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― 城下町ゴルガンダ・水源地 ―
[アロラと別れた後、エンフェルケスーカの渡り人は異空間を経て水源地へと訪れていた。
目の前にあるのは滾々と湧き出る清水。
この清水は山の雪解け水が大地に染み込み、地層を流れて湧き出しているものだった。
城下町ゴルガンダで使われる水は大凡この清水が使われていることだろう。
この場所は山中の洞窟の中にあり、洞窟の入り口には鉄格子がはめ込まれ衛兵が立っている。
尤も、異空間を渡る者にとっては衛兵などは何の意味もなさぬものであった]
人が人を襲う様、楽しませてもらいますよ
[浴室に響くような声は愉悦の色を含んでいた。
エンフェルケスーカの渡り人は手に持つ林檎を異空間へと落とした。
落とした林檎はエンフェルケスーカに侵蝕され紫色のどろりとした液体となる。
渡り人が水源地の上の空間を指でなぞればそこに線が入った。
線からは紫色の液体が滲み出し、こぽりこぽりと零れ落ちていった]
[人は赤い実を頂き知恵を得た。
知恵を得た人を神は楽園から追い落とした。
赤い実が熟れればそれは紫色となり、紫色の実は人を狂わせてしまうものだ。
この毒は<<狂戦士>>。
バーサーカードラッグというもので思考能力を低下させ、
争い事に高揚しやすくなっていく。
最初は気力が充実したように感じ、疲れを感じ難くなる程度だろう。
飲み続ければやがて少しのことで怒るようになり、疲れを感じなくなっていく。
諍い事も増えていき、いざ戦いが始まれば痛みも感じず死ぬまで戦い続けることになる。
命令系統は無用の長物となってしまうだろう。
また高揚の中で男が女を見ればどうなるかなど想像に難くない。
内側から、赤い実が熟れるようにぐずぐずと崩れ落ちていくだろう。
尤も、水量から考えれば効果が出るまではまだ時間がかかるだろう。
始めはチョロチョロと、火種が燃え始めていく様をじっくりと見させてもらおうか**]
[設置が終わればエンフェルケスーカの渡り人は再び亀裂へと姿を消した。
後に残るは空間の線から、止まることのない紫の液体が落ちる様だけである**]
なるほど。
お互いに目的と言うか、欲しいものは別。
なら、上手くやれるわね。
[黒騎士団を名乗りつつも元は傭兵団。
財や珍しい道具があれば遠慮なく強奪する連中だった。]
そうね、翼竜は20体は出せるわ。
私も行くし、それだけいれば十分でしょう?
[投石や翼竜の炎で防御態勢を崩し。
隙が出来れば一気に攻め込んでいく。
そうプランを伝えると意見を求め**]
……いい、の?
[青年から林檎を差し出されれば>>524、数度瞬く。
頷くよりも先に掌へ置かれたそれは、冷たく――まだ、彼の手の温かさがわずかに残っていて。]
ありがとう、お兄さん
[大事な宝物を貰ったかのようにしっかりと受け止めて
満面の笑顔で、感謝を告げた。]
私は――――、
[林檎を見つめて、暫しの沈黙。
初めてゴート村を訪れた時のような、胸に沁みる小さな優しさ。
同時に思い返されるのは、竜を恐れて排斥せんとした、別の村の光景。]
白い、……とても真っ白な、砂が沢山ある
砂漠? から来たの
そこの真ん中に、くずれたお城があってね
昼は暑くて、夜は冷たくて――
[青年がどのような眼をしているのか。表情をしているのか。
少女は顔を上げることができぬまま
誤魔化すように林檎を口にして]
――――、美味しい
[驚いたように、目を丸くした。]
これ、とても美味しいね
[再び青年へ顔を向ける頃には、初めの笑顔に戻っていた。]
―回想 旅の途中>>514―
[アロラによって語られた彼女の過去は、想像以上に壮絶だった]
………政治の恐ろしさが、少し理解できました。
[文字通り、少し、である。語られたことはきっと一部でしかないのだろう。相手の心情を思いやる前に、絶句が先立ち。ただ彼女の表情を見るに、毒を煽った頃よりは望んだ生き方が出来ているのだろうと]
アロラ様が姫に憧れたことがあると言うのは、
意外でした。
[これだけは言っておかねばと、神妙な顔で呟き]
そのおかげで、お逢いすることが出来ましたので。
[これで良かった、という言葉に頷く。
満足げに笑う横顔を、じっと見つめていた**]
[トマト畑から帰って毛布の上で丸くなる。
考えるのは今日見た素敵な獣人の雌の娘]
…………はぁ…。
[繰り返すため息、頭の中から離れなくてまた会いたくなるけど、あの子は人間世界で生きる野良とは違うお嬢様。
自信もなくてでもまた会いたくてボーッと壁を見る。
ひょこっと土の中に隠れていたもぐらがこんにちは 虚しくもぐらの鼻がひくひくしているのを眺めながらまた溜息。
いつのまにか暗くなってフクロウがホーっホーっと鳴いて夜の狩りが始まると目の前でばさばさばさ]
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