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わかってきたこと…
シードルさんは、意外にも…敷かれてしまうかもしれない。
世の男性はすべからく、自身のお姫様には
弱いという事ですね。ふふ。
[自分も世の男性なのだが、そこは棚に置いて分析。]
私は見ていません。
何も、見ていませんからご安心くださいー。
[そんな事を呟きながら、あからさまに見ていない振りを貫いたのだった。**]
[>>105ぽす、と小さな手が己の軍服の胸を叩く。
帝国軍のマークと、簡易勲章の並ぶ、そこ。
その手を受け取る前に、少女はあれよあれよと泣き崩れて、座り込んでしまった]
…………、え、と。
[面食らった表情は、困惑を経て。
それでも廊下に響き渡る泣き声に、これはなんとかしなければならないという頭はなんとか働いて]
ほら、ちょっと、レディちゃん。捕まって。立てる?
[泣き喚く彼女の肩を掴んで立たせると、部屋の、さっきまで自分が座っていた椅子に座らせた]
ほら、座って。はなかんで。ふは。可愛い顔が台無しじゃない。
[大丈夫だ、おしぼりはいくらでも常備してある。
それで彼女の顔を拭きながら、ようやくなにか、勘違いがあることに気づいた。
が]
レディちゃん。
[椅子に座らせた少女の顔がよく見える高さに、屈んでみる]
俺ね、今、ちょっとだけ嬉しいなって思ってる。
[聞き返されても二度は言わない。
そうだ、勘違いなんてどうでもいい。
自分が感じたことだけ、それだけは絶対に正しいことなのだから*]
[わ ら わ れ た。
己が、ノチェロに。笑うことがあっても、まさか笑われることがあるなんて夢にも思っていなかった。あのノチェロに。ノチェロに!(大事なことなので二回言いました)]
何がおかしいのか理解不能だわ。
[ノチェロが笑うのに比例して、こちらはめらめらと怒りがこみ上げてくる]
誤解ですって?
[脳内では既に上への報告の草案がまとまりつつあった。
何か言い残したことがあるなら言ってみろ、という気持ちだったのだが]
……は?
[なんということでしょう。それは壮大な誤解でした。
しかし、ヒントまでやったというのに、胸に手を当てさせてもこちらの意図は伝わっていなかったらしい。溜息しか出てこない]
[つまり、あのデスソースとやらは劇物ではなく、「死の」と銘打たれているのは比喩表現であり、あのようないたずらは日常的なものではない、と。
そう聞いて、ほっと胸を撫で下ろしたが]
でも、「死の」と銘打たれたものを、害はないとは言え使うなんて、いたずらにしてもやりすぎだわ。
しかも、それで悶え苦しむ姫様を笑うだなんて、限度を超えて無礼にも程があります!
[国家反逆罪は免れても、説教は免れませんでした。
くどくどくどくど、お説教は4(6)時間に及び]
それに、命令無視で飛び回るのも、ほどほどになさい。
あなたの上官の健康に、著しい悪影響を与えているわ。
また、「あんなこと」になったら……。
[目を細めて、くすりと笑った]
まあ、私は囮として利用させてもらうけれどね。
でも安心なさい、死なない程度にしておいてあげるわ。
[あなたは殿下にとって大事な友人のようだし、ね。
そんな言葉で締めくくられた*]
[>>110 帝国軍のマークを勢いとはいえ殴るなんて、見る人が見れば不敬の行為だ。
だが、そんなことを気にしている余裕は無いのだ。
なぜならカリーナが真に忠誠を誓う相手は、帝国軍ではなくて]
さ、さ、さふぁいあ、さま……
ひっく、ひ、ひ、み、みすてな……
[肩をつかまれて、立てるかと言われれば、よろよろとサファイアの腕につかまり、もといしがみつき、震える足で誘導されるまま椅子へと座る。
椅子にほんのりと宿っていたぬくもりは、きっとサファイアのものだ。
それがなんだか、胸にじんとしみた。]
[>>111 ふは、とサファイアは、常の笑うような吐息をこぼす。
——なにがおかしいもんか!こちとら一大事である!
カリーナはやっぱり必死におしぼりを受け取って、ぶー!と鼻をかみ、目をごしごしとこすった。]
……う、……はい……
[レディちゃんと呼ばれ、しおしおと返事をする。
サファイアの続きの言葉はさっぱり分からず、まだ少し混乱の残る頭に疑問符が浮かぶ。*]
うれしい……?
どうして、ですか……?
