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[四腕四脚の人馬一体の氷の巨像が、両側に波打つ鋭利な刃を備えた見たこともない槍を掲げる。
氷の凶器が嵐振り、身を削り、血と腑を落とす。
火の狂戦士は、満身創痍の中、目だけをあかあかと熾えさせた。]
/*
しまった。>>107への返事だったのに、その前のログにも掛かってるようなアメシスト返事になってしまいました。
[『水のようなもの』はしずしずと、表面が黒くなった溶岩の上を進みながら、一方では、岩為す英雄や他の英雄達がうみだした足場から、岩壁内の防衛に加わろうとする者達や『水のようなもの』の前方に居る者達>>100を、呑むように通り過ぎていた。
後に残るのは人間の氷像である。
【萌の庭】へ向かうことに何の邪魔は入らんと思われた。
が。『水のようなもの』のしずしず進む前方でか、逆巻く風が起こり、吹き込まれる様に蒼い焔の渦>>102が生まれた。]
[合一となったぶん、数が減りもした。
また狂戦士の胴を掴もうとするだけの腕々は、それまでの無数の氷像との死闘に比べ、彼の血を流す破壊は齎さない。
割られ、斬られ、溶かされ、その巨体をただただ損なわれながら。
共鳴する"咾"の令により、氷の腕は戦士を握り持ち上げようと幾度も迫る]
[大気の英雄、いずくんぞ死力尽くさぬ事があろうや。]
[はじける]
[か弱き人間達が火を点け>>26>>27、幾本も幾十本も放たれ大地に突き立った鏃達、一帯に点る青い陽炎は、蒼き焔に、目映いばかりの白き光を放ち。]
[しずしず迫る『水のようなもの』は速さ緩めず滑るように進み続け、火の海と触れた時と同じように>>1:157、膨大な何かに変じた。
だが、消えぬ蒼白き焔の渦。
確かに再び、火の涙である溶岩は冷え、橙の色を失う。
だが、幾ら冷えようとも、幾ら凍らせようとも、蒼白き焔の渦が火種となるかのように、熱のみを溶岩に伝えていた。]
[辺りは何時しか白煙に包まれ、大気が薄まる。
至る所で、蒼白き焔と『水のようなもの』が触れ、火山が爆発するような衝撃がおき続ける。
空気を散らしながらも、蒼白き焔の渦により、【萌の庭】前で、『水のようなもの』は進行を留められんとしていた。
尤も、白煙を突っ切り突入して来る【氷の巨像】達の群れは別であったが。]
[火の涙である溶岩は、冷え、熱せられ、歩くに困難。
陽の仔の歩みと少年の歩み>>107は、どうであったろうか?*]
[赤い剣は、六脚の氷の巨像を腕を半ば>>111まで斬る。
返す剣で、地面と水平に剣を振るう。
握り込もうとする手の動きは、これまでの巨像達に比べ、何らかの意図やおかしさを感じるものであった筈だが、火の狂戦士には緩慢さを感じ取れる奇怪な動きであった。]
グゥ・・・ルルァ!!!
[掴まれた腕を、その上から更に重ねられる手を、筋肉を軋ませ血管が切れるのにも構わず振り解こうとする。
パキィアア──]
[剣で砕き、砕き、斬り、殴る。
氷の巨像が何度も何度も手足を掬うのを試みた結果、剣で斬られ、殴られながらも、焱で溶かされ今なお砕かれながらも、火の狂戦士を地から浮かべることに成功しかけようとしていた。*]
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