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[魔軍兵士へ改造されゆく心地は、恍惚であろう。
不快を感じさせず、否、不快さはあっても、それは溶けゆき、悦びと安息の元、やがて全ての記憶を喪い、魔軍兵士としての自覚と意志を持つに至る。
冒瀆と背徳と退廃と。
人からすれば不健全極まり行為ですら、彼らにとっては自然であり、推奨される行為だ。]
─ →ゴルガンタ ─
[夜の空は冷たく、指先がどんどん冷えていくのを感じつつ竜にしがみつく。
小さく魔法を唱え、火と風の精霊に頼んで空の厳しさを和らげてもらう。
少女の様子はどうだっただろう。
こんな場所で平気にしている様だったら、人ではないものかもしれないという予感が頭を掠めたことだろう。
遠く、ゴルガンタの町の明りが見えた。]
ちょっと待って。あれ…ヘンだわ。
[遠くに見える明りは夜の家からほのかに漏れる光ではない。
大きく揺らぐそれは、燃える炎の様に見えた。>>12
空に旋回する20の影>>10は、地を這うように見える影>>29は、何だろう?近づくほどに怒号のような音も聞こえはじめる。]
まさか…魔軍の襲撃?
ダリアさん。このまま近付けばアイスさんが危ないかもしれない。
人からはアイスさんが魔軍と間違えられるかもしれないわ。
[どうする?と問いかけるように少女に視線を向けつつ、
自分は何が出来るだろうか、考える。*]
[疑問はあるだろう。
改造されて魔軍兵士として産まれ変わる者だけが、魔の者では無い。
改造された魔軍兵士以外の魔の者達は、普通に生まれもしよう。]
[魔軍所属、或いは魔の属性を持ち、産まれる者。]
[では彼らが死んだ時はどうなるか?]
[…神樹…
神樹へと魂は還り、数多の魂と溶け合い、魔以外の者へと生まれる…]
[工房…魔樹…。
魔の属性を帯びる者達は知ることもあるまい。
場所により、全く真逆の属性を帯びるのだから。
魔樹の別名は、
世界樹とも、
神樹とも呼ばれた。
]
あの女。
[悪魔司教の顔はロワール村の修道女を思い起こさせた。誰かの手にかかったかと思いはしたが、いいや、違う。修道女につけた小さな刻印は未だ動いている。]
他人の空似、か。
[兵士と屍食鬼達はゴルガンタへ向かい動き出した。ならば、構う必要はない。使い魔を戻し、進軍を続けた。*]
[それはまるで鏡合わせだ。
神樹と魔樹。それらは一体であり繋がっている。
巨大な力を持つ竜ですら、
この廻る輪より逃れる事は出来無い。
どのような力を持っていたとしても。
“世界はそのように創られている”。
いや、“そうなっている”。
死ねば、魔に、或いは魔を宿さぬモノに、
それぞれ割り振られ、溶け合いながら、還り。
永劫続く輪廻をまわる。
それから逃れるすべは無い。]
[恐らくは一つを除いては。
エンフェルケスーカの宝を除いては。
或いは、転生し続け記憶を持ち続け、しかし、この理を知らない者か…
その者を除いては……**]
[もしも魔軍兵士に改造する屍が無き場合、
霊があるなら、霊が触れ合うならば、この工房にてだろう。
魂が還るまでの僅かな時間でしか無いだろうが。]
[だが、ここは魔と魔素深き場所。
体も無く、“慈悲深き”女神の祝福も無き今、その魔に霊が影響されないという事は無く、
死霊が見える者の戯れと嗜虐に晒されるやもしれない。]
[また、魔軍所属の者の霊…或いは魂も、ここに訪れる事はあるだろう。]
[魂が溶け合えば、全ては忘れてしまうものの。]
[剣を手にして闘ってはいるが、元来の素質は魔術の方にある。
故に彼女が行使する術式にも、心当たりがあった]
『神聖語』
[神の奇跡を呼び起こす非常に高度な御業。
かつての希望、神の声を紡ぐ者アンジェが斃れてより、
扱える者は殆ど現存していないと聞く。
それをいとも容易く行使する、眼前の魔軍兵士は何者か。
彼女が生前の面影を残しているならば、
以前に闘いを共にした修道女を髣髴とさせるだろうか]
[初撃、回避されること覚悟で斬りかかった剣。
>>140>>141相手の気が逸れていた為か、刃は肩口へ刺さる。
焔が消えたことにより、耐火の呪いが掛かっていたことを知る。
同時に、おそらくは魔軍部隊全体へも同様であると推察を。
――成程、これだけ町へ火を無作為に放とうとも、
自軍の被害はさして気にしなくても良いと言う訳か]
………貴様は、
[彼女の口から詠唱以外が零れる様子はない。
だから、人語を操れるのかどうかも知らない。
>>142ただ、再生能力と共に押し戻されそうになる剣へ力を込め、
悪魔司教と顔を付き合わせたまま、問う]
何故、人間を殺す。滅ぼそうとする。
[訊ねることに意味は無かったかもしれない。
答えが何であれ、許容など出来る筈もない。
けれど、花の名を持つ少女が疑問を口にしたあの日から、
胸の内に燻る何かが確かにあった]
[>>143人間とさして違わぬ眸で、悪魔司教は笑った]
《 ――――――…、》
[其れを見つめたまま、囁くような詠唱。
男の右手の呪印が応じるように鈍く淡く皮手袋の下で光る。
彼女ならば悟るだろう。その魔力の性質は、光ではなく闇。
剣を伝って"植え付けた"のは、
彼女が魔術を行使する度に悪夢に近い幻覚を見せる呪い。
奇跡を味方に付けた彼女に、どの程度有効かは知れないが。
剣を槌で撃ち上げられる勢いに任せ、地を蹴って中空へ。
そのまま身を翻し、構えた剣は魔力で一時的に大剣と化した。
重力の勢いも伴ったまま、彼女の頭めがけて一閃突き降ろす**]
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