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力強く語るアリスは
ある種狂気とすら言える力を込めた視線で皆を見る
果たしてアリスが語ったのは真実か妄想か
ただ言い切ってから食事を取り終え、
部屋に戻るまでアリスは
ここに来てから最高の笑顔を浮かべていた
何も役に立たなかったけど。
今度こそ役に立って見せる。
そう泣きそうな顔を必死に笑顔に変えて、
彼女は部屋に戻って行った**
[――なにもしなかったくせに。]
エスコート、すべき、ですね。
[一際大きな耳鳴りを振り払うように呟き。
差し出された手を取って、足首を痛めたらしいヤーニカが立ち上がりやすいようにと支える力を込める。
その手はいまだに震えていた。]
/*
デストロイヤーと化している気がしますが狩人です。
夜中に鉈を手にしていたり、お皿に過剰反応したり分かりにくくアピ。
まだ人狼騒動すら起こってませんからね。しっかりCOはそれから。
たぶん占い師とか霊能者とか一切守ってないよ!
― 夕方・食堂 ―
[普段部屋に居ることも多いアリスが皆の前で話すことにも驚いたが、それ以上にその内容に衝撃を受けた]
馬鹿な!私たちは皆…なぜ結社はそんな妄想を…
[思わず声を上げたが、そんな横槍にも構わずに話し続けるアリスは、どちらかと言うと「いないこと」を証明するつもりらしい]
この中に狼の居るわけがない。
誰かが狼だとしたら、その人は此処にいない筈、でしょう?
[自分を落ち着かせるかのように、ぼそりと呟いた。
昼食もパテにサラダにイチゴとしっかり摂っていたため、もとよりそこまで空腹ではなかったのだが、話を聞いた後はなおさら食べる気がせず、フォークとナイフを置いてしまった]*
……寡黙な男も良いけど、
少しはユーモアもあるとモテるわよ?
[真面目な答え>>72に、やっぱり冗談は通じなかったと
くすくすと笑いながらも掴んだ手を取り立ち上がる。]
何もしてなくないでしょ。
[手の震え>>73を止める様に更に力を込めて、
自身に言い聞かせる様な言葉に重ねる。]
生きてる。
それだけで、今はいいの。
[彼にそして自分に言い聞かせるように、
視線をマコトから外さず口にした。]
[手を繋いだまま、今度は女性達を探す事になる。]
クリスタかニイナかマイダいるかしら。
湿布してもらわないと。
足首と、お尻に。
[冗談が通じないと判っていても、また試したくなる。
どんな反応を見せるだろかと横目で見ながら
皿を拾って食堂へ向かう。
その場に女性陣がいれば、からかった通り、
足首と腰に湿布を貼ってもらっただろう。]
[少女が浮かべていた泣き笑いの表情>>#4を網膜に転がしながら、その勇気に感心したような声を出す]
あの子に占師の才があったとは。
あっさり名乗り出てくれたのは好都合だ、探す手間が省けた。
さてニイナ、一緒に居るにはどうやらあの子が邪魔らしい。
何をすればいいか、わかるね?
[まだ吊るされるつもりは無い。
ニイナが無理だと言えば、己が喰らうつもりでいる。
これはあくまで余興だ。
少女の健気な明るさに甘え、その壊れそうな心に気づきもしなかった彼らが、一時でも黒幕を見誤り、疑念に苛まれることがあればこの上なく愉快だ]
彼女を殺さなければ、ぼくが彼女に殺されるだけだ。
[そう付け加えるのも忘れなかったが、彼女の返事は、さて]
今日は静かにしとこうかね。
[食堂では少し遅めの昼食が待っていたか。]
もしかしてあたし午前中は寝て過ごしたって奴かい?
[これは体動かさないと、とお腹周りを掴みながら
それでもニイナやクリスタの食事は美味しいと
パクパクと口に入れる。]
あの子もこんなオムレツ得意だったなぁ。
[匿った娘。
山の酒場のせいで、魚料理は希少だった。
それでもこの味付けに何処か似た様なものを感じたのは
歳が似ているせいだろうと思っていた。]
クリスタ。
今度茸でオムレツ作っておくれよ?
[酒場や宿で好評だった茸料理を思い出し、
自分では無く彼女に調理してもらいたいと
食堂にいなくても、彼女を見掛けた時に声を掛ける。]
今日は大人しくしてるから、繕い物があったら言っとくれ。
[天気が良くても今日はこの足では外には出られない。
静かに過ごそうとカーテンや他の縫物をしながら
その日は過ごし、明日も同じように過ごす、はずだった*]
― 食堂 ―
…………。
……本日の昼食は鶏のパテと葉野菜のサラダ、タラのオムレツになります。
[マコトとヤーニカ。
二人が手を繋いだまま>>76現れたならその手を一瞬ちらりと見て、それから、昼食の内容とデザートの事>>64を告げた。
無表情で、語調こそ柔らかいものの素っ気ないのか淡々としているのかぼうっとしているだけなのか判らないようないつも通りの態度。
そう、いつも通り。]
湿布、ですか。
わかりました。
……一度別の場所へ移ってから貼りましょうか。
[足首はともかく、人の集まる場所で腰を晒すものではないだろう。
棚から薬箱を出すと、食堂を出てどこかの部屋で貼ろうとヤーニカへ促した。
ここでいいと言われたなら、他者へ見えないよう自分が影になりながら貼っただろうけれど。]
[生きている。
手を汚す事も、庇う事も、―――事もせずに、生きている。]
……火が見たい。
[ぽつり、と聞こえるか聞こえないかというくらいの声で呟く。]
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