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竜の背に棲む少年 エメット が参加しました。
(keise) 竜の背に棲む少年 エメットは、村人 を希望しました。
――雲海――
[雲をせき止めるかのように連なる峰へと打ち寄せる雲が、陽光を浴びて鮮やかに煌めく。
どこまでも歩いていけるかのように思える、確かな質感を持ったそれは、近くへ下りてゆくと多数の氷の粒となって頬を掠めた。
高所の空気は冷たく、薄く、雲から突き出た山稜に一切の植物は生えていない。
おおよそ人が棲める場所ではないこの高地に一人、襤褸を纏い佇む少年は、げっそりと痩せこけた頬の上にひときわ目立つ眼球を、ぎょろぎょろと動かしている。]
村の設定が変更されました。
――▒よ、▒▒▒▒▒▓▓▓ ▓▓░░░░░。
[ひゅう。と吸い込んだ息は、ほとんど言葉にはならず、しかし確かな意味を持った詩として空へ響いた。
声変わりする前の、しかしかすれた、高音の旋律は、尾根から吹き降ろす風に乗って、遠く、遠くへと運ばれてゆく。]
――雲は、▒▒▒▓▓▓▓の泉░░░░░░慰め ░░░░░░。
[天と地が奏でる荘厳な旋律。少年の目は、耳は、皮膚は、それを感じ取る。
少年の吐息は、さしずめ唱和といったところ。
やがて、雲海の一角で、新たな雲が生まれ出る。]
░▓▒▓ 火の狂戦士の生誕の逸失伝 ▓░░▓▒
祭祀王おわす国にて語り部かたるところ
辺境の地より女まろび出でん
詩の力濃ゆき女は神の寵愛を欲し祀所にて乞い願う
神は聞き遂げたり
燃え盛る焔は天へと逆巻く
幾本もの焔柱に囲まれた中央にて絶命の狂乱と叫びがあった
火の神の寵愛を受け、魂ごと燃やし尽くされながら、女は赤児を産む
転がり落ちた黒ずみがそれである
神は黒ずみを取り上げ、両腕に抱いた
赤児の魂もまた、人としての濁りを燃やし尽くされん
人間の卑小な魂はそこで死んだ
悪意も妬みも嫉みも燃やし尽くされ、
悲哀も憎悪も慟哭も嘆きも全て燃やし尽くされ、
慈しみも憐れみも友愛も愛欲も全て燃やし尽くされ、
残ったものは、己の半身を占める神の血への怒りのみであったという
たれが神の心を知ろうや
赤児は青森の境岩の小神の祠にて、誰の手も借りずに育ち、齢十にしてはじめて空を見ん
その膚は石のように冷たく硬く、裡を焦がす怒りは火山よりも熱かった
░ ▓ ▒▓
▓▒ ▓▒░░▓
そして放浪の旅ののち、赤児は英雄ではなく狂戦士と呼ばれん・・・
――虚空░░░░░░█████ ██░░░░░░░░満たそう。
[どこまでも連なる峰は、大陸を横断する巨竜の背。
高く、高く聳えるその大地に分断された空に、雲を生み出すこと。
それこそが、「無から有を生み出すもの」、「湧き出るもの」、泉の神が少年をここに置いた意味。]
――▒▒▒▒▒▒寂し░░░░░░░░お▒▒▒▒ 水路░░░░░░
[少年のぎょろりとした目は、雲海のはるか先へと向けられている。
金属のように硬質で滑らかな山肌は陽の光を浴び、雲海に鮮やかな光と影を落とす。
上空には、太陽に輪をかけるように、虹が出ていた。**]
サイエ が参加しました。
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