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よいしょっと
[雑巾を絞った木桶を下げて立ち上がった。窓は開けたままで良い。
台所の方からいい匂い>>12が漂い始めている。
村を救った目つきの悪い結社員に言われ、数日前にここを訪れた時はただ、くすんだ家の亡骸だけがあった。
それが今はこうやって食べ物の匂いがし、どこかで空気が揺れ、挨拶を交わす声が響いて、寄せ集めの傷付いた宿り人と共に、家は再び家としての命を宿そうとしている。
これから、この場所で生きていく。
祈り、悼み、苦しみながらもゆっくりと前へ進んでいく。
それが人だから。
良い匂いがする所為か、急に空腹を感じた。
あの子はもうちゃんと食べただろうか。
ふと、未だ取れない包帯が痛ましい少女が気にかかる。
けれどまずは、この桶と雑巾を片付けてこよう。
廊下を裏手へ向かいつつ、柔らかくなった床板を踏み抜いて勢いぶちまけた汚水に呆然とするのはもう少し後のこと]*
/*
ランス-ニイナ
キリク-マイダ
で繋がりができそうかな。
どなたかと縁故できたら嬉しいけど、別にぼっちでも構わん(キリリ
/*
牧師ということは修道女との直接的な関わりはないんだよな
ただこいつは偽修道女なので、そのへんの知識には疎くて、牧師を聖職者と混同して敬遠はしていそう
/*
引っ込みがつかなくなったエセ牧師にしようかな?とは思いつつ、現状は設定が空っぽ。どう育っていくか楽しみだー
シリーズ第2弾の村に入るのも初めてで、前の方々とお会いできると思うと懐かしくてわくわく。
そして jamate さんというお方はどちら様でしょうか!他村で同村したことないし、ログ読みでお見かけしたこともないのでとっても楽しみなんですよ!
中身透け?うん、もう私は手遅れな気がするなあ!
他PCの中身は全然わからないのにねチクショウメー
/*
Q.なんでよりによってシスター?
A.ほとぼりが冷めるまでは別の存在になっていたかったから。娼婦とは程遠い存在であるほどバレにくいと思ったため
Q.シスターになりきるとか難しくね?
A.とりあえず聖職者は父と子と聖霊の御名によりてアーメンとか言っておけばいいと思っている
[人狼騒動の間の事は覚えている。
弔った犠牲者や処刑者や生き残りの顔も名前も思い出せる。
悲痛な叫びを、怒声を、懇願を。
思い出せるのにそれはどこか遠くで起きていたように実感がない。
けれど自分は自分の役目を果たすだけだ。]
……そうだ、それでいい。
[男はその手についたモノを拭う様に両手をこすり合わせる。
そして、こんどはゆっくりとベッドから起き上がった。]
[日に一度は食事をするけれど、出来るだけ人の多い時間を避けていた。ぼんやりと夢想する友の姿が、紅く滲む気がしたから。
……掃除や洗濯をして、それから、資料室に籠ろう。
刃物を使う仕事を避けるうち、時間があけば騒動の記録の整理をするようになっていた。
一度滅びたという、結社の支部。
その一室の古びた書棚はこの数日で清められ、新たな資料が加えられていた。聴取した記録だろう。
専門用語や言い回しは田舎娘には難しいが、いずれ改めて学ぶことになるのかな、と思う。ひとごろし、ではなくて、結社と名を付けて貰えるならば、また爪牙にかかっても構わないから]
[一人欠け、二人欠け。
病身の父も、幼い妹も死んでいった。
最期の日、吠える友の頬を伝ったのは、血だったのか涙だったのか。
素朴な信仰は、娘の救いにはならなかった。
それでも、きっと家族は天国へ行ったから、傍に居てくれるのはあの子だけだと何処かで思っているのも事実で。
修道女の身なりの少女を避けるように、他愛ない呟きと共にその場を離れた]
彫師 ランスは、狩人 に希望を変更しました。
― 廊下 ―
あ、ええっと、マコトさん、でしたね。
ええすみません、お願いできますか。
[声をかけてきた青年>>26が手伝ってくれるというのなら、ありがたく申し出を受けよう。
ささくれ立った床板の穴から難儀して足を引き抜くと苦笑しつつ雑巾を差出し、自身もこぼれた水を拭い始めた]
いやあ、おはずかしい。
床板が緩んでるなあとは気づいていたのですが、ついうっかりしておりました。
まさか、マコトさんより先に私がハマる羽目になるとは、はは、一番乗りは頂きましたよ。
[ニコニコと笑みを浮かべながらそういったが、喧嘩を売るつもりはみじんもない。
ただ、この青年はどこか心ここに非ずといった様子に思える、という本心がポロリと出ただけだ]*
/*
ううう、縁故振りまくりたいけど、ホント下手なんだよ縁故振り…振って貰うのは拾いやすいのに、こっちから振ると全然拾えないし…
同村縁故振りたいが…同村以外の過去縁故も欲しい…しかし全く思いつかないぞうおおおい!
─ 廊下→資料室 ─
そうね。だからあなたは気をつけなくっちゃ……、
[向こうの物音>>23に、ふと呟きが途切れる。
そっと物陰からうかがえば、黒髪の男がキリクに声をかけているのが見えた。──名はマコト、だったはず。ぼうっとして覚え違ってなければ。
牧師の姿にきゅっと眉が寄る。
もの柔らかな彼を見ていると、複雑な気分になって耐えられなかった]
むし、しよう……。
そうしましょう。
[心持ち足元に気をつけてチマチマと、資料室の方へ。
虚空に向けてしーっと指を立てれば、まるで幼い頃の遊びみたいで可笑しくて、少しだけ今を忘れられた。
覚束なげな小さい軋みを残して、そそくさと踵を返した]
8人目、酒場の女主人 ヤーニカ がやってきました。
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