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……あったかい。
[長めのマフラーにして良かったかな。
少し周りの視線は気になったが、今日はクリスマスイブ。
皆、魔法をかけられたかのように気にしないでくれたらいいな、なんて。
そっとそっと、身体を寄せた]
>>168>>169
[光を溢れさせるツリーから、千秋へと視線を移して]
千秋はさ、無愛想の意味を辞書でひいたほうがいいと思うよ?
前から思ってたんだけど。
というか、他のみんなも言ってた。
[くすりと笑う。
心の中に大きな愛を持っているのに。
それをうまく表現することや、他人にも愛を求めることが苦手だったのではないか。
自分の心を抑えつけることが得意だった人。
それでもあんなに人に優しかった、不器用な人。
でも今はそれだけじゃない。
愛をちゃんと求めてくれている、そう感じられる。
やっぱり千秋には、薄紅色の石が似合う]
……あ、
私、だめだ、……千秋の前では泣き虫になるね…っ
[視界がぼやけ、光が滲む。
笑顔の増えた千秋と反対になってしまった]
それは私の台詞でもあるんだからっ
私だって一緒にいたい。
答えなんて、ひとつしか、ないよ。
[ガラス越しではない瞳が見たい。
そっとメガネに手を伸ばせば、それは叶うのだろうか。
熱い涙を拭うことも忘れて、
しあわせを、そのまま表情に浮かべた*]
返事がしたくて耐え切れず外で突っ立って書いていたら。
とても久方さんがリアルタイムで吹いた。
そして感動した。
って蘭も東大…!
さすがすぎるよ……!
最近神楼学園が優秀すぎてやばいですね。
くっそー
くっそー
もし音源無かったら、そこの隅っこにあるカラオケセットで歌ってやろうって思ったのに
あんなギリギリで見つかるとはなー……
オレの80点の美声がラジオから流れたらあいつにぜってーウケるのに
オレついてねー
[冗談ではなく、どうやら本気で悔しいらしい。
音源あって良かったね。]
キー高くてオレにゃ無理だ?
けっこう練習したんだぜオレ?
ま、それでもダメならそのときは親父さんにも歌ってもらったかな?
あ、親父さんってこういうの意外といけるクチっす?
[蘭を呼べば完全に身内だけだが、ここでパパンを巻き込もうとするのが彼の真骨頂か。]
んじゃ、ちょっとスタッフさんに怒られて来るわ
慣れてるから大丈夫
オレ、ガッコじゃいつもこうなんすよ
[公開生放送が終われば、そう告げて席を立って行った。]
……沙絵。
[胸の中で鳴り響く鐘は速く
流れ落ちる清らかな雫を拭う指腹、
覗きこむは夜でも柔らかく照らす太陽の瞳
其れと同時か、取り払われた眼鏡は彼女の手の中に
笑みを零して、抱きしめて
唇重ねた、その時だった]
…ほんとはお前の事、拓也や大吉みたいに逍って呼びたい。
機会を逸してしまった、けれど。
大切な友達なんだから。祝いたいのに。
いっつもお前、先回りばっかりだ
[呟きつつ、そのリクエスト曲を聞けば――
お前、おまえまさか今の状況見てた!?エスパー!?
そのタイミングの良さに思わず、沙絵の肩に顔を埋めて
ぷしゅうっとなっていたのでした]
いやあ〜絞られた絞られた
やっぱ社会の壁はセンセ方みたいに優しくないぜ
いい経験になったよホント
……え? メシ終わり
うわー、オレ抜けてた
[どこが消耗したのか分からないぐらい楽しげに戻ってきた時にはバイキングの時間は終わっていた頃だろうか。
ただ必要以上に長くかかったのは、何かしらの談笑と交流があったのだろう。
胃袋の事情については読み落としがあったが]
[ロビーまで戻って来れば]
親父さんには今日はご迷惑おかけしました
実は……部屋取ってるんで、今夜はゆっくり泊まって行ってください
お招きいただいた礼みたいなものっす
蘭ちゃんも一緒にどーぞ
2人ぶんだし
[制服のポケットから取り出したのは、このホテルのルームキー。
もともとは不純な動機で取得したものだが、それはもう払拭されたらしい。
小遣いやらかき集めて投入したものだから、使ってくれないと損だ。**]
[新年のおみくじ、*11凶* ]
蘭ちゃん、例大祭のとき、オレが最初におみくじ引こうぜーって誘ったの憶えてる?
勝負しようぜ勝負ー
[そんな毎日。*]
/*
私たちのところだけ時間軸も進んでるみたい。
沙絵ちゃん&鍵谷くんペアが甘々でニヤつきが止まらない…
明けましておめでとうございます。
[此方は羽織に袴である。
参拝に行くと告げたらこれを来て行けと祖父に言われた。
実はあまり温かくないが道着で冬も稽古するので寒さには割りとなれている]
何か食べてきましたか?
参拝の後、どうしましょう。露天か、何処かに寄るか。
[ゆっくり人の流れに沿って歩きながら聞く。
コート新しいんですね、似合ってますと伝えるのも忘れなかった。
普段はなにかにつけてついてくる希美がいないと若干、緊張のような物がある気もする]
ですね。
[彼女が気分を害さなかったなら良かった、と思いつつ、いつしか拝殿の前まで到着していた。
お賽銭を入れて祈願するのは無病息災、合格祈願、そしてもう一つ]
[格式張った礼をしてから拝殿を後にすると、社務所でお守りでも買いましょうか?
と。
彼女に貰った物もあるけれど、せっかくだし何か一つくらいは。
破魔矢のお使いもあったりする]
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