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なぜ。
選ばれた者ではない。私は、
私は…何者でもない。
[くちの中には血の味が満ちている。
岩の頂に掴まり、片手で宙に癒しの徴を描いた。
激突による脳の損傷からも、緩慢に快復していく]
どの神もサイエという英雄に気づきもしなかった。
なのに、なぜですか?
─ 糸を生む虫
─ 秋を過ごす岸
─ 紡ぎ奏でる虫の音よし
[片手は『網の徴』を描く。
半透明の細い繊維が宙に広がり、虫の巣のように淡く光った。
空中で羽虫のように叩かれ飛ばされる英雄アメシストを、墜落の破壊からすくいあげようと]
サイエは、【被造物】 【氷の巨人】 を投票先に選びました。
[吹き飛ばされた先では、別の氷の巨像が武器を構えて待ち構えている
だがそれに気付けるほど、アメシストの意識は最早はっきりとはしていなかった
翼のある巨像の打撃も強く影響していただろう
世界が、遠い
このまま地に叩きつけられ、終わるか。そう思った瞬間、ふわりと不思議な感触を感じた>>31
眼を薄く開けば、淡く発光する細い糸のようなものが網を形成し、身体を受け止めている
その糸の一本一本から"詩"の気配を確かに感じた]
–––░––––░░………う。
[意識が途切れかけるなか、無理矢理に網のなかで身を起こす
そして暗闇を探るように網に指をあて、癒しの徵を描く
いつも"神"の"戯れ"の後に用いているものだが、ごくありふれた効果しか持たないものだ。
身体の損傷が緩やかに回復していく。頭の揺れも少しだけましになりつつある
そして、同時に先ほどとは違って、複雑な飛翔の徵を描く
網と網の間にそれが浮かび上がれば手を当て、詩を紡いだ]
………天空へ糸░けしものへ こ▓詩 伝わ░
我が 翼 かの者 の 元へ▒舞いあがれ
………我はねが▓ かの者▒自由を 安寧を
[徵の力は網をつたい、それをかけた者へと伝わるだろう
同時に、詩の力が向かっていく方向を見た。それは霧のなかに消えた少年の側にいた女性だった
効果が通じれば、一定時間ではあるが空中を飛翔する力を得る
彼女がそれで何を望むのかは自由だ。例えばこの場所から逃げ逃れようとしても責めるまい、と、アメシストは考えていた
尤も、他者に助け舟を出すような者はそれを選ばないだろうとも思いながら
アメシストは網の中より、飛翔した]
………░▓…░░……。
[明瞭さを取り戻しつつある頭で、俯瞰して周囲を眺める
地上には数多くの氷の巨像。四方を囲まれ、蹂躙されている英雄の姿も見える
アメシストも網が無ければ人の姿形さえ失っていたかもしれない
そう考えるとぞっとしないな、と思った
だが、小さくなった分、打つ手は増えたと見る]
…ありが░う。君▓はぼく▒、命の恩人だ
……少し、力を借░たい。一緒にう▓ってくれるかな。奴ら▓、砕けるか░もしれ░い
[網を作ってくれた彼女は翔んだか否か。どちらでも近くに寄り、相変わらず調律の狂い気味な声で礼を告げた
そして、地上の巨像を顎で指して協力を仰ぐ
話している最中、近くに巨像が寄れば手を取り、飛翔してなんとか逃れる]*
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