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女の子が生まれたら
あんたみたいに可愛い子になるといいねぇ。
[姿を変えた彼女の姿に目を細めお腹を撫でた事を
昨日のように覚えている。
お腹は変わらず膨らみはしていないけれど。]
あの子は元気かねぇ。
[どんよりとしたこの雲の下、行く宛てを無くして
立ち尽くしていないか、それだけが心配だった*]
パラリッ──古ぼけた本がまた風も無いのに静かに開いた。
「アリスはwikiに書いてある以外の設定は敢えてしておりません。
皆様と共に生きるキャラですので、設定を逸脱しない限り
自由に命を与えてやってください。
ただし口調の統一などが難しいので台詞は作らないで下さい。」
今度は音も無く本は眠る様に閉じた。
− 食堂の外から −
[ここに来た時は身1つだった。
心だってもう無いと思ったのに。
同じ人狼騒動の生き残りと言う人達と出会い、
見知った牧師やまだ若い少女たちの姿に奮い立つ自分も
確かに何処かにいた。]
美味しそうだねぇ。
他の人が作ったものを食べられるなんて悪くないね。
[窓を叩いた事に気付いてくれたニイナ>>72
差し出されたシチューの皿に、
お腹をぽんぽんと叩いてから親指を立てた。]
今日も美味しそうだ。
すぐ行くよ。
[腹が減っては掃除もする気が起きない。
いつまでこんな何事もない生活が続くのか判らないけれど、
出来ればこのまま、と急ぐ雲を見上げて
屋内へと駆けて戻る。]
ニイナ。
あたしの分、勿論残ってるでしょ?
[バケツを指定の位置へ戻すと足早に食堂へ。
令嬢や修道女のようなお淑やかさとは縁遠い。
年上の自分が元気じゃなきゃ、誰が元気を見せるのだと、
重い髪を後ろへ靡かせながら、早速食事の心配を。]
― 貧民街の医師は語る ―
[あれは今から半年くらい前か。いや、もう少し最近だったか。
とある大きな館の主が死んだ。
その体躯ははらわたが無残に裂かれていた。
私に遺体を見せた自警団は「人狼に襲われ食い荒らされたのだ」等とのたまっていたが、あれは違う。
人の手で、刃物で裂かれたものだ。それも、別の要因……頭部の打撲で死んだ後に。
けれどそんなことを公表すれば私は自警団に殺されるだろう。
私にも養っていかねばならない家族がいる。だから言ったさ。「この傷は間違いなく獣……人狼にやられたものだ」とね。
そのために、シャリーという若い娘が人狼として追われる身となってしまった。
聞けば幼くして親に売られて、あそこで働く事になったそうじゃないか。そのうえ人狼の容疑まで……
家族の為だから後悔はしていないが、可哀想なことをしたとは思っているよ。
まだ捕まっていないそうだが、今も無事だろうか――
――あの、娼館で働いていた娘は**]
/*
うわああああ、ほんとにすみません。
これだと参加がおそらく無理なので…………
楽しみに!していたのですが!
申し訳ない!です!!
/*
レーナの設定もいろいろ練っていたのですが……
設定的に全く善人でないので肩書きに笑ってたところもありました
ではありがとうございました。
善人 レーナ が村を出て行きました。
― 食堂 ―
[小さく返された声>>123に、手を組んだままびくり、とした。
少なくとも何かやらかしたわけではないらしいが……
彼女の沈黙は、恐怖か反感か諦念か不審か絶望か。
あの恨みの籠った少女の目>>90が思い出され、ため息を重ねた。
せめて、彼女たちが信じ、支え合う誰かを見つけられると良い。
自身が望む、自身のありたいと願う姿を忘れないように]
あの、私も人間なんですけど……
[こればっかりは相手に聞こえないようにと、最大の注意を払って口の中でもごもごとつぶやいた。
自分が悪いと分ってはいても、やっぱりちょっと悲しい。
内心忸怩たるものを抱えながら、表情だけは穏やかにパンをシチューに浸しては黙々と口に運んだ]*
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