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[ダートは黒星狼に乗り換え、城内に突入した。城外には一団を残し、誰も城外に出さない事、もし王を見つけた場合は生け捕りにせよと命じてある。
血の香る城内を進めば指輪が騒いだ。案の定、手練れに苦戦する一団が目に止まった。]
一瞬で良い、動きを止めよ。
[兵士達が手練れに飛びかかった隙に手を一振りすれば、黒い霧か噴き出し手練れの肢体を絡め取る。ダートは近づき、笑みながら戦士の胸に手を突き立てた。]
我が指輪の糧となる栄誉をやろう。
[血が噴き出し、指輪がそれをすすってゆく。]
ダリア「ちなみにアミーさん待ちだったんだけどいないっぽいかな?」
アイス「向こうもこっち待ちだった可能性はある」
ダリア「なるほど」
―― ゴルガンタ城・城外 ――
[外では魔軍の軍勢が暴掠と殺戮を行っている。
幾匹かは、人間を頭から喰らい、或いは齧り付き無惨な屍体にしている魔物や魔獣もいる。
悪魔の司教リリ・リリトにより耐火された為か、炎の中でも苦にはなっていないようだ。]
[…赤黒くゴルガンタ城の内も外も染まってゆく…]
[今現在、瘴気はどのようなものとなっていただろう?]
─城下町ゴルガンタ・新月の夜─
[到着したのはいつ時分の頃だったろう。
山々に囲まれた堅牢な守りは変わらずだが、町に踏み出して感じた空気もどうも居心地が悪くピリピリは肌に刺さる。それに門番がいなかったというのもどうも気にかかる。
道中、ゴルガンタの治安は荒れゆく一方だ、と耳にしたが実際に目の当たりにして出てくるのは驚きの感嘆。]
あっ、アルシェスくん…!
[駆けていくアルシェスが水を飲み干すのをやれやれと肩をすくめて見守る。その水が毒で侵されているかどうかなど、気づくよしもなく。]
[引き抜いた心臓を握りつぶし、辺りの魔物や兵士達に告げる。]
ついてこい。
王城の女の肉は一層柔らかいぞ。
[歓声をあげる一団を率い、ダートは王城へ駆けて行く。
無論、逃げ遅れた市民とでくわせば容赦をせず切り捨てる。点々と続く死体を追えば、ダートにたどり着く事だろう。*]
[青年は、思いの外に満身創痍だった。
いや、生きていただけでも良かったと思うべきか]
アルシェス。
[背後からの声をかけ彼の腕をつかむ。
くしゃりと一度だけ、その頭を撫でた]
よく頑張った。
端的に問う。俺はこの町を脱出する。
………御前は、どうする?
[迷っている時間は、ない*]
― ゴルカンダ城・玉座 ―
[火の手が上がっている玉座ではあるが、
石造りの城であるために延焼することはないようだ。
燃える物が無くなれば自然と消火されるであろう。
そんな玉座の間の前にエンフェルケスーカの渡り人は佇んでいた。
初めに訪れる者は誰であろうか。
ダートであれば逃がしたと言えばどうするであろうか。
山向こうまで連れていってやるのも悪くはない。
勇者達であれば――。
逃げたことを伝えれば、或いは失望を植え付けることができるやもしれぬ]
ああ――彼か。
私もあった事がある。
[愉快に仕立てあげられた彼らの物語は時折耳に挟む。ここが物語の終着点にならなければ良いが――。
もはや戦場とも言えない地獄のような有様。
そんな思考が脳裏を過る事も仕方ない。
敵を屠りながら少年に追いつけば
周辺を警戒しながら二人のやり取りを見守る*]
― ゴルガンタ・上空 ―
[眼下に広がる凄惨な舞台は、上空からはあいにく見え辛い。
魔軍の地上部隊をも街へと流れ込み、凄惨な殺戮が行われている。
地上に多く塗られた赤は、恐らく人の血だろう。
それに倒れ伏す顔面を半分失い脳漿を地にばら撒く死体たち。
恐怖の叫びに開いた口からは小さな白い歯が覗く。
目は恐怖に見開かれ、飛び出した眼球は黄色がかった液体と共に傍らに転がる。
酷い死臭と炎に焼かれた煙があたり一面に広がっている。
女の目にはこの街は終息を迎えようとしているように見えた。
ふいに少女ダリアが言葉と、咆哮を口にする。>>216]
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