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私も、生きなきゃ……
……ありがとう。
その言葉は、とても嬉しい、けど……
…………
……私の昔の話を……
してもいいですか?
[できるだけ手短にすると付け加えて、問うてみた*]
/*
ヤーニカさん、頑張ってシャルロッテさんを説得して、生きる理由を作ってあげてください!
俺よりいい男はきっといっぱいいる筈!
[人狼は狼と呼ばれているが、狡猾で残酷だ。
キリクやランスの最後の姿を見れば何となくだが
人間達を嗤っているように思えた。
だからこうやって警戒を解くぎりぎりを待っているのだろうか。]
今すぐ……そうだね。
あたしも例え誰が狼でも……。
もう少しだけ……いたいと思う。
[出会って間も無くても、同じ痛みを知るかけがえの無い者。]
昔話?
あんたの話は初めてだね。
[迷った様な問いに、静かに頷いて話を促した*]
[促しに、瞑目してひとつ深呼吸した。
いいのだろうか、まだ迷いはあるけれど。
少し間を置いたのち、口を開いた。]
……私……
貧民街で生まれたんです。
7つで売られてからは……生きる為に何でもしました。
きっと……ここで暮らしていた女の人たちには、想像できないようなことを。
[レーナ。
アリス。
ニイナ。
マイダ。
ヤーニカ。
人狼騒動を経験していても。
その手でひとを殺す為の名を紙切れに綴っていても。
直接、だれかをその手にかけていたとしても。
それでも、自分にとって彼女達は、きれいだった。
眩しかった。
羨ましいと思うようになったのは、いつからだろう。]
生きる為だけに、生きてきたんです。
だから……
これからも、そうやって……
何をしてでも、生きていくつもりだった。
私が貧民街に居た頃の私だったら、
きっと、迷うことなく生きるって言えてた。
でも、貧民街を逃げ出してから……
知ってしまったんです。
……生きる為以外の、生きる目的を。
[自分の命より、だいじなものを。]
どうすればいいか、わからないんです……。
あのひとのくれた言葉が、
[貴女のくれた名前が、]
重くて、どうしようもなくて……。
生きなきゃ、って思うのに……。
[天井を見上げた。
視界を歪めるものが、零れおちてしまわないように*]
[途切れ途切れに修道女が昔を語り出す>>71
貧民街で売られた娘。
予想は付いても想像は付かない。
どれ程の目に会ったかなんて。
こんな事を語るのも、油断させる手口だろうか。
まだ疑っている。
昔の話を聞きながら心の内で自嘲した。]
綺麗事は言わないよ。
あたしとあんたは違うもの。
ううん。
本当の気持ちなんてきっと誰も判らない。
皆別の人間だからね。
今度はあたしの話だ。
[天井を見上げた修道女を見つめながら、ぽつりと語り出す。]
あたしは幸せに暮らしていたよ。
宿と酒場はそれなりに繁盛していた。
色んな客がいて、色んな人生を聞いた。
似た様で、どれも違う話ばかりだった。
半年前……あたしは身籠った。
旅の男だったけど、必ず戻って来ると言って、
戻ってくる前に子供も帰る場所も失くしたけど。
その子供を宿した時に、生きるって凄いって思ったんだよ。
誰の、どんな命でも大切に思えるようになった。
だからかね。
あんたが言ったみたいに、貧民街と言うか、
奴隷市場から逃げ出したような女の子を助けたんだ。
その娘は凄く薄汚れていて、ボロボロで
とても人間扱いされていたとは思えなかったね。
でもその娘も生きてたんだよ。
身だしなみを整えれば可愛らしくなって。
あたしは生まれてくる子が女の子なら、
こんな娘になればいいなって思ったんだ。
その娘は自分の事卑下してたけど、
あたしは本当に綺麗だな、って思ったんだけどね。
1人でも逃げて、生きて行こうとするなんて、
きらきらと生命力に輝いている様に見えたんだよ。
だからあの娘をステビアって呼んだんだ。
白く淡い儚げだけれど、生きる力を持った花の名前。
あたしの娘に付けるには可憐過ぎて止めたんだよ。
[長い長い話。下らない、本質は何かと訝しがられただろうか。]
あたしはその娘みたいな子が欲しかった。
でも生まれる前に消えてしまった。
でも、でもね。
その子があたしに……占いの力を遺してくれた。
あの子が無事に産まれてくるならあたしは死んでも良かった。
この力が、あの子の命なら……あたしには重すぎる。
……それでも……大切なんだ。
クリスタ。
どうしようもなく重いって思うのは……。
その言葉が大切だからだよ。
クリスタがクリスタである何より大事な言葉で、
あんたがそれを受け入れるのが怖いのか、
他に理由があるのか判らないけど。
受け入れられないから重いんだよ。
あんたが背負ってると思ってるから重いんだよ。
自分の心臓を重いなんて思った事あるかい?
ないだろ?
その言葉はあんたの心臓だ。
だから、受け入れな。
あたしは、この力と共に生きていく。
[まとまりの無い言葉。
だが言葉にすれば自分の胸の奥で脈打つものを感じる。
間違っているかどうかではなく、信じた言葉を
探した自分の言葉で、彼女に伝え、包帯が取り換えられた
肩を押さえて彼女を見つめた*]
やっぱり……
ヤーニカ様は強い、ですね……。
[>>78きっと何より大切にしていた赤子。
消えてしまっても、それでも遺された力と共に生きていく>>80と、そう強く告げる彼女。]
私は……
今すぐに、何が何でも生き抜く、とは言えないけど……
受け入れ方なんて、わからないけど……
……今日を生きることができたら、ちゃんと考えたい、です。
[そうして、生きると結論できたら、きっと。
あのときの娘は自分だ、と名乗れるだろうから。
まだ少し目は赤いけれど、視界を歪めるものの消えた顔を下ろして。
遠慮がちに、彼女を見つめ返した**]
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