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[>>270、謝られるとちょっと申し訳ない。
お子様味覚は、添加物に過敏な体質なほうに多目にかかっていたのだが、美味くないことはお見通しみたいだった。
不味くないのに美味くない。軍用レーションとは違う方向性のまずさを受け付けない自分が情けなくて、それを喜んで食べている人がいるのにと複雑な思いをしていた]
あ、うん、じゃ、ジュースだけもらってくっす。
[先ほどのもやし炒めでお腹が膨れたし、きりがいいからと自分の部屋に戻る事にした]
>>271
食べない時は3(6)日、茶とシリアルで過ごしたことがあるから大丈夫っすよ。
埃を立てるのも、…そうっすね。
ON(掃除)とOFF(休息)は切り替えるっす。
[気遣いに感謝して、105室の部屋の鍵を手に割り当てられた部屋へ向かった。
戸口の空け方は皆の数々の失敗からなんとなく理解できていた]**
>>274
[焼酎は750mlを6本買ってきた、筈だ。しかし、その大半が空きつつある。そりゃ最初に1本開けてるひとには叶いませんわー。]
一応、どころか、正真正銘、これ以上ない程の御曹司だよ。
[彼の出自を詳しく聴いた事はない。ただ、士官学校への入学経緯で察する事はあるだろう。それでも、この言いようが嫌味として聞こえないだろう、受け取られないだろうことは十全の承知だ。]
年上もなにも、軍属で年齢なんて関係ないだろう?実力がすべて、だよ…!
[ぐりぐりされる頭を、マウンティング返しの如く、ぐりぐりぐりと更に相手の上手から押し遣ろうとし。完全に酔っている。]
[賑わいの中、ピンクの髪は>>262手際よく、まとめ上げられていく。
会話が成されながら、結びあげられていく]
うん。いいね。
[ポニーテール。機能美と愛らしさを備えた髪型の完成に、口元に笑みを乗せて頷いた]
――。
きつくない?
[ふわり、と、聞く。
レディと、グノの、二人へと]
飴3つ貰った…?ってことは2100ptくらいか。
ほんとよく喋るな。
喋り方がまどろっこしいっていうのもあるんだよなー。うーむ。
[女の考える「精一杯可愛らしく、かつまとまっている髪型」はどうやらレディのお気に召したらしい>>269。
ほっと胸を撫で下ろすと、飛びつかれてうろたえた]
いや、そんな、感激してもらうほどの、ことは……。
[思わず助けを求めるようにサファイア>>279の方を見てしまう。
しかし、例え演技だとしても、レディがいつもの調子を取り戻し、元気に見えたことに、少し安心してもいた。
演技だとしても、だ。少なくとも、取り繕える程度には、回復したということなのだから]
きつい?
[サファイアの言葉を反芻し、レディに向かって首を傾げる]
少しきつくしすぎたかしら。
[いつもぎっちぎちにひっつめているので、ついその癖が出てしまったかもしれない。
その問いが、己にも掛けられていること、そして、もしかしたら髪型以上の意味があるかもしれないことには、気づいていない]
……うん。そうだよねえ。
[>>268指摘され、ノチェロを示されると、しみじみとため息が漏れた。また、思わぬ拾いモノ、という言葉にも、しみじみと同じ事を思うのだ。
ライフという男は、皇族であり、確かに少し、柔軟すぎるというか純粋すぎるというか、そう言う面はあるけれど。
良いモノを見抜く目を持っている。
それを認めることができる懐も。
だから、と期待してしまう。
そうして、許されるまま距離を縮めてしまったのかもしれない]
[>>280返ってきた言葉に、ゆるりと笑う]
いや、単なる、オトコノコの疑問だと思って。
[レディに向かって首を傾げるグノに、自分の髪の毛を後ろで束ねる真似をする].
うん。綺麗だよ。二人とも。
[ばっちり、とOKのハンドサインを送っておいた]
3日。
[>>277ファルコンの言葉に、瞬きをひとつ]
君の食生活が他人に思えなくなってきた……
[ぱふ、と顔を覆う。
でも食べているらしい。なんか安心した。
ONとOFFの意味がなんか違う気がしたが、酔ったせいかもしれないなと思いこむ]
じゃ、明日の朝、かな。作戦は。
[休息に行くファルコンを見送ってから、自分も立ち上がる]
―夜更け―
[サファイアの返事>>283に、ああ、女性の髪形が良くわからないために生じた素朴な疑問だったのかと納得する。レディが大丈夫そうなら、ほっと息を吐いた。何しろ、他人の髪などいじったのは初めてだった。
二人とも、という褒め言葉は、社交辞令と受け取って、淡々とありがとうと返した。サファイアはライフとは少し違うベクトルで、同じように人たらしだと思っている。レディがあれほど心酔しているのが何よりの証拠だとも。
そして、食事のような、酒宴のようなものが終わった後、女はふらりと102号室を後にした]
少し、酔ったかしらね。
[そんな言葉が口をついて出たが、己がまるで酔ってなどいないことを、女はよく知っている。
206号室には戻らず、そのまま建物の外へ。
小さな集合住宅とやらの全体像を見渡せるところまで来て足を止めた]
どうして、こんなことが起こったのかしら。
[口をついて出るのは、わかるはずもない疑問。
とんだ災難に巻き込まれたと思った。右も左もわからず戸惑った。解放軍と一緒にこんなことになるなんて、なんてことだと思った。
けれど、楽しかった。女はそのことを胸のうちで認めた]
ああ、私、もう過去形で考えているのね。
[そのことに気づき、小さく笑う。楽しかった、と。それが過去形なのは、いよいよ帰還の気配を感じているから]
次に会う時は、戦場。
そして、倒すべき敵。
[己に言い聞かせるように呟く。戦場に私情は禁物だ。艦を預かる者として、そこを間違えてはいけない。惜しまなければならないのは、艦と、部下たちの命だ]
けれど、楽しかったわ。
全く、厄介なことね。
[苦笑を漏らした時、くらりと眩暈がして。
次の瞬間、女の姿は消えた**]
[立ち上がれば、子守歌を歌うと言ってくれたレディもついてきてくれた。>>256
見る人が見れば職権乱用であるが、いまはたぶんほどほどに全員酔いつぶれているだろうし、見られたところで今更でもある。
飲み勝負を繰り広げている二人に挨拶して、102号室を出た]
照明照明。まあいいか。
[自室に戻って、無事に扉を開閉すると、部屋中央の長いひもの横を通り過ぎるて、レディと一緒に窓際に座る。横にならないと疲れがとれないとか言われもしたろうか。であれば苦笑してごまかすしかない]
歌ってくれる?
[あの歌、と口にしそうになって、やめた]
[流れ出すメロディは、とても優しい子守歌で。
いつまでも聞いていたくて、やっぱり自分は、きっと眠らないだろうな、と思う。
歌声にあわせて揺れる髪。
先ほどはつい、きつくないのかと聞いてしまった。
グノは気づかずいてくれたらしい、
彼女たちの髪を縛ったモノが、不意に己に重なって見えたこと]
[ほどいて良いよ。
とは、けれど口が裂けても言えない言葉。
地位ある己が利己のために縛ったのだから、そんな身勝手は、なにより自分が許せない]
せめて、君に幸運を返せるといいんだけど。
[歌がとぎれとぎれになる。
返事が返らないのが、疲労から来る眠気なのかあるいはすぐ知ることになる転送のせいなのか、他の理由か、そのときは分からなかった。
ただそっと、己の親指を、彼女の親指に押し当てた**]
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