情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
ー北東の僻地ー
─私はここに希望をみた
[早朝、うたったのは旋律も拍子もないただの詩。
『詩』の力を強く籠めていなければ、ただの詠嘆の詩なのだろう。
王都で聞いた話。荒れ地だとは聞いていた。
実り薄き加護なき地だと。けれど想像ではなく、この地に立って見て、耳で聞き、そして匂いを嗅いで、
初めて北東の僻地を肌で感じ人の営みを知った]
我が神よ、導きに感謝します
私は喜んでこの儀に立ち、『希望』を我が手に掲げるでしょう
――北東の僻地――
[塔を後にした少年は、どうしようか思案を廻らす。
いくら詩の力が強かろうと、所詮は浮浪児。
褒め称え持て囃される英雄とは真逆の存在。
近くに集落があることは気付いていたが、近付くつもりは毛頭無い。
石もて追われるか、徒にいたぶられるのが関の山だ。
一方、この地には、ある種の緊迫感が満ちている。
詩の力による岩壁が、獣の顎のように立ち並び、様々な詩の調べが大気に満ちている。
胸が、ざわついた。]
──北東の僻地・集落よりやや離れた場所にて──
〔囁きは既に蒸気と熱の中に宿る。
鍛冶の神が鍛えた楽器を希求するこえに影は長い間身動ぎしなかった。重苦しい圧力が少年に平たく掛かる。
だが暫し後、鍛冶の神は何事か思いついたのか奇妙なフルートを手に取り、表面を撫でるように動かした。
錫の指輪に刻まれた徴が、フルートの吹き口に移動し刻み込まれてゆく。最後に、一つだけ残った徴に新たな徴を混ぜ合わせ、フルートを渡した後、勝手気侭に神の肉を喰らう矮小な生き物>>100が掴んだ鏃を手に取った。
鏃の表面に刻まれたのはふたつの徴。肉を喰い終えて腹がくちくなったであろう少年を睥睨した。〕
〔鍛冶の神は少年の腕を掴み、鏃を掌から腕に押し込む。
痛みは無く、何かが腕に染み渡る感触だけが生々しい。
それが終われば用は無いというように少年を解放した。
尤も、少年の精神が鋭ければ再びこの地に来ることが求められていると感じられただろうが。*〕
/*
これなら黒頭巾マーシャにしておけば…。色味も全然違うな。
代替機を引っ張り出してきたが、元機のデータが取り出せずに泣きそうだ。
/*
何だっけな。
火の神の加護と祝福
**の祝福
**の契約
この三つだったかな…。(**の祝福は火の神の加護と祝福の一部だが)多分後は、覚えている筈……。
――北東の僻地・岩の塔(回想)――
。
[その一部始終を、少年は眼をそらすことなく見つめていた。
人間によって棄てられ、与える神によって拾われ、世界へと供された少年は、鍛冶の神の前においても、自分自身が供物であることを自覚している。
全て、されるがままに。
或いは、ただ目の前で起こる奇跡に心奪われているだけだったのかもしれない。
やがて矢尻が完全に腕へと押し込まれ、神の手から解放されると、右手にじんわりとした熱感だけが残り、やがてそれも消えた。
少年はしばしの間呆けていたが、神が、自分自身への興味を完全に失ったことを見て取ると、塔を後にした。*]
─ 七日七晩の間 ─
お前の話は聞いたぞ。
長らく住んでいる者の話を聞いておきたいのだ。
[火の狂戦士はアメシストに顔だけを向けた。
火の海は儀の前日として、それまでに岩壁の方は他の英雄が作るつもりでいるが、この地に長らく居る英雄へ対し作る場所がそこで良いか問いかけた。*]
/*
錫の指輪って泉の神様のものなのだろうか、もしや鍛冶の神が作った可能性が…とも過ぎりましたが、
・錫で何か作りたいなと思った
・でも、パンフルートと交換?やだ
→指輪の徴移したら面白効果なのでは?
→よっしゃ面白パンフルートひとつあがりや
→まあこれくらいやったらお試しで渡したってもええで
・って水の代わりに肉食べるのは良いし、水奉げらんで肉だけ食べるのも良いけど、何勝手に鏃触っとるねん
→鏃に徴ともうひとつ徴刻もか。
→これをお前使いこなしてみい。鏃勝手に触ったからな。あと一回帰って来て、どんな具合だったか教えや。
……意訳すると、そんな感じではないだろうか。と思っています。(勝手な妄想)
[渦巻くのは重たい雪雲。
地が霜つきびょうびょうと雪が啼く。
その【何か】を中心とした一定の範囲のみ雪は舞い。
中心部へゆく程、【何か】を覆い隠さん程に吹き荒ぶ。]
無貌の語り手 は肩書きと名前を 被造物 に変更しました。
[天然の巨石は奇妙な形をしている。
それら巨石に匹敵する高さ、或いはより高い巨体の【何か】が雪嵐の中心にいる。
火の海と岩壁があるならば、【萌の庭】より先の集落へは直接的な寒気は届かない。
雪片が一枚二枚ほど、【萌の庭】に届くかどうかくらいだろう。]
[吹き荒ぶ雪嵐は憎悪の咾(こえ)。
否、憎悪では無い、凍りついた殺意の咾。
この北東の僻地に在る虫螻共、その誰をも逃さず誰をも生かさず全てを奪い押し潰さんとする冬の神の声なき冷たき咾だった。
*・・・その咾は岩の塔の近く少年の元にも届いていただろう・・・*]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新