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ダリア「村全体のストーリーバッドエンドはネタバレされていない部分が多いから省くとして、キャラ個別のバッドエンドとしては『これはバッドエンドである』という部分を目指したかったんだって」
アイス「難しいな。もう少し具体的に言うと?」
ダリア「例えば『自殺願望のある男』というPCがいたとする。もしその人が最終日まで残り、蛮勇の末に自身の死で物語を閉じるとしたら、それは一般的に見ればバッドエンドなのかもしれないけれど、PCにとっては本当バッドエンドなのかしら?」
アイス「それまでの展開やどういう死に方をしたのかにもよるだろうな。例えば途中で『やっぱり生きていたいかも』という出来事を経由するとすれば、最後の死は『死にたくない!』で締め括られるわけだから、バッドエンドと言えるだろう」
ダリア「そうそう。あとは、生きながらにしてあらゆる苦痛を与えられ、拷問の末の発狂死エンドとかね」
アイス「つまりあれか。希望を語っていた天真爛漫な女の子が絶望を知り、それなりの力を持ちながらも何も救えないまま死んでいったら、恐らく『誰が見てもバッドエンド』と言えるんじゃないか、みたいな話か」
ダリア「天真爛漫部分が多分に王道ファンタジー過ぎたという反省はあるけれど、そこは今は置いておいて。大筋に於いてアイスの言った通りよ」
アイス「で、それが何で今離れようとしている理由に繋がるんだ?」
ダリア「曰く『このまま自分が残ってバッドエンド書くと他の面子に比べてなんか普通過ぎない?』とかなんとか」
アイス「あー。つまり被襲撃アピールか。まあその辺は向こうが決めることだろうぜ」
ダリア「そうね。今日生き残ってしまったら、その時はその時で何か考えるそうよ」
アイス「で、二つ目の理由ってのは?」
ダリア「こっちは単純よ。『折角美味しそうな材料振ってくれたのにこれ以上取りこぼし続けるのは身がもたん』だってさ」
アイス「……芸人根j」
ダリア「(アイアンクロー)」
[会議に参加してその内容を黙って聞く。
真剣に聞いているかと思いきやそこの目は開きながら鼻から提灯をぶらさげて睡眠タイム。
体臭はすこぶる絶好調。民家のトイレに潜り込み排水管なども探索したおかげかいつもより2倍増し。けれどお隣にはチャペが座っているようで、猫の鼻も結構良さそうではあるものの、他人のことなんて考えない。]
会議が終わり、あくびをしながら外で用を足しに向かう途中に岩場で佇むチャペに呼び止められる。]
アロエ!?アロエがあるっすか?
もちろん食べるっす。
[尿意を覚えながらもチャペの元に向かい。風呂敷から歯の欠けたフォークとエプロンを取り出す。
寒いのでチャペにも掛けてやった。]
─魔王城 玉座の間─
ぐぶ、ぶ。
その意気がお主の好ましいところよ。
[ねぇ、とでもいうように細めた目を魔王へ向ける。]
俺が負けたらば、秘蔵の魔具を1つ進呈しよう。
[アミーや魔王からより興のある案がでればそれに乗ろうか。]
魔王様が騎乗なされたならば、
ちらと見えるだけでも震え上がる事でしょうな。
[無力な村人など、まともに見るだけで命を奪われてしまうのではないだろうか?*]
― 作戦会議が終わった頃 ―
[私財の提供は行ったが結局、居眠り状態で終わった タンガリザが意見を出すような事はなかった。
野良犬の比では無い悪臭を放つ彼が集会場を出ればため息一つ。彼が座っていた場所を丹念に雑巾で拭く。]
――アルシェス。
彼が旅に同行する理由を尋ねた事はあるのか?
[旅に同行する目的が判別し辛い獣人。
先ずに本人たずねる前に同行者へ問いを向けた*]
ふふ、ありがとう。
[随分と汚れたエプロンだったが、猫は嫌がる様子もなく、それを身に付ける。アロエを手渡すと、感謝の言葉を。
それからしばらく猫は無言だった。別にお米犬の体臭が気になった訳ではない。猫だって獣だ。
それでも、いつになく元気がないように見えただろう。]
タンちゃんと旅するようになって、もうしばらく経つね。
[猫は真顔でお米犬に語りかける。]
ねえ、タンちゃんは勇者のこと、魔王のこと、どう思ってる?
[猫の迷い。
止むに止まれぬ偶然と必然に、状況を同じくした一匹の獣。尋ねずにはいられなかった。**]
ダリア「どれくらいかかるんだろう(悩み中)」
アイス「徒歩で半年っていうと、大体地球半周くらいだよな」
ダリア「さすがに飛行機よりは遅いよね」
アイス「うーん……ちょっと調べてみようか」
ダリア「歩き続けて2万kmと仮定すると、大体東京からオタワを2倍したくらいの距離ね」
アイス「飛行機で大体16時間くらいだよな。ただ竜がそこまで速いかって言うとNOだろう。さすがに便利すぎる」
ダリア「だとすると、1/3くらいの速さと仮定して、大体97時間くらいって計算でいいのかな?」
アイス「丁度4日か5日くらいか。休みも入れれば6日から1週間近くかもな」
/*
神樹を探す気はそんなにはなくて、
実は滅んだはじまりの国を見学したかっただけとかそんな…。
[動機が不純なんてレベルではない]
― はじまりの国・盗賊ギルド ―
[魔王城での会議の後、"ナジ"ははじまりの国にある盗賊ギルドへと渡っていた。
ギルド長の部屋に戻り備え付けている椅子に腰を下ろす。
チリンと鈴を鳴らし幹部を集めれば指示を出し始めた。
『食料品、特に生物の取引価格を吊り上げること』
『地方から運び込まれる比較的安価な保存食を奪うこと』
『保存食が高価になり始めたところで周辺の村々から食料を略奪してくること』
価格を吊り上げれば国を司る者達は勿論のこと、
市民達も新鮮な食糧に手を出し難くなる。
そうすれば保存食に手が伸びるだろう。
そこを、叩く。
保存食まで無くなれば高くとも新鮮な食材を手に入れる。
そうしたものを自分達の手で保存食にするのだろう。
金銭面でも、食料面でも厳しくなったところで
その供給源を断っていくことで追い込んでいく。
自国が成り立つギリギリのラインを維持させれば、
他国に施す手もなくなり連携も取れなくなるだろう。
[そうして、後がなくなっていく人間は勇者候補達の背を
その先が谷底であっても遠慮なく押すだろう。
自分たちが生き残るために、だ]
嗚呼、そうだ……
『魔物は食えるらしい』……と噂を流しておけ
[くつりと、"ナジ"は嗤う。
食に困れば人間は魔物を襲うだろうか。
勇者は魔物を口にするだろうか。
そう考えれば、実に愉快である*]
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