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葦原や いきてかえりし 比良坂の
松に掛かりし 我が背の骸
練る時間がなくてひねりも何もないので、そっと埋めておく。
「葦原にある黄泉平坂を行って帰って生き返ったけれども、待ってくれていた私の夫は骸となって松の木に掛かっていた」くらいの意
迎え火の 提灯下げてるばあちゃんの
後ろにいるのは じいちゃんじゃない
これもまとまらなくて埋める類のなにか。
ばあちゃんが迎え火持って死んだじいちゃんをお迎えに行ったのだけれども、ついてきたのはじいちゃんじゃないなにかだったという話。
うまいことまとまらないもんだね。
[...は、真っ赤なジュースを飲んで、何故か酔っぱらってきた。]
しっかしよぉ〜!最近のデジタル進みすぎだよな。
なんでもケータイ!ケータイ!
その内、目の前に居てもケータイで話ししだすぜ。
それにパソコン。
なんでもかんでもパソコンに詰め込んで・・
パンクしたら世の中終わるぜ!もう死ぬしかないな。
[この集まりを知ったのは、近所のミーコという黒猫からである。]
[飼い主の人間が、「モノカキ」なる仕事なのだそうで、怪しげな話や恐ろしい話を夜な夜な作っているのだそうだ。]
「先生(飼い主の事)はね、時々短歌も書いているの」
[そういう飼い主の趣味故か、喫茶店での短歌の会があるというのを知ったらしい。]
「真ん丸ちゃん、行ってみる?」
[今後のミーコとの円滑な話の種になるかと、やってきたのであった。]
ああ、マスターならさっき、((れいのー))っぽい人物の後ろをのこのことついていくのを見たので、本日は*11凶*でしょう。
[適当なことを言いながら、いつものボックス席へ]
おや、濡れている・・・
─ 神社 ─
[街の片隅にある小さな神社には、狛犬ならぬ狛猫がいる。
お参りして、賽銭を投げた帰り道、また誰へともなく話し始めた。]
これも聞いた話なんだけどな。
こんな風に帰り道を急いでいる男がいたんだよ。
暑い夏の夕暮れで、地面からゆらゆらしたものが妙にたくさん立ち昇っているんだ。
陽炎にしては変な時間に出るなと思いながら見ていると、その陽炎がどんどん形を変えていく。
首無男に角の生えた犬。やたら首の長い女やら手足を生やして踊ってる椅子だとかな。
ともかく、尋常のものじゃない。
しかも、まずいことにそいつらがどうもこっちに気づいたらしいんだ。
恐ろしい連中に取り囲まれて方々から手が伸びて来て、もうだめだ、と思った時にだな。
にゃーん、とかいう声が聞こえて、周りの連中がぱっといなくなったんだ。
何だったんだと不思議に思いながら振り返ると、片目の潰れた猫が後ろに座ってじっと見つめていたんだとさ。
[振り返り、視線を落とす。
にゃあ、と聞こえた声の方へポケットから煮干しを取り出して置き、再び帰路につく。]
人から聞いた話。陽炎ゆらめく黄昏、神社の裏から続く森から片目の猫が後をついてきたそうな。
http://shindanmaker.com/470710
短歌にするよりも怪談にした方が楽なのは、推敲の手間がないからか。
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