽつりと情報交換をしていたのだが、ある時……。
「おら、それは違うと思うだよ! 納得いかねえべ!!」
意見が対立し、ヒートアップしてしまい、思わず訛り全開で持論をぶちまけてしまったのだった。
あの時のことを思い出すと、穴があったら入りたくなる。全力であの日の自分を止めに行きたいが、生憎時間魔法は門外漢であり、叶わぬ夢だ。
ともあれ、二人とも補習者だと聞いた気がしたが、姿が見えない。
お鍋が煮詰まってしまう前に帰ってきたらいいなと思った**]
[グラウンドの片隅で、グリムを侍らせて一人でオロオロしていると、目に入るのは見覚えのある先輩の姿>>84
ほっと胸を撫で下ろして、グラウンドを駆けてそちらへと向かう]
パサラんせんぱい、こんにちはー!
あの、もしかして模擬戦、もう始まっちゃってますか……?
[勘違いをそのままに、不安げな面持ちで問いかけた。
遅刻して模擬戦に遅れたなんてことになったら、落第を免れる気がしない。
もし落第なんてことになったら、どんな顔をして叔父さんに会えばいいのだろうか。
胃がキリキリするようと項垂れつつ、ふと視線を横に逸らした瞬間。
目に入ったのは、実に美味しそうなお鍋だった]
……わぉ。
[ぐぅ〜、と盛大にお腹が鳴った。
先ほどまでの動揺はどこへやら、一瞬にして頭の中が『お腹すいた』に塗り変えられる!
恐るべし鍋の効果、恐るべし食欲……!
こころもち、グリムまでそわそわしているようだ。
お行儀よくお座りしているけれど、鼻先がすんすんと鍋の香りを追っている]
これ、パサラんせんぱいが作ったんですか?
すごく美味しそうです……!
[率直な感想を述べてから、はたと我に返って取り出したるは火竜涎草。
働かざる者食うべからず。
材料を提供していないギフトは、鍋を食べるためには物々交換を申し出るしかないと判断したのである!]
[とはいえ、そこまで切り出すより先に、思い出すのは模擬戦のこと。
視線を移せば、対戦カードがグラウンドの隅に特設された掲示板に張り出してある]
……ニース。
[と、いえば、天然マイペース娘として名高い小柄な少女だろうか。
噂をきいた時点で「うわぁ親近感を感じるなぁ」と思っていたので、一方的に親しみのようなものを感じていた相手だ。
模擬戦、ちょっとやり辛いなぁ、と思いながら、火星猪と戦う彼女を遠目に眺めた**]
―― グラウンド周辺 ――
うおっ! ニース!
[調理科でなくとも嗅ぎ取ることのできた、
何かの煮えるいい匂いの出所を探っているところに、彼女は現れた。
挨拶代わりにいっちょう驚いたのも束の間、
女生徒二人の間でお肉という単語のみによる意思疎通が繰り広げられる。>>44>>46]
鰐鍋かー。うまそうだな!!
[狩った本人は非常に興味津々である。
とはいえあとはお肉を入れるだけならやることもあるまい。
まずは天王星鰐の牙を提出して鱗をどっか安全なところに置いて……などと考えていると、
咆哮響かせ猪がグラウンドに飛び込んできた。>>47>>48
というか、誰かを追っかけている?]
[拳が猪の身体とぶつかって強風が巻き起こる。
ふとお鍋のことが心配になったが(火が消えちゃわないかとか)、
放たれた拳はもはや止めようもない。
よろめいていた猪の巨体を後方にちょっと吹き飛ばすのは、
案外たやすいことだった。
すかさず追撃して逆の拳でもう一発。ダメ押しでさらに一発。
それでようやく猪は地面に倒れ伏した。
ズズゥン、という音がなんともいえない余韻をもって響き渡る]
…………。
[ぜぇはぁぜぇはぁ。
気合いを入れて殴りすぎてしまったのでひたすら息を整えているところである。
強風によって巻き起こる砂煙が収まった頃には、
ばっちり仕留めた真っ赤な猪の姿を拝むことができるだろうか**]
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