[>>115どうしてか。
その問をはぐらかす気持ちもなくはないが]
さあ、どうしてだろうね。
[半分は、自分にもよくわからない。
だから素直にそう言って、笑みを浮かべたまま肩をすくめる。
問われたら問われるだけ、笑って、かわして。そんなつもりの、言葉]
あのね、君にひとつ。話しておきたいことがある。
[笑ったついでに息をついで、そのついでみたいな口調で。
たぶん、あのアパートに転送されて、解放軍と顔を合わせた瞬間から、思っていたのだ。今よりももう一歩、危険な橋を渡ってみようと。
だから、かもしれない。
彼女に自由を望んだのは]
俺は、これから軍を掌握するよ。
……手伝ってくれる? カリーナ。
[ゆるりと微笑む、眼差しだけは真摯に彼女を見た*]
さふぁいあ様、それ、ずるいです……。
答えになってないじゃないですかあ……。
[>>116 とらえにくい彼の言葉に、しかし、いじわるでの言い回しには感じなかった。
だから「うれしかった」を、そのまま素直に受け止めようと思えた。
でも少しだけむっとして、彼を半目でじいと見て。
すぐにふきだしてしまった、なんだかカリーナまでうれしくなってしまって。]
[>>117 両者のひそやかな笑い声が少し落ち着いてから、サファイアは軽く話し始める。
ほんとに何気ないような——ちょっと修復材買ってきてとあのアパートでレディに頼んだ時のような、言い方。]
はい。
[「軍を掌握する」、それを実現させるには、今まで以上に苦しい道を歩くことになるだろう。
解放軍と戦うよりも、よほど大変なことかもしれない。
だが、カリーナは迷わない。サファイアの願いはカリーナの願いなのだから。]
もちろんです、サファイア様。
[サファイアの瞳の奥ににじむ決意の光に、本名を呼んでもらえた幸福な少女は、心からの満面の笑みを浮かべた。]
[そうしてカリーナはうきうきとサファイアの右手をとると、自身の右手の親指を近づけた。]
であれば、幸福は二人でわけあいっこしましょう……
……あら?
[ふと気づくのは、彼の左手の親指の、何か不思議なぷらぷらだ。]
ゴミがついてますよ、サファイア様。
えい。
[その変なものをとって差し上げようと、カリーナは思い切りそのゴミをつかんで、*ぐいーとひっぱった。*]
【おやゆびのうた(2番)】(童謡)
わたしのおやゆび あなたのおやゆび
こううんいっぱい くっついた
こうふくいっぱい くっついた
[>>119軍を掌握する。
一参謀ではない立場へ。
この先に見る未来に邪魔になるものが取り払える地位につく。
見えてしまった平和を、自分も望んでしまったから。
そのためにできる手は、全て打とう]
じゃあ、俺の命は、任せたから。
君の命は、俺が守るよ。
[もちろん、と答える声を聴いて、笑みを見て、こちらも笑みを深める。ピンク色の頭を、撫でて]
[親指と親指がくっついたら、いいものが相手に分け与えられるといった。あの時の少女が言ったことは、多分本当だろう。
自分がこうして生きていることも、こうして彼女の前にいることも。
右手を取られながら、ふと、昔のことを思い出したりしていると、親指に張り付いている金属板がゆらりと揺れた、自己主張]
……あ、それね。あのアパートの扉を直そうと思って。
君が買って来てく痛だだだだだ!
[びーんと引っ張られる。
どうやら一筋縄では取れないらしい、さすが強力瞬間接着剤]
ちょっとまって、無理に引っ張らない!
あの抜けそうな歯とかそういうんじゃないから!
[たぶんこのあとはさんざ蝶番と格闘して、指を合わせるのは、もう少し先の話**]
[とある惑星の、とある島国。
原住民によって「地球」と呼ばれる小さな星の、「日本」と呼ばれる小さな島国。
片田舎の農地の中に、小さな集合住宅が建っている]
悪いわねえ、ソメジさん。
[ドアの補修をする年老いた男に、集合住宅の管理人たる老婦人は茶を運ぶ]
ガイジンさんたち、もう帰っちゃったわ。
……ううん、お金は大丈夫よ。
家賃は一ヶ月分貰ってるし、敷金もあるし。
ただ、あの大勢がいっぺんにいなくなっちゃうと、寂しいわねえ。
……え?いやだ、アパートはやめないわよ。
生き甲斐だもの。
そのうちまた、ああいう面白い人たちがくるかも知れないじゃない。
ちょっと騒がしいけど、いい人たちだったわよ。
ドーナツとか、プリン……熊のお肉まで持ってきてくれたの。
あら、俳優さんたちだったの?そう。
じゃあ、第二弾とか、「すぴんおふ」の撮影にきてくれるといいわねえ。
[老婦人は願う。
このアパートで生まれた絆が、幻ではないように。
繋がりを祈る者たちがいつか道を開くこと、まだ知らずにいるけれど**]
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