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ああ、そうね。
火種は確保できたかしら?
[>>95サファイアの言葉を受けて、「ライリー」に呼びかけてみる]
こんなのよ。「栄養満点!国産大豆100%!」ですって。
[白く、あまり強度の無い容器に水分と共に収納された直方体を手渡した。
植物からできたものであるらしい]
[容器を覆う透明のフィルムを剥がす。
キューブと言うにはかなり柔らかいが、これなら匙があれば食べられるだろう。
どの調味料がふさわしいか見当もつかないので、目に付いた瓶を取り、露草◆の液体をかけた]
[>>97ディタの視線を追ってみれば、ライリーはノチェロの近くにいたろうか]
へえ、意外と重たい……乾燥食じゃないのか。
[白い容器は柔らかく、カロリーバーのようなものを想像していたから、思わず取り落とすかと思った重量感だった。中身はぴったりと水溶液で満ちており、さらに白い固形物が収まっている]
……。
[開けてみよう、と思って、どこからだ、となる。
まるでハンドパワーですのポーズで、豆腐を注視していると、ディタがさらりと開けていた。なるほど>>99]
[着替えた後、メディカルチェックを受けた。
現在の状況は、非常事態のため休戦状態。待機ということになり、自室へと戻る。
行方不明の間どうしていたのかとしつこく尋ねられたが、サファイアかライフが報告するまでは、個人の判断でそれはできないと突っぱねた。梃子でも動かない性格は知られているので、諦めた模様]
……これ、どうしようかしらね。
[着替えた白ジャージ。また着るとも思えない。けれど、捨てる気にはならない。
思案の後、クローゼットに仕舞いこんだ]
[>>96受け取ったエネルギーキューブの封を開けてつついてみる。
かなり柔らかく、瑞々しい。
まずは何もつけずにスプーンで掬って食べてみる。
味が薄いけれど、軍用の携行食も似たようなものなのでこんなものか。]
あ、そうだお姫様ー。
どうやらですねー、この星には他にもー、
"姫騎士"が沢山いるらしいです、よー。
[とりあえず目についた調味料をキューブにふりかけてみる。
ラベルには「砂糖」と書かれている。]
さらにさらにー、この星の姫騎士達というのはー、
よく負けるものらしい、ですー。
そして必ず「くっころせ」という台詞を吐くんです、ってー。
[ディタに最早どこから得たのか分からない知識を披露。]*
ああ、ここからか。
[字が小さい。でも矢印は親切だ。女性は細やかなところにも目がきくな、とディタに感心する]
それ、変わった色のソースだねえ。
この土地の食品は、なんだか彩がいいものばっかりだわ。
[青色のソースを見て、ひとり納得したように頷いた]
[目を閉じて考える。
解放軍は決して、優勢とはいえない。
いや、これはヘレスもディタも自覚しているだろう。
今は、戦うだけが主要となり、
お互いにその戦力を削ることが道と成り果ててはいないか。
だが、それをまた今の現実なのだ。
今は、流れに身を任すしかないだろう。
また、己の目的は、その彼らとはまた違うところにあることも、改めて自覚する。
それが他者からどんなに否定されようとも、また、それが存在意義であること。]
[今は考えないように、と思いながら、しばし休息する。*]
この蓋には、白いキューブに茶色い液体をかけた様子が図示されてるけど……この青いのでもいいのかしら。
[おそるおそる「冷奴ブルーハワイ仕立て」を口に運ぶ]
!?甘い?
あら、それがお勧めなの?ありがとう。
[>>101ノチェロが並べた瓶も手に取ってみた。
少し垂らしてみた中身は、赤い。これでほどよい色になるのではないか。
>103サファイアの言葉に視線を上げた]
本当、綺麗な色ね。
原始的だけれど、侮れない文化を持っているわ。
[自分も習って開けてみる]
……。
[ぐちゃっとなった。
なんか途中でフィルムが切れたし]
……まあいいか。
へえ、青は甘いのか。
そっちはなにいろ?
[>>105ノチェロが置いた瓶、ディタの持っているそれを頂戴、と手を出してみる]
[>>102サンシアが思いがけないことを言い出すのへ、目を瞠る]
「姫騎士」がたくさん……?
[自分がその立場にあって何だが、身分の高い女性が大勢戦いに出なければならないという状況が、ちょっと想像できない。
「ころせ」は「殺せ」なのだろう。生きて虜囚の辱めを受けず、という気構えはわかるが]
戦場に立つ以上、勝ち負けがあるのは仕方ないけれど。
「よく負ける」のなら、戦い方か、戦いに出ること自体を考え直すべきだわ。
姫ともなれば、そう簡単に殺してなどもらえない。
[自分の言葉が刺さったように、眉を顰めた]
>>94
[つーんとしたが、
結果、ノチェロからはばしばし叩かれた。
じろっと睨む。]
笑う?
そうだな。
きっと、己の目的を果たした時は笑うだろう。
[お姫様も喜ぶ、には、またノチェロの顔をじっとみる。]
そういうものなのか?
[純粋な問いを投げかけつつ、絡んでくるさまには、やっぱり最終的にはウザいと訴えただろう。もちろん、笑われて終わってしまうわけだが。*]
